日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

荼枳尼天尊 深川開運出世稲荷

どうも、ひのきですm(*_ _)m


今回はこちら、開運出世稲荷です
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気付かれましたでしょうか


鳥居はよく見掛ける朱色ではなく石造り、まぁこのタイプは時々ありますね


両側のお狐様は身体を正面へ向け顔は中央を見据えていますね


よく見ると鳥居を潜ると直ぐに大きな香炉があります


香炉の両脇には線香・蝋燭立てがあります


神額には荼枳尼天尊と書かれています
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そうです、こちらはお寺、深川不動堂の境内にあるお稲荷さんです


なので開運出世稲荷神社ではなく開運出世稲荷であり、宇迦之御魂神ではなく荼枳尼天が祀られています


鳥居を潜ってお稲荷さんにご挨拶というとパンパン!と二礼二拍手一礼をしたくなりますが、こちらでは礼と合掌でご挨拶することにします
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(二礼二拍手一礼がダメとは書いてありませんがお寺さんなので合掌かな、と)

荼枳尼天様のお稲荷さんでは大抵カタカナで真言が書かれていますのでそちらを読み上げるとよりお近くで願いを聞いて下さるそうです


開運出世太鼓がありますね、ぽんぽぽんっ!


こちらは強いご利益があると言われている成田山新勝寺の開運出世稲荷から分霊されているそうです

多くの人で賑わう境内においてこちらは静かで参拝する方もまばらなのは満ち溢れる威厳によるものでしょうか



さてここからは長い長い余談になります


まだまだ勉強の身でして諸説もあるでしょうから正確に説明する事も出来ませんのでだいぶザックリと書いてみます

日本には八百万の神天皇を祀る神道に大陸から伝来したヒンドゥー教や仏教などが入りつつ各地で信仰されて来ました

日本人の良いところ(だと思ってます)である"良いものは馴染みやすく変化させながら積極的に取り入れる"システムにより様々な神様が融合分離していきます

その為昔の神社仏閣は同じ敷地にあってどちらかの住職や神職が双方を纏めていたところもあったそうで、その名残として今でも同じ敷地内(一応区分けはある)や隣り合わせで寺社があったりお寺の境内に神道の祠が残っていることもあるんですね


神社巡りをしていると少々様式が異なるものがあったり神様の御名が様々だったりするのもこれが理由のひとつで、弁財天(仏教) = 市杵島姫命(神道) = サラスヴァティー(ヒンドゥー教) はその最も有名な例ではないかと思います

さて今回の主題、お稲荷さんと言えば(私の場合は)農耕の神 宇迦之御魂神を祀る神社なのですが、お寺におけるお稲荷さんといえば富と幸福を司る荼枳尼天を祀る御堂、そして勿論ヒンドゥー教の神様でもあり、その名はダーキニーです

ダーキニー = 荼枳尼天 ではあるのですが荼枳尼天稲荷大神 では無いのです

どちらも鳥居、朱色の幟、白狐が供えられているのでパッと見では分かりづらいですよね

うーーーん、奥が深い!!!


ここまで書いてしまったので別記事にしようと思っていたのですがこのままいってしまいましょう!!


ヒンドゥー教において血と殺戮を好む戦いの女神 カーリーの眷属であるダーキニーは敵を殺しその血肉を喰らう夜叉女とされており、とても財をもたらす神様とは思えません

インド仏教においても似たような感じだったのですが日本仏教の荼枳尼では閻魔天の眷属とされ、初期はやはり半裸の夜叉のように描かれていたのが徐々に変化し、白狐に跨る天女 "荼枳尼天"となりました

何故そうなったのかは知りません!(爆) 日本仏教に触れたことで善神となったそうなので、どちらかと言うと神道の稲荷神と習合していったからではないかと思います

ただし、ダーキニーとしてのイメージからか身命を掛けて願うことで大願を成す、大願を叶えると命が奪われる、約束を破ったり途中で信仰を辞めると荼枳尼天の怒りに触れる、といった考えが残ったようです

なるほど、天女のような美しい神の姿をしているが約束を破った途端に夜叉の姿となり…的な感じは想像出来ますね(映画みたいな)

そうか、"それ"が現代に伝わるお稲荷さんの怖い話に繋がっているんですね!

後に荼枳尼天は何人にも開かれた神様とされるようになったそうなのですが、そりゃ怖い話の印象はなかなか消えないですよね

神道のお稲荷さんである宇迦之御魂神(名前は他にも沢山あります)は農耕を司る神でその姿については天女で描かれる場合と男老人で描かれる場合(共に白狐を伴っていたり乗っている)に別れますが、どちらの場合も血なまぐさい話は伝わっていません

老人の姿の方は秦氏が祀った祖先がモデルでしょうか、全国的に見ても神道の稲荷がかなり多く祀られたのは怖さが無い事と暮らしに直結した農耕の神様だからでしょう


ネットを調べるとお稲荷さんにまつわる怖い話が沢山出てきますが、ポイントだけ抑えておけばどのパターンでも怖くないと思います

・稲荷神には 稲荷の後に (神)社 の字がある
荼枳尼天には真言がある
・どちらの神様であっても日頃の感謝とささやかな"見守り"をお願いするのは怖くない
・どちらの神様に対しても欲張りな"願い"や気軽な"契約"をしない

例えどんなに優しく素晴らしい神様であったとしても、無理難題な願いをされたり強欲を晒して来られたらイラッとしますよね( ˘ •ω• ˘ )

いや、神様だからそんなに心狭くないか、ただスルーされる程度かもしれませんね(。-_-。)b


契約的祈願をする事に関しては、反対です

作法等としての約束事や修行の類まで否定するわけではありませんのであしからず


物事は何かの引き換えで得るものではありません(努力の結果は引き換えではなく積み重ね)

下手に契約話なんて持ち出したら、こっそり願いを聞いていた神様ではない"何者か"がすり変わって契約を受けてしまうかもしれませんよね...なんて事はまぁ無いかもしれませんが、神様に対しても失礼ですよね


〇〇を捧げるから、〇〇を断つから願いを叶えてください!!! よりも ~を叶えたいから〇〇を頑張ります、見守って下さい!!! の方が達成した時に気持ち良いですよね~

そもそも、これをやってあげればこれで返してくれるはずだという下心的動機で何かをするのって全然気持ち良くないです(´・д・`)


物を買うのはお金、何かをするには時間と引き換えだから対価が存在するじゃないかー、などと屁理屈を言う人には残念賞を差し上げます(´・ω・)つ[賞状]

日本橋の小さな杜 八大龍王社


どうも!ひのきですm(*_ _)m


昨日は辰の日ということもあって八大龍王宮の記事を書かせていただきました

不勉強な上に"その時"が来る迄は積極的な学びをしない、とへその曲がっている私はこれに至るまで調べることなく過ごしてきました

そして今、紐解く時がやって来たのです!(大袈裟)


ということで今回はこちら! 八大龍王
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ここは日本橋、路地を入ったところにポツンとあって普段の生活ではなかなか気付きづらい場所にあるのですが、いつものGoogleマップで広範囲を「龍神」と検索した時に出て来たのです


そうです、これぞ漠然としたまま放置してきた問題! 八大龍王ってそもそもどんな龍神様なの?

こちらでその答えが分かるでしょうか


こちらがご由緒です
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………っと、待って待って待って待って

御祭神ではなく御祭祀が四海海神、八大龍王神、隅田川龍王の三柱!?

八大龍王の謎を解こうとしたのに新たな龍王様が増えてしまったではないか………(´◉ᾥ◉`)


落ち着こう


まず、御祭祀←

御祭神ではなく、そして神社でもなく八大龍王社とされていることからもやや様子が異な………!? 読み進めれば末尾に、そしてよく見れば横の看板にも 宗教法人 大星教会 とあるではないか!!!


新規情報量過多!!!(汗)


ひとまず龍王様と向き合おう


石柱にお経?が彫られてるし改めて見ればそもそも鳥居も無かったよ! そして立て札がありますね
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こちらが立て札と手水舎………というかシンク
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待ってっ!!!!! さらに神様が増えた!


長くなるので後述っ!!!まず挨拶!!!←逃げた


境内は狭く、正面と左手にお社があります
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左手のお社には………あはっ、さらに神様増えました…ってこちらは神社系!?f:id:hinoki_kaonashi:20210425182113j:plain

そしてこれはボウル!?!?
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その理由はシンク………手水舎に書かれていました、まず線香一本とお水を供えよ、と………ハッ! 社に置かれているボウルとワンカップの中身はお水か! そしてご丁寧ににもシンクの脇に置かれた食器ケースにワンカップの空コップがいくつか用意されていました! 有難い!!!

けど流石にお線香は無さそうです


改めてお社を見ると不思議な造りです、手前にお線香立てがあるのですが、しゃがんでからさらに屈むとその奥にとっても分かりづらいお賽銭箱があるのです←よく見つけたな、自分
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こちら、正面のお社の方が大きいので分かりやすいかと思います
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あれ?神社ではないのに三巴紋があるな?(´・ω・`)


私、勘違いしていました

三巴紋といえば神社!と思っていたのですが、八幡様の紋として広まり、やがて神社の紋としても広まり、っていうか右巴と左巴の違いもあって神社だけでなくお寺でも………と難しくなるのでここでストップ!


では、ご挨拶を
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ワンカップ瓶をお借りしてお水を汲み社の前に供え、しゃがみこんでお線香が無いことを謝りつつ手を伸ばしてお賽銭を入れ、、、あれ?合掌?拍手???と悩んだのですが、私の前に参拝されていた方から パンパン と聞こえていたので拍手方式でご挨拶させて頂きました

二社へのご挨拶が済むと同時に チュチュッ と雀が1羽すぐ近くへやってきてこちらを伺いつつ境内をゆっくり半周し、飛び去って行きました
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そして風がすーっと抜けて行きます

うん、狭いけれど逆にそのお陰で水と木の気配が濃く感じられて都会のど真ん中なのにマイナスイオンに包まれる素敵空間でした
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真裏はバスターミナル、ワンブロック横は首都高が入り組んでいる立地なんですけどね


………さて!!!

主題、そして一番の疑問は後回しにしつつ、まず境内社?の神様から!(頭の中のごちゃごちゃ感そのままにお送りしております*^^* )

箱崎稲荷五社大明神とありますが、調べると稲荷五社大神と稲荷五社大明神とで異なるようで違ったら困るので個別の柱名は控えますが、稲荷なので倉稲魂命保食命は祀られているのではないかと思います

ちなみに仏教的に?は稲荷大神とされるのは大日如来だそうです

続いて金比羅大権現、こちらは大物主つまり大黒様若しくは不動明王若しくは千手観音若しくは十一面観音のようです


はい、良い感じに頭の中が混ざってきました

神仏習合ってとっても難しいですねっ!


そして三柱目が大聖歓喜天、こちらはガネーシャを起源とする仏教の守護神だそうです

ガネーシャ様!!!

総合するとやはり仏教系で大日如来不動明王歓喜天が祀られているということになるでしょうか


…あれ、拍手………


はい、本社に参りましょう

三猫大明神、、、はい、わかりません!

四海海神、、、はい、出ません! が、中国の四海竜王というのはWikipediaで引っ掛かりました、同じかどうかは不明です

そして東都龍神隅田川龍王についても不明でしたが、こちらはその名の通りの龍(治水)が祀られているのだと推測されます


では、八大龍王!!!

八方の龍神を束ねる龍神の中の王!と勝手に想像しておりましたが、全く違いました!

というかやはりいくつかの説があるっぽくて勝手な解釈で噛み砕くと、抑は古代インドのナーガを起源とした竜王で、難陀・跋難陀娑伽羅和修吉徳叉迦阿那婆達多摩那斯優鉢羅という八体の竜族の王、若しくはその八体の龍、または龍神を制した八人の王といった感じで、場合によっては一体の八大龍王神ともされているようです

やはり私の足りない頭ではこんな感じでふわーっとした理解しか出来ませんでしたw m(*_ _)m


龍神が人化・竜族の姿・龍を制した者として描かれる姿は龍に乗っていたり龍を抱えていたり龍が巻きついていたり龍が頭に乗っていたりと………………あっ!?!?


そうです、こんな私のブログを欠かさず読んでくださっている稀有な方、そう、そこの貴方! 覚えておいででしょうか!

随分前になります、久國神社で出逢った謎の石像f:id:hinoki_kaonashi:20201212161732j:plain

頭部に龍!!!

八大龍王で画像検索してみたところ、頭に龍頭が乗り身体には胴体が巻き付いた男性がお盆の様なものを手にしている姿をしているのは難陀でした!

八大龍王の一番に数えられる難陀は別名を歓喜龍王ともされるそうです、あぁスッキリ!!


ちなみに、秩父今宮神社ではナーガを起源とした八体の龍神(名前は前述の通り)、八大龍王神として祀っているようです


まぁ神仏習合によって一度あれもこれも一緒にされた上で神仏分離されているのでほんと理解するのが大変です(なので私は浅瀬でちゃぷちゃぷ程度にしておきますw)


さて、、、ここで終われないのです


宗教法人 大星教会 とはなんぞや???

入口の石柱に彫られていた眞運妙法蓮華経をお題目として空襲の被害からこの地を守るなどされた方を開祖とする新興宗教のようです

調べても公式HPはおろか説明的なものが全くと言ってよいほど出てこないのでクローズドタイプっぽいです

調べればすぐ分かるかと思いますがフリーライターの方が書かれたブログがなかなか分かりやすかったですねー


まぁ個人的には「何かを感じるか感じないか」以外は余り興味が無いのでこの程度で(*^^*)


場所としてはとても涼やかな感じがしましたが、特定の流れが気になる方は不意には寄らない方が良いかもしれませんね

ちなみに参拝は神社式参拝と石柱のお題目を併せた感じが正解とのこと

この場所の近くには 元宮 もあるそうです


龍神様にご挨拶出来るわーなんて軽い気持ちで参拝したのですが思わぬ情報量で勉強になりました( ˆΟˆ )

八大龍王宮 秩父今宮神社

こんばんは、ひのきですm(*_ _)m


今日は辰の日! というわけでこちら!


八大龍王宮 今宮神社
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先に言ってしまいます


物凄いです、はい


秩父にてたまたま時間が出来たので下調べもなくいつものGoogleマップでパッと「神社」検索して出て来たこちらと秩父神社を直感だけで選んだのですが、もう大正解というか、行くべくして行ったというか!


では参りましょう!


まずご由緒書きが凄い
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なんと100年頃に水神様を祀ったのが始まりと書いてあります、、、というと………1900年前!?∑(ºωº`*)

その後、伊邪那岐伊邪那美が祀られるようになり、さらに八大龍王を合祀、京都今宮神社より須佐之男大神が勧請され、という歴史があるそうです


境内に入るとまずお出迎え頂くのがこちら、龍上観音
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素敵な像に物凄く惹き付けられますが、この木がまた凄いんです

後ろから見るとこんな感じ、なんと池の上にせり出しつつも倒れずに真っ直ぐ上へ伸びています
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なんですか、このバランス感!?!?

横向きに張った根でL字型で水の上に浮いた状態で大きく拡がった樹を支えているとか凄すぎません???

はーーーっ、もうここで既にかなりのパワーを頂いている気がしますが、さらに進んでみましょう

池に架かる橋を渡ると身も清められる気がしますf:id:hinoki_kaonashi:20210416173913j:plain

っ………………!?!?!?!?!?!?
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とてつもないエネルギーに気圧され息を飲みました

樹齢は千年を超えているといわれる龍神
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この欅から溢れる力がハンパないです

写真では伝えられない、本当に物凄い力です
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いや正直、これよりも巨大な御神木はありますけど、なんでしょう、この佇まいというか姿というか、もう目には見えない波動がぐわんぐわんと来ているかのようなのです


広大な森の中、ふっと開けた場所で出会った、そんな気にすら陥ってしまう神々しさがありますf:id:hinoki_kaonashi:20210416174806j:plain


手水舎がありました、よく見掛ける感じの龍なのですが、なんだか雰囲気が違って感じるのは思い込みでしょうかね………
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こちらが拝殿
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狛犬の前に龍が?(*^^*)
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あれれ? 龍じゃないものまで並んでますねw
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御祭神は伊邪那岐大神・伊邪那美大神須佐之男大神・八大龍王神・宮中八神(大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神御食津神・魂積産霊神)・役尊神・聖観音神・宇迦之御霊神・大国主命厳島姫・稚霊日神・栲幡千々姫・菅原道真公ほか…(公式HPより)f:id:hinoki_kaonashi:20210417153558j:plain

沢山いらっしゃいますが、恐らく境内社に祀られている神様も併せて書かれている感じです


空がとっても気持ち良いです(*^^*)
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では境内社を見ていきましょう


池の裏に金龍大辯才天の幟が立つお社
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狛犬の前のと同じ可愛い龍がたくさん供えられているこちら、かつては市杵島姫命を祀る厳島社だったところへ江島神社より分霊を頂き、琵琶を奏でる裸体弁財天像が祀られているそうです
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もしかしたら、元の厳島様は火災など何らかの理由で喪失されたのかもしれませんね


辯才天様の脇に並ぶ鳥居
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勿論、稲荷社です
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こちらにはたくさんの白狐さんが供えられています
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こちらは清流の滝
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お水取りやお清めがしやすいように手前まで竹筒が引かれているだけでなく、アクセサリーやお金を洗う為のザルも用意され、社務所ではお水取り用のミニ容器やミニ袋まで用意されており、滝の脇にその案内まで書かれているという丁寧さ、これぞお・も・て・な・し


美しい桜
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天満宮菅原道真公ですね
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鼻がはみ出てますよー(笑)
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他にも複数の観音像や忍石、細石などたくさんありますが、全てが龍神木を中心にバランスよく配されているのでごちゃごちゃした感じはありません
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そして


やっぱり、素晴らしいf:id:hinoki_kaonashi:20210417154813j:plain


いやー、凄い力を頂きました! 秩父に来たら必ず寄らなきゃダメだ!(なかなか来られませんが)


っと、カラスが見送りに来てくれました
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きっとまた会いに来ます!

清らかな水に願いを託す 深川龍神


春ですねー、空を見上げると風と共に龍神様が沢山舞っている、そんな気がします


見えませんけどねー


どうも、ひのきですm(*_ _)m


というわけで本日は珍しや、こちら!


成田山深川不動堂!!!
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そう、神社ではありません! いと珍しや!

と言っても別に仏教やお寺を避けてるというんけではなく、まぁ気持ちが神道の神様方向へ向いているだけで昔から大きなお寺さんを見掛けたりすると手を合わせたり境内を散策していたんです

こちらの深川不動堂は初めでだったのですが、有名な成田山新勝寺東京別院だったんですねー、知らなかったです

お不動さんの太鼓(と呼んで良いのですかね)の響きは何処か沸き立たせるようでもありながら落ち着くようでもあり、結構好きなんですよね


この立派な建物は旧本堂
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新本堂はというと、こちらf:id:hinoki_kaonashi:20210425101045j:plain

す、凄いですね(;・∀・)

この真言梵字壁によって守護されているそうです

お香の香りがとっても心地良いです(*^^*)



さて、今回こちらへご挨拶したのは表題通り深川龍神様にお会いするのが目的でして、手水舎の裏側にあります
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少し目立たないからか手水舎で手口を清めたらそのまま本堂へ向かう方が多く境内は賑わっていたのですが龍神の前にはほとんど人が居ませんでした

こちらが深川龍神
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三体の龍が居ますがコロナ禍だからか中央の一体のみが神水を吐き出しています
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さて、お賽銭を入れこちらの紙に祈願を書き込み龍神水に浮かべるとゆらゆらと溶け、願いが届くのだといいます
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私は開運成就を願い、浮かべました
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流れ落ちる龍神水に押され溶けながら沈みます
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散り散りになりながらも意外とぎりぎりまでくっきりと読める文字が最後にスッとひと文字、またひと文字と消えていくのを眺めていると無心になっていきます
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全てが溶けていく頃には特に明白な願い事をしたわけではないのですが、すっきり心が晴れやかになった気がします
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あ、願いの銅鑼を鳴らすのをお忘れなく~


最後に振り返ると後光がさしていました(*^^*)
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やはりお水は、龍神様は、心を晴れやかにしてくれますね~


さて、ここ、深川のお不動さんについてはもうひとつ記事にしたいところがあるのですがそれはまた後日に( *・ω・)ノ


今日は一粒万倍日、そして明日は辰の日


世間は非常事態宣言中なのであちこち出掛けることは出来ませんが家に籠っているのも心が晴れぬ、ちょっと近くの龍神様や神社、お寺へお散歩は如何でしょう


近くに無くても空を見上げれば龍神様が翔んでらっしゃるかもしれませんよ~(*^^*)


暗い話題にばかり目を向けずちょっと明るい空を見上げるだけでもだいぶ違うものです


皆様が少しでも心晴れやかに過ごせますように

御神木 一口太田姫稲荷神社元宮


どうも、ひのきですm(*_ _)m


いやー、パワーストーンや鉱物、そして神社などの日記をと思って始めたこのブログですが気付いてみればパワーストーンや鉱物はそっちのけで神社ばかりになっています(ノ∀`)タハー


というわけで今回も神社の記事、こちらです
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オワカリイタダケタダロウカ


そうです、ここはJR御茶ノ水


写っている木に注連縄と紙垂が掛けられていると気付く人は多くないでしょう


こちらが、以前記事にしました太田姫一口稲荷神社の元宮でございますf:id:hinoki_kaonashi:20210423155558j:plain


位置関係はこんな感じ
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昨年晩秋頃でしたか、こちらの御神木へご挨拶した時にはすぐ近くに移転後の太田姫神社があるとはまだ気付いていませんでした

今回は先日太田姫神社で祈願していた知人の快復が叶ったお礼のためもあって改めてこちらへ伺いました


元宮というように神社があるわけではなく椋の御神木があるだけなのですが、木には神札、神額、由緒書が掛けられているので脇を通れば「あれ?」と気付くかと思います
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神社が消失、遷座された跡地にこうして御神木が遺されているのは時々見掛けますが、このように神璽まで掛けられているのはあまり見掛けません、これにより御神木の力も強く感じますし、結界としての役割を果たし続けているのではないか、そんな気がします


元宮とされていますが、一口神社が一番初めに勧請されたのは旧江戸城内、そして城内鬼門へ移された後に江戸城改築に伴い場外鬼門へと遷座された、その場所がこちらとなります

名前に関してはここから南に移された現在の神社が太田姫神社とされていますが、公式でも一口太田姫稲荷神社、太田姫一口稲荷神社、一口太田姫神社、など表記が異なっています


都会のど真ん中ではありますが神田川沿いには大きな木も珍しくないしビルなども多数あるので余り目立ちませんが、真下に立って見上げるととっても大きくて美しい御神木ですf:id:hinoki_kaonashi:20210423161142j:plain

なんでしょう、言葉にしづらいのですが すんっ と落ち着いた空気があるように感じます


お近くにいらした時にはちょっと寄ってみては如何でしょうか(*^^*)



説明書き末尾に付け足された木の説明がなんとなく好きなんですよね



この木は椋の木 落葉高木 花は緑 実は濃紫

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小石川白山権現 白山神社

皆さんに笑顔が降り注ぎますように๛ก(ー̀ωー́ก)


どうも、ひのきですm(*_ _)m


今回は文京区に鎮座する白山神社です
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最寄り駅は都営三田線白山駅、「はくさんさま」と親しまれ近くには白山通りや、白山神社総本宮のある石川にちなんだ小石川という名が見られることからも深い歴史と崇敬が感じられます


左側も木、右側も木、空を見上げながら気持ちよく登れる石段を上がりf:id:hinoki_kaonashi:20210414145013j:plain


さぁ境内に到ちゃ……く………うん?(*'ω'*)
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………………ん?(*'ω'*)
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はい、またです、ひのきお馴染みの裏から参拝! またしても正面から入れなかった!w

いや、別に鳥居があるんだから間違っちゃいないんですけど、スマホのナビだけを頼りに神社へ行くと高確率で裏や横、時には鳥居すら無い脇や裏口から入ってしまうのでもう慣れっこです

小さな神社だと一旦通り抜けてから正面から参拝を始めるのですが、こちらは広そうなのでこのまま境内社からご挨拶していくことにしました


というわけで、恐らくこの並んでいる倉庫は御神輿が納められているのだと思います、凄いですねこの数! ちなみに拝殿の方にも大きな倉庫がありました、お祭りはさぞ盛り上がることでしょう


なんだか嬉しい気持ちです(後述します)


直前まで空を覆い尽くしていたどんより雲が突然所々に青空を見せ始めました、うん、最高!
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では手前から、まずは八幡神社
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御祭神は勿論、八幡様(誉田別命)
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白山神社がこの地に移ってくる迄はこちらが氏神様だったそうです
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とても手の行き届いた植栽や随所に置かれた岩がとっても美しくて素晴らしいです
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………っと、おや? お猫様だ
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私を流し見つつ植え込みの中をゆっくりと進み
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ぴょんっ、スッ………え゙っ!? (°-° )

隣にある社の横板が外れていて?中に入っていきました(予測出来なかったので入る瞬間が撮れなかったw)………まさか社が猫小屋になっている!?f:id:hinoki_kaonashi:20210414151833j:plain


確認しに行こうと思ったのですが、なんとこの猫社は竹で道を阻まれているばかりか何の表示も無く、そもそも何方が祀られているのかさえ分からない!
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やはり猫神様を祀っ………はっ、いや、さっきのお猫様こそが神様の化身だったのか!?


スマホカメラをズームしてみると…やはり神額も無いのですが、扉のすりガラス?越しに何か見える………これ、脇から見えたのもそうだけど寒くないようにダンボールとか座布団でしっかりお家にされてたりしない?(・A・)
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さて、お隣は合祀社です
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富士浅間社・稲荷社・三峯社・玉津島社・天満天神社・山王社・住吉社が合祀されているようですf:id:hinoki_kaonashi:20210414153030j:plain

御祭神は木花咲耶姫、宇迦之御魂神、日本武尊大山咋神大物主神(大国主神)、住吉大神、そして和歌三神でしょうか(未確認)


国の天然記念物にも指定された白旗桜は一度枯れてしまったらしく、こちらは二代目なのだそうです
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この桜の下に居るととーーーっても気持ち良いです!


こちらは倉庫かな? こちらの右手にも神輿の大きな倉庫が並んでいます
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白山社拝殿の左手には関東松尾神社が鎮座します、御祭神は山の地主神であると共にお酒の神様でもある大山咋神です
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心の準備をして、、、それでは、、、いざ!
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白山神社拝殿
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御祭神は菊理媛命伊弉諾命、伊弉冊命、の三柱
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狛犬さんが凄い!
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黄金に輝く目! でも優しい雰囲気があります
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ご挨拶をすると優しく抱き抱えて頂いている、そんなな気分になれます(私だけでしょうが)
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神額も龍彫りもとっても素晴らしいです
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ガラスの反射で見づらいのですが拝殿の中にも狛犬が居るようです
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人気が無くなるのを待ち、ゆっくりとご挨拶………と思ったのですがまばらながらも常に人が来るので手短に済ませ、その後ゆっくりとこんな感じで脇から話し掛けたりします(勿論心の中でw)


手水舎は拝殿の斜め向かいにあり龍脇の岩が素敵です
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拝殿の右側は渡り廊下を潜る道があり、その先(社務所の裏)が富士塚になっているのですが6月の文京あじさいまつりの時だけしか入れないらしく、今年の開催はどうなるでしょうか、タイミングを合わせられれば是非ご挨拶したいと思います


いやぁ、やけに小さなお子さんを連れた家族の参拝が多いなぁと思ったのですがそれもそのはず、境内の真後ろが公園になっていてたくさんの御家族で賑わっていました

だから神社の境内も公園の一部として子供たちの大切な遊び場なんですね、いやー、こういう所はとっても嬉しいです(*´ω`*)←

そんでもって公園の隅でこんなの見つけました、テクニカルな見た目の井戸! 公衆トイレの目の前にあり、災害等の断水時に使えるようになっているそうです
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公園側から見える本殿がとっても素晴らしい、こんな環境で育つ子供たちの将来はきっと笑顔で溢れるはず!
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反対側から再び境内に戻って散策、、、となんだかとっても気になったのでパチリ
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うぁーーーーさいこーに居心地良いぞーーーっ!f:id:hinoki_kaonashi:20210414163701j:plain

まるで龍が空をぐるぐると舞っているように風が吹き、その風が桜から細かい花枝?をたくさん降らせ、ぽつりぽつりと頭や顔、肩や胸に当たるのがとっても心地良いのです


…っと、おや、今度は黒猫様だ
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おおお? 合祀社を横切っていく
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まさかっ、お前も猫社にっ!?!?
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………素通りかーーーいっ!!!
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いや、植栽を回り込んで入るパターンだな!?
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右見て(少し流し目で見られる)
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左見て?
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八幡様をも横切る!!!
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この後、裏手の倉庫の下へ潜っていきました


たっ、、、楽しいっ!!(>_<)
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ってところでこれに気付きました(今更っ)
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ほうほう、東京十社巡りなんてのがあるのねぇ、まぁそういうのあんまり気にしてないからなー(とか言いながら江戸三森とか回ってるけど)

どれどれ、、、根津神社?これから行くところだな? 芝、神田、日枝、亀戸、品川、、、おやおや? ここ、白山と氷川さん、、、ありゃま知らぬ間に、あと富岡、王子に行っちゃえばコンプリートなんだねぇ


さてっ根津神社へと向かうので名残惜しいけどまた来ますよ、うん、また来ます!
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っと、こっち(写真右手)にもあった!

稲荷社
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あれ?その先にも?

山のイメージと水の字、その下には…大…預?
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水神様でしょうかね? 水神様といえば龍神! 空に龍を感じたのもあながち間違いでは無かったかもしれません(*´ω`*)

その脇の土管!? マ〇オでも出てくるかなーと横から覗いてみたら…!?!?!?
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明らかにトタンを風避け(目隠し)にして土管の中がお布団になってる!!! ここも猫小屋!

ここで私は確信した、アノ社もきっと何方かが横板を開けて布団とか入れたんだ!

まぁさすがに御神体を移した空の社なんだとは思いますけどねー、行き止まり?にしてたし

うん、住民から愛されて猫を愛する素晴らしき神社!

そしてこちらが正面の鳥居!
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次はこっちから来ます!w


あ、そうそう、私事なので後述にしたんでした


ここからは後記として思う存分脱線します(*^^*)


私の産土神様(お宮参りをした神社の御祭神)は八幡様で、そこの神社では誉田別命神功皇后仲哀天皇木花咲耶姫大山祇神、菊理媛、伊邪那岐命伊邪那美命が祀られておりました

ですから、八幡様にはご縁を感じますし、木花咲耶姫様に至っては浅間神社富嶽神社を見掛けると嬉々としてご挨拶しているのですが、そう、菊理媛も産土神のひと柱でいらっしゃいます

そして私が約20数年暮らした地の氏神様こそ、菊理媛を祀った白山神社だったのです(この文京白山神社ではありません)

そこの白山神社では、偶然私の誕生日に重なって執り行われるお祭りが毎年の楽しみだったし用事が無くても境内に行っていたし、初詣といえばこの神社だったし幼い私がこの世で初めて飲んだお酒もこの神社でした(御神酒です! 初詣かな?で形式として注がれたのを何も考えずにクイッと飲んじゃったんですw)

歳を重ねるにつれあまり行かなくなっていましたし、その後実家が引っ越してしまったので全く行くことも無いままそれでも思い出は強く残っています

そして今、こうして神社巡りを始めた事で、とにかくもうあの白山神社へ行きたくて行きたくて堪らぬ気持ちでいました………ただ、コロナで帰省出来てない!!!( `皿 ´ )


ですからこの日、沢山の想いを胸に訪れた白山神社がこれほど素晴らしくこれほど温かくこれほど愛されているのを見て、そしてこの場所に立っていることが心からの感動でした(ちょっと涙ぐみました)

勿論、私が育った神社よりもずっとずっと立派ですけど! 別の土地にある別の神社ではありますが私にとっては大切な菊理媛様、白山神社なので「帰ってきた」ような気持ちになり「ただいま」とご挨拶しました

だからこそ、「おかえり」って優しく包み込んでくれた、そんな気がしたのです

朝昼夜、いつ行っても優しく迎えてくれたあの神社と同じ雰囲気を感じたのがとにかく嬉しかった(*^^*)


次に帰省したら、産土神様と氏神様にご挨拶するつもりです(*^^*)

金物の神様 金山神社


皆様お疲れ様でございます

どうも、ひのきですm(*_ _)m


数日前にお呼ばれした(気がした)にも関わらずご挨拶出来なかったところ、少し後に偶然にもその神様を祀る神社と出会うことが出来ました

神田、岩本町、小伝馬町新日本橋の真ん中辺り

金山神社です
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こちらがご由緒、御祭神は金物の神様として祀られる金山彦命と金山姫命の二柱
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おや?天照大神の兄姉?そうだっけ?

と調べてみると、こちらの二柱はカグツチ出産で苦しんだ際のイザナミの吐瀉物から産まれていますが、天照はイザナミから逃げ切ったイザナギからツクヨミスサノオと共に産まれているので………あっ

イザナミの吐瀉物はイザナギが父だと考えれば確かに兄弟にもなるんですね、いやぁ、神様の歴史って難しい(>_<)←最早神話を知らない人には全く伝わらない表現


そう、神は性別を超えている場合もあれば男女が別れている場合もあり(両面性を現した同一神とも)、イザナギイザナミも夫婦で産んだのか単独で産んだのか難しいところです

この辺りが神話の面白さでもあるんですけどね

おっと、脱線しました



構えと神額に力を感じますが雰囲気はシンプルですね
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手水舎も静かに、でも独特の迫力を感じます
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離れていると質素に見えたのですが、拝殿に近づいてみるとこれがなかなかに豪華でした

落ち着いた青系に赤のライン、そして「金」!!!f:id:hinoki_kaonashi:20210418215035j:plain


中も見えずでっかい扉だけかー、なんて思ったのですが、派手派手風にならず華やかさに気品がある、のに〇に金の主張は凄いw

お賽銭箱もポストタイプですが、なかなか好きなパターンですね


静かな路地の中にあってこの雰囲気なのでちょっと独特さはありますが、無理やりなこじつけで言うなれば、鉄のように静かにドシッと構えてらっしゃる感じでした


ちなみに、吐瀉物から産まれた神って………と多くの人が思うでしょうが(私もですw)、火の神カグツチを産む苦しみの吐瀉物、つまり火に溶かされた鉄のイメージだそうです

恐らくはそもそもの設定(事実)をこういった神話表現にしたのでしょうが、いやはや、想像力というか表現力が凄いですね


東京金物同業組合が勧請した神社なので金物関係の職人(会社)さんの崇敬を集めていて、確かに近辺には鍛冶町とか神田金物通りといった名前が見られます


うん、こう言ったご縁(ってほどの事でもありませんが)でも無ければなかなかご挨拶することも無さそうな神様ですね


特に金物に関わる仕事や生活ではありませんが、鉱物やお金の流通のご利益もあるそうなので、素敵な石に囲まれつつ適度に経済回して行こうと思います!←


この雰囲気はあまり他に無いので機会があれば是非ご挨拶してみてください(*^^*)b