日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

京都新京極 錦天満宮

どうも、ひのきですm(*_ _)m


いやーーー凄かったです、晴明神社(*´ω`*)


というわけで京都初日の参拝予定を終え、かな~り濃い一日過ぎたのでさすがに疲れ果てエネルギーチャージの夕飯探し

飲食店を物色しつつアーケード街を歩いていたところに現れたこの光景
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ちょっとちょっとwww 鳥居の端が建物に刺さっちゃってませんか????と空目するほどギリギリまでの大きな鳥居です(いや、建物の方がギリギリに建てた?)

近付いてよく見たらやっぱ刺さってますってばwww なんとビルの中からは壁から突き出た鳥居の端が見られるのだそうです(行けばよかったー!w)

もう陽は落ちて来ましたが、開いている神社さん(特に明るくなっているところ)は夜でもお参りしても問題はありません


というわけで初日の神社追加ですw


菅原道真公が祀られる錦天満宮
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こちら、天満宮の中でも由緒が深いとされる菅公聖蹟二十五拝の第二番とされているんですって!

ほほう、と調べてみてほんと、自分の無知を痛感いたします。。。


私の浅学においては、天満宮といえば大宰府! 道真公も福岡に由緒のある方だと思い込んでおりました、大変失礼しましたっ(滝汗)←後述にします


お馴染みの撫で牛もしっかりとした存在感
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よくお見掛けする髄神様は大抵門の左右にいらっしゃるのですが、こちらでは拝殿内に鎮座されていました

なんかいいな、って思って参拝しながら眺めさせて頂いたのに写真を撮り忘れていました


左手に境内社が並び、こちらは塩竈神社
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御祭神は塩椎神、、、かと思いきや、聞いたことの無い源融(みなもとのとおる)公という

どちらさんで???と調べてみたら仰天、嵯峨天皇の皇子にしてあの源氏物語の主人公 光源氏のモデルとされる有力候補なのだそうです

御神徳が安産とされてるので不思議だったんですけどそういう事だったのかー、、、って色男だから安産?w


お隣の一際目立つお社が倉稲魂命を祀る日之出稲荷神社ですが、お気付きでしょうか
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鳥居がなんと額束の部分だけ山王型なんです、初めて見たー!!!(多分)

拝殿などに御幣や神鏡が置かれているとそこへ向かってご挨拶するのですが、ちょっと覗いてみたら高い所にありました
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境内社の前は狭いながら綺麗な庭園のようになっていてとっても風情が良い、夕暮れの雰囲気も相まってここが商店街の中だということを忘れてしまいます
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また絵馬や大願梅という奉納品が風に揺れてカラカラと音を立てるのが物凄く雰囲気があり、特別な空間となっていました


続いてこちらの白太夫神社は渡會晴彦が御祭神
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どなた?と調べるとお世継ぎの居なかった菅原是善は伊勢の外宮神官であった渡會晴彦を通じて祈願をしたところ御神徳にて授かったのが道真公、そのご縁で道真公守役として忠誠を尽くされた方なのだそうです


ウカ様を挟んで子授けと安産、こちらをお参りしていると素敵な家庭を築けそうですね(*^^*)


奥の合祀者は七社之宮と呼ばれています
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写真奥、左手から
応神天皇を祀る八幡神社
竈神(奥津日子命、奥津比売命)を祀る竈神社
市杵島姫命を祀る市杵島神社
伊弉諾命、伊弉冉命を祀る熊野神社
事代主神を祀る恵美須神社
大物主神崇徳天皇を祀る事比良神社
少彦名命を祀る床浦神社
となっています


おや? と思った事はこれまた後述にしましょう


いやはや、いつも通り完全無知状態での参拝でしたが、それでも今までご挨拶させて頂いた天神様の中でも群を抜いた空気感でした

私の参拝は基本的に偶然の出会いが中心で目的を持って事前に決めていたとしても下調べはほとんどしません

本来であれば事前にしっかりと調べ、どんなご由緒でどのような神様が祀られていてどのような見どころがあって、と把握してご挨拶するのが筋なのは重々承知はしているのですが

そういった事前情報からの先入観があるとどうしてもその場での感じ方に影響が出てしまうので極力調べないようにしているのです


そしていつもこうして調べながら記事にすることで「うわー、あの時~だったのはこれか!」とか「だからあの場所でだけこうなったのか!」っていう答え合わせを楽しんでいますw

勿論、「うわっ気付かなかった!勿体ない!」ということも多々ありますが、それもまた御縁ということで(*^^*)b


うん、とっても素晴らしい天神様との出会いでした!
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さて、後述コーナーです

ここからはものすっごく長くなりましたw そして私の無知全開の内容になっていますので物事を良くご存知な方にとっては時間の無駄になる可能性大大大です、悪しからずm(*_ _)m



大物主神と一緒に祀られている崇徳天皇って何方?

と思って調べてみたら連鎖的に無知の穴が埋まって行きましたので一旦崇徳天皇にはお待ちいただきます


学問の神として広く崇敬を集める菅原道真公を祀る天神様、その始まりは公の怨霊を鎮める為でした

神社巡りを始めた頃に薄ら知った事ではありましたがそれ以上掘り下げた事が無かったので完全に忘れていました

朝廷の最高職 右大臣まで登り詰めた菅原道真左大臣 藤原時平により陰謀を企てているという無実の罪を着せられ大宰府にて左遷されてしまいます

そっか、だから菅原道真大宰府のイメージだったんだ!!! 大宰府の本殿下には道真公が眠っているのだそうです、いつかご挨拶に参りたいですね


幽閉されてから2年の後に道真が非業の死を遂げると共にそれは始まります

藤原時平が突如死亡、宮廷への落雷で複数の貴族が死亡、道真を左遷した後醍醐天皇とその皇太子が立て続けに死亡などなど、、、これらは道真の怨霊の仕業とされました

その恐怖たるや、既にこの世に無い道真に太政大臣などの位を送るほどだったようです

勿論そんなことで怒りが収まるわけはなく、御霊を神として祀ることで怒りを鎮めるべく道真生誕地へ創建されたのが吉祥院天満宮だそうです(これも大宰府じゃなかった!(>_<) w )

そのお陰かやがて災いが収まると道真公のお力にあやりたいと学問を中心とした御神徳を求める人が参拝し今に至るわけですね

なるほど、多くの天満宮がご由緒に怨霊を鎮める為という創建理由を書いていないのは既にその怒りが鎮まっており、純粋に道真公の御神徳を求めての勧請だったからかもしれませんね

天満宮さんは御由緒に書いていただいていたのでしっかり調べることが出来ました、感謝


さて、菅原道真公は日本三大怨霊とされていますが、つまり強大な怨霊とされる御方がさらに御二方いらっしゃるということです

御一方はほとんどの人が思い付くでしょう、平将門公ですね、私も結構前ですが首塚へ行ったことがあります

正門公は神田明神の元の主祭神とされており、一度摂社として外されましたが今では本殿三之宮に祀られています


そして最後の御一方こそがこちらに大物主神と共に祀られていた崇徳天皇なのです!

3歳で即位させられた崇徳天皇は実権を握れぬまま鳥羽上皇の計略により攘夷させられ、後に保元の乱を起こし復権を狙うも敗北

皇族が罪を犯しても出家すれば良しとされていた時代にも関わらず出家してもなお流罪とされました

それでも写本を作るなど出家の道をしっかりと生きようとしたにも関わらずその写本に呪いが込められていると送り返される非道な対応を受けたことで怨念を持って余生を過ごされたのだそうです

崇徳上皇が無くなると日本史に残る事件事故が連発すると共に敵対していた後白河天皇方に不幸が相次いだ事から怒りを鎮めようと廟が建てられ罪も取り消されましたが、後白河天皇が無くなるまで災いはやまなかったそうです

なんとその怒りへの恐怖は凄まじく、今でも天皇による鎮魂行事が行われているのだとか?


ではなぜ崇徳天皇大物主神と共に祀られているのか

あれ? そういえば虎ノ門 金刀比羅宮に参拝したことがあるし記事にもしたけれど御祭神に崇徳天皇なんて………ちゃんと書いてたっ!!!

そうか、神社巡り初期だったからそもそもが神社=天皇(神)を祀る場所として特に疑問に思うこともなかったんだなぁ、成長したもんだなぁ(まだまだです)


あ、はい、一緒に祀られている理由ですよね

崇徳天皇が流された地は讃岐でした

讃岐といえば、そう、うどん!

修学旅行で行きました! 手打ちうどん体験は自分達で打ってそれを食べられるのかと思いきや粉から練って練って踏んだ後は寝かすのに時間が掛かるからと店の人が打っておいた(と言いつつ前日の団体が打ってたかも?)塊とすり替えられ、それを切るのだけどせめて自分で切ったうどんが食えるかと思いきや一気に茹でて持って来るからもう誰が切ったのかもわからぬ太さバラバラなうどんを食べた思い出です

いや違う、長い長い階段をずっーっと登って行きました、こんぴらさん こと 金刀比羅宮

折角素晴らしい所に行っていたのに大事な事はなにひとつ覚えてこなかったんですね、反省

そう、あの参道を歩かれたのかどうかはわかりませんが、讃岐に流された崇徳上皇は出家した仏教を深く学ぶと共に金刀比羅宮へ熱心に参拝し続けたのだそうです

その事から相殿として祀られることになったのだそうで、崇徳天皇を相殿にしてから金刀比羅宮は益々崇敬を集め発展したのだそうです

もしかしたら、ずっと居場所を奪われ続けた崇徳天皇が崇敬した大物主神と共に祀られた事でそのお力を如何無く発揮されているのかもしれませんね

あぁ、なんてことでしょう、これまで境内社を含めればいくつものコトヒラ神社に参拝してきたのにそんなことも知らなかったとは(>_<)

………とは一瞬しか思いません


今知ることが出来た、それが大切です(´◉ᾥ◉`)


実は私、これまで天神様へは特別な想いも無く、どちらかというと神様(記紀に描かれるような謎多き神々)の方に想いを馳せて来たのです

とはいえ最近は天神様へご挨拶する機会が何気に多いなぁとは思っていたのですが、ここに来て錦天満宮へと誘われ、それによって深く調べるキッカケを頂き、想いを新たにすることが出来たのです


そう、今こそが、知る時だったんです!(前向き)


これぞ私が神社巡りをしてきた中で身に付けてきた秘技、超前向き思考!


初めから全てを知るのは困難だし全てのことを学ぶという気概まで持ち過ぎてしまうと私の狭い能力袋ではすぐに限界が来て神社巡りが楽しくなくなってしまう

というわけでこれからもこんな感じでゆるゆるとでも着実に神社巡りを楽しんでいきたいと思います!


天満宮の話より後述の方がとんでもなく長くなっちゃいましたけど、次は京都二日目に入ります!!!

まだまだ凄いぞっ!!!

桔梗の杜 晴明神社


この世で一番短い呪

それは名よ



どうも、ひのきですm(*_ _)m


さて、嵐山を堪能した後はこの日最後の目的地へ向け京都駅まで戻りました

あれ?嵐山を出た時はしっかり晴れていたのにいつの間にやら空が真っ白に? そういえばこの日の天気予報は朝から曇り時々雨だった

余りにも清々しいほどの晴れっぷりにそんなこと完全に忘れていました(´>∀<`)ゝ


まぁ行くのはあと一箇所だけだしなんとかもつでしょう、とバスに乗り込んだのです


既に夕刻に入っているので万が一にも寝過ごしては大変、行き過ぎた先から戻って来るまでに神社が閉まってしまうかもしれない

だがしかし朝から太陽に照らされ歩き続けた疲労感に襲いかかる心地好いバスの揺れに勝てるはずも無く記憶があるのは東本願寺を過ぎたところまで(めっちゃ手前www)


.......( ゚д゚)ハッ!


目覚めたのは停留所ふたつ手前、ε-(´∀`*)ホッ


途中小雨が降ったようで窓には幾らか雨の条が残るものの今は降っていないようでひと安心


さぁ、着きました! ずっと来たかったところ!!!

晴明神社だぁぁあっ、あっ、ぁぁぁあああ?!?
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嘘でしょ? バスを降りた途端に降り始めた雨はそのまま急激に勢いを増し会話もままならぬほどの土砂降りに発展するまで僅か数分!

マジかっwww(´º∀º`)ファーʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ


やや広めなバス停の屋根下に居ても濡れるほどの風雨に急ぎ折り畳み傘を開くも風も強いので耐え続けるのは不可能!

急ぎ境内へ進むと土産屋さんがあったので駆け込むf:id:hinoki_kaonashi:20210516230339j:plain
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桔梗屋という小さなお店のご婦人はレジに座ったまま言葉少なではあるけれど「気にせず止むまで雨宿りしていきなさい」「座るとこもなくてごめんね」と優しさが沁みました

この方、式神だったりして、なんて頭の片隅を過ぎったけれどこの場所だからこそ失礼ではないはず←


あれよいう間に突風豪雨レベルまで発展した空からはまさかの激しい雷鳴まで轟き始めて大騒ぎ

もうニヤニヤが止まりません、もう濡れることなんて構わず外に出て何なら雷の写真でも撮りたいくらいウキウキする気持ちをなんとか堪えて大人しくお店の中で待機


え? 何故って?

伝説の陰陽師 安倍晴明を祀る神社ですよ!?
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バスを降りた瞬間に始まった豪雨と雷鳴なんてご褒美でしかない!!!!!!ヾ(●´∇`●)ノ

大干ばつの際に晴明が雨乞いをするとすぐに雨が降ったというのは有名なお話

このままずっと雷雨だったならば参拝を拒絶されたのかなー………ってショックを受けますけど(汗)


私には晴明様のような空を読む力はありませんが幸いなことに文明の力ならば持っています

パパパパーン 秘密アイテム、雨雲レーダー!!!

この便利アプリによれば激しい雷雨はあと15分程で止むらしい、その後も雨雲だらけだけど雷と豪雨さえ収まるならそれはそれでいっか♪


文明様の予言通り一気に小降りへと変わってきたしそろそろご挨拶に行こう、とご婦人へひと言お礼を伝え傘を開こうとしたその時にはピタリと止んでいました

降り方も凄ければ止み方まですげーな!!!


安倍晴明(野村萬斎)がニヤリと笑いながらクックックと笑っているのが目に浮かびます(妄想)


さて、というわけでいざ!晴明神社参拝開始!
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ご挨拶の前に社務所にてお受けしたのが遙拝札!f:id:hinoki_kaonashi:20210516232105j:plain


そしてご挨s………太陽がこっち見てる!?
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改めまして、ご挨拶!
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凄い迫力の社殿です
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なんと言うか、スゥーッと心が吸い込まれていくというか、逆に自分は立ったままなのに拝殿がスーッと広がって中に入る感じというか、、、まぁ妄想ですねw
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いやー、朝からの神域巡りでしっかりと綺麗な心と体になっていたはずですけどとってもスッキリしました! 疲れまでもがどこかへ消えている気がする!(バスで寝たからな!)


拝殿左には安倍晴明
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右手には桃とお稲荷さん
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古事記に黄泉の国にて迫る鬼にイザナギが実を投げ付けたとも記されるように桃は古来より伝わる強力な厄除けです
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ちなみにその時の功績により桃には意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という神名が与えられています

しっかりと厄を撫で付ける気持ちでスリスリします


右側に鎮座するのは天満社、地主社と共に祀られる齋稲荷社、唯ならぬ雰囲気を感じます
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それもそのはず、齋(いつき)とは鴨神社へ仕える齋王が籠った齊院に鎮座していたお稲荷さんだそうで御祭神は宇迦之御魂神です

鴨(加茂)神社の齋王制度は野宮神社でも触れました神宮の齋王制度に倣って行われていたようです

天満社は菅原道真公が祀られていますが、地主神がどなたなのかはわかりません


そしてこちらが楠の御神木
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御神木を囲むように木のベンチが、、、と思ったら階段も作られており、根を踏まず一周木肌に触れながら歩けるようになっていました

温かいような柔らかいような優しいような
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何か見えない力が現れているような(見えない)
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ひらひらと蝶が飛んできたので 蜜虫!? とか思ってみたりするのが楽しくて←


では改めまして、境内をじっくり


お水は出ていませんが手水舎の龍はやっぱり素敵f:id:hinoki_kaonashi:20210517022837j:plain

手水舎の横にある晴明井は残念ながら今は水が出ませんので再開された時には改めて!
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四神門の門柱にはその名の通り四神が彫られています
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自動開閉するはずの扉は常時開放にされていました
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単なる自動ドア(門)と言えばそれまでですが、当時の屋敷は訪問者があると晴明が操る式神によって誰も触れていないのに門が勝手に開いたという話にちなんでいます


神額がとっても美しい
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ありがとうございました!
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参道側には日月柱があります、以前は四神門の柱として使われていたそうです
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恥ずかしがり屋なのか木に隠れた大きな狛犬さんはあの大雨でも一部しか濡れていません
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こちらは実際に使われていた一条戻橋の欄干親柱を使って再現されたもの
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なかなかコミカルな式神像です
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ね? 狛犬さん、恥ずかしがり屋でしょ?w
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一の鳥居を見上げたらお天気虫がたくさん
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そういえば神額が晴明桔梗と呼ばれる家紋なのはとっても珍しいですね
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あら、あのとんでもない雨で全く気付かなかったけどバス停も素敵でしたね
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というわけで、念願の晴明神社でした!


これはいつ撮れたのかわからない謎の一枚!f:id:hinoki_kaonashi:20210517235829j:plain


もうとにかく、悪戯好きな晴明さんらしい歓迎のされ方で嬉しくて仕方が無い最高の参拝でした

え? 映画の見過ぎ? 勿論、この日の暫く前にAmazonプライムで映画を観て来たしなんなら帰ってからも観ましたけど何かw


この後、さーてとりあえずもうホテルに帰るだけだから鴨川にでも行くかー、なんて適当に歩いていたところ、、、ん? えっ!!!f:id:hinoki_kaonashi:20210517025151j:plain

気付かず通り過ぎる寸前でした、架け直された一条戻橋がここかっ!!!

ちなみに架け替え工事の時に土の中から木箱が見付かり開けてみたら人形が入っていたのでまさか言い伝えの式神じゃないかってことで慌てて埋め戻したという話があるそうです(*^^*)


この後は鴨川沿いを歩いてお散歩を続けたのですが、そういえば雷雨の後も押し寄せるはずだったレーダーが予測していた雨雲は何処へ行ってしまったのでしょう


ということで、伝説の陰陽師 安倍晴明を祀る晴明神社でした!!! 是非!!!


さて、お受けしてきた遙拝札、なかなかリアルですf:id:hinoki_kaonashi:20210517025723j:plain

このカード式の御札はホログラムになっていて角度を変えると立体的に見えるやつ(昔流行りましたね)で、このカードを拝むことは晴明神社に参っているのと同じ効果があり、晴明神社を参拝することが出来るのだそうです

いやいや、御守りならいざ知らずいくら何でも御札をカードにして尚且つホログラムて!!!

なーんて事前に授与品を調べた時には思っていたのですが雷雨の後に実物を見たらもうこれしかない、と思いお受けしちゃいました(笑)


最強の陰陽師を祀る神社だからこその御札だなーって気がしたんですよね(他の神社さんだったらお受けしてないと思いますw)

なんせただの懐紙にさえ命を吹き込んでしまうようなお方ですからね!


うん、眺めているとあの場所に立って居た時の記憶がリアルに思い起こされます


有り難や有り難や(*´ω`*)

開運毘沙門天と吉崎稲荷大明神

どうも、ひのきですm(*_ _)m


ちょっと間が空いてしまいました(´・_・`)


さて、嵐山エリアは車折神社渡月橋、竹の小径だけの予定だったのですがそこはやはり京都、櫟谷宗像神社と野宮神社にお呼ばれし素晴らしい体験をすることが出来ました


さぁー、ここからはたぶん適当にあっちのほーへ歩いていけば線路に当たってそれ沿いに歩いていけばきっと駅だぜーなんて物凄い適当さで歩いておりました


途中の信号待ち、というところで鳥居発見


ほほぅ、あの雰囲気は恐らく神社ではないな、とは言え折角なので行きましょう(*^^*)


それがこちら、開運毘沙門天


なんて良い響きでしょう、開運(*´ω`*)


入口に鳥居が無く毘沙門天様なので御堂ですね

毘沙門天様は勝負事の神様ですが、さらに 開運 と言われておりますのできっと御利益の強い像が祀られているのでしょう

有り難や有り難や

ついつい癖になりがちですが、こちらは御堂なので拍手無しの合掌でご挨拶します


そうなんですよね、二礼二拍手一礼だとご挨拶のタイミングに困るんです(多分私だけ)

いつも書いてますが、二礼二拍手、そこで打った手を合わせたままご挨拶って何かこうしっくり来なくて、だから一礼ご挨拶一礼お賽銭二拍手一礼を採用しているんですよね

といっても彼女と一緒の時は一般的な方に寄せますが、お賽銭二礼二拍手手を下ろしてご挨拶一礼にしています

お寺やお堂では一礼ご挨拶一礼を合掌したまま行うので特に違和感が無いんですよね

まぁ私個人の好みです、はい


子供の頃からお墓参りなどで合掌は身体にも心にも馴染んでますから意識しなくても掌を合わせると心がストンと落ち着きますよね



さて、こちらが吉崎稲荷大明神

お堂に祀られているので荼枳尼天様でしょうか

と思ったのですが、なんとお社の前に立派な御幣が供えられております! お社もしっかりとした神道風だし、御祭神は宇迦之御魂神でしょうか?


しかし神仏習合分離とはそう簡単なものではありませんでした、お寺にも御幣はあるそうです

うーん、やはり稲荷は難しい


というわけで、最近の私は表記の無いところに関しては特定をほぼ諦めました(と言ってもここはブログなので一応書いていますが)

ご挨拶の時に 稲荷神様 と呼びかけています

これなら絶対に間違いではない(*^^*)v


多くの方は竹の小径を戻って行くか松尾さんの方へ行かれるようでこちら側には人があまり来ていませんでした

渡月橋から竹林の散策路を抜けて嵯峨嵐山駅へ戻られる方はこちらへ寄られて開運祈願をされてはいかがでしょうか(*^^*)

小柴垣に囲まれし聖地 野宮神社

どうも~、ひのきですm(*_ _)m


梅雨前後は不安定な天気になりやすく風、雲、そして虹などから神秘的なナニカを感じやすくなるのでそういう目線を持つと憂鬱な気候も楽しくなるものです(*´ω`*)


さて今回はこちら、野宮神社です
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読み方が分からない事がキッカケで訪れた櫟谷宗像神社から次の目的地へ

それがここ、嵐山 竹林の小径ですf:id:hinoki_kaonashi:20210516161716j:plain

川、竹林、嵐山はなんと清々しいんでしょう

おや? なんか立ち入り禁止の張り紙がたくさん貼られた門があるぞ? と近付いて写真を撮ったのがこの瞬間ですf:id:hinoki_kaonashi:20210516162056j:plain

そう、真後ろから飛んできたカラスがちょうど門の上に着地、ビックリしました


めっちゃこっち見てくるf:id:hinoki_kaonashi:20210516162531j:plain


暫く見つめ合ってた(というかちょっと話し掛けてた)ら通りがかりのおばさま達の「あらあら見つめあってるわ、おほほほほ」の声に照れたのか急にそっぽを向かれました
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ちょっと屋根の下側に隠れてみたら、出てこいクァーッ! と呼ばれました
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よかろう、進むが良い、くいっくいっ←くちばしf:id:hinoki_kaonashi:20210516162829j:plain

そう言われた気がしたので先へ進むことにしたのですが、進みつつ時々振り返るとカラスはずーっとこっちを見送っていましたf:id:hinoki_kaonashi:20210516162935j:plain


すると神社に出会いました、野宮神社です
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いや、カラスに言われなくてもそのまま進んでれば出会ったんでしょうけど小さな事は気にするな、ってことです(。-_-。)b


野宮というのは天皇代理として神宮に仕える皇女・女王から選ばれる斎王は伊勢へ行く前にこの地で身を清めていった場所のことだそうです

その場所は天皇即位毎に代わり、この場所が野宮となったのは嵯峨天皇皇女仁子内親王の時で、調べてみるとそれは811年のことでなんと内親王が5歳の頃、退位したのは20歳の頃

斎王制度は南北朝戦争により廃絶されてしまいましたが、この大切な地を守るため天照皇大神を祀る神社が創建されたのだそうですf:id:hinoki_kaonashi:20210516202417j:plain


なんか雰囲気が珍しいなー、と思ったら黒木鳥居と呼ばれているものでクヌギの木を皮を剥かないまま鳥居にするのが日本最古の様式なのだそうです
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境内左手にある井戸には龍神様が鎮まってらっしゃるそうで有難いお水で手口を清めることが出来ます
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主祭神は学問の神として祀られている野宮大神とされていますが、上述のように天照皇大神のことです
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左手には大黒様を祀る野宮大黒天と願いを叶えてくれる神石 亀石があります
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野宮大神の左手に鎮座するのが白峰弁財天
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右手に加具土命を祀る愛宕神社です
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実は野宮大神様へご挨拶した直後から、それまで静かだったのが嘘のように突風が吹き始めました
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といっても背の高い木々に囲まれているので直接煽られるほどではないのですが、ビュォーッという音と共にカコカコカコカコッと竹が鳴り細長い葉がヒュンヒュンと舞い散る風景に暫し見蕩れていました

まるで別世界です、風流とはこういう事ですよね、ベンチに腰掛けてお茶を飲みつつゆっくりしたかったですねぇ


これだけ竹に囲まれた御神域だもの、そりゃそうですよね、いやほんとに凄いんですよ


境内右奥には大きな朱の鳥居
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どこに目を向けても癒されます、勿論目を閉じてもf:id:hinoki_kaonashi:20210516203921j:plain


こちらが白福稲荷大明神
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子授けのお力があるらしく、立て札に秋篠宮ご夫妻が参拝されたとあります


その隣には大山弁財天が祀られていました
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札等はありませんでしたがさらにお隣にお社が二社f:id:hinoki_kaonashi:20210516204802j:plain

正一位 と 神 以外の文字がわかりません
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そういえば白福稲荷の鳥居を潜ってからは急に風が静かになり、打って変わって心地の良い静寂に包まれた気がします

でもこちらも え? ここ、何か居る? といった不思議な雰囲気が強いのですが、勿論怖いとかっていうのとは違い心がとっても穏やかで居られるのです

そういえば本殿側はそこそこ人で賑わっていたのにこちら側には誰一人来ず、暫くゆっくりしてから出る時に漸く人が入って行きました

こういうのも考えようによってはアレですね



というわけで、全然知らないままに来てしまいましたけれど、ここは凄い! いや、ここも、凄い!f:id:hinoki_kaonashi:20210516205004j:plain


さすがは京都、恐るべし。。。


この後、さらに竹の小径を抜けていくわけですが、その前と同じく時折静かな風が吹く程度

あの突風が嘘のようです


はっ、そういえば突風が吹いていたのは龍神井戸の近くに居た時だけだ!!!


うん、気のせいかもしれないけど有り難や有り難や

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あぅ、そうそう


弁財天が二社、稲荷が三社?ありましたが、御利益は書かれていますが御祭神が書かれておりませんでした

恐らく、市杵島姫命と宇迦之御魂神だと思われますが違う可能性もあります


かなり素晴らしい神社ですので是非お参りください

嵐山弁天 櫟谷宗像神社と車折神社嵐山頓宮


どうも、ひのきですm(*_ _)m


今月は京都~〇〇の神社巡りです

本日はこちら、櫟谷宗像神社!f:id:hinoki_kaonashi:20210515225831j:plain



車折神社で頂いたとてつもないパワーが凄過ぎて満足感が凄いのですがまだお昼です、嵐電の終点 嵐山へと向かいました


目的はここ! かーらーくーれないにそーまーるーとげつーきょうー♪ そう、渡月橋です
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うわーーー水量すげーーーマイナスイオンすげーーーほんと雨予報どこいったーーーっ!!
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さて、精神的パワーチャージは満タンどころか溢れておりますが物理的には腹ペコ、丁度お昼なのでここで腹ごしらえ(*^^*)

物理的チャージも済ませたところで次の目的地の方向は、と現地の地図看板を見たのです


あ、神社発見(´・-・。)


櫟谷神社


読めない( ̄・ω・ ̄)

すぐ近くだから行ってみよ


という流れでこちらです、いちたに と読むんですね
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なんと宗像神社もある弁天様じゃないですか!
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そして気付きました? 気になって調べてみたのですが分かりませんでした、この石柱にだけ 櫟谷宗像雨神社 と彫られているんです


雨????? とは?????


さて、石段を上り
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もう少し上り
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階段嫌いな私ですがこれくらいなら大丈夫

見上げると美しい神額とその頭上にはうっすら日暈
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そしてすごく素敵な境内!
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お水は出ていませんが手水舎の龍がまるで桂川から鳥居を潜ってきたようで素敵です
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御祭神は櫟谷神社が奥津島姫命と田心姫命、宗像神社が市杵島姫命
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ただ御祭神が逆だとされていたり、櫟谷神社の方は事代主命が祀られているといった別説もあるようです

宗像神社が創建668年、櫟谷神社も848年には既にあったとされておりとても歴史ある神社ですね


一社相殿の姿がとても素晴らしい本殿です
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下の看板と同じ内容ですが木に書かれると凄く雰囲気を感じますよね
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北側鳥居の向こうには桂川が見えまして、近付いて行ったらカラスが飛んで来ました
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カラスはデカくて黒くて嘴鋭くて怖い感じもしますがその羽は陽の光を浴びると虹色に輝き鳥類の中でも抜群の頭の良さ

ただその頭の良さ故にゴミを漁ったり人(の持つ食べ物)を襲ったりするので嫌われていますが、最近だと鬼〇の刃なんかの影響もあって悪いイメージは少し減っているかもしれませんね


背の高い木に囲まれた景色の中一体何を見ればよいのだ?と思える100円双眼鏡ですが以前は木がこれほど高くなく渡月橋まで綺麗に見渡せたそうですw
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物凄く気持ちの良い素晴らしい神社でした!
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三女神様が見守る桂川は本当に素晴らしいですね
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そういえばこっちからも見えるんじゃないか、と川の反対岸に来てみると鳥居が見えました
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すると偶然にも車折神社嵐山頓宮なる場所を発見!
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………でも門が閉まってる。。。(lll __ __)バタッ


壁の隙間からは小さなお社があるのは見えましたが、普段の門が開いてる時でもお社までは行けないそうです

調べてみてもよく分からなかったのですが、頓宮というのは一時的な仮宮という意味のようなので、もしかしたら目の前の桂川で行われる三船祭の際には車折神社からこちらいらっしゃった神様が休まれる為なのかもしれませんね

こちらには門が閉まっている可能性もありますし開いていたとしてもこちらに神様がいらっしゃる訳では無いですが、もし桂川まで足を延ばされた際にはこちらの頓宮と櫟谷宗像神社にご挨拶なさっては如何でしょうか(*^^*)b


うーん、、、石柱の 雨 ってなんだったんだろう……

エネルギー満ち溢れる車折神社の境内社

どうも!ひのきですm(*_ _)m


昨日から初めましてこの6月いっぱいをかけてはいつもに増してパワー全開の御利益満開でやってまいりますm(*_ _)m


昨日の記事は車折神社で祈念神石をお受けして本殿と芸能神社への参拝をしたところまででした

それでは境内社へご挨拶して参りましょう!


(天気が入り交じっているのは雨が落ちそうな曇りから晴れてまた曇ってまた晴れて快晴になった忙しいお空だったからです)


嵐電側の真反対側まで来てみたらこちらが正面参道だったんですね! かなり縦長の境内でしたf:id:hinoki_kaonashi:20210514171541j:plain


境内社全ての垣だけでは足りずに右奥駐車場は縦三段までも埋める奉納玉垣の凄さ、皆さん有名人の名前探しをしてらっしゃいましたが全部見るのはかなり大変そうな数ですねf:id:hinoki_kaonashi:20210514171637j:plain


上の写真右手前に鎮座するのがこちら、愛宕神社f:id:hinoki_kaonashi:20210514171743j:plain

加具土命が祀られていて素敵な気を頂けました
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小さいからと侮る事なかれ、わかる人にはわかる(はず)素晴らしいお社です、とても狭いですが是非鳥居の中へ入ってお参りなさってください


向かい側が龍神様ともされる罔象女神を祀る水神社f:id:hinoki_kaonashi:20210514172249j:plain

お水は見えませんがとっても良い気が流れています、神額が 昇龍 というのもさらに素敵ですf:id:hinoki_kaonashi:20210514180359j:plain


こちらが第三鳥居
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芸能神社手前を駐車場側に入ると境内社が並びます


その名の通り大黒様を祀る大国主神
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どこでお会いしても大国主様はお優しい
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一際美しい宇迦之御魂神を祀る辰巳稲荷神社
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変わったお狐様がいらっしゃいます
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めっちゃ気持ち良いです!
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こちらは堀派祖霊舎と 舞 の字美しい石碑
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そして芸能神社ですね
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その向かいには清少納言を祀る清少納言
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清少納言が御祭神とは珍しい、芸能神社と併せて祈願すれば御利益も大きくなりそうですね


その裏手は車折神社碑と祖霊舎、葵忠社
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表参道の突き当たりになるのがこちらの大鳥居、折角の参道が通行止め?
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その理由は、神様に対して真正面から進むことは畏敬の念を欠くことだから、だそうです

確かに参道の中心は神様が通られる道なので我々は避けて脇を通るのが礼儀なのですが、直進自体をも畏むというのは目からウロコ!


………( ゚д゚)ハッ!

そうです、私、全く意図していませんでしたがいっつも正面ではなく裏参道や脇の鳥居から入ってしまうのは神様or眷属様のお導きだったのでしょうか!(たぶん違う)(何ならぐぅぐるまっぷさんのお導き)


私も鳥居や参道では端を歩いてはいますが個人的には中央は神様ではなく眷属様が通られる道だと思っています

神様は上から降りて来られるのではないかと(*^^*)


芸能神社社務所の間で三船祭の舟頭が見られますf:id:hinoki_kaonashi:20210515142142j:plain


おや、この岩は。。。札が見当たらず不明ですが、もしかしたら車折石? 違うかな(。-_-。)
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改めまして、立派な拝殿です
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見上げたらめちゃめちゃお洒落でした
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拝殿の脇と通って裏へ、本殿入口が神々しいですね
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本殿真後ろに鎮座するのは八百万神社
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これぞ日本人の心、御祭神は八百万の神です

八百万の神とは800万柱というわけではなく、生きとし生けるものから自然に至るまでの万物を表した数字ですから実際はもっと多くなりそうですよね

我々が生きているのは奇跡ですから全てに感謝出来る場所かと思います、是非忘れずお参りなさってください(*^^*)


続いて拝殿入口の右側にある手水舎と勘違いしそうなこちら、用意されている緑色のバケツにお水を組んで裏参道を進みます
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裏参道中頃に鎮座する滄海神社は市杵島姫命を祀る弁天神社です
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ここで先程組んできたお水を献水しご挨拶しますf:id:hinoki_kaonashi:20210515152947j:plain


忘れず緑のバケツを元に戻したら初めに祓い清めて頂いた 清めの社 の撮影タイム! 待ち受けにすると開運にとても良いんですって(*^^*)
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そうそう、こちらに祀られているのは祓戸大神

つまり、大祓詞によれば瀬織津比咩神・速開都比咩神・気吹戸主神・速佐須良比咩神の四柱、祓詞によればさらに増えて十二柱ということになります(細かくなるからこのくらいでw)

そりゃぁ凄いお力を感じるわけだ!!!

待ち受けにすれば罪穢れを祓って頂けるんですからそりゃぁ良い事も寄ってきてくれるはずです

祓戸大神については神道にとってとても大切な神様でありながら謎が多く様々な考察もあるので興味のある方はちょっと調べてみるとどハマりするかもしれませんよ(*^^*)b


その斜め向かいがこちら(指写ってますけど)
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入って正面が天満大神 菅原道真公を祀る天満天神社
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てんまんてんじんじゃ と読みたくなりますがその心を先読みされておりまして読み仮名が書かれていて そらみつあまつかみのやしろ とお読みするそうです

おや、雷除け農業園芸の神? 菅原道真といえば学問!という認識でしたが調べてみると実に多才な神様だったんですね


竹で閉じられているのは天照大神を祀る神明神社f:id:hinoki_kaonashi:20210515154204j:plain


そして最後になります、北側に鎮座する地主神社f:id:hinoki_kaonashi:20210515155346j:plain

"地主神社"で調べると全く別の御祭神が出てくるのですがその土地や神社に縁のある方が祀られているからなので神社名だけで祀られている神様を推測することは出来ません

またひとつ賢くなりましたm(*_ _)m

こちらでは嵯峨天皇がお祀りされているそうですf:id:hinoki_kaonashi:20210515155548j:plain


いやー、凄かった!!!f:id:hinoki_kaonashi:20210515144037j:plain

いつ降るか(むしろ僅かな雨粒は落ちた)という空が急にパッと晴れたかと思ったらまた曇り、するとまたパッと晴れたり雲がびゅんびゅん流れていくのに地上はそよ風

素晴らしい場所だらけでもうどうしてよいやらわからなくなるほど凄い境内

こんなところや
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こんなところ
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様々な鳥が飛び、鳴き、様々な蝶が舞い

どこに目を向けても神聖な感じがするんです
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もう頭上でホバリングするカナブンまで神の使いに…
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………あっ、そうか、こちらには八百万の神様が祀られているんでした!!!


よし、と芸能神社脇のカラクリ御籤をやってみたらカラクリ自体は動くのに内部の不調で籤が出てこないというネタまで頂きました(爆)

神職さんが何度かやってくれたけどダメそうでお金が戻ってきたので、無料で三回ほど可愛いカラクリが見られてラッキーだったなーと前向きに捉えました(^-^)v


開運招福の神額を見上げ、車折神社を後にしますf:id:hinoki_kaonashi:20210515160529j:plain


びっくりですよ、1時間半も居ましたw

でも、まだまだ居られる、そう思えるくらい素敵な神社でした


心惹かれた方がいらっしゃいましたら、こちらはホントにしっかりと時間に余裕を持って行かれる事をお勧めします

京都嵐山の開運神社 車折神社 芸能神社


どうもひのきですm(*_ _)m


ちょっともう色々とかなりの ぼりゅ~ぅむ だったので慌てず急がずしっかりあたためながらあれこれと調べつつ徐々に下書きへしたたたためて来たのですが(噛みまみた)、漸く全体の見通しがついてきたのでここからドスーーーンとアップしていきます!

(寧ろスタートを切ってしまうことで残りも早う仕上げなされませ!という自己重圧方式でございます)


それでは初日からかなりの盛り沢山で参ります!


まずはこちら、車折神社!!! 京都です!!!
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くるまおり ではなく くるまざき 神社ですね


そうです、先日の記事にもしましたが偶然にも牡丹住吉神社富岡八幡宮と立て続けに出会っていた車折神社です

まさかその御本社に参る日が来るとは( ̄▽ ̄;)

それよりも前から何故か急激に天鈿女命様との御縁が繋がり始めたなぁと思ってはいたのですが、いやぁここまで繋がってしまうものなんですねぇ、ほんと有り難や有り難や


JRで行ったのでまず嵯峨嵐山駅へ到着、ナビでは嵐電嵯峨へ乗り換えて、とありますが徒歩10分程のようなので歩くことにしました

駅前に石柱がありまして、路地を歩いていきつつ嵐電沿いに向かいますf:id:hinoki_kaonashi:20210514155009j:plain

お、駅が見えてきました
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駅名がそのまま車折神社! っていうか あらしでん じゃなくて らんでん って読むんですね(汗)
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もう駅の階段目の前がそのまま神社の参道です
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雨予報ですがなんとか頑張ってくれてます! 参拝が終わるまで降らないで!(>_<)


見上げるとなんと鳥居の神額には社名ではなく開運招福の文字!これはとっても有難い気がする!f:id:hinoki_kaonashi:20210514155609j:plain


1189年、九条兼実より「その才、神というべく尊ぶべし」と称えられた儒学者 清原業平が逝去し、その領地であったこの場所に葬られ、やがて廟となり、そして宝寿院という寺になりましたが、後嵯峨天皇の嵐山遊行で通過しようとた際に社前で牛車の轅が折れ進めなくなったことから神威を畏れ、門前の石を 車折石 と呼び正一位車折大明神の神号が贈られたのだそうです
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広い境内へたどり着く前の参道が既に凄い
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よく分からぬまま広い境内をとりあえずササーッと一周したところ、こちらでのオススメ祈願手順があちらこちらに貼られていました


お願い事を叶えたい方は必ず先に確認しましょう!

というわけで手順を確認したので祈願開始!


まず社務所近くにある手水舎で手口を清めます
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参道に是非ともすぐに拝みたくなる場所が複数ありますし、手水舎?と勘違いする場所までもがありますが、誘惑に負けず社務所の前までしっかり進んできてくださいw


しっかり清めたら来た道を戻りまして、先程しっかり心惹かれたであろう清めの社にて、二礼二拍手一礼で参拝し、悪い運気や因縁を祓って頂きますf:id:hinoki_kaonashi:20210514160704j:plain


祓え給い 清め給え 神ながらに守り給い 幸え給え


こちらは石をモチーフにした円錐形の立砂が素晴らしいのですが、私個人的には、この立砂越しに見える背後のお社と御幣から吸い込まれるようでもあり緩やかに流れてくるようでもある一種の"気"のようなものにとっても惹き付けられました

ここでの祓いが結構大事です、本気のお願い事がある方は本気で祓っておかれる事をオススメします


こちらについては次の記事でもう少し触れていきたいと思います


続いて社務所にて祈念神石をお受けします

神棚や棚などに供える大きなおふだ型(初穂料500円)と鞄などに入れて持ち歩く小さなお守り型(初穂料700円)の2種類から選べます

お守り(おふだ)を持ち社務所前から本殿へ
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拝殿一歩手前で一礼して(お守りを一旦ポケットや鞄などへ入れておくと良いと思います)、鈴緒を引き(大きく鳴らし過ぎない方が良いですよ)鈴の音で心身を鎮め、そして神前へと進みます

(お賽銭を静かに入れ) 二礼二拍手一礼 を一連の所作で行ってからお守りを取り出し両手に挟み、心の中で願い事を強く念じます

勿論普段の参拝と同じく、住所氏名の自己紹介とご挨拶出来たことや日頃の感謝を先にお伝えした方が良いかと思います


あとはこのお守りを肌身離さず持ち続けていると願いが叶うのだそうです!(おふだ型は神棚もしくは目線より高い場所に祀り毎日願い事を強く念じるのだそうです)


私はこの時知らなかったのですが、願い事はどんな事でも良く(と言っても常識の範疇でしょうがw)、なんと願い事は3つまで願って良いんだって!太っ腹!!!w

個人的には欲張らずひとつに絞っておきたいところですが、神社さんが良いと言っているのだからここは甘えて欲ばっておくのが得策でしょうね(*^^*)b

ちなみに芸能関係の祈願がある方や芸能系でなくとも日常の人気運などを祈念する方は、このまま境内社である芸能神社で同じ手順にて同じ願い事をすると相乗効果の御利益が期待出来るそうです

こちらが天鈿女命を祀る芸能神社ですf:id:hinoki_kaonashi:20210514164314j:plain


あ、気付きました???


そうなんです、ガッツリ晴れましたw


晴れ男ではありますが予報が雨な上にいつ降ってくるかという空の下だったのが祈念神石を持ち本殿へご挨拶した直後に突然太陽が覗きはじめ、そのまま一気に青空にまでなるとさすがにビビります(汗)


というわけで先に撮って回った時のどんより曇り写真とスカッと晴れ渡った写真に加え途中でもう一度曇ってからまた晴れた写真が混在しますが気にしないでください


早速今にも雨が降りそうだった僅か15分前とは思えぬ逆アングルをw
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著名人を中心とした名前の入った朱の玉垣がところ狭しと並び境内全てを覆い尽くしています

芸能人に疎いおぢさんな私でもちょっと目を走らせただけで物凄く有名な方だらけでした


拝殿から望む本殿、な、なんかオーラが凄い(気がするだけで何かが見えるわけではありません)f:id:hinoki_kaonashi:20210514165521j:plain


本殿と同じ手順で同じお願い事を念じましょう


願い事が天鈿女命様の御利益と異なっている方は祈念神石を手に持たない通常の参拝で良いと思います


入って良いのかな?という感じですが玉垣が並んでいるので大丈夫、隙間から入っていくと本殿が物凄くお洒落で美しい、さすが天鈿女命様f:id:hinoki_kaonashi:20210514165642j:plain

本殿のお背中マニアな私としては背後に回らせていただけるのはとても有難い、肌寒かった先程までが嘘のように陽射しが物凄く熱いパワーが送られてくるので汗だくですw
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これはご利益がとっても強そうですね! いやほんと凄い、天鈿女命様、呼んでくださってありがとうございましたm(*_ _)m


さて、願いが叶った際には自宅庭や近くの川、山などで石をひとつ拾い、サインペンでお礼の言葉を書き込んで所定の場所へ供えると共に願いを叶えてくれた祈念神石も所定の場所へお返ししましょう

お礼の石には「御礼」の二文字さえ書ければ小さくても構わないそうなので欲張らず持参するのに無理のない程度の大きさで良いでしょう

しかも遠方の方向けに郵送での返納も受け付けてくれているそうです! これは有難いですね!


はい、ここまでで正直、かなりエネルギーを頂戴しましたが、他の境内社もとっても素晴らしかったのでちょっと明日の記事に分けたいと思います(*^^*)