ども!ひのきです!
今回は府中にある大國魂神社です
大鳥居を潜......る手前の右手にお稲荷さん
由緒は不明ですが、朱塗りがとても麗しく夜に伺うととても幻想的なお姿です
拝殿へ向かっていく途中気になって足を止めると、アメノウズメ様を祀った神社だと気付きました
彼女にご縁のある神様なので手を合わせます
ここで漸く手水舎があります
手水舎は「ちょうずや」と呼ぶところが多いようですが、こちらでは「てみずしゃ」と呼ぶようです
とても細かな彫刻が施されていて天井には龍が彫られています
岩と台座に乗った左右の狛犬は共に手前側(写真左下)にトンネル状の隙間が施されていますが、潜るためのものでしょうか(幼児くらいしか通れない)
大國魂という名の通り大国主命と御同神を祀る社、拝殿がとっても立派で次々とやってくる参拝者が手を合わせます
私の目的はこの先、左手から回る末社です
水神社さん
深井戸からの地下水が龍の口から流れ、右側の岩から裏手へ流れる小川に人型流しが出来ます
木々と水の空気に囲まれとても澄んだ空気の流れる空間で、ご挨拶している間はしんと静まり水音が耳に心地よく、鳥居を出るとさーっと風が包み込んでくれます
さらに奥へ進むと、ひっそりと巽神社が鎮座されています
拝殿側から奥を伺っても木々しか見えないのでこちら側まで来る人はかなり少ないですが、こちらは市杵島姫命様を祀る、所謂弁財天様です
鳥居は見た目よりも低く、少し身を屈めながら潜りますとスンと空気感が変わり完全に異世界のような、結界に足を踏み入れた感があります
特に夜になると暗くひっそり感が増します
水、龍、蛇にご縁のある(と勝手に思っている)私としては、拝殿・本殿左側のこの空間がとても居心地がよく心身が引き締まる感じがします
ちなみにこちら側の拝殿 - 本堂間は回廊となっていて夜の眺めが素晴らしいのでオススメです
巽神社から正面に真っ直ぐ砂利道が続いていて本殿裏を通ることが出来ますが、時には真ん中にじっと立ち近付いても逃げず餌を求めるでもなくこちらを見てくる鳩が居たり
時には突然ブレスレットがピリッとして周りを見ると本殿の真裏だったりと何か不思議な空気を感じるのは私の気のせいだと思いますが、その裏道を巽さんと反対側まで来ると御神木があり、強い命を感じることが出来ます
ここから拝殿の方へ戻る道は御神木や東照宮、住吉神社・大鷲神社があって少し人が多くなりますが、通り過ぎてから妙に気になった小さく地味な社
戻って覗いてみると大きな白馬と目が合いました、ちょっとビックリですw
こちらは大國魂神社公式HPの案内にすら載っていないのですが、神馬舎といって東照宮の御祭神である家康公が乗られるお馬だそうで、神様が乗られる馬も合わせて神格化されているということのようです
私、個人的に午年なのでご挨拶しました
さて、大國魂神社では酉の市も開催され、多くの人と響く手打ちで賑わいます
拝殿右手に鎮座する住吉神社・大鷲神社は除災・商売繁盛を求め多くの参拝者が訪れます
狛犬さん達の表情がどこかコミカルで可愛い
酉の市では神楽殿で神楽奉納も観ることが出来ました(*^^*)
こちら、大國魂神社のご由緒はなんと西暦111年に造られた......えっ、1900年以上の歴史があるんですねっΣ(´□`;)
行ったことはないのですが、くらやみ祭りも有名ですよね!(防犯的に?最近は真っ暗ではなく少し明るくしているらしいですが)
夜の参拝が出来るのはこういう時だけ、と思い立っての酉の市参拝だったわけですが、お稲荷さんと拝殿、大鷲神社以外では静けさと落ち着きは日中と変わらなかったものの、やはり"特別な感覚"は全く感じられませんでした
夜も起きてらっしゃるのはお祭りの神様だけですね(あ、花園神社は夜も起きてらっしゃる気がする!w)
お祭りの賑わいも良いですが、何も無い平日の朝、の~んびりした日に行くととっても良い深呼吸が出来ると思いますので是非(*^^*)b