どうも、ひのきですm(*_ _)m
今回はこちら、靖國神社さんです
国の為に命を捧げられた方々の御霊を慰める言わずと知れた神社ですね
実は数年前、偶然目の前を通り掛かったことがあったのですがその時はこの門に近付くことすら出来ませんでした
恐らく8月15日が近かったのでしょう、沢山の年配の方々、中には軍服を来て集まって参拝される方々がいらっしゃって、とても自分なんかが近付いてはいけない場所だ、そう感じて参拝を避けた覚えがあります
あれから何年経っただろうか
昨年の秋、初めての、靖國
平日の日中とあってか、人はかなり少ない
自分なんかが足を踏み入れて良いのだろうか
暫く逡巡し、覚悟を決め、歩を進める
ここまででも十分感じる神域感が最後の鳥居を潜った瞬間にさらに高まり、もう次元の異なる別世界となる
なんだろう、踏みしめているはずの石畳と自分の靴の間に少し空間がある感じがする
こんなのは初めてだ
目の前に近付く大きな拝殿、近付けば近付くほど大きな幕とその奥、本殿の姿が目に見えるより大きく、強く、迫ってくる
重い
余りにも
重い
柏手を打つと共に聞こえる音が全て消えた
涙が込み上げ、少し拭い、参拝を終えた
この気持ちを言葉にするのは難しい
感謝
いや、申し訳無さ、でもあるような気もする
巡る想いの殆どは、自分自身への問い掛け
過去は変えられない
善きも悪しきも全てを含む
その過去の上に私達は立つ
今、私達がこの時を過ごせているのは、彼らあってのもの、それだけなのだ
そして、これからの未来は私達が創っている
根深い賛否論のある場所であり、少し調べてみるだけでもなかなか答えを出すのが難しい複雑な問題だと分かる
「祖国を靖ずる」の意を込めた靖國という社号には「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められている
祭神は、「国安かれ」の一念で尊い命を捧げられた246万6千余柱の方々
賛も否も含めて、この"靖国問題"をひと言で、ひとつの想いだけで論ずる事は不可能だと思います
神社とあってパワースポットとして扱う向きもあるようですが個人的にはパワースポットというにはちょっと違う気もします
ただ、過去を想い、自分自身を振り返り、これからの歩みを改めて考えることが出来るという意味においては、強大なパワースポットとも言えるかもしれません
ひとつだけ言えることは
心穏やかに空を見上げることが出来る
この時はとても尊いということです(*^^*)