今回は、先日の記事で触れた件についてです
完全に私見ですのでご容赦をm(*_ _)m
さて、黒闇天ってなんぞや?という所から始まり、ちょちょいと調べてみたら実に面白いことになりました
まず、吉祥天と黒闇天という姉妹がいて吉祥天は絶世の美女で幸運の女神、一方の黒闇天は醜く禍を招く女神
故に二人は常に行動を共にし離れることなく暮らしていたそうです(素敵な姉妹愛ですね)
色々調べていくと、黒闇天の姉として吉祥天と弁財天の2説が出てくることに気付きました
よくあるパターンで、この2神は呼び名が違うだけの同一神か?とも思ったのですが、どうやら別神のようです
絶世の美女とされた女神は2柱存在し、そのもうひとりが弁財天でした
なぜ黒闇天の姉が弁財天と混同されているのかというと、実は七福神が設定された当初(←設定とか言うなw)は紅一点の女神枠に吉祥天が選ばれていたそうなのです
だが待てよ?! 吉祥天には災いの妹が居て福を司る七福神のメンバーとして相応しくないんじゃね? となってしまい、替わってもうひとりの幸運の美女である弁財天が七福神に選ばれたという説があるようなのです
そうか、だから吉祥天と弁財天がごっちゃになるんだ!
……で? 太田神社で祀っていた黒闇天が福の神になったのなら祀るのは相対であり一心同体である姉(上述の理由で混同したとしても弁財天)こそが相応しそうなのに、なぜ天鈿女命だったのでしょう、、、
スピリチュアル好き(好きなのか?)でパワースポット好きで神社と神様大好きな身で言うのもなんなんですが、こういうの、大好きです(≧∇≦)
何が?というと、、、
弁財天とされる市杵島姫命と天鈿女命が混ざった説
何を隠そう、私自信が当初、弁財天=天鈿女命だと思い込んでいたのです(弁財天は市杵島姫命)
それもそのはず、同一神かどうかは別にしてこのおふたりはとても似通っているのです
むしろ、弁財天と市杵島姫命はそもそも別の神様ですが、神仏習合により同一視されたと言われています
神様の話は多説あり、日本には古来の神様と仏教の神様とインドからの神様、その他多数の神様方が同居されています
また地方によって伝わり方や捉え方が違ったりするので同じ神様でも名前が沢山増え、そうなると枝分かれした名前と名前がくっついて同一神とされたり同じ神様が分裂してしまったりともう手が付けられなくなります
でも、これだからこそ私は日本の神様が大好きなのです(´∀`*)
とにかく、自分の心と物事を良い方向へ向けることに徹している!
良いことは崇めてあやかりたい、悪いことは祈って鎮めたい、とにかく安寧で暮らしたい
とても大切なことです
この島に暮らす人々は昔からずっと、縁起を担いで楽しく暮らしてきたのです
その時代その時代における人々の願いが様々な神様を産み、海を渡ってきた異国の神であっても招き入れ、但し受け入れやすいようにオリジナリティを。。。そうです、これぞ日本人のアイデンティティ!!!( ✧Д✧)カッ!!
2000年前、いや、それよりも前、我々の祖先から受け継がれた個性が生き続けている
我々のDNAに刻み込まれた歴史に触れることが出来るからこそ、神社がパワースポットなのであり、参拝することで自分自身と向き合うことが出来るのだと思っています
というわけで、ドラマ仕立てのこんな妄想をしてみました(怒っちゃやーよ)
とある男が居た
何をやっても上手くいかず旗本という立場にあるにも関わらず何をしても空回り、周りの者ばかり取り立てられ、良かれと思って人に騙され、遂に暮らしは困窮、さてどうしたものか、首を括るか腹を切るか、、、
目の下のクマは深く顔色は青くなり、頬もやつれ始めた彼を見兼ねてご近所さんが声を掛けた
貴方様はきっと貧乏神に取り憑かれているに違いない、これ以上酷くならぬようしっかりお祀りした方が宜しいのではないでしょうか?
ふむ、確かにここまで運が向かぬとなれば貧乏神とやらが住んでおるかもしれぬ、と小さな社を建て黒闇天を祀ることにした
するとある晩、夢枕に老婆が現れた
これまでの礼がしたいから赤飯と油揚げを奉れという
いやいや、待っておくれよ、あんたが居たお陰で散々貧乏くじを引かされ続けてきたのにその礼だと? 貧乏神がくれる礼なんてのは更なる悪運に違いねぇ!
だがしかし儂にゃぁもう何も残っちゃいねぇ、これ以上はもう……よし、毒を食うなら皿まで、言う通りにしてみるかね
するとどうした事か、なんと今までが嘘だったかのように運が向き始め、借金が減るどころか金が貯まり、出世まで果たした!
すぁて、身分に合わせてお屋敷を住み替えにゃ!と引っ越す事になったがお社ってぇのを簡単に移しちまうわけにゃいかねぇ
「おぃ、おめぇさんら、この黒闇天様はとーっても良い神様だ! 儂みたく1、5、25の日に欠かさず赤飯と油揚げを供えればきっとご利益がある!この町を守ってくれる!」とお社を遺していきました
さて、町民たちはあやかりたいとお供えをしてお社を守っていきますが、どうもやっぱり貧乏神様を祀っているってぇのは心の居心地が悪い
共にずっと暮らしてきて最後に良くして貰った旗本様にとっちゃ良いが、馴染みのない儂らが貧乏神様~っと手を合わせるのもなぁ?
待てよ?良い運が向いたということは今この社に居らっしゃるのは姉様である幸運の女神様でねぇか? ならばその姉様をこそ祀るべきでねぇか!
違ぇねぇ! けど、、、姉様、どなた様だったかのぅ
大層美人な幸運の女神で天女の舞の……
といったら天鈿女命様だ!
よし、そうときたらご主人の猿田彦命様も併せてお祀りしたら夫婦安寧で居て頂けるし、おいら達も大きなご利益が頂けるじゃねぇか!
あれ?あれれれれ?
あん?せっかく話が纏まった所で一体なんでぇ!!
そしたら赤飯と油揚げって誰に供えるんだ?
馬鹿かおめぇ? 赤飯に油揚げっつったらお稲荷さんに決まってんだろぅが!
えぇ? そしたら宇迦之御魂神様も祀ってなきゃなんねぇじゃねぇか!!
ぁあ~?……んー、それもそうだ!よし!そうとk(略)
※ ふ ぃ く し ょ ん で す ! ! !
何度も言いますが、全く馬鹿にしていません! 寧ろ、こんな感じだったからこそずっと長く人々の心の中に生き続けているんだと思っていますから(*^^*)
逆に、この神様はこう! この神様はこう! と厳密に決められていたとしたら、ここまで永く広く浸透することはなかったんじゃないかなぁって思います
如何でしたでしょうか
このふざけた自己満足ブログw
気分を害された方が居たらほんとごめんなさいw
いや、でもそんな方はそもそもこの記事なんて読んでないでしょうし(途中でやめてるハズ)ね(*^^*)
いやー、それでも日々、アクセスがあるのでびっくりしちゃいますが、まぁこんな感じでゆるゆると続けていこうと思います
ちなみに最近は神社巡りものんびりとさせたし(コロナ禍でもあるので控えめにね)、決まったところへ行くようにもなってきたので神社記事も少し減るかな?と思います
代わりに石やブレスレット、どーでもいい雑談が増えるかもしれませんが、まぁこんな考えのやつも居るもんなんだなぁって考えの裾を少しでも広げていただけたら良いなーって思います
神様、仏様、パワースポット、パワーストーン、縁起、風水、、、様々なものがありますが、大切なのは自分の意識を上げること
依存や責任転嫁、思考放棄に至らぬように(。-_-。)b
皆様に笑顔が降り注ぎますように!๛ก(ー̀ωー́ก)