新型コロナ対策として都内は非常事態宣言も延長され、都内ひきこもり生活は続いています
遊び外出は出来るだけ控え、行ったとしても都内だけ、仕事(リモート不可業種)は普通に行かなきゃならないし、外食はするけど飲酒は専ら宅飲み
そんな中での楽しみといえば、散歩と神社巡り!!
さて、皆さんご存知のように神社の中でもかなり数多くあるのが稲荷社です
一説によるとその数なんと、日本にある神社の総数は8万社、そのうち稲荷社は32000社だというのですから
まぁ、厳密には神社庁が管理出来ていない社もあったり、境内社まで含めたらとんでもない数になるかとは思いますけども
というわけで、ひのきも歩けば稲荷に当たる
今回は日本橋~神田~浅草橋~御徒町界隈の神社ぶらり旅の間に出会った小さなお稲荷さん特集です
まずはこちら
常盤稲荷神社
相殿には井戸や灌漑などお水の神様、罔象女神
うん、とても綺麗で、でも神聖な雰囲気もあって心地の良いお稲荷さんですね
それもそのはず、太田道灌が伏見稲荷から分霊を頂き祀ったというしっかりとしたお稲荷さんです
続いて御宿稲荷神社………なのですが、初午神事(と思われる)の準備で町の方々が社内で作業なさって居たので写真は取れず、ご挨拶も邪魔にならぬよう少し離れたところからお辞儀と頭の中で軽く、に留めました
その昔、家康が宿をとった邸宅に祀られていた稲荷で、戦災により社殿が全焼したにも関わらず御神体は無事だったそうです
とても皆さんに愛されている感じがした素敵なお稲荷さんですね、次の機会に改めてご挨拶したいと思います(*'▽'*)
お次はこちら、出世稲荷神社です
出世稲荷と名のつくところは数多くありますね
ご由緒が凄い、関東大震災で社殿は燃えたが、偶然にもその時は社殿改築で御神璽が川の船上にあったので無事だったという
勿論、燃えてしまう場合もありますしだから良い悪いというわけではありませんが、周りは焼けても神社だけ、本殿だけ、御神体だけが残るという話が多く伝わっています
やはり何かあるのでしょうね(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
さぁまだまだ出会いますよー!
五十稲荷神社
こちら、改装中でして中に入れず
ただ、建築中の社や工事を避けている狐さんが見られてちょっと珍しい気分です(*'▽'*)
いそ 神社かと思ったら ごとう 神社でした
五と十の付く日に織物市を開いていたことに由来する愛称だそうで、本来は栄寿稲荷というそうです
アクリル?の反射で見づらいですが、参拝用に小さな仮社殿が用意されていました
最後はとっておきのお稲荷さんです
草分稲荷神社
少し広い公園の端、その一角だけやたらポッポちゃんに囲まれている社がありました
こちらは板倉主計頭………だれ?( ̄▽ ̄;)
あっ、主計頭は官位ね!( ^_^ ;)
徳川家臣 板倉勝殷の屋敷がそのまま公園となっていてこちらの稲荷も残されているそうです
ポッポちゃんに愛されているには理由がありました
オワカリイタダケタダロウカ
つまり、鳩鳩鳩鳩鳩鳩鳩狐猫狐鳩鳩鳩鳩鳩
です
じーっと見ていたのですが、鳥居を潜るとヌコ神様はすらりと横の木へ移ってしまいました
ツメトギツメトギツメトギオシリフリフリツメトギツメトギツメトギツメトギ
よく見ると社の中(?)にも狐猫狐狐猫狐狐
じーっと見つめてくるヌコ様、そして頭上からはポッポちゃんカツカツカツカツという足音と、いつ落し子降るか知れぬという全く落ち着かない環境です(爆)
でも、とーっても心地好いんですよねー
んで、この社の脇にはちゃんと猫入れが用意されていて中身もしっかり入っています
もうこの子の家だね、うんw
そりゃ鳩も群がるわけだ、開放型猫小屋兼鳩小屋です
パンパンすると脅かしちゃうかな、と簡易的にウカ様へご挨拶し鳥居から出た途端、今度はスズメ?メジロ?逆光で良く見えませんでしたが小鳥が飛んできてヂュンヂュンヂュヂュンヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュンヂュンヂュヂュンと真上で騒いでまた飛んでいきました
うん、ここ、とっても、好き(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
公園を出て裏から猫を見ると、近くに座っていた男性がススッとビニール袋を開きながら近付いて行ったのできっとご飯なんでしょうね
別の日にまた行ってみると、やはりここに居ました
…………ェェエェェエェエェΣ('A`ノ)ノエェェエェェエ 猫が違うっ!(爆)
複数の猫の住処になっているようですねwww
他にも居るのでしょうかね? もしそうだったら、行った時にどの猫が居るかで御籤的な遊びが出来そうですw
っていうか、社を挟んで左右に生の狛猫!なんてのを見てみたい(*´﹃`*)
続いてこちらは櫻稲荷神社
なんとビルとビルの隙間の奥にありまして、ちょっとキョロキョロしていればこの赤い鳥居が目立つのですが、この前後が軽く賑やかなので普通に歩いていると気付かないで通り過ぎそうです
社の部分だけ少し広くなっています
賽銭箱のところで鎖が張られていますが、とっても雰囲気のある素敵な社ですね
見渡した所、桜は見当たりませんが乙女椿がとても華やかです
こちら、藤堂家の屋敷稲荷として伏見稲荷から勧請された神社が後に荒廃してしまったものの、再建され、もう一度伏見稲荷から分霊を頂いたのだそうです
そのため、御祭神(御本体)に伏見稲荷大明神と書かれています
別神、同一神と各説ありますが、伏見稲荷大明神は宇迦之御魂神、佐田彦大神、大宮能売神、田中大神、四大神の五柱とされているようです
見落としづらい場所にありますが、ナビを見ながら行けば間違いなくわかると思うのでお近くを通る際には是非(*'▽'*)b
最後はこちら!
カメラを引きましょう、矢場稲荷神社です
これはヤバいです←言いたいだけ
一階部分が倉庫(山車が入りそうな大きさ)、2階が境内なのですが、それだけなら立地的にわからなくもないのです
問題は、登れねーんだわ!(爆)
木梯子が用意されているのですがそれは銀杏の木にチェーンで括られていて関係者専用なのです
参拝拒否!? まさかの事態です( ̄▽ ̄;)
なんなら、倉庫の鉄扉が緑地に真っ赤な鳥居のペイントというところもなかなかに………おや?
おぉ、こんなところに目立たぬ賽銭箱が………
いや、箱 とは………w
折角ですからご挨拶してお賽銭を入れてきましたが、なんともちょっと切ない気分です
なので詳細は不明ですが、鳥居が潜れず、境内にも入れず、まともに見ることも出来ず、賽銭は扉に、そして狐さんがやたら凛々しい
そんな変わったお稲荷さん、一度行かれてはいかがでしょうか(*'▽'*)
勿論、この日歩いたルートの近辺にはもっと沢山のお稲荷さんがありました
Googleマップなどで自宅や職場あたりを出して神社とか稲荷とかで検索すると意外と知らないところがあるかもしれませんよ~
なんならマップにすら認知されていない神社や観音なんかもありますもんね
明日は午の日、お稲荷さんへのご挨拶に良い日です、お近くのお稲荷さんへご挨拶してお食事にはいなり寿司でも如何ですか~(*'▽'*)
というわけで ひのきも歩けば稲荷に当たる でした!