こんばんは、ひのきですm(*_ _)m
いやー、どんどん素晴らしい神社さんに出会っております、ありがたやありがたや
さて、神社巡りを初めてからお稲荷様とのご縁を感じ、いつか必ずご挨拶したいと思っているお稲荷様の総本社、伏見稲荷大社
なんと関東にもある!?!?!?
境内に入る前から圧倒されますね………
創建は昭和4年と新しいのですが、関東一円の稲荷信奉者の熱望が届き、稲荷総本社である京都伏見稲荷から分霊を頂けたそうです
東に位置する伏見稲荷なので東伏見稲荷、大社ではなく神社なのは…明記するまでもありませんね ^^
なかなかに広い境内なのですが、なんとこちらの土地は全て西武鉄道が無償貸与!? さらに御霊代をお連れする際には特別列車を仕立て、到着と同時にそれまで上保谷だった最寄り駅名を東伏見駅へと変更してしまう、さらにさらにその後この近辺の地名自体も東伏見にしてしまうという信奉の深さです、凄い!
さすが民を守り民に愛されるお稲荷さん、私の仕事にはとても不都合ではありますが気持ちだけならほんとこの近くに住みたい!!!
この日、私は別の場所から長々と歩いて行ったので後から地図を見ていて気付きました、東伏見駅南口を出る所に早くも鳥居があり、そこから神社までがずっと参道になっているようです(御霊代が通られた道ですね)
では、、、いざ境内へ!
1972年に建て替えられたという大鳥居は圧巻、脇の大灯篭なんか意味不明な大きさです
神々しい神門とお狐様が見えてきました
立派な神門………を潜る前に後ろを振り返ってみます
この眺め!!! 当然ながら帰る時に見る景色ではあるのですが、門を潜る前に見ると感動具合がアップします(私だけ?)
では神門を潜ります
入ってすぐ右手に手水舎、少し進んで左手に社務所があるのですが門を潜ったことによりそれまで圧倒されていたところにふわふわ感が乗っかって写真を撮っていなかったようですw
門を潜った後、手水舎で手口を清め、周りを見渡してもすぐ拝殿へ向かうことなく何故か社務所の前で空を見上げ、木々を見上げること10分ほど、完全に変な人になってましたね(笑)
心を落ち着けてから拝殿へ
御祭神は東伏見稲荷大神とされる宇迦御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神の三座です
こちらではご挨拶出来た事の喜びと日頃のお礼のみにして、"お願い事"は後ほどにします
左手側は補修作業中でした
なんでしょう、太陽、空、雲、空気、風、音、五感を研ぎ澄まされ全てが身体に入り込んでくる、そんな気分に浸ることができます
拝殿右側にあるお社はどこにも説明が無く不明
拝殿脇という目立つ場所でなかなかしっかりした造りなので倉庫とかでは無いだろう…と近付いてみると玉垣の隙間からお狐様と立て掛けるように置かれた鳥居が見えました
うーん、、、謎
さて、ここから怒濤の境内社巡りのパラレルワールドへと入っていきます
京都伏見稲荷大社では稲荷山に祀られている多数の社を参る「稲荷お山めぐり」があります
勿論規模は異なりますが、ここ、東伏見稲荷神社でもお塚めぐりが出来ます!
右端に見える鳥居、そして拝殿左手から巡れます
左手から行くと渡り廊下の下を潜る形になり、参道と書かれてはいますが、やはりオススメは右手側なので初めての方はこちらから進まず右手側へ行かれることをオススメします
こちらがお塚の入口になります
石鳥居を潜ったところに案内板がありますので写真を撮ってから行きましょう、流石に迷いはしませんが絶対に覚えてはいられないでしょうから(*^^*)b
ちなみにお狐様のある社は全て宇迦之御魂神が祀られていると思って良いと思います
それから本当に沢山のお社がありますので"ご挨拶"だけでも良いと思いますし、全てのお社へお賽銭を入れるのが難しい場合は本殿拝殿の方へ多めにお賽銭を入れることで全てのお社への奉納としてしまうのもアリなんじゃないかと思います(私個人の考えですw)
ちなみに私は大量の小銭を用意してきました!←
では、参りましょう
千本鳥居の杜へと足を踏み入れます
いきなりの二股、右手はすぐ正面に社が見えます
こちらは金鷹社、縁結びと長寿のご利益があるそうです(ご利益が書かれているのは有難いですね)
綺麗な折り鶴や折り紙で作った龍!?が素晴らしく心晴れやかになるお社ですね
少し戻って左側へ進むとすぐにまた二股、逞しいお子さんならば喜ぶこと間違いなし、そうでないお子さんは泣くかもしれませんw
右へ進みます!
すぐ左手の権太夫社
不勉強ですみません、石台?がドン!といらっしゃってしゃがんでみましたがちょっと姿勢が無理です(>_<)
上から失礼します
御祭神である権太夫大神は田中大神の別名とされていて、つまりは伏見稲荷大社の本殿に祀られている五社の一座です
お隣が太郎稲荷社
向かい側に並んで二社
手前が要町稲荷社
奥は三徳社
振り返ると、、、鳥居は続くよ何処までも
基本的に木陰なのですが、時折射し込む陽射しがとっても神々しく感じます
こちらが末広社………おや?社が無い?
っと、このパターンは初めてです
お社が無く御幣なども見えないので御神鏡が御神体でしょうか(その後ろが御神体かも?注連縄も紙垂もないけど御神木?)
この向かい側はお塚から出る形で少し開けた場所になっており、空襲による中島飛行機の犠牲者を弔う慰霊碑があります
この平和な空は決して当たり前な事ではありません
さて、お塚に戻ります!
末広社の隣は宇迦之御魂大神
最早麻痺しつつある感覚ですが、太陽の力もあってグッと惹き込まれます
こちらが保食大神(宇迦之御魂神と同神といわれる)
とても味のあるお社で素敵です
その隣が佐田彦大神
こちらはウカ様ではなく配神とされる佐田彦様を祀っているようですが、佐田彦=猿田彦とも言われています
この辺りで漸く半分ですかね(*^^*)b
こちらは白狐社
名前の通り、稲荷大神様の眷属である白狐が祀られており、御祭神としては命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)というのだそうです
興味を持たれた方は 命婦(みょうぶ) と 専女(とうめ) について調べられると面白いかと思います(*^^*)
白狐社の裏手は旧い祠の納め処となっていました
斜めに行けたのですが、保食神と宇迦之御魂大神の所まで戻ってまだ通っていない鳥居を潜ります
ここでこの不可思議な模様に気付いたのですが、太陽の当たる面には全く無かったので恐らく蛞蝓が這った跡かと思います
こんな跡まで神々しく見えてくるのでなんともまぁ考え方っていうやつにはとんでもない影響力があるもんですね
ここから木が少なくなり、どしっとした鳥居と社が並んでいます
石碑が社(御神体?)になっていて、右から十戒徹修、愛法稲荷大神、愛徳稲荷大神です
私の目には 麦 に見えるのですが、案内図だと 愛 になっているので間違いないと思います
流石に 麦 ってのはちょっと違うとは思うのですが、うーん、、、どう見ても 麦 にしか見えない( ̄  ̄;)w
そして一番の謎が 十戒徹修 なのですが、これまたどこを調べてもみんな「謎」としていてやっぱり謎なんです
まぁ無理やりこじつけると(というか文字通りやんな)、十の戒めを修める事に徹する、つまり悪いことせずしっかりやりましょうって事にします
御祭神??? ……………………………にこっ(誤魔化)
誰か教えて~っ!
戻しましょう、お隣は八幡大神です
道を挟んだ隣は朱の玉垣に囲まれた綾太郎稲荷社です
こちらは盲目浪曲師である浪花亭綾太郎さんにご縁があるそうです
ここから左手に見える鳥居を進んでいきたいところなのですが右側の舗装された坂を降ります
繋がる鳥居の脇から入るのは不本意ですが
なぜなら
あの段差(っていうか落差)を飛び降りなきゃならないからです(どうしてこうなった!?)
せめてコンクリブロックで階段にでもしていてくれたら良いのに、まぁあれでも降りれなくはないけれど へっへーんこの程度楽勝だぜぇ とかってちょーしこいて飛び降りた時に万が一にも御神前で足をグネるなんてことにはなりたくなかったので、やむ無く鳥居コンプリートは諦めました
というわけで、こちらのお社が末広社です
さて、ここで見落としてはなりません、絶対に後ろを振り返りましょう、でなければ気付けません
振り返っても気付きづらい、というか気付ける可能性の方が低くない!?
実際私は末広社にご挨拶した後この方向を見たのに気付くことなく先へ進みました
再度一周しなければそのままだったことでしょう
二度目にこの景色を見た時、うっすら見える赤い幟が気になったのです
よく考えたら、写真右側にある裏通用口的なものかと思っていた不自然な位置の小さな黒門
門を通ってふと左を見ると………うわっ!!
白狐社がありました、ご挨拶出来て良かった
ここから裏庭的なところを通り抜けていくと拝殿脇へ出ることができます
おぉ、これは渡り廊下を潜る参道!
つまり、拝殿左手の参道からお塚へ来るとあの沢山の鳥居群を逆回りで巡る事になります
まぁそれはそれで素敵でしたけどね←逆も回った人
おっと、ここで拝殿側へ戻っちゃダメですよ、まだご挨拶してない社が残っています
こちらは神社に尽くされた方々を祀る祖霊社
そしてそのお隣が陽光神々しい開照大神
開く?照らす? お!? 芸能!? そうです、こちらの御祭神は天鈿女命です
天岩戸を"開"けて天"照"大神を呼び出したという事なのでしょう
さて、いよいよお塚めぐりもクライマックスです
本殿の裏手を通って入口へ向かいます
まさに本殿の真後ろに最後の稲荷社が鎮座します
おや?社が二箇所に別れています
ちょっと足元を写し損ねてましたが、左側のお社は鳥居の途中から出て回る感じになっています
本殿真裏という心理が働いたのか、この最後の稲荷社境内は全ての"お塚"からのエネルギーが集まっているかのような、太陽も差し込み最後の最後に強い元気を頂けた、そんな気がしました
鳥居のほぼ真正面が本殿ですものね
これでお塚めぐりを終えました! 素晴らしい!
どうやらお塚めぐりにはルール?があるらしく、本殿(拝殿)を初めとしてお塚の18社へ一語一句同じ文言でお願い事をし、最後に旧祠納処へ水晶と鍵を供えなければならず、間違えたり同じ社を二度参った場合はまた最初からやり直し!というものがあるそうです
確かに水晶と鍵(家とか自転車のっぽかった)が置いてあるなぁ、とは思ったのですが、それほどの数は無かったように思うので知っている方(信じている方?)はさほど多くないのかもしれません
個人的には、今のところ(と言っておきますかね)そこまでして神様へお願い事をするつもりはなく、どちらかと言うとそっと見守っていて頂く、つまりは神様に見られているからちゃんとしなきゃダメだぞっていう感じで参拝しているので具体的なお願い事ってほぼした事無いんですよね
ほぼ、というのは某お稲荷様で知人の快復や知人の成功を祈っを願ったことがあるのでね(*^^*)
全ての社にご挨拶し、時々深呼吸し、もう一度回ってみたり見落としを探しに戻ったりゆっくり写真撮ったりで私がお塚全てを堪能したのは1時間近く掛かりましたw
ちなみに入口の鳥居から動画をスタートして普通に街を歩くくらいの速度で各社は参拝せず正面を見据えるだけにしてスッスッと通りながら澱みなくスムーズに全てを巡ってみたのですが、それでも5分掛かりましたwww
物凄くお稲荷様を堪能させて頂いたので、御札をお迎えすると共におみくじを、、、うほっ、さすが大吉を頂きました!!!\(^o^)/
というわけで、素晴らしき東伏見稲荷神社、是非!