参拝、してますか?
どうも、ひのきですm(*_ _)m
これまでいくつかの神社を巡ってきましたが、補修工事はポチポチ当たるものの、建て替えは稀、そして今回は初めての移転中という神社への参拝
幸楽苑、いや、後楽園or春日駅から徒歩で五分ほどの小石川大神宮です
この日ふと思い立ったので参拝しようとしたのですが、調べてみると現在は移転中の仮殿で、あと少しすれば新社殿が完成するのだとか
それならば完成してからにしようかとも思ったのですが、移転途中に参拝出来るのも今だけだし思い立ったが吉日! ということで向かいました(*^^*)b
ちなみにいつぞやのお稲荷さんの時と同じ流れになりまして、Googleマップを信じて歩いて行ったのに全くそんな雰囲気も何も無い住宅地のど真ん中へ連れて行かれましたw、行かれる予定の方は公式HPを確認してください(一応Googleマップでも出ますけど探しづらいです)
御祭神は天照大御神で、伊勢より皇大神宮特別神璽を奉戴(極めて異例だったようです)し東京における伊勢神宮遙宮とされているそうです
小さいながら趣のある手水舎
こちらが仮殿ですね、小さいながら特別神璽が祀られていると思うと身が引き締まります
………が、実はこの時、事件が起きていました(事件というほどではありませんがw 後述します)
こちらには仮殿だけなのかと思ったら本殿はほぼ完成していました
この素晴らしい木製鳥居はなんと、伊勢神宮式年遷宮で解体された別宮月読宮の鳥居の古材なのだそうです、有り難や有り難や
小さめではありますが素晴らしい造りです
こちらは勧請に尽力された佐佐木勝造翁
美しいですねー
その格式から想像していたよりも遥かに狭く小さな境内と社殿だったのでこの全てが仮殿なのかと思いましたが、大きさではありませんね、素晴らしかったです
さて、事件です(すっごい下らないですが)
実はこの工事中新社殿の目の前も工事現場となっていて、参拝直前に(看板を見る限りは神社とは無関係っぽいのですが)なぜかそちらの写真を撮っている人物が目に入りました
あら、そっちは神社と関係無いんだけど敷地が繋がって見える上にどちらま工事中だから紛らわしいよねーと思いつつ手口を清め、仮殿前へ歩を進めました
礼から始めるや否や、ソレが始まりました
静かな住宅地部分に響く大きな声
それはまるで喚いているとも言えるほどの大きな声
何が始まったのだ?と思いつつ天照様へのご挨拶を始めていたので続けます………が、あまりにもその声が大き過ぎてご挨拶にもなりませんw
要は、工事現場の写真を撮っていた方に対し、住民の方が大声で神社への文句を言っていたのです
要約すると、こんなとこへ神社なんか移って来やがって迷惑千万だし工事が煩くて堪らなくて全然終わりもしねぇ!的な感じで捲し立てています
おやおや、知人の方だったのかな?
勿論、こちらの社殿や社務所の造成時はそれは大きな音や振動もしたでしょうが、でもこの方は明らかに、まだ工事中である目の前の敷地に対しても神社の文句を言っています
そっち、神社じゃないよね………と思いつつ聞いていると(寧ろ聞かされている)(もはや神様にご挨拶なんてさせて貰える環境ではない)、どんどんその言葉は神社というか神様に対する呪詛にも近い罰当たり的な激しさが出てきました
そう、元々愚痴っていた人ではなく、もう社殿や社務所に向かって大声で悪態を叫んでいたのです、もう仮殿の前で私は苦笑いですw
おやおやおやおや
人が神聖な神社で神様にご挨拶してんのにどういう了見やけん!と思ったのは最初の僅か間だけ、意外な事に腹が立つどころかこういったリアルな状況を感じることが出来るのはレアな体験だし、確かに神様・神社に対して何の想いも無い方にとっては迷惑でしか無いのかもなぁ、なんてとっても穏やかな気持ちで聞いて(聞かされて)いました
なんなら、境内に居ながらに神様への呪詛を耳にするなんてまず有り得ない経験ですから貴重ですよ
すると吐き出しきったのか、住民の方が少し落ち着いて「それであなた、どちらの方?」
工エエェェ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ (爆笑)
あれだけ一方的に大音量で愚痴っておきながらまさかの見ず知らずの人!?(爆)
するとさらに驚きの展開に
あの長々とした神様への呪詛を神社の目の前でちゃんと向き合って(困った顔はしていましたが)聞き続けていた方が、急にキョロキョロし始めたのです
ん???
すると住民の方がさらに聞きます、どちらの方? どちらにお住いで???
そう、貴方も迷惑してるんでしょ?的な思い込みで愚痴っていたようです、確かにその通りがかりの方はかなり身軽な感じでご近所さん感が溢れていました
するとその方、そーっと踵を返して何事も無かったかのように離れて行きます
へ???ってなったのはその住民の方だけでなく私も同じですwww
さらに去りゆく後ろ姿へ何処の方かと話し掛けるも、そのまま振り返ることなく立ち去られてしまい、住民の方はバツが悪そうに家へ戻って行かれました
なるほど、もしかしたら目の前で工事中だった土地の関係者さんだったのかな、なんて(笑)
まぁそれは良いとして、いやぁ、折角参った神社でこのような事に巻き込まれるとはとんだ災難ではありますが、色々と考えさせてもらうキッカケになったのも確か
そうですよね、何の想い入れも無い方にとっては急に神社が出来て多数の知らない人が訪れるようになったり(特に祭事や初詣)、話し声や拍手が日常になるとそれはそれでストレスに感じるのも理解は出来ます
私は色々調べた中で、拍手は小さく短く、を心掛けているのですがそれでもやはり、住宅地での参拝には気配りが必要だなーっと感じました
勿論、以前の私は大きく響けば響くほど気持ち良いと思っていましたし今でもそれが悪いとは思いません(その方が神様に届きそうな気がする)が、余りにパチーンパチーンってやるのも神様に対して失礼な気がしてしまいましてね(おい!おーい!って呼びつけてる感じがしてしまう)
まぁ今の私ならば、自宅の隣近所が神社だなんて嬉しいことこの上無いし拍手が聞こえる度に穏やかな気持ち(参拝する人の心が伝わってくるので)になると思いますが(いや、実際に隣ともなれば流石に嫌になるのかも?)、そこまでの想いを持ち合わせていなかった以前の私であればやはり煩いと思っても不思議ではありません
なんだかとっても思いがけない奇妙で貴重な参拝になりました、行ってよかった!←とことん前向き
静かになってから改めて見て回ったのですが、社殿脇にこちらの石像がありました
あれ?大黒様?いや、小槌持ってないから恵比………いや、魚も竿も無い!? どなただっけ!?
調べました、いやー、出るもんですね
(-⊡ω⊡)っ_/ 検索[ 石像 扇 腹 ]
無病息災商売繁盛開運の布袋様でした!
素敵なお顔です(*^^*)
遷宮祭は来月中(五月)を予定しているようですがこの状況だとどうなのでしょう、延期かはたまた一般の方は御遠慮を、も考えられますね
色々ありましたが、また改めてご挨拶させて頂きたいと思います(*^^*)