どうも!ひのきですm(*_ _)m
昨日は辰の日ということもあって八大龍王宮の記事を書かせていただきました
不勉強な上に"その時"が来る迄は積極的な学びをしない、とへその曲がっている私はこれに至るまで調べることなく過ごしてきました
そして今、紐解く時がやって来たのです!(大袈裟)
ということで今回はこちら! 八大龍王社
ここは日本橋、路地を入ったところにポツンとあって普段の生活ではなかなか気付きづらい場所にあるのですが、いつものGoogleマップで広範囲を「龍神」と検索した時に出て来たのです
そうです、これぞ漠然としたまま放置してきた問題! 八大龍王ってそもそもどんな龍神様なの?
こちらでその答えが分かるでしょうか
こちらがご由緒です
………っと、待って待って待って待って
御祭神ではなく御祭祀が四海海神、八大龍王神、隅田川龍王の三柱!?
八大龍王の謎を解こうとしたのに新たな龍王様が増えてしまったではないか………(´◉ᾥ◉`)
落ち着こう
まず、御祭祀←
御祭神ではなく、そして神社でもなく八大龍王社とされていることからもやや様子が異な………!? 読み進めれば末尾に、そしてよく見れば横の看板にも 宗教法人 大星教会 とあるではないか!!!
新規情報量過多!!!(汗)
ひとまず龍王様と向き合おう
石柱にお経?が彫られてるし改めて見ればそもそも鳥居も無かったよ! そして立て札がありますね
こちらが立て札と手水舎………というかシンク
待ってっ!!!!! さらに神様が増えた!
長くなるので後述っ!!!まず挨拶!!!←逃げた
境内は狭く、正面と左手にお社があります
左手のお社には………あはっ、さらに神様増えました…ってこちらは神社系!?
そしてこれはボウル!?!?
その理由はシンク………手水舎に書かれていました、まず線香一本とお水を供えよ、と………ハッ! 社に置かれているボウルとワンカップの中身はお水か! そしてご丁寧ににもシンクの脇に置かれた食器ケースにワンカップの空コップがいくつか用意されていました! 有難い!!!
けど流石にお線香は無さそうです
改めてお社を見ると不思議な造りです、手前にお線香立てがあるのですが、しゃがんでからさらに屈むとその奥にとっても分かりづらいお賽銭箱があるのです←よく見つけたな、自分
こちら、正面のお社の方が大きいので分かりやすいかと思います
あれ?神社ではないのに三巴紋があるな?(´・ω・`)
私、勘違いしていました
三巴紋といえば神社!と思っていたのですが、八幡様の紋として広まり、やがて神社の紋としても広まり、っていうか右巴と左巴の違いもあって神社だけでなくお寺でも………と難しくなるのでここでストップ!
では、ご挨拶を
ワンカップ瓶をお借りしてお水を汲み社の前に供え、しゃがみこんでお線香が無いことを謝りつつ手を伸ばしてお賽銭を入れ、、、あれ?合掌?拍手???と悩んだのですが、私の前に参拝されていた方から パンパン と聞こえていたので拍手方式でご挨拶させて頂きました
二社へのご挨拶が済むと同時に チュチュッ と雀が1羽すぐ近くへやってきてこちらを伺いつつ境内をゆっくり半周し、飛び去って行きました
そして風がすーっと抜けて行きます
うん、狭いけれど逆にそのお陰で水と木の気配が濃く感じられて都会のど真ん中なのにマイナスイオンに包まれる素敵空間でした
真裏はバスターミナル、ワンブロック横は首都高が入り組んでいる立地なんですけどね
………さて!!!
主題、そして一番の疑問は後回しにしつつ、まず境内社?の神様から!(頭の中のごちゃごちゃ感そのままにお送りしております*^^* )
箱崎稲荷五社大明神とありますが、調べると稲荷五社大神と稲荷五社大明神とで異なるようで違ったら困るので個別の柱名は控えますが、稲荷なので倉稲魂命や保食命は祀られているのではないかと思います
続いて金比羅大権現、こちらは大物主つまり大黒様若しくは不動明王若しくは千手観音若しくは十一面観音のようです
はい、良い感じに頭の中が混ざってきました
神仏習合ってとっても難しいですねっ!
そして三柱目が大聖歓喜天、こちらはガネーシャを起源とする仏教の守護神だそうです
ガネーシャ様!!!
総合するとやはり仏教系で大日如来、不動明王、歓喜天が祀られているということになるでしょうか
…あれ、拍手………
はい、本社に参りましょう
三猫大明神、、、はい、わかりません!
四海海神、、、はい、出ません! が、中国の四海竜王というのはWikipediaで引っ掛かりました、同じかどうかは不明です
そして東都龍神、隅田川龍王についても不明でしたが、こちらはその名の通りの龍(治水)が祀られているのだと推測されます
では、八大龍王!!!
八方の龍神を束ねる龍神の中の王!と勝手に想像しておりましたが、全く違いました!
というかやはりいくつかの説があるっぽくて勝手な解釈で噛み砕くと、抑は古代インドのナーガを起源とした竜王で、難陀・跋難陀・娑伽羅・和修吉・徳叉迦・阿那婆達多・摩那斯・優鉢羅という八体の竜族の王、若しくはその八体の龍、または龍神を制した八人の王といった感じで、場合によっては一体の八大龍王神ともされているようです
やはり私の足りない頭ではこんな感じでふわーっとした理解しか出来ませんでしたw m(*_ _)m
龍神が人化・竜族の姿・龍を制した者として描かれる姿は龍に乗っていたり龍を抱えていたり龍が巻きついていたり龍が頭に乗っていたりと………………あっ!?!?
そうです、こんな私のブログを欠かさず読んでくださっている稀有な方、そう、そこの貴方! 覚えておいででしょうか!
随分前になります、久國神社で出逢った謎の石像
頭部に龍!!!
八大龍王で画像検索してみたところ、頭に龍頭が乗り身体には胴体が巻き付いた男性がお盆の様なものを手にしている姿をしているのは難陀でした!
八大龍王の一番に数えられる難陀は別名を歓喜龍王ともされるそうです、あぁスッキリ!!!
ちなみに、秩父今宮神社ではナーガを起源とした八体の龍神(名前は前述の通り)、八大龍王神として祀っているようです
まぁ神仏習合によって一度あれもこれも一緒にされた上で神仏分離されているのでほんと理解するのが大変です(なので私は浅瀬でちゃぷちゃぷ程度にしておきますw)
さて、、、ここで終われないのです
宗教法人 大星教会 とはなんぞや???
入口の石柱に彫られていた眞運妙法蓮華経をお題目として空襲の被害からこの地を守るなどされた方を開祖とする新興宗教のようです
調べても公式HPはおろか説明的なものが全くと言ってよいほど出てこないのでクローズドタイプっぽいです
調べればすぐ分かるかと思いますがフリーライターの方が書かれたブログがなかなか分かりやすかったですねー
まぁ個人的には「何かを感じるか感じないか」以外は余り興味が無いのでこの程度で(*^^*)
場所としてはとても涼やかな感じがしましたが、特定の流れが気になる方は不意には寄らない方が良いかもしれませんね
ちなみに参拝は神社式参拝と石柱のお題目を併せた感じが正解とのこと
この場所の近くには 元宮 もあるそうです
龍神様にご挨拶出来るわーなんて軽い気持ちで参拝したのですが思わぬ情報量で勉強になりました( ˆΟˆ )