とある日、突然その名前が頭に浮かびました
何故だかはわかりませんが、こういう事が時々あるんですよね
名前くらいは聞いたことがあるけれど場所も御祭神も由緒も知らないのにふっと頭に過ぎる、これを"呼ばれた"とせずなんとする
あ、どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日も一粒万倍日、そして大安も重なっていますので皆さんに笑顔が降り注ぎますように(*^^*)b
という訳で行ってきました、根津神社
こちらに呼ばれたことからこの日の神社巡りが決まり、小石川大神宮、白山神社、と回ってきたわけです
歴史を感じる御由緒書きは字が薄れて読めません
なになに、根津神社は千九百年余の昔、日本武尊によって創祀したと伝えられる古社で………えっ?!?!?!
待って待って待って待って!! 神様が祀った神様!? と思ったのですがよく考えたら特に驚くことでも無かったですね( ̄▽ ̄;)
そして何気に理解してなかったのですが、日本武尊は八幡様(誉田別命)の祖父にあたるんですね!
いや、日本武尊は神格化されてはいますが天皇には即位していないので系譜としての流れを全く認識出来ていませんでした、勉強になります!
え? あ、はい、中に入りましょうw
とても立派な鳥居です
とても広い! そして美しい!!
ツツジで有名なんですね(既につつじ祭りはも終わってしまってますが………)
私のブログは文中で特に触れていなくても写真をよく見れば季節感がズレズレなことがよくありますw
参拝するのも気まぐれならば記事にするのも気まぐれなもので(๑>•̀๑)テヘペロ
さて、入ってすぐツツジ園の脇に並ぶ朱鳥居が目に入り引き寄せられてしまったのでこの広い境内は末社から先に巡ることにしました
ツツジと千本鳥居が華やかなこちらは乙女稲荷神社
いや、すっごい!!!
ココワキョウトデスカ???
目がキラキラしていたのか、ポカーンとしていたのかはわかりませんが、今自分が一体何処に居るのかわからないままに歩き、しゃしんを撮っていた感じです
いやほんと、凄いですね
こんな感じで中央付近に社が鎮座していて手前はお堀になっています
この辺りからも登ることができます
この上がった辺りに六代将軍の胞衣塚があります
胞衣という呼び名を初めて知ったとともに 褜 という漢字も初めて知りました、勉強になります
こちらがお社、もちろん御祭神は倉稲魂命
穴稲荷とされていたそうで岩周りから感じるエネルギーがハンパない! え? えぇ、見えないしちゃんと感じられるわけじゃないですけど、イメージです!!!
なんかこう スンッ とした空気に包まれます
これはほんと、人さえ居なければずーっと向かい合っていたい、そんな空気感ですが残念ながら人気スポットらしく次々と参拝者がやって来ます
ここ、龍が棲んでいたりしませんかね(*^^*)
反対側へ進むとこうなりますが、このまま入らず一度右手へ下ることをお勧めします(つまり私はこのまま進みましたw そして察したので戻りましたw)
反対側も立派な鳥居ですが、写真に写っている奥の鳥居は乙女稲荷ではなく隣に鎮座する別の稲荷へと繋がります
こちら側から乙女稲荷へ入ったとしても、出る時に千本鳥居を潜ればこの通り素晴らしいです
乙女稲荷から繋がっているお隣の稲荷がこちら
駒込稲荷神社です
一見すると乙女稲荷の雰囲気とは全く別世界のように感じますが、乙女稲荷の社から溢れてくるそれととてもよく似ている目に見えない圧があります
悪しき者は寄るべからず、といった感じです
ね? 横からではなく正面から入らせて頂くべき素敵なお稲荷さんでしょ?
根津神社がこの地に遷座する前から徳川綱重の山手屋敷の守り神として祀られていたお稲荷さんです
綱重? と調べてみると、父が三代、兄が四代目、弟が五代で、息子が六代、本人は35歳の若さで亡くなっていたんですね
さすがは徳川家が祀っていた稲荷といった重厚な雰囲気、御祭神は伊弉諾命、伊弉冊命、倉稲魂命、級長津彦命、級長戸辺命です
厳か、という言葉が相応しい重みがありながら凄く気の良い空間です、うん、ここは凄い
さすがの歴史を持つ根津神社、凄いですね、摂社の稲荷が二社ともがとんでもないレベルです
このまま社殿を一周しましょう、こちらが北門
同じ北側ですが駒込稲荷脇の鳥居は西門です
北門の正面は社務所の裏手ですね、ちなみにマップに従っていたらこちらから入ることになっていました
こちら側は社殿裏手になるので木が多く人は少ないのでぽっぽちゃんパラダイスです
私も社殿裏の シン とした雰囲気がとても好きです
境内南東の池には亀、鯉が沢山いて長閑で清らかな雰囲気が心地よいですね
では、参りましょう
正面から神橋(人が避けられなかったので写真はありません)を渡るとこちらの壮麗な楼門を潜ります、いや、凄い
迫力のある手水舎の水盤はなんと一枚岩から切り出されているそう、コロナ禍が落ち着いたらその美しい姿を拝むことが出来るでしょうか、マジ卍
社殿は美しい透堀で囲まれており、正面の唐門も素敵
ここにもマジ卍
そうですよね? 神社に卍??? と思うのですが、これは神仏習合と神仏分離の名残というわけで、こちら根津神社も江戸時代は根津権現社と呼ばれていたそうです
ちなみに左まんじ 卍 も右まんじ 卐 もどちらもヒンドゥー教や仏教を中心に宗教だけでなく文化的にも広く使用されており、世界的にタブーなアレは右まんじ 卐 を傾けたやつで日本にはさほど馴染みが無いけど世界的にシャレにならんやつなのでご注意を(。-_-。)b
あれ? HPでは重要文化財とされているのに国寶?
調べてみると途中から国の管理の仕組み(名称)が変わっただけだなそうですがなんとなく格下げされたように感じちゃいますよね、まぁ素晴らしさには変わりなし!
こちらが素晴らしい拝殿! なんと1706年に五代綱吉が造らせたものが災禍をくぐり抜けて今もこうして残っているのです!
そもそも昼前から雨予報だったのによくここまでもったな、という感じではあったのですが、さっきまで時折陽も射していたのに拝殿へ向かった途端に雲がどよどよと
そしてその時は来た
いざご挨拶、という時にポツリポツリ、まじかー、これはこれで凄いぞ(実はちょっと嬉しい)
普段の雨はあまり好きではありませんがタイミングによっては何か特別な感じがします
御祭神は須佐之男命、大山咋命、誉田別命、そして相殿が大国主命と菅原道真公です
雨の音を聞きつつの神様へのご挨拶はとっても心地良かったです
隣の社務所で精麻房守りをお受けし、雨の中、この位置から拝殿へお守りを頂きましたとご報告していると、、、
嘘やん、雨粒は僅かに落ちながらも社殿に太陽が射し始めたやんΣ( ̄□ ̄)!
また偶然? そう、この偶然が嬉しいんですよねぇ
うん、マジ卍、いや、めっちゃ卍
とても良い気分で唐門を出るとポッカリと空に窓が開いていました
とっても素晴らしい根津神社! また来ます!
この後根津神社を出るとまた雨が降り始め、上野に着く頃には雨が止み、東照宮を外から拝んだ途端にまた太陽が射す、というコンボまで頂きました
ありがたやありがたや
その後はさすがにしっかりとした雨になりましたが既に帰途へついていたので濡れることなく帰れましたとさ
めでたし
めでたし