こんばんは、ひのきですm(*_ _)m
佃島といえば佃煮と言うくらいしかイメージが無かったのですが、家康が江戸に連れて来た摂津国佃の漁師たちがこの地に住んだことから佃の名がついたんですね!
そして摂津国佃で崇敬されておりここ佃島へも分祀されたのがこの住吉神社なんですね
ちなみに元の摂津国佃の住吉神社は田蓑神社と名を変えているそうです
え?何故って? 元々は佃ではなく田蓑という漁師町だったのが家康から田んぼも作って両方やれ!と言われたこたから村の名前を佃と改めることとなったので神社に田蓑の名を残したんだそうです
いやー、勉強になります
さすが大将軍に上り詰めた方、~衆的な民をたくさん抱えていたんですねぇ
おっと、参拝参拝
こちらが素晴らしい鳥居です
この特徴的な扁額はなんと陶器製! 文字は有栖川宮幟仁親王の筆だそうです
鳥居を潜ってすぐ右手には珍しい鰹塚があります
後光が眩しい手水舎
お気付きですか?
彫りが波に船と漁夫ですね~
こちらが拝殿
御祭神は伊邪那岐が禊をした時に海の中から現れた底筒之男命、中筒之男命、表筒之男命の住吉三神、相殿に息長足姫命と東照御親命です
おきながたらしひめのみこと………初めて聴く御名ですが神功皇后のことで、三韓征伐時に住吉三神が助けた事から祀られているそうです
あずまてるみおやのみこと………漢字で気付きますね、徳川家康が祀られている理由はもう言わずもがなでしょう
木の質感が素晴らしく、大きな懐を広げて迎えられている、そんな感じがしました
とても素晴らしいですね
さて、この日住吉神社を参拝したのはこちらにお呼ばれしたからでした、境内社の龍神社です
御祭神は龍神ともされる龍姫大神(豊玉姫神)、於迦美大神、そして竜王弁財天です
竜王弁財天とは!? まさか八大龍王系?! と思ったのですが、龍神社へ合祀された弁財天なので竜王弁財天とお呼びしているそうです
ひっそりと鎮座する小さな祠、こちらは御祭神不明ですが水辺守護とされる古河神社です
神社巡りをしているとよくこうした小さな石祠を見掛けますが大抵は何の表記もなく由来も名前も分からない事が多いのでこうして社名と御神徳が分かるのはありがたいですね
拝殿右手には宇迦之御魂神を祀る入船稲荷神社
龍が笑っているみたいに見えます
藤棚と境内社
こちらは船魂神社、御祭神は船魂神と住吉三神
子を卒業した竹の青年が立派です
佃島の船大工さんが祀っていた神社だそうです
お隣は二社
このようなご時世ですから、皆様の健康をお願いしてきました
流行病においては自分や身内だけでなく皆が健康でなければ意味が無いですからね
この日はまだ春の入口だったのですが藤が美しく咲いていました
隅田川に囲まれ清らかな空気に満ち、しっかりと手が掛けられた緑が美しい素晴らしい境内
ちょっと足を伸ばしてお散歩に如何でしょうか(*^^*)
ちなみに隅田川沿いにはどーんと大きな紅い鳥居があり、まっすぐ社殿が見えます
何故後出しかと言うとご想像の通り
この日もGoogleマップさんに裏手、入船稲荷神社の脇から案内されちゃったからですw