稲荷は 稲生り を由来とし農耕国家であったこの国においてとっても大切で暮らしに密着した言葉です
いなり寿司なんてもう最高の開運食ですね
こんばんは、ひのきですm(*_ _)m
稲荷尽くしである前回の記事に混ぜずこちらだけ勿体つけて別記事にしたのはこちら
於三稲荷・古木弁財天
そうです、どう見ても 個人宅 でございます
歩いていて結構びっくりしたよね( ̄▽ ̄;)
民家の壁の隙間から突然鳥居出て来たのでw
ちょっと左方向を見て歩いてたりなんなら反対側を歩いてたらもう絶対に気付かず通り過ぎてましたよ、ほんと、よく気付いたわ
そして当然のように葛藤が襲います
なんだこれは!? 入って良いのか? でもどう見ても個人宅だぞ? え? は?
少し中を伺うと思いっきりこちらのお宅の玄関が見えますし、でも美しく整備されたお庭の先にはお社が見える
個人宅や敷地にそのお宅の為だけのお稲荷さんがあるのは時々見掛けますが(兵の上に鳥居や社の屋根が見えたりしますよね)、ただこちらの場合はわざわざ門を全開にし、於三稲荷・古木弁財天とプレートまで出ているのだから一般に門戸を開いているということでしょう!
お聞きするにもまず入らなければならないので意を決して入ります!!!
お邪魔します!(極小声)
意外と奥行があって両側に植栽がしっかり整備されていてとても上品な空間です
(入ってすぐ右手が玄関でしたが、ピンポーンとお声掛けするのも迷惑な気がして、とりあえず静かに奥へ進みます)
手水舎もちゃんとしていて…っていうか背後の岩が凄ぇ! まるで高波のような素晴らしい岩!
え、待って、個人のお宅のお稲荷さんという域を超えてないか??? それとも見えないだけでみんなこんな感じで凄いの?!?!
侘寂感までも感じることが出来ます
こちらは左手側の百度石
そして右手側に二社が並んでいます
手前が於三稲荷
御祭神は宇迦之御魂神なのか荼枳尼天なのかがわかりませんでした
「神社」とついていないのは荼枳尼天だからか、もしかしたら個人宅だからなのかもしれませんね
奥が古木辯才天
神社式なのかお寺式なのかがわからなかったのでそういう時の必殺技、拍手も合掌もしない " The 深いお辞儀 " でしっかりとご挨拶させて頂きました
お賽銭箱もあったので入って大丈夫だったと思います
いやー、想像以上に素晴らしくて心がすっきりと洗われました(*^^*)
こちらに出会わなかったら「稲荷」の検索はしなかったでしょうし、その結果見つけた黒船稲荷に向かわなかったらその後の牡丹住吉・車折芸能神社にも出会うことは無かったでしょう
稲荷が繋ぐご利益の輪
そうなんです、神社巡りを初めてからというもの、普段の実生活でなかなか実感する事の無い 御縁 というものが物凄く目に見えて体感出来るんですよね
ここでこれを知り、ここであそこへ行ったからこそ、今のこれがあり、今のこれがあるから先の目標が、という連鎖が手に取って分かるという事
それはつまり、今の一瞬一瞬の繋がりと判断が全て未来へ繋がっているということであり
何が言いたいかと申しますと
ひとつひとつの些細な出来事にも意味を考え、感謝し、慈しみ、前向きに暮らしていけるということです
ほんと、この生活を続けていたらいつか悟りが啓けそうです
え? 悟りはお寺だろうって?
これからの時代はフレキシブルですよ(*^^*)b