どうも、ひのきですm(*_ _)m
京都神社巡り、その最後に選んだのはこちら
市比賣神社です
名前から想像が付いた方もいらっしゃるかもしれません、こちらは女人厄除け女人守護の神社さんでございます
いちひめ ってことは弁財天である市杵島姫命さんがいらっしゃるかなーって思ったのですよね
最近では珍しくなくなってきました、こちらもマンションの下ですがさすがにお社の上はお空です
っていうか、このマンションに住まわれている女性&御家族御夫婦は物凄く御利益ありそうですよね
この見た目からは想像しづらいですが創建は795年と古く昔は今の西本願寺辺りにあったそうで1591年にこちらへ移ってきたようです
あら、それでも結構古かったですね、これからは建て替えとなるとこういった感じの神社がどんどん増えていくのでしょうか
では失礼致します
額に素晴らしい龍神様が描かれていました
こちらが手水舎
一般的に 紋 や 奉納 と彫られているところが 瀞
長瀞(地名)の とろ ですね
調べてみると、セイ、ジョウ、とろ と読み、川底が深くて水の流れが緩やかで静かな所、清らかなところ、という意味なのだそうです
なるほど、とっても清めていただけそうです
鳥居を潜り、右手が拝殿です
煌びやかなのにどこか質素な様子がとっても美しいですね、三本の鈴緒のうち外側の二本は小さな鈴がたくさんついているので、しゃらららららら~っと素敵な音で心身を清めていただけます
御祭神は宗像三女神の多紀理比賣命、市寸嶋比賣命、多岐都比賣命、そして神大市比賣命、下光比賣命の五柱、全て女神様です
御二方ほど存じ上げない方がいらっしゃいました
まず神大市比賣命
大山祇神の娘で須佐之男の二番目の妻、その間に生まれた子が大年神と宇迦之御魂神で………
えっ!?Σ(゚д゚;)
ウカ様のお母様!?!?
あぁー、、、特に思い入れがあった訳でもなく女人守護なのに何故かどうしても気になり、、、直前までどうしようか迷ったのですがそれでもこちらへ来たのはそういうことか!?(思い込みです)
というわけで農耕の神様でございます
もう御一方、下光比売命は大国主命と多紀理比賣命の子で夫となった天稚彦が天の使命を捨ててまで一緒に過ごすことを選んだ才色兼備の超絶美女だそうです
いや、そりゃぁもう間違いなく女神様方による女性の為の神社だわ!
鳥居から左方向に進むと宇迦之御魂神を祀る植松稲荷神社、その右側に衆霊社が鎮座します
そして外からは見えない位置ですが、御神水 天之真名井 があります
願いを書いた絵馬を奉納し、御神水を飲み祈願すると願い事が叶うのだそうで、こちらの御神水は天皇の産湯にも使われたのだとか
また井戸の隙間に並んでいる赤いものは姫みくじ、こちらも願いを書いて奉納して行くと良いそうです
このように思いっきり女性の為の神社のようですが、抑は女人守護と共に市場の守護と商売繁盛を神勅として創建された神社ですし神大市比賣命と宇迦之御魂神がいらっしゃるんですから男性方も遠慮なく商売繁盛五穀豊穣を願ってガッツリお参りしていってください!!!
ちなみに写真でもおわかりのようにホテルを出てから降り始めた雨はこちらに着く直前まで降っていたのですが手水舎で手口を清めたところで止み、その後はもう降りませんでした
よくある事で慣れてはいるのですが今回は殊更天気の恵まれ方が凄かったですねぇ(*´ω`*)
有り難や有り難や