どうも、ひのきですm(*_ _)m
さて、三嶋大社への参拝を終え、近くにあるという浅間神社へ向かうことにしました
ナビを見つつ、まぁあっちの方向だなーどっち信号渡ろうかなーと思っていたら点滅を始めたので、まぁのんびり行くかーと立ち止まりました
信号待ちの間、何気なく視線を巡らすと手水舎が
あぁ、三嶋大社の参道がこっちにもあったんだ、そういえば若宮神社の脇からの門と道はここに繋がっていたのか
ふーん
...(信号待ち)
んー
.........
んっ?
石柱に 三嶋大社 って彫られてるけど、手水舎の後ろにお社、無いか?
っていうか手水舎になんか由緒書き掛かってる?
祓所神社!!!!!!!!!!!!
出たっ!!!! まーーじーーかーーー!!(嬉)
気付かず行っちゃう所でしたよ
っていうか、こうやってちゃんと気付かせてくれるんですよ、ありがたや
というわけで改めまして、祓所神社です
御祭神は祓戸大神であらせられる四神
そうです、先程私は瀧川神社にて瀬織津姫神様にご挨拶してきたところです
これはほんと、嬉しい!!!
記録に残るだけでも鎌倉以降という三嶋大社と同じ感じなので起源はさらに古いと思われます
そして境内は池に囲まれた中之島に橋で渡る弁天様と同じスタイルになっています
寧ろ、大元は祓戸大神様の方がこのスタイルで弁天様も倣っていったとかいう考察があってもおかしくないなーなんて思ってみたり
だって浄化の神様だもの、川の瀬に座するのが本来だけど川が無ければ水で囲みましょう、っていう、ね
その辺が謎多き瀬織津姫の弁財天同一神説にも繋がっていたりいなかったりするかもしれませんね
左手には苔むした水鉢、石、樹
右手には岩
そして拝殿は(写真では見えませんが)中が広くあけられており祓いを受けるのに適した造りです
なんとも厳かな
真横は車通りの多い道
目の前は三嶋大社から参拝帰りの方々が多く通り
裏手には民家があって普通に生活されている
にも関わらずなんとこの境内の静かなことか
まるで別世界に紛れ込んだようです
と、澄んだ青い何かが視界の右端からサーっと舞い上がりました
え?
見上げるとそこには
ん...(凝視)
いたーーーーーーーっ!!!!!!
嘘でしょっ、こんなとこに居るのっ!!!
っていうか、そりゃそうか、この近辺を含め、街中を流れているのがもう飲めますよねってくらい美しい清流なんですよ
ここで産まれた子供だったら私、絶対泳いでますよ(それくらい綺麗)
いやー、凛々しい!!
祓戸大神様にご挨拶した直後に飛び出て来たっていうのがなんとも嬉しいじゃないですか
ご挨拶している間だったり目を逸らしている間だったら絶対気づかなかったです
だって、この後10分近くずっとここに留まっていてくれたんですけど(←ずっと見てた)一声も鳴かないし、視界に入っている時に動いてくれてなかったら絶対に気付けなかったです
だって、これだもの
私、目が悪いくせに裸眼生活してるんで茶色と緑となんかの赤い実があるこの中に紛れた小さなカワセミなんて認識出来なかったでしょう
この飛んできてくれたカワセミちゃんは下嘴が黒いので恐らく雄だと思われます
翡翠って、翡が雄で翠が雌を指すとか、翡が赤を翠が緑を指すとか言われているそうですね
日本の国石でもある宝石のヒスイも翡翠と書くんですけど、そもそもは緑繁った様子を翡翠と言っており、そのうちカワセミに翡翠という字を使うようになり、さらにその後にヒスイに翡翠という字を当てたんだそうです
難しいことは置いておいて、とにかく胸の緋色が美しく、最初と最後に飛んだ姿の翠色がとっても華やかでございました
あれ? どんどん話が逸れてるな?
と思ったんですが、もうちょっと調べてみるとこれが実は逸れてはいなくてビックリなんですよね
翡翠のうち、翠のカワセミは雨を察知して巣に篭もるので知雨鳥といわれるのだそうです
そして翡であるアカショウビン(沖縄で出会える私がとっても大好きな鳥です)は雨が近付くと鳴くといわれていて雨乞鳥とされていのだそうです
農耕民族である我ら大和の民は翡と翠を神聖な生き物として雨乞いなどの祭司儀礼に用いていた瑞鳥だったんですね
なんてことでしょう、祓戸大神様の元、瑞鳥の歓迎を受けてしまいました(*´ω`*)
あぁ、リュウキュウアカショウビンの鳴き声が頭の中に思い返されて、、、また会いたいぃぃ(*´﹃`*)
という素晴らしい祓所神社です
あっ、ちなみに何故 祓戸神社 じゃないのかと思ったら、 祓所 で はらえど であるようで、所 と 戸 の使い方が違うだけでした
本当はこちらで祓戸大神へご挨拶差し上げてから大社へお参りするのが良いのでしょう
皆、こちらを素通りして帰っていかれるなぁ、と思っていたのですが、もしかしたらこちらへご挨拶した上で大社さんへ参拝されていたのかもしれませんね
いやー、ありがたやありがたや
なんかもう、ちょっと、凄すぎる♪(嬉)
そしてまだまだ続くのである