どうも、ひのきですm(*_ _)m
今回はこちら!! 牛嶋神社です
実はこちらの神社、10年以上前から知っていたのですがいつか、いつか、と思いながらここで漸くご挨拶するタイミングを頂けました
隅田川側と反対側、大きな鳥居が道沿いにあります
内側から見るとスカイツリーがドーン!!
境内に入ったところに早速、大きな牛!!
あれ? 天神様なのかな?
注 : こちらは食用牛の慰霊碑だそうで撫牛ではありません
こちらには富士講の碑が祀られているのかと思いきや卵形の力石が並べられています
富士講っぽい大きな石板が紛らわしいw
意外と広いんだなぁ、でも公園の一部が神社になってるみたいだから広く感じるだけかな、なんて呑気な気持ちで参拝を始めたのですが
でもなんだろうこの凄い感じは...なんて徐々に違和感を感じ始めていた私は次の瞬間、絶句します
オワカリイタダケタダロウカ
物凄い圧が前から こう ぶわぁぁぁあ っと
そうじゃなくて、いや、そうなんだけど!!
三輪鳥居!!!!!!!! (三ツ鳥居ともいう)
とんでもなく立派で凄い!!
その奥の拝殿からも物凄い威厳がここまで迫ってくるようでこいつぁとんでもないぞ...と暫し立ち惚けてしまいました
私が来た真正面、隅田公園内からの参道はこちら
西陽が美しい手水舎
こちらは撫牛、自分の悪い所を撫でましょう
では...拝殿へ...
いや、もう、すっごい!!!!!!
総檜造り、大迫力の拝殿です
拝殿の構え、そして内部の深さを目の前にすると全身を大きく包み込まれている感覚に陥ります
とにかく、凄い!!
貞辰親王は さだとき と読み、この地(移転前の場所かもしれませんが)で亡くなったことから祀られているとされています
こちらもまた古く、創建は870年前後でこちらは慈覚大師円仁によるそうで、明治以前までは後奈良院の勅号により牛前社(うしのみまえしゃ)と呼ばれていたそうです
浅草といえばお寺が多いのですが、この界隈の神社はどこも古く、託宣を受けた僧による創建であるところが多いのでしょうか
そしてこちらも、いざ鎌倉! まさに今の大河ピッタリ、頼朝軍が鎌倉へ向かう際、豪雨で渡れない隅田川を前に千葉常胤が当社へ祈願したことで無事に渡れたそうで、頼朝はその礼に社殿を寄進したんだとか
さて、こちら、狛牛さんです!!
背後に小さめの狛犬さんもいらっしゃるのがなんとも言えず可愛い(*´ω`*)
だけではないんです
拝殿を背にして三輪鳥居
左右を見ると狛犬と鳥居
そうなんです、三輪鳥居の内側は玉垣で囲われているのですが拝殿の両脇はそれぞれ空いていて鳥居が置かれているのです
いやー...ほんと、この異空間っぷりというか御神域の力がすっごいです
境内社 小梅稲荷神社の御祭神は宇迦之御魂神
旧向島小梅町に祀られていたそうなので商売繁盛・技芸上達にご利益がありそうですね
撫牛の近く、タコ足のような根が魅力的
ところで、天神様じゃないのになぜ 牛 かというと
この地がかつて 牛嶋 と呼ばれていたこと
明治以前に当社を管理していたのが牛宝山明王院最勝寺であること
隅田川から牛鬼のような妖怪が飛び出してきて境内に牛玉を残していったこと(社宝とされたそうです)
そして祭神である須佐之男命が仏教においては牛頭天王とされていること
など牛のルーツが沢山あるようです
とにかく素晴らしい気の流れている神社さんです、あっちもこっちもオススメして申し訳ないですが、是非参拝してください!!w
さて、こちらの神社は言問橋沿いに建っています
今から15年近く前でしょうか、東京大空襲というドラマを観まして痛く胸に刺さりまして、居ても立ってもおられずに言問橋へ手を合わせに来たんです
以降、近くへ来たら必ず言問橋へ寄り、親柱に触れながら当時の苦しみを胸に、今の平和な川と空に感謝しています
戦争はダメなんです
ダメなんです