どうも、ひのきですm(*_ _)m
今回は水天宮でございます
実は以前、こちらへ参拝しておりまして記事にもしているのですがその際は七五三に近い己巳の日とあって本殿へ長い行列が出来ていてご挨拶出来なかったのです
己巳の日で目の前にミイ様 辯才天社が座られているのに参拝されている方がほとんどいらっしゃらなかったのが不思議だったのを覚えています
さて、記事を書こうと思いついたタイトルが上の通りなわけですが、、、はて、以前の参拝時は辯才天様だけ書いたんだっけな?と見返してみると全く同じタイトルを付けていましたね。。。w なので ぱーとつう です
被る部分もありますが書いていきましょー
水天宮と言えば有馬!
本宮は福岡県は久留米に鎮座されておりまして、「情け有馬の水天宮」で有名になったのは江戸藩邸に勧請されたこちらの神社です
御神徳篤き神社として有名なのに久留米藩主の邸内神社とあってはみだりに立ち入ることなど許されぬ、それでも何とか御利益をと願った町民は塀越しに賽銭を投げ入れ参拝をする、そこで藩主は特別に門を開け参拝を受け入れることにした、というのが情け有馬の由来です
今でも、安産祈願と言えば水天宮というほど
しっかりとしたビルの中に境内があります
階段上、左右の壁の中に右大臣左大臣が向かい合って座されているのは珍しい気がします
階段を登っていくと壁の裏から狛犬の顔が見えてくるのも特徴的ですね
境内はさほど広くはないものの空が綺麗に見えて狭さを感じさせません、寧ろ空が近い!!
こちらが立派な御社殿、、、と空!!
これにはちょっと震えました、社殿の背後に美しく立ち昇る雲
鳥肌モノです
手水舎は階段を上がった鳥居の左手にあります
前回は七五三で長蛇の列でしたが今回はタイミング良く人がまばらなので落ち着いてご挨拶出来ます
そう、造化三神にして神々の中で最初の神、この宇宙の始まりともされる神でございます
だからこそ、晴れ渡った空と社殿の真後ろに立ち登る雲、に鳥肌だったんですよね
建礼門院 平徳子 は安徳天皇の母、二位ノ尼 平時子は平清盛の妻にして安徳天皇の祖母だそうです
...なるほど!! (後述)
周りの喧騒もビルの中ということも忘れて真っ直ぐ空と繋がっているような感覚に包まれるとっても素晴らしい境内です
物凄く気持ちが良い!!!!!!
こちらは寳生辯才天
御祭神は市杵島姫命で財福のみならず学業や芸能のご神徳で有名です
そして本殿背後の雲は既に消えています
末社三社は火の秋葉神社、火風神社、雨の高尾神社と火風水が並んでいます
秋葉神社は加具土命ですが他二社が分かりません
もしかしたらですが、高尾神社は高龗神社で茅野姫命だったりするかも? そして火風神社は不明...風といえばあの神ですが 火と風 と言われるとわかりませんでした
境内には安産子育のご利益が受けられる像が複数
こちらは犬
なんかちょっと渋い表情
こちらは河童のお母さん
あちこちにしがみついでる子ガッパが可愛いです
太陽と幟がカッコイイ!!
というわけで、水天宮でした!!
外から見るとビルなんですが境内はとっても神聖で素晴らしく、空にお近づきになれる気がするのでオススメです
下から見上げる柵と隙間から見える本殿、そして幟と国旗、なんてのもオススメですし
交差点から丸見えの本殿お背中というのも水天宮らしくて好きなポイントです
お子様関連のお願い事が無い方でも、天御中主神様は全宇宙の最高神とされていますので是非ご挨拶なさってはいかがでしょうか(*^^*)
さて、後述と書きながら忘れてそのまま終わってしまうところでした
天御中主神以外の御祭神です
いやー、意外というか必然というか
時の時代劇とここまで事象がマッチするとは思いませんでしたが、今回もですね(少し先取り過ぎますか)
頼朝に都を追われ、壇ノ浦にて平家は敗れます
そして若き安徳天皇は祖母、二位ノ尼と共に入水
後を追おうとした時子は髪を引かれ(もしくは生き残り菩提を弔えと諭され)、建礼門院として余生を送ります
その御三方が祀られている
有馬家の祖は源氏の流れをくんでいます
はてはて??
実は入水したはずの安徳天皇は逃がされており久留米の地で隠れ住んだという説がありまして、その身を引き受けたのが有馬ではないかと言うのです
うーん、難しいところですね
元天皇、しかも幼い子ですから庇護したのはとても理解出来ますが、仮にも源氏の世となり平家が滅ぼされたにも関わらず直系を神として祀るものでしょうか(´・ω・`)
御霊的な扱いの可能性も無くはないですが実のところはどうなんでしょうね
その辺りこそが安産子育の御力ということでしょう