どうも、ひのきですm(*_ _)m
出来るだけまとめたはずなのに書き終えたら余りに長すぎて二つに分けたので (前) の記事、本殿裏 五社宮 からの続きでございます
五社宮左側から裏に下りていく階段がありまして、こちらにも本殿側へ向かう鳥居がありました
そしてこの鳥居の真後ろにも鳥居があります
橋と池でおわかりでしょう、厳島神社です
紫陽花と水に囲まれとても涼やかなお社
拝殿と本殿というしっかりした造りになっています、御祭神は市杵島姫命
厳島神社の周りがぐるっと歩けるようになっていて更に山の上へと登っていくことが出来て天神様の本殿を見ることが出来ます
ちょっと虫の居る鬱蒼とした木々の間を抜けて
開けたところにL字参道のお社がありました
赤い鳥居はウカ様かな、と近づいてみたら二社殿
いえ、三社殿でした
狐様もいらっしゃるのですが神額は掠れて読めず
左下に ぽわん と写っている円はなんでしょうね
調べてみると、稲荷神社、蒼守稲荷神社、淡島神社の三社だそうです
稲荷二社は宇迦之御魂神、淡島神社は恐らく三柱、少彦名命、大己貴命、息長足姫命が祀られています
先程の写真の奥が手水舎でその右が最初の神鶏が居た滝の脇に出る階段です
おわかりでしょうか
参道が下っていくというのはとっても珍しいです
左手は正面参道←最後に正面へ辿り着く奴
そしてこの参道、これこそ言葉にならぬ素晴らしい鎮まりを感じるのです
こちらにもやはり素晴らしい洞
こういった所が妖精さんとか眷属さんの休まれる場所だったりするんじゃないかなーなんて思ってみたり
この記事を書くに当たりいろいろ調べていたらやはりというべきかこちらの社叢、つまり境内の杜は東京都の天然記念物に指定されているのだそうです
いやー、至極納得、ここまで凄い静かな空気を感じた場所はまさにトップクラスでしたから
さて、このまま帰ることなくまた戻って来ました社殿前、今度は鳩さんも来ています
牛の背は居心地が良いかね?
神鶏と鳩、まさに平和の象徴
滝の脇に小道があって入っていったら筆塚と鳩
気配を感じて振り返ったら後ろをついてきた神鶏
人の足の上で立ち止まる神鶏
お尻を突き出しセクシーポーズ大サービスの神鶏
また気配を感じて見上げると枝に神鶏が生っていました
初めて知りました、こうやって寝るんですねぇ
枝がお腹に埋まってますよねw
神社に居る、ということを忘れていたひと時
鶏は近づいて左右に動くと常にこちらを正面に捉えようと器用に首だけで追尾してくるということを初めて知りました
もう一度境内へ入り、呼んで頂いて本当にありがとうございました、とご挨拶
と、社殿左の木がとっても素晴らしかったです
うん、堪能(*´ω`*) たっぷり一時間掛けて楽しみました、ものすっごく素敵な神社でした!!
ここはゆっくりと過ごすべき杜です
そしてひとつだけ残念なこと
恐らく私が到着した付近だったのだと思われるのですが、第六天神社も鎮座されていました
私は全く気付くことができませんでした
御祭神は面足命、煌根命の二柱で古墳の上に鎮座しているとされています
駐車場の端に鎮座されているとのことなので行かれる方はお忘れなく~
ここで谷保駅へ向かって帰る予定だったのですが先日記事にしました府中市小野神社へ向かおうと思い立ったわけです
ナビを見ながらのんびりてくてくと歩いていきます
途中、ナビ通りであれば真っ直ぐ進めば良かったのですが何故か直前で赤に変わったばかりの信号を待って反対側に渡ったんです
また なぜか が起こっている事を全く意識していなかった私は僅か数分後に驚くことになります
歩いていると右側に赤い幟が並んでいることに気付きました
観音様か何かあるのかなーって通り過ぎようとしながら振り返ったら柱に 日新稲荷神社 の文字
あらあら、ウカ様がいらっしゃるんじゃぁご挨拶して行かねば、そうかぁなんでさっきこっち側に渡ったのかと思ったらウカ様が呼んでたのかぁ
「今日は瀬織津姫様に始まり谷保天満宮さんというとっても素晴らしい神社にご挨拶出来ました、その上でこうしてウカ様もお呼び頂いてとっても嬉しいです。この後もうひとつの小野神社へご挨拶して帰ります、ありがとうございます」
普段、私は石碑系は結構スルーしてしまいガチなのですが日新稲荷の入口の碑はあまりに大きく存在感があったので珍しくしっかり見たんですよね
え??? なんですって???
谷保天満宮発祥之地!!!!!
三郎道武公が父の像を祀ったのはこの地で、この地は昔、天神島と呼ばれていたのだそうです
養和元年、1181年に末裔が霊夢を蒙り今の天満宮の地へと遷座されたのだそうです
なんとまさかの出会いでした、何故かわざわざ信号を渡った本当の理由がわかりました
日新稲荷自体の由緒は不明なのですが、もしかしたら、いや、違うかもしれませんが、三郎道武公が祀ってらっしゃったお稲荷さんかもしれませんね(その御末裔かもしれませんが)
いやー、、、谷保天満宮凄すぎましたね
名前を知り、由来を知り、参拝したい!!と思っても中々繋がらないこともあれば、何故かトントンと繋がって参拝することになることもある
機が熟す、呼ばれる、というのはそういうものなのでしょう、以前にも書きましたが京都の錦天満宮にお呼ばれしてから次々と天満様にお呼ばれしていた時期でございます
天神様は知恵と勝負の神様とされていますが、こちらは父を想う心、つまり大事な人を大切に想う気持ちにも強く通じているんじゃないかという気がします
是非、参拝されてみてはいかがでしょうか(*^^*)