どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら
恵比寿山下伏見稲荷大明神
伏見稲荷ですと!?
とはいえ、ビルの谷間に ポツン とあって、いや、それはまぁ稲荷としてはままあることなのですが小綺麗ではありつつ人気も無く、それでいて 伏見稲荷 と名のついたここは一体...? と思わせる雰囲気
ただ、看板には 京都伏見稲荷の恵比寿扱所 と書かれています
こんなところに?
でも、なんか吸い込まれる感じはする(・ω・)
狐につままれた感じで歩を進めていきます
右側はフェンスに蔦、左側は赤い幟、そして朱鳥居を潜ります
突き当たりに石鳥居と小さな境内
あれ、空気感が変わった
右手に由緒書がありました
いつもは参拝後に読むor撮影しておいて記事を書く時に読むのですが、今回ばかりは先に目を通しました
伝は昭和20年からはじまっていますがその頃には既にあったということで創建年は不詳のようです
田畑を守る五穀豊穣から戦果を経て大きな発展を遂げたこの地の商売繁盛を守ってらっしゃるとのこと
手水舎も新しく綺麗ですね
2017年に建て直されたばかりなので美しく、どことなくまだ木の香りがする気がします
御祭神は宇迦之御魂神ですが、京都伏見と同じく稲荷大神の四神が祀られているかもしれませんがそこは不明
スンッ とした雰囲気
少し ピリッ ともする雰囲気
眼光鋭く来訪者をしっかりと見極める瞳のお狐様
そう、The 街のお稲荷さん といった雰囲気です
神社はどこもそうですが、特に街のお稲荷さんは町会や自治会、商店会がしっかりと守っていかないとなかなか管理が行き届かなくなってしまいます
最終的に管理者が居なくなってしまうと、その地域の鎮守社などに境内社として遷座することになります
各所の大きな神社に必ずと言っていいほど稲荷社が、大きなところであればあるほど複数の稲荷社があるのはそういった理由からですね
都会であればお店も多く寄付金協賛金も多くなるじゃないかと思いきや、商売店には必ず神棚があって街の稲荷を大切にするなんていうのも今は昔
街をあげて氏神様やお稲荷様を守り、盛り上げ、祭りをひらく、なんていうのは当たり前ではないんですね
そんな中、恵比寿という街でこうしてしっかりと守られ管理されているお稲荷さんに力が無いわけがない!
素敵なお稲荷さんだと思います(*^^*)
ちなみに 扱所 というのを調べたのですがどこにも明確には書かれておりませんで、恐らくですが、伏見稲荷大社を本庁とした稲荷講の支部の末の部署のようなものじゃないかと思います
つまり、稲荷講の講員になりたい場合に扱所等で申し込みが出来るということだと思われます
が、こちらには社務所っぽいものもありませんのでもしかしたらこちらのお稲荷さんを守ってらっしゃる方々を対象として活動されてらっしゃるんじゃないかと思います
というのもこの時はそこまで意識していなかったのですが、本当につい先日参拝したところにも 窓口のある扱所 があったのです!
なんだろう?と思いつつ寄らなかったのですが丁度この記事を書こうとして 扱所 が出てきて調べるに至ったというわけです
偶然ですけど、こういうタイミングってのがやっぱり必然なんですかね
寧ろ「そろそろお前さんも入る頃かのぅ」とでも言われているような雰囲気すら感じますw
おっと、脱線が長くなりました
稲荷社は全国30000社を超えると言われていますが、個人で祀られていたり神社としてではなく祠として祀られているものまで含めるととても数え切れない膨大な数だといわれています
そうなんです、お稲荷様はどなたでも個人で祀ることが出来まして、それこそ伏見稲荷大社や東伏見稲荷などの窓口で御分霊をお受けすることが出来るのでこれほどの数になるんですね
その中でも 伏見 の名を冠するところはほとんどありませんが、こちらは恐らく 扱所 であることからその名がつけられているんだろうなぁ、と推測します
商いや生活をする民の守り神
それがお稲荷さんですね(*^^*)b
そして書いた記事を見直して漸く気付くのでした
由緒書きの署名に 稲荷講 って思いっきり書いてあるやんけぇぇぇぇえええ!!!(爆)
ま、こんなもんです(´>∀<`)ゝ
気付かなくても自分で調べた事にこそ価値がある!
なんてね(*^^*)