どうも、ひのきですm(*_ _)m
とうわけで、本日はこちら
東郷神社です
え???
ってなりますよねwww
こちら、原宿に鎮座されておりまして、わいわいと若者で賑わっているストリートからほんの少しだけ脇に入ったところがこちらでございます
しっかりと神社の名とポスターが貼られているのですが、誰がどう見ても スシジンジャトイレ というパワーワードの方が目立ってしまい神社の文字などは目に入らず、その奥にある鳥居に気付く人も少ないことでしょう
ナビを見てここまでやってきた私も、まさかこんなところに、そしてこんな見た目の参道があるとは思いもしませんでしたので周りを少しキョロキョロしてから気付きましたよねw
それも 東郷神社 ですからさらに驚きですよね
ご安心ください、私が導かれたのがここだっただけで、もうひとつの裏参道と表参道がございます
さて、原宿の街、しかもちょっとハイカラな入口から石段を上がって進むと急に雰囲気が変わります
左手に見えますのは東郷幼稚園です
そうそう、お分かりかと思いますが先に言っておきますと、その御名の通り、東郷平八郎元海軍大将を御祭神として祀る神社でございます
東郷様が祀られる横ですくすくと育つ子供達、この国の未来を支えてくれることでしょう
鳥居の先は左右に道があり、左手にも裏参道の鳥居、右手へ行くと神社正面だったようですが私はこのまま真っ直ぐと白い石段を登って境内へ入りました
一通り見渡してから結局正面へ回るんですけどねw
とっても立派な石灯篭と門
祀られている方が軍人様なので 洗心 という文字を見ながらちょっと緊張してきます
門扉には大きく立派な神社紋が輝きます
東郷家の蔦、天皇家の菊、そして星が組み合わされたものですが、星はなんでしょう、航海の無事を見守るみたいな感じでしょうか
こちらが拝殿、御祭神は東郷平八郎命
神社といえば八百万の神と天皇家の方々が中心ではありますが、偉人も祀られます
多くの方がご存知かと思いますが、東郷平八郎は薩摩藩士にして海軍にて大活躍、アメリカと対峙したり日清戦争での外交に活躍した後に連合艦隊司令長官として日露戦争でバルチック艦隊を破って世界をあっと言わせ、日本やアジアを国難から救った英雄でございます
今の時勢を考えると色々思うところはありますがここは神社日記でありますのでこのまま進みましょう
軍人、司令長官、というイメージがあるからというだけではないと思います、狛犬も境内も、空気がピシッとしていて自ずと姿勢良くキビキビと動くようになります
空気はビシッと、威厳もバシッと、でも優しく見守られている昔ながらの父上、といった雰囲気です
八幡様に近い感じと言っても良いでしょうか、ってそうか、どちらも勝負の軍神様ですね
昭和九年に天寿を全うされるや全国から神社にお祀りして欲しいという願いが届いたことで創建されることとなり、昭和15年に御鎮座されました
この国の行く末を厳しくも優しく見守っていただいていることでしょう(*^^*)
境内社 海の宮
こちらは海軍、海事、水産、そして崇敬者の諸霊を合祀する霊社
手水舎の左手にはこちらの碑
海軍特年兵之碑、と書かれています
何故だかわかりませんが、碑の裏へ回れそうだなって思ったんですよね、普段そんなこと無いのですけれども
すると裏には海軍特年兵についての事が書かれておりました、柄にも無く全て読み、そして空を見上げました
少年兵よりも若い14歳という年齢で家族や国の事を想い志願した昭和の白虎隊
歴史から消されてしまっていた彼らを讃える碑です、こちらへ参拝されたら必ず手を合わせて頂きたい、そして裏側の言葉を読んで頂きたい
その向かいには潜水艦殉国碑があります
左の石碑は潜水艦の断面をかたどったそうで、潜望鏡は伊33号についていた本物の潜望鏡だそうです
境内を正面に見て右手はこんな感じ、正面参道へと続く道なので多くの方はこちらから来られることでしょう
写真左手には神池があるのですが整備工事の為か入ることは出来ませんでした
正面鳥居は大きく赤銅色でとても存在感があります
こちらが明治通り側の表参道です
近代の御祭神様がいらっしゃる神社はどちらも似た雰囲気があると感じます
当然でしょう、古の神話として伝わる知識とは異なり、具体的にどのような事をなされたのかがしっかりと伝わっていてしかもお姿が写真で残っているのですから
でもどちらもみな優しさも感じます
勝負強さの御利益があるそうなのでここぞという時にご挨拶されてみては如何でしょうか(*^^*)