古代レムリアの記憶
どうも、ひのきですm(*_ _)m
ふたつほど石の記事いきまーす
本日は アンダラクリスタル についてです
こちらも以前記事にさせて頂きましたが、なんと!遂に!ガチャ価格で手に入れることが出来ました!!
え? そんなもの偽物に決まってる?
そりゃそうでしょうね(・▽・)
それで良かったんです
アンダラクリスタルの由来を調べれば調べるほど、本当の本物なんてとてもじゃないけど希少過ぎて高価過ぎて手が出せないはずだし、例えその予算が用意できたとしてもそれほど凄い物が手軽に手に入るとも思えないし、つまり気軽に購入出来るようなものは本物なのかどうかわかりませんよってことですね ← ( ̄・ω・ ̄)
ガチャ価格程度であればこそ、偽物バッチコイで手が出せるわけです( ¯﹀¯ )←なぜ偉そうなのか
改めて、最初にハッキリ言っておきます
アンダラクリスタルの存在自体が嘘 と言うつもりはありません
アンダラクリスタルだ と売られている それ は本当に本物だと思いますか? ってことです
なぜ本物を持っていないのに偽物(である可能性が高いもの)をわざわざ入手したのかというと、あくまでもネット上の画像だけで判断した場合に限りますが、本物とされている物の画像と明らかに安すぎるものの画像で見比べてもまったく違いがわからなかったからです
勿論、本物が無ければ実際の比較が出来ないのですが偽物を知ることが出来ればそれはそれで試金偽石になりますし(。-_-。)b
というわけで、今回はふたつほど入手出来たものを用意しました
それではお見せしましょう
アンダラクリスタル(と言われていたもの)です
あら、美しい(*´ω`*)
普通に綺麗ですね
アンダラクリスタルについてご存知ない方はググッてみてください、すぐに出てきます
古代レムリア人が作って埋めた(埋まった?)ガラスの欠片だそうです(大分端折ってますw)
勿論、神社を参拝したら不思議なことが起きたとか感じたとかとブログに書いているくらいですし、神話や伝説、パワーストーン等々(明らかな眉唾は除きますが)の大半は信じている人間です
信じ たい という希望混じりですけどね(*´ω`*)
レムリア伝説を起源としているものですが、そもそもその設定がどうなの?と疑う方も居るでしょう
でも待ってください? ずーっと教科書や歴史書に載っていたことがまさかの間違いだったという事が沢山あるのをご存知ですか?
ずっと誰も信じなかった 奇説 がある時、実はそれこそが真実だったと判明した事が過去の歴史において沢山存在する事をご存知ですよね
なのでレムリア伝説だってアンダラクリスタルだって疑いきることは出来ません
さすがにあまりにも アレ なのでどちらかというと疑う方に寄りがちではありますが…
だって、それほど貴重なものがなぜそんなに大量に、しかも世界のあちこちで採掘されているのか(調べると 産地 とされる地域の偏りとかでもなんとなくアレですけど)
そして採掘現場の写真や泥土その他が付着した貴重な原石タイプ?が写真すら存在しないのか
考え方にもよりますが、その石(ガラス)が持つエネルギーを余すこと無く得たければそれこそその場所に埋まっていた土や石、採掘されたままの姿の方が絶対に効果があると思うのです!(´・ω・`)
特に、古代レムリア人が作って埋めたんでしょ?
ただのガラスだけど、古代レムリア人が作ったガラスであってそこにあったから貴重なんでしょ?
ならばその埋まっていた場所こそ彼らが暮らしていた土地なわけでして、そしたらその地にあるその他の鉱物なども凄いエネルギーを持ったパワーストーンであるという事にはならないんでしょうかね?
現実的には、採掘現場の写真はおろか、いやそれは盗掘を防ぐ為かもしれませんが、採掘したばかりの原石(つまり塊や穴)の写真すらほとんど見つからないというのはどういうことなんでしょう
私の探し方が下手くそなだけかもしれませんが極わずか、恐らく最初?に出されたっぽいものしか見つかりません
そして売られているほとんどのタイプが かち割り になっていて、それじゃ元はどのくらいの大きさのガラス塊だったんでしょうか? それとも全てこのかち割りタイプで埋まっているのを洗浄しているだけなんでしょうか
謎が深い
さて、ひとつめのアンダラらしきものを細かく見ていきましょう
いや、普通にとっても美しいんですよね
不純物と思われるようなものも一部に数個あるだけでほぼ全体にわたって気泡や砂の一粒すら入っていません
ちなみにこの個体は淡いオリーブグリーンですが、アンダラクリスタルといわれるものにはカラーチャートか?と思うほどたくさんの色が存在するようでして、中にはマーブルガラスやビー玉のように複数の色が折り混ざっているものまで売られています
勿論、アンダラは古代レムリア人が作って埋めたものとされていますから人工ガラスということになります、つまり天然でなければどんな色模様があっても不思議はないということですね
あ、超古代にそんな技術があったのか?! という論説はそもそもの破綻なので却下です(*^^*)b
割れた断面はガラス質の特徴である鋭利な層構造をしていてところどころに虹が出ています
いやー、ほんと、普通に美しいですね、これだけアップにしても不純物は皆無です
ではこちら、お分かりになりますでしょうか
少々見づらいですが、白い棒状になっているインクルージョンがいくつか内包されています
この一角にのみ内包されてるこの白い結晶
調べてみたところ、方珪石、クリストバル石、クリストバライトと呼ばれるもので、ちょっと柔らかく言うと水晶や石英、シリカの仲間という感じのようです
天然火山ガラスであるオブシディアンやインパクトガラスであるリビアングラスなどの中にも内包されていることがあります
それが入っているんだから本物じゃないか! というとそうはなりませんでね( ̄・ω・ ̄)
クリストバライトは人工的に作ることが出来ますしそもそもアンダラは人工ガラスであるはずですから作る時に生成されたor故意に混ぜただけであって本物か偽物かには関係無いんです
勿論、このクリストバライトかガラス自体の炭素年代測定が出来れば即座に真贋が確定すると思いますけどね(アメリカでも何処でもいいから早く誰かやってくれぃ)
天然石(天然ガラス)においては方珪石はなかなか重要な存在となります
比較的冷え固まるのが遅い火山性ガラス オブシディアンの中では棒状に結晶することが多く、スノーフレーク~などでもその姿は見られ美しい模様を生み出してくれます
また粘性の弱い液状溶岩から生まれるオブシディアンの中では球体に近い形で細かく多量に内包される物もよく見かけます
リビアングラスなどのインパクトガラスは急激な冷却により固まったものなのでゆっくりと棒状に結晶したものはほぼ見かけることが無く、ほとんどは飛散時の力によって球体ややや楕円、棒状であっても角の無い細楕円的なもの、しかも小さなものしか見たことがありません
ただ最近では小さな小粒のクリストバライトを人工的に作ることが出来るようなのでこのまま技術力が上がってしまうと真贋の見極めが難しくなっていくかもしれません
アンダラに戻りましょう
一番大きなものはガラスと共に割れた断面でしょうが、右の小さなものは横向きに内包されているので折れたわけでは無さそうです
どれも太さは2~3mmと太く、しっかりと結晶したもののようです
繰り返しますが、古代レムリア人が意図的にクリストバライトを混ぜたのか、はたまたガラス製造過程で自然に出来たものなのか、はわかりませんが少なくともこの存在は見た目だけにおける真贋の判断材料に1ミリの影響すら及ぼしません、お間違いなきよう
同じく気泡の有無も人工ガラスとしては 入れるか入れないか の違いだけです
もし、「クリストバライトが入っているので本物です」「気泡が入っているので本物です」等の触れ込みで売られているものがあったら、それは明らかに怪しいと思って良いのではないでしょうか
少なくとも、その 所持者 販売者 にアンダラクリスタルの知識が無い事だけは確定です
アンダラクリスタルの難しいところ
それは、アンダラクリスタルは土から発掘された高波動のガラスであるという謳い文句が先行していることです
ちょっと調べると、高波動のガラス! それは古代レムリア人が作ったもの! 古代レムリア大陸ではアレソレがカクカクシカジカ、、、ということいなります
浪漫を追い求める民 にはとっても魅力的ですよね
私も浪漫が大好きですけど、まだまだ修行が足りないので俗な目で物事を見てしまいがちです
アンダラが "発見" されたのはアメリカのネリーランドと呼ばれる場所だそうですが、あれれ? 南アフリカが聖地? インドネシア? メキシコ?
レムリア人の存在自体が確定されてはおらずそれどころかレムリア大陸の場所もわかっては居ませんので、世界中のどこでアンダラが発掘されたとしても誰も文句が言えませんね
貴方のお宅の庭からも発掘されるかもしれませんよ
というわけで、アンダラクリスタルを本物であると断定する事が出来る恐らく唯一となる手段は年代測定ということになるんでしょうかね
恐らく通常の宝石鑑定とかに出してしまうと本物であっても 人工ガラス と出るはずですから全く意味がありません
あとは成分分析とかからそのガラスに含まれる素材や混入物の地域や時代がわかればもしかしたら、って感じ?
さぁ、お分かり頂けたでしょうか
あ、いえ、皆まで言いませんよ(言ってるようなものですけれどもね)
ここまでの事を頭に入れた上で、私が手に入れたもうひとつの "アンダラ" を見てみましょう
アンダラクリスタル(と言われていたもの)です
こちらもまた凄いですね!
全体が乳白色にも関わらず光が当たる角度によりオレンジ色に輝いています
不思議なことに、肉眼だと全体がほぼ乳白色でごく一部だけオレンジ、本体や光源を傾けると輝く位置や色合いが変わる不思議さなのですが写真を撮るとほぼ常に全体がオレンジっぽく写ってしまい魅力が伝えきれません
一部だけをアップにしてライトの角度を変えながら撮ったら少しだけうまくいきました、どちらも同じ位置、同じ角度で光源だけを調整した写真がこちら
いやー、とっても美しいですね
こちらもやはり不純物が一切無く、全体がムラなく不思議な色変化を見せ、ひとつめと同じように断面には所々に虹が見えてガラスの特徴を備えています
とても素晴らしいオパライトガラスですね!
あ、オパライトとはオパールの遊色効果のことです
正確には、オパールに見られるいくつかの効果のうち、濁り色で遊色(あまり多色にはならないようですが)がある効果の名称で、それを模したガラスのことをオパライトとかオパライトガラスとかと呼んでいるそうです
勿論、オバールとガラスでは質が全く違うので偽物とか騙す物などではなく純粋に美しさを求めてオパールを摸したものです
まるで夕陽に煌めく海みたいに美しいですね
とっても神秘的に見えるオパライトガラスですが、こちらもやはり、ネット上で検索して出てくるアンダラの中にほぼ同じものが多数あり、全く違いがわかりません(´•ω•)
これが 億がイチ にも本物だとしたら、古くは2億年前、新しくとも50万年前に既にこのような美しいガラスが作られていて土中に埋めらながら現代までもこの美しさを保っていることになります
そりゃとんでもない高波動だ!!!!!!
( ᐖ )
ちなみに、ひとつめ オリーブ色の方は約16gで300円ほど、ふたつめ 乳白色の方は約80gとなかなか大きいのに同じく300円ほどで入手していますのでとーってもお得です
え?
だから偽物だって言ったぢゃん( ̄・ω・ ̄)
我こそは 本物 を持っているんだぞ! という方には是非とも実物を見せて頂きたいものです
私を信じさせてください
私を浪漫の都へ連れてって!!
だって、ネット上で見られる アンダラ は個人が売っているものから比較的しっかりしたお店さんが取り扱ってらっしゃるものまで見渡しても、全てが コレ と違いが無いんですもの
このようなガラスの一体どこをもってして 本物 として販売することが出来るんでしょうか
私には理解出来ません
本物に失礼です
ちなみに天然石や隕石にも言えることですが、証明書や鑑定書、鑑別書は 絶対 ではありません
いくらでも偽物を作ることが出来ますし、なんなら言われるママの内容で鑑別書を発行しちゃう団体もありますし実在すらしない組織の鑑別書まであるので注意してくださいね
以前にも書きましたが、某情報筋によると、廃業(廃炉)したガラス業者が材料を破棄するのにガラス素材を全て溶解して大きな穴に流し込んでそのまま埋めてしまう事がよくあったそうです
それが本当ならば、実際に土中からガラスが採掘されることもあるでしょうし、そりゃ不純物も色のムラも無い綺麗な物、なんなら色とりどりマーブルなものまでもが土中から出てきても全く不思議はありません
あと、装飾用ガラスとして似たようなもの、というかほぼ同じ物がアンダラが発見されるずーっと前から普通に製造され流通していますし、今でも勿論ホームセンターやネットショップで買うことが出来ます
某ショッピングサイトで アンダラ を検索すると、10g前後で数千円、100gを超えると数万円、キロの物だと数十万円で売られていて、某フリマアプリでも似たような金額で売られていますね
しかも、正統?と言われるネリーランド産としながらも破格なお値段のものもちらほら。。。
300円で手に入れたうちのふたつも、その流れにのっかるとそれぞれ3~5千円と1~3万円にはなってしまいますね
いや、やりませんけどね
絶対に!!!!
石好きとして ありえん(嫌悪感)
というわけで、長くなりましたが
皆さん、決して騙されないでくださいね
こんな壮大な起源がある と言われている もしかしたら 本当に そうかも しれない 浪漫に溢れた ガラス
として購入される分には、全く問題無いでしょう
本気で 数十万~数億年前のレムリア人が作った凄い波動のガラス を求めているのだとしたら、巷で売られている ソレ が本当に ソレ なのか
そこをよく考えていただければな、と思います
こういう浪漫心擽るものって素直な人ほど信じちゃいますよねー
なので、安易に購入してそれをまた人に これがアンダラクリスタルです! とかって拡げてしまったりしない方が良いですよっていうことです
本当に凄いものならばそれ相応の扱いを受けるべきである!!!
希少性のある物、高価な物に一定の偽物が出回るのは悲しいかな世の常となってしまっていますが
アンダラにおいては信じるに足る物の方が圧倒的に少ない!! という異常事態
ただ、これには良い面も少しだけありましてね
アンダラを取り扱っているだけでそのお店がどんなお店だかが分かるんです!!
本気でしっかりと裏付けのあることをガッチリ書いてくれていればまだしも
ちょっと調べれて出てくる事をコピペしただけで販売しているようなお店は、もはや自身が取り扱う商品について愛情も知識も無く、ただ流行っていて買う人がいて売れればそれで良いと考えているお店、だと分かるところです
これは大きいですよ?
今まではテクタイトを 隕石 として販売しているとか、モルダバイトとして劣悪な偽物を売っているとかで判断していたんですが、それを超える大きな判断材料です
っていうかさ
パワーストーンって私、大好きなんですけどね
余りにも 持てばこうなる この石にはこれだけの力が って言い過ぎるのもどうかと思うんですよね
おみゃーらが取り扱っとる物はそーゆー名目を過剰に付けなきゃ売れねーよーな酷い品質なのきゃ!!!!! と言いたくなります
また話が逸れました(´>∀<`)ゝ
根本的には、人によって異なる それ相応の価値 というやつがあるので他人にとって法外な値段であったとしても文句を言う筋合いは無いんですよね
騙されていなければ ですけども
というわけで、アンダラクリスタルっぽいもの、のお話でございました
m(*_ _)m
最後にひとつだけ
超古代文明とか月は古代人が作ったとかそういう話
超絶大好きです!!!!!!!!!!(・▽・)