どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら
京濱伏見稲荷神社
最寄り駅は新丸子、少し離れて武蔵小杉駅です
既に見えているのですがまだわかりませんよね
普通の街を歩いていくと突如その姿を現します
外から見ても立派な社殿です
両脇に大きな狐様を従えた朱の大鳥居
左手には白狐様もいらっしゃいます
こちらの表示が今現在も継続であれば、三大 日本最大 となっているようです
ここは境内末社から巡るスタイルで参拝することにしましょう、左手に境内社と鳥居が見えます
こちらは駐車場側からの参道になります
参道右手に鎮座するのが文殊稲荷とされる三神知恵稲荷
少しでもこの頭が良くなりますように(。-人-)
そして参道左手は...どーん!!!
ちょ、ちょっと想定外です!w
手前には加賀白山遥拝所記念碑
そして菊理媛命を祀る白山社
おぉ、伏見稲荷さんで菊理媛様にご挨拶出来るとは
そしてこちらですよね、富士山と富士浅間社
山自体に木花咲耶姫命が宿っている日本が誇る霊山ですね
ちなみについ最近知りました、富士山の八合目から上は浅間神社の社領なんですね! まだ五合目以上登ったことが無いんですけど、、、徐々に体力衰える中、参拝出来る日は来るんでしょうか
いやぁ、なんと私が崇敬する菊理媛様と咲耶様をほぼ同時に拝めるとは、しかも結構しっかりした造形の富士山と白山です
ご挨拶する時、すーっと春の風が抜けていきました
稲荷様の紋には 恵 の字がありますね
大鳥居右手には立派な手水舎、その先には銅像といくつかの境内社が見えます
左の気になるところは後にして境内社は三社
身代わり開運稲荷とされる武邦稲荷社には再生、成長、改善の神が祀られているようです
再生、成長で終わらずさらに改善とあるのは素晴らしいですね
奥に鎮座するのは祇園玉光稲荷とされる末広稲荷
歌舞音曲を司る神とのことで天鈿女命様みたいですが庶民の味方である稲荷神は様々な御利益をもって崇敬を受けておられます
そして一際気になるこちら、朱鳥居が並びます
その先は磐座と池、そして沢山の狐!!
磐座は ときわ磐座 といい神様が風神雷神を伴い天降りされた岩だそうで圧倒的存在感です
池は琵琶湖を模したものだそうで、中央には日本三大弁財天のひとつである竹生島の弁財天が祀られています
そして沢山のお狐様は全部で108体いらっしゃるそうで池周りだけでなく境内のあちらこちらにいらっしゃいます
コンプリートするのは大変そうですが一体一体様子が違っていて推し狐を見つけるのも良いんじゃないでしょうか(*^^*) あ、、、蛙さん
そして外からも立派さが伺えた御社殿は九棟稲荷造りとされていて壮観です
御祭神の説明書きはしっかり読まないと勘違いしそうですね
上には五成大明神の宇迦之御魂神、大己貴神(大国主命)、猿田ひこの神、大宮能女命(天宇受売命)、保食神(大田之神)が御祭神と書かれていますが、下の看板に主祭神は常磐稲荷大神と書かれています
赤字で複数回書くのならば先に読みそうな上に掲示しても良さそうなんですけどね(^^;)
常磐稲荷大神は太田道灌が江戸城の守護神として伏見稲荷大社から分霊を勧請した神様です
...!?
っと、横道に逸れてしまうので後述にしましょう
というわけで、こちらが拝殿
写らないように撮りましたが拝殿内は広くてやや暗く、日本最大と書かれていた巨大な御神鏡の存在感が凄かったです
荘厳な空気の中、まるで拝殿内に、いや、本殿までも吸い込まれていきそうです
遅くなりました御由緒ですが
初代宮司神示を受け、戦後の1951年に京都伏見稲荷大社より分霊を受け創建
江戸様式を取り入れ社殿の周りを富士溶岩でかためているんだそうです
いやー、、、白状します
とっても素晴らしい社殿ですが、ちょっと色とりどり過ぎて造られた感じがするなーなんて思っていたんですけどね
軽い気持ちで参拝すると、恐らく何も感じないままさらっと終わってしまって、なんだぁって感想で終わってしまいそうです
ちょっと独特な雰囲気のある境内がその理由だと思いますが、どうも神社本庁に属していないことから他の神社とは一風変わった感じのようですね
あ、勿論、本庁に所属していないところはダメということではありません! というかそもそも、全国稲荷の総本社 伏見稲荷大社 も神社本庁には属していませんからね
そうです、忘れかけていました
そもそも神道は祀る心が大切なのであって、お社の豪華さや古さだけで判断するものではありません(これはいつも言っていること)
同じように、祀り方が多少独特であっても、しっかりとお祀りされているかどうかが大事なところでございます
参拝初めにはちょっと半信半疑でしたが、ひとつひとつお社にご挨拶をするにつて空気感が変わっていったのを今でもハッキリと覚えています
元から私は境内社からご挨拶するのが好きな方でしいたがここ最近は主殿へ先にご挨拶することが増えていました
こと、こちらのお稲荷さんにおいては、先に境内社へご挨拶していったことでよりこの神社に対し持っていた偏見が取り除かれていき、純粋な気持ちで主殿へご挨拶出来たんじゃないかと思います
最初に主殿へご挨拶していたら、あとはぱーっと境内社をまわって ふーん、こんな感じかぁ で終わっていた気がしてなりません
あ、いや、崇敬されている方々には大変失礼で申し訳無いのですが、ただ、心を込めて参拝するからこそ、ということを思い出させてくれた素晴らしい神社でした
まだまだ見た目や頭で感じてしまうことの方が先になってしまう事のある未熟者でございます
さて、後述です
常盤稲荷神社って行ったことあるような!?
と記事を遡ってみたらやっぱり参拝してました!
もともと江戸城の守護神だったとは思えぬ、よくある街角のお社という感じなのですが、ウカ様だけでなく罔象女命も祀られていてとても狭い境内なのに不思議な空間になっていました
さて、こちら、京濱伏見稲荷神社にはその常盤稲荷大神と同じ御分霊が勧請されているようですが、奇しくも同じ、と書かれているので江戸城由来の常盤稲荷神社から分霊したわけではないでしょう
とはいえ殆どの稲荷社は伏見稲荷大社から勧請されているはずですし、そうなると稲荷大神とされている五柱、もしくは特にそのうちどなたかの大神が祀られていることになり、それぞれ創建された方が個々の神名をつけて祀られるはずです
なので、江戸城守護神として祀られた大神と御同神というのは全国殆ど全ての稲荷社が同じと言えるのではないでしょうか
その中でも特に、常盤大神と同じ神とされたのは何か理由があるのでしょうか、それとも江戸城守護神にあやかりたかっただけなのでしょうか
そのあたりを少し調べてはみたのですが、伏見稲荷大社にも特に常盤大神として出てくる検索結果も無く分かりませんでした
京濱、ということで東京と横浜を結ぶ場所に位置することから東京を代表する江戸城の守護神との繋がりを記したかったのかもしれませんね