どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、千束八幡神社
その歴史は古く、千束郷の総鎮守として八幡様の総本宮 宇佐八幡宮 から勧請されたのが貞観2年、860年のことですから1200年近くにわたりこの地を守り続けていることになります
余談ですが貞観といえば噴火や地震が多いよな、と思い調べてみると富士山噴火、阿蘇山噴火二回、播磨地震、貞観地震(津波)、鳥海山噴火、開聞岳噴火、と僅か16年の間になんと大きな自然災害の多いことか
さて、神社に戻りましょう
実は先程の写真の前にこちら、朱塗りの両部鳥居
真正面が池ですけど!!w
というわけで折角目の前に素敵な池と橋があるので反対側へ、どうですこの景色!!
ちょっと小さすぎてわかりづらくてすみません、両部鳥居の前は池に向かって階段になっています
つまり、池から船を降りて両部鳥居を通るのが正式な参道だということですね(スタート地点がわかりませんが)
こちら、素晴らしい池月橋は渡り心地が凄く良い! ただ雨が降ったら滑りそうなので要注意です
橋を渡ったら少し左に逸れて両部鳥居を潜ります
石段を登ると右手に手水舎、その先に境内社
二社並んでいます
赤い幟が並べばお稲荷さんですが、初宮参りと厄除け祈願が並んでいるのは初めてです
こちらの稲荷社、おわかりでしょうか
そうです、お社の寄った写真を撮っていない
こちら、御神威が強すぎて文字通り畏み畏みご挨拶してまいりました
うーっすらとしか写っていないのですが、両脇に座られる狛狐さんはシュッとしてややキツめな雰囲気ではありますが威圧されるといった感じはありませんでした
右手の狐さんの背後には奪衣婆がいらっしゃるんですよ、そんなお稲荷さん初めてです
そしてお社自体も小さいながらとてもすごい御神威
創建年不詳ですが古くから境内社として鎮座されていたようです
こちらは神明宮
天照大神、伊邪那美命、大山津見命、猿田彦命、菅原道真公が祀られています
勿論、どちらも素晴らしい御神威なのですがまるで陰陽太極図のようなのです
陰と陽、とすると善悪のように捉えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、陽があるからこそ陰があり、陰が無ければ陽も無いのです
そして陰は決して 負 というわけではなく、動と静であったり和御魂と荒御魂などのような二面性を表します
私には、この二社がそれぞれのエネルギーを相乗しているように感じました
そうかぁ、境内に入ってすぐ目の前に八幡様がいらっしゃるのにまず先にこちらへ呼ばれた理由がわかった気がします
やはり広く雄大な感じで心地よい風をくださいます
狛犬さんがとても可愛くて、と思ったら後ろに馬
名馬 池月!! 池月橋は馬名だったのですね
時は1180年、石橋山で敗れた頼朝が安房へ向かう途中に氏神でもある八幡様が祀られるこの神社に泊まったところ、池に写る月のように美しい青毛白斑点の野生馬が現れます
池月と名付けられたこの馬は佐々木高綱へと与えられ、そのお陰で宇治川の先陣争いにて活躍したのだそうです
本殿、境内社、名馬 池月之像を囲んだあたりの空気感たるや素晴らしく、すぅーっと空へ向かって風が吹いているのではないかと思うほどでした
いやー、素晴らしい神社です!!
そしてその目の前に広がる洗足池公園はほんと安心感に満ちて気持ちが良かったです(*^^*)
さて、洗足池にはもう一社ありますのでそちらは次の記事にて(。-_-。)b