どうも、ひのきですm(*_ _)m
糟嶺神社から田中稲荷と渡り歩いてそこからやや離れたところまでやって参りました
本日はこちら、六所神社
こちらは大國魂神社を勧請した神社です
天文年間(1550年頃)の創建ではないかとされているようです
石柱も立派ですが渡り綱の掛けられた鳥居と真っ直ぐ先の社殿が立派ですね
左手は工事中で社務所などを建てているようでした
御祭神は大国魂大神と六所の御祭神、そして付近に鎮座していた神明社の天照皇大神が相殿に祀られています
大國魂大神は大国主命
一の宮 小野大神は天下春命と瀬織津姫命
二の宮 小川(小河)大神(二宮神社)は国常立尊
三の宮 氷川大神は素戔嗚尊、稲田姫命、大己貴命
四の宮 秩父大神は八意思兼命、知知夫彦命、天之御中主神、秩父宮雍仁親王
五の宮 金佐奈(金鑽)大神は天照大神、素戔嗚尊、日本武尊
六の宮 杉山大神は五十猛命、大日霊命、素盞嗚命、太田命
つまり大国主命を中心として武蔵国六宮を集め祀った大國魂神社と同じでございます
府中からさほど離れているわけではないのですがちらほらと六所神社があるようですね
とっても雰囲気の良い、空へ繋がっているような境内であります
心鎮まる場所、これぞ神社という神社ですね
左に鎮座する稲荷神社は由緒不詳ですがとても良い雰囲気です
よく見かけるタイプのお狐様ですが少し耳が丸くて可愛らしい
太陽と六所神社を背に誇らしげなお狐様
住宅地の中にあってとっても静か、穏やかな時間の流れる素敵な神社です
やはり府中から世田谷の距離にあって赤堤にも宮殿にも六社神社があることを考えると六所宮の存在はよほど誇らしかったのでしょう
私も大國魂神社はとても好きなので大國魂神社を勧請出来るというのはとっても名誉ですよね
こういったところからも、大國魂神社がどれだけ崇敬されていたかが伝わってきます