どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日は 街を歩けばお稲荷さん のコーナーでございます
神楽坂を歩いていた時のこと、ふらりふらりと適当に歩いていると今まで歩いたことのない小京都のような素晴らしい路地がありました
そして出会ったのがこちら、、伏見火防稲荷神社
とても良い感じの狭さ、小ささ、そして独特の雰囲気と街角稲荷の三条件を素晴らしく満たしています(勝手に言ってるだけです)
調べてみたのですが創建等詳細は不明
伏見となっているので稲荷山から勧請され宇迦之御魂神もしくは稲荷大神が祀られているでしょう
芸者衆の手配や稽古を行う“見番”が沿道にあることから名付けられた、という見番横丁に鎮座していることから江戸期くらいの古さかとは思うのですが通りの名前はかなり最近になって名付けられたものだそうです
この近辺は家康入府前から町があったそうで善国寺が移転してからさらに発展、江戸期には寺町、武家屋敷として栄えていき花街として確立されたのは明治期
火事と喧嘩は江戸の華 と言われるように 火防 が社名に入っているのは当時の世相を受けていたように感じます(通りの名前のように後から名前が変わった可能性もありますが)
この付近は関東大震災では被害が少なかったようですが東京大空襲では全てが灰燼となったそうなのでこちらは恐らく戦後の再建でしょうか
小さなお社ですがしっかりとこの街を守っていらっしゃる素晴らしいお稲荷さんでございました
あ、そうそう
お稲荷さんといえば五穀豊穣の神様でありますが、それだけではなく火伏、芸能、勝負、安産、健康、防疫、などなど様々なご利益に特化された稲荷社を見掛けますよね
基本は稲を生す神、いなり神、なわけですが、貧しい民にとっては御先祖様神様仏様に縋るわけです
となるとこれまた十人十色でお願い事をするわけですが、それが叶った時、そのお稲荷様には~~のご利益がある!となるわけです
勿論、それだけ沢山の人が願っていれば様々な願い事が叶うことにもなるでしょうが、わざわざ ~の御利益 となるにはその願い事が特に叶うとかとんでもない奇跡的な叶い方をした、という風になるわけです
そういう私は、ウカ様は勿論どんな神様にも何の御利益ということ無く日頃の御見守りをお願い・感謝しているので生活全般!? そういう意味では一番のわがままかも知れません(笑)