どうも、ひのきですm(*_ _)m
香取神宮からの帰途、そのまま踏切を超えた所に鎮座しておりますこちら
忍男神社
案内板によると、こちらは東の宮となっていて根元側を挟み東の宮と西の宮とで浜手を守護しているのだそうです
境内はやや広く、小さいながら囲いに守られた社殿は徳川幕府による造営という
御祭神は伊弉諾命
創建年不詳ですがかなり古いとも言われており、日之少宮を模して建てられたという説もあるそうです
とにかく西陽のお陰もあって穏やかな氣に満ち溢れており、社殿の右手には手作り感満載ながらしっかりと作られているブランコがあったりもします
神社=神域=子供たちの遊び場 というのがなんとも素敵ですよね
っと、奥に。。。?
なんと三峯神社が祀られておりました
この時点で見えているのですがご挨拶しようと目の前にしゃがみ込んで気付きました
御札が倒れている!?
なるほど、ちょっと変わった作りですが正面が石碑で御札は東向きに煉瓦で囲って祀られていたんですね、ということで直させて頂きました
ちょっと雨風に弱そうではありますが御札の状態は悪くありませんでしたので意外と守れているのかな
まぁさすがにこれだけ穏やかな西陽に包まれているとそのイメージが強すぎて語感が鈍っている気はしますがとっても暖かみのある素晴らしい御神域でした
鳥居を出て左手(西)へ、根元川に架かる津宮橋を渡って少し歩くと
こちらが西の宮とされる膽男神社です
御祭神は大己貴命でこちらも同じ作りをしていて天日隅宮を模したとも言われているそうです
こちらについては860年頃の双剣だという伝えがあるそうで香取神宮への参詣路の東西守護でもある事を考えると忍男神社も同年代の創建とも言えそうです
西向きに建てられたこちらの石祠は御祭神がわかりませんが、背高く祀られているので天津神のどなたかが祀られていたりするのでしょうか
道沿いにも石祠が三社並んでおります
こちらも同様、大いに西陽の影響を受けていると思われますがw とーっても穏やかで素晴らしい氣に満ちた居心地の良い御神域でした
さて、気になったのは 膽
神社巡りをしていると読めない書けない文字というのに沢山出会います
時代は便利ですね、それでも悔しいので当てずっぽうで調べてみるのですが当然見つかるわけもなく文明の力を借りて検索しました
きも タン 肝の旧字体
忍ぶ男と肝の男が東西守護?
伊邪那岐と大己貴...
守護。。。門番。。。
はっ
イザナギはイザナミを追い黄泉の国へ行き、生きて戻ったとされる
オオナムチは妬みから兄弟に何度も殺されかけ或いは生き返り、最終的には根の国に坐す素戔嗚命と嫁となったその娘 須勢理毘売命の助けを借りてこの世へと戻りこの国を造ったとされる
共に黄泉から現生へと生きて帰っている!
そりゃぁ最強の門番なわけですね(*^^*)
で、結局 膽 の意味はわからないのですが
忍と併せてちょっと調べて見るとなかなか面白そうな推察も出来るのですが明記するほどの説得力を与えられそうにないのでここで終わりw
創建理由をこういった推論から空想してみると、この両境内で感じた事もあながち間違いではないような気がします
つまりは、、、夜とか人によってはちょっと怖い雰囲気の神社ということになるかもしれませんね。。。