どうも、ひのきですm(*_ _)m
いよいよ始まります、年末年始の巡礼シリーズ
最初の一歩はこちら! 鞍馬寺!!
今年も帰省を兼ねた年末年始の初詣旅を企画したのですが、これがまた過去に無い旅となりました
コロナ禍により種々の制限があるのは悲しい限りでございますが、初詣期間が堂々と前倒し出来るのは嬉しい限りでございます
12月29日 未明
眠い目を擦りながら始発を乗り継いで東京駅
霊峰富士を美しく拝める最高のスタート!!
が、、、
『緊急停車します』
ぐぅぅーーーーーん
緊急停車といっても新幹線の速度なのでだいぶ緩やかではあるのですが新幹線での緊急停車は初めての経験
おぉー、、、レア!! と考えたのは一瞬、このまま動かないと結構困る、天狗様からまさかの試練。。。が。。。
と思ったのですが10分ちょっとで運転再開されました☆
というわけで無事に京都までたどり着き、地下鉄とバスを乗り継ぎやって来たのは鞍馬
バス停から大きな天狗さんが見えたので駅まで来ましたw
私は元からお寺も好きなのですがさすがに両方となるともういっぱいいっぱいになってしまうので神社中心を基本としております
それが今回、鞍馬寺をスタートに選んだのは何故か
それは......
呼ばれたから♪
何故かですね 貴船に行くのならば山を越えるべし というご指令を頂いたのです(そう思い込んでるだけです)
そして調べてみると鞍馬寺の中には神社が沢山あるのです、そりゃぁもう行くしかない!!
そしてその後押しとなったキーワードが 山
おっとこれでは進まないのであとがきにしましょう
山門を守るのは、、、虎!?
相変わらずそんなことも知らずに参拝しようとしているこの私です(´>∀<`)ゝ
そうかぁ、毘沙門天様だったかぁ
神楽坂善国寺でもそうですが、何気に毘沙門天様には御縁を頂いておりますので良い参拝登山となりそうな気配(*^^*)
いきなりの坂道がなかなか険しくて心が折れかけたところに小さな滝と上にお社が
手前の扁額には 吉鞍社 とあります
鞍馬寺はまだ神仏習合で神様のお社も鎮座されていますがこちらは荼枳尼天様でいらっしゃいますね
この独特の ピリッ とした雰囲気も好きです(*^^*)
さて次へ、と思ったところで白長龍神白姫龍神とある石板に気付きました
調べてみると白蛇伝という伝説があるそうです
少し登ると凄い雰囲気の滝が現れました
鳥居の隙間に石が積まれているのがまたなんともいえない迫力を醸し出していますが、見た目だけではない独特の雰囲気が立ち込めています
扁額は 鬼一法眼
鬼一法眼は兵法の大家で、義経が彼から六韜という兵法書を盗んだとされています
にしても、この場所の神聖さは鳥肌が立つくらいに凄かったです
まだまだ始まったばかりなのに凄いし結構キツイぞ
と坂を登ると由岐神社に辿り着きました
とても質素でとても素晴らしい
石段を上がると御神木の存在感が凄い!!
両脇に境内社が並ぶ階段を上がると御社殿
正面の本殿は修繕中のようで左手が仮殿となっておりました
元は御所に祀られていたのですが相次ぐ災いをおさめるため940年に都の北方守護として遷されました
御所内に祀られていたということで当時の御所は現在の京都御所とは場所が違ったでしょうが794年に平安京が出来た頃から祀られていたのかもしれません
八所大明神は宮中八神のことであれば
神産巣日神
高皇産日神
玉積産日神
生産日神
足産日神
大宮売神
御食津神
事代主神
ということになります
なんとも、天皇が、もしかしたら桓武天皇が参拝していた神社を参拝出来ていると考えると凄い事ですね
境内奥に鎮座するのは三宝荒神社、右手は水神様でしょうか
こちらは白長弁財天社
御祭神名が無く古くよりお祀りされていると書かれていますが、恐らく先程ご挨拶した石板にあった白長龍神白姫龍神ではないでしょうか
そしてこちら!! ひと際太い御神木
一心に願えば叶う大杉さん として人気のパワースポットだそうです
個人的には手前に並んでいた二本の御神木の方が相性が良さげな気がしました(*^^*)
よーし、次々と行くぞー!!
ちょっと緩やかに登ると赤い橋とお社が
気付かなかっただけかもしれませんが特に札等は見当たりませんでしたが、玉杉大黒天、玉杉恵比寿尊の祠です
美しい坂道ですが、既に汗だくで時々足を止めて深呼吸。。。
福寿禄さんに出会いましたが疲れも出始めて先程から指が写り込みはじめましたw
石段、灯篭、お社の美しさ
こちらが巽の弁財天社
とても涼やかで気持ちよくご挨拶が出来ます
目を閉じて深呼吸していると、、、キン、、、キン、、、
おみくじの筒かと思っていたのは水琴窟でした
さぁ、、、あと少し、、、と思いたい
止まってはならぬ
あとひと息 あとひと息
本殿金堂、到着!!
ぶはぁぁぁぁぁぁぁ
阿吽の虎!!
そして、、、と、本堂ではなく手前に並ぶ人々
を避けて拝観w
御本尊は月、太陽、大地を現す千手観音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊で秘仏として60年に一度だけ御開帳だそうです
ぐるっと堂内の拝観が終わると漸く人が減って居ました、さほどの人数ではないのにやたら時間が掛かっていたのはこれか!!
金剛床といって星曼荼羅模様になっているので中心に立つと波動が果てしなく広がり宇宙と一体化出来るんだそうです
だからここで両手を広げてずーっと ふぁーっ ってやってる人が居たんですねー
私も中心に立って目を閉じてみました
ふぁーっ てやってないからかもしれませんが、特に何を感じるというわけではなく
寧ろ、本堂に背を向け太陽の方を向くと尊天へと向かう凄い勢いのエネルギーが身体を通り抜けていく感じがしました(*^^*)
エネルギーチャーーージ!!
私が凄く惹かれたこちらは翔雲台といって平安京の擁護授福の為の本尊が降臨された場所だそうです
ごめんなさい、ちょっと分かりづらくて理解出来ていませんがこちらの石は本堂裏から出土した経塚の蓋石になっていたものだそうです
本堂右手、藤棚でしょうかね、初夏は美しそうです
こちらは閼伽井護法善神社
千余年も昔のこと、修行中の上人を襲った大蛇が本尊へ御水を捧げ続ける事を条件に許されここに祀られたそうです
本来はその御水が出ているそうです、残念
ですが、とーても気持ちが良い!!
すぅー、、、っと胸いっぱいに息を吸い込んだら偶然天井が目に入りました
うわーーー!! 龍神様だ!!
とっても優しい目つきですね(*´ω`*)
天狗の山、と思って来たのですが意外な事に蛇、龍神の言い伝えがとても多く弁財天様とも繋がりの深い山でした
素晴らしい氣を頂きつつ暫く休めたので心身共に回復!!
後篇へーっ、続く!!
さて、あとがきです
今回、鞍馬山超えでの貴船さん参拝を決めた決定的な理由、それは 山 でした
全く自慢になりませんが私は平地であれば炎天下で丸一日歩き倒す事も日常茶飯事というくらい平気なのですが高低差が出ると一変、地下鉄の階段ですらヒーヒー息を切らしてしまうのです
そんな私が稲荷山を初めて お山 した時のこと
最初こそ息切れが早かったものの、途中で足を止めるのは参拝と写真を時くらいで暫くすると疲れなど忘れてサックリと巡れてしまったのです
前日は早朝から夕方までガッツリと京都内の神社巡りをしていて早めに寝たとはいえ未明に起きての早朝参拝登山だったにも関わらず、です
さらにお山した後も若干足首が痛かった程度で体力もしっかり残っていたという不思議
余りに不思議過ぎたので二度目のチャレンジは心の支えが何も無い単独お山、しかも自分を疑ってかかっての登山w
ですが、これがまた前回見逃してしまった部分まで拡大してもサクサクと登って降りる事が出来てしまったのです
さぁ、これはどうしたことか
その後の私はやはり日常の地下鉄階段などでヒーヒーいい続けていますw
そう、今回、鞍馬山を超えて貴船さんを目指した最大の理由はこれです
鞍馬山も同じように登ることが出来るのか!!
これで鞍馬山を登っても平気だったとしたら、自分で思っているよりも意外と登れるor神仏の御加護があれば登る事が出来るor稲荷山に限っては神狐さんが助けてくれている
皆さんおわかりですね(*^^*)b
三番目を一番期待してしまっているのですがw
つまりはそういう心理状態があることで今回の登山は逆に辛いものと感じる可能性もあるわけですが、そうとも言いきれず
貴船さんに憧れる気持ちはしっかりとありますし、途中途中の御堂や神社を巡りつつ神聖な山を歩けるわけですからテンションはしっかり保てるはずです
というか保つ気満々です
なんなら、早朝から鞍馬山超えをしたその足で午後は稲荷山まで登ろうという軽い気持ちですらおりましたw
さぁ、後半とその結果は如何に!!