どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、堀川戎神社
宿の近くで夜も開いているとのことだったので参拝コースに入れていたのです(*^^*)
日没後の参拝についてはいろいろと言われておりますが、個人的には全然アリ派でございます
勿論、早朝、そして日中の方が良いのは当然ですが夜は夜でまたとても雰囲気があるし何より人が少なくて(大半は誰も居ない)ゆっくりとご挨拶出来るので結構好きです
勿論、深夜は鳥居の先へは入りませんし、そもそも夜間参拝が良くないとする神社は門を閉じているか門が無くても防犯用の照明以外は切られていますからライトアップされていたら遠慮なく参拝します(*^^*)
思っていたよりも広い!!
手水舎は新しく奉納されたものでオシャレですね
拝殿手前には復興戎像があります
こちらは阪神・淡路大震災で壊れてしまった表門石造鳥居に彫刻を施し戎像にしたもので「幸いを与える」福と「生ずる、起きる、盛んになる」の興を名にした ふくおこしえびす だそうです
やや暗くなって来ていることもあってとても静かで厳かな雰囲気の中、しっかりと心を落ち着けてご挨拶することが出来ました
創建は欽明天皇の代といいますから539~571年と古く、蛭子大神の神託により受けた玉を御霊代に祀ったのが始まりで651年に少彦名命の神像を、703年に天太玉命を相殿に祀ったのだそうです
これだけ古くてもしっかりと経緯と年代が残されているのは凄いですね
こちらに境内社が並びます
中には沢山のお社が並んでいるように見えましたが形的には左三社造に六社、右に一社が祀られています
左に皇大神と幸神社、中央に大国主大神と菅原大神、右に松尾神社と工匠神社
同じであれば幸神社は さいのかみやしろ と呼ばれ猿田彦命が祀られており社によっては天鈿女命も祀られているようです
工匠神社は調べてもわからなかったのですが彫師さんの祖などが祀られているのでしょうか
右側は淡島神社
こちらも同名の神社と同じであれば少彦名命、大己貴命、息長足姫命が祀られているでしょうか
そして鳥居を潜ったすぐ右手に鎮座するのが榎木神社
何も下調べをしていなかったのでこちらは謎でして、ただ漂う凄い氣だけは境内に入った時から感じていました
圧倒的に気圧される空気感、まるで洞窟の中みたいです
その圧に押されてなぜかこの時、由緒書きが社下にある事に気づかなかったのです、不思議です
お社の右側が気になって覗き込んでみたら何かありそう?
恐る恐る進んでみるとなんと奥宮?!
こちらには地車稲荷の提灯がありました
お稲荷様だったっ!? 洞窟のように感じた理由はこの造りだったんですね、こりゃ洞窟だわ!!
いやー、、、気付けて良かった、ご挨拶出来て良かった
もし日中とか他に人が居る時に参拝していたら裏に回ることもなかったかもしれないなぁ
こちら、前社のお背中です
とにかくもう、この裏側に回ることでこちらがどれほど崇敬を集めているか、たくさんの人々の想いが寄せられているかが強く強く伝わってきます
御祭神は句句廼知神と宇迦之御魂神
1598年に掘られた天満堀川の脇には榎の大木があり、いつの頃からか人々はその気に神霊 句句廼知神 が鎮まっていると考え祠を建てたのが始まり
その厚い崇敬により1838年に役所から榎木神社の設立が命じられ、1939年に社殿を造営、堀川戎神社の末社だった稲荷神社が合祀され稲荷神社別魂榎木神社に、そして1907年の神社合併政策により境内社として遷座
となると、奥がお稲荷様で手前が榎木神社ということになりましょうか、表に神狐が座られていないのは榎木神社のお使いが狸であるという信仰によるものだそうです
いやー、、、こちら、かなり凄かったです
さすがに当時の木ではないにしても横の立派なこの木が榎かな!! なんて思ったのですが調べたら全然木肌が違いました(´>∀<`)ゝ
恐らく、翌日の行動を考えた今回の宿に泊まっていなかったらこちらを参拝することは無かったでしょう
でも思い返してみると、宿を決める際に色々と選択肢があった中でなぜか 堀川戎に近いから というのが優先理由にあったのですが、勿論のこと、その時は社名と位置、そしても参拝出来るということしか分かっていませんでした
後付けみたいな感じではありますが、ご縁っていうのはこういうものなんですよね
あとがき
さて、この後は食い倒れ!!
珍しい飯テロコーナー!!
やってきたのはこちら、天神橋筋商店街!!
過去の大阪訪問(多分二度くらい)は天保山、海遊館、道頓堀といったところがメインとなっていたので大阪城も新世界も通天閣も行ったことが無いし、ましては天神橋筋商店街なんて全く知りませんでした
日本一の長さなんですね!!
えー? 日本一って? と思ったら想像を遥かに遥かに超えていました、その長さといったら全長2.6km!!
地下鉄2駅分で全部を歩くと40分掛かると言われています
スゴすぎるやろ!!
実は南端から北端まで歩こうと思っていたのですが鞍馬山からの参拝巡りで地味に疲れていたのと、もう早く グビっとバクっといきたかったので断念しましたw
お店は事前に調べてあったのですが、宿で少し休みながら調べなおしていて浮かび上がってきたお店に決めました
ぐびーっ、ぷはーーーっ、この一杯に生きてるな!!
そうです、勿論です、こちら、お好み焼き!!
所々から噴き出す湯気が堪りません。。。この素晴らしい景色を眺めながら飲める幸せ
くるっぽん!! うぎゃーーーうまそーーー
名古屋生まれ育ちですが私にとってはお好み焼きとたこ焼きが二種の神食です
若い頃は三種として焼きそばを加えていた時期もあったのですがお好みたこ焼きの好きさが凄すぎてね(*´﹃`*)
うんっ、めぇぇぇぇぇ(*´∇`*)
こちら、まるみ というお店なんですが、クールで素敵な店主さんが無口で静かに職人っぽく焼いてくださり、しっとりと味を楽しむのにカンペキ!!
業者さんや馴染みらしきお客さんとさえほぼ会話せず、でも時々小さく表情を変える笑み、私が女性だったら惚れてまうやろーって感じでしたw
しっかり焼かれているのに中はふっくら、具もしっかり大きさもしっかりで幸せの民
いやね、いろいろお店を調べていたんですが決めていたいくつかのお店は 自分で焼くスタイル だったんですよ!!
勿論、お好み焼き好きとしては作るのも焼くのも得意ですがそうじゃないんよ、所詮大阪府民ではない私としてはプロに焼いてもらいたいねん!!
そういえばメニューに 牡蠣のお好み焼き があったなぁ
それも凄く惹かれたんだけどなぁ
前にそれを食べる為にだけ宿をとった岡山で食べた カキオコ 最高だったなぁ(*´﹃`*)
日生牡蠣って巨大なのに鉄板の上で長時間焼いてもほとんど縮まず、お好み焼きにコクを与えつつ濃いソースに負けず牡蠣の味が楽しめる
しかもお好み焼きの表面が全て牡蠣で埋めつくされているのに安いと来たもんだ
あの時は、、、と調べてみたら、なんと街ブラして飛び込みで入ったそのお店もまた まるみ というお名前でしたw
もうお好み焼きで まるみ って名前を見かけたら入っちゃおうかってくらいです(≧∇≦)
いやー、実は日中は伏見さんで雀の串焼きを一本食べただけだったので超空腹ながら腹減りすぎて余り入らなかったという感じもあり、もっと色々食べたかったんだけど我慢しました(;`皿´)
もうひとつの理由はこちら!!
たぁ~こ焼きぃ~ぃ☆
たこ焼きも何店かで迷っていたのですが うまい屋さん にしました!!
とっても優しい店主さんが焼いてくださり、店内食はさすがにお腹がまだ落ち着かないので持ち帰りでホテルにて(*^^*)
持ち帰りでややふやけたとはいえ外はカリッと中はトロッとしていて生地の出汁が旨いという噂通りの美味しさ
半分そのまま、半分ソースにしてもらったので地の味までしっかりと美味しく頂きました
ソースの方はよくある甘いものではなくどちらかというとウスターのようなちょっと優しい感じですがこれがまた生地の出汁を邪魔せず引き立てる美味しさでした
うーん、腹いっぱい満足☆ (:3_ヽ)_
二種の神食で元気を蓄え、翌日に備えてしっかりと服とズボンにファブリーズをしまくって眠る大阪の夜であった
あ、あとホテルに戻る途中に撮っちゃいましたよねw
パチンコ屋かと思ってた有名なスーパーw
飯テロついでに人によってはちょっとショッキングだけどスズメ焼きも載せておこうかなっと(。-_-。)b
苦手な方はここまででポチッと閉じてください
伏見稲荷に行くと数店舗が店先で焼き鳥を焼いているのを見かけると思います
中心は ウズラ
とても香ばしくタレの香りがそそりますよね(*´﹃`*)
繁忙期になると夕方にはどのお店も品切れになるほどの名物ですが、本来の伏見名物は冬季限定のスズメ
スズメ焼きが名物になった理由とは
農民達は豊穣の神 お稲荷様 を祀って豊年を祈るのですがその稲にとっての天敵が雀!!
普通に生活しているとただの可愛い野鳥さんですが、せっかく実ったお米を啄んでしまうんだそうです( ̄・ω・ ̄)
その天敵を奉納する、食べるというのが由来なんだとか
暫し迷ったのですが、勇気をもって頼みました!!
以降
写真出ます
こちら
焼き上がりが
こちら
結構そのままの姿焼きで身体は開きになって串に刺さっており、焼き上がりに 山椒掛けますか? と聞かれ反面にこんな感じで振ってくれます
ウズラは骨を出しますがスズメは小さいので全ての骨(1~2欠片は歯に引っかかって残る)がポリポリ食べることが出来ます
いきなり頭から行く感じなのが可哀想な気もしますが、養殖された大切な命
全てのものに感謝の念をしっかりと送り、特に早朝の鞍馬山に始まり夕方のスズメがこの日初めての固形物だったのでより感謝の気持ちを込めて、いただきました
意外なほどホロッと食べられる頭は少しレバーのような味と食感ですが臭みなどはなく、体は少なめながら弾力を感じるお肉とポリポリの骨、全てが美味しかったです
いろいろな考えはあるでしょうが、改めて、食の有難みを感じることが出来た参拝でした