どうも、ひのきですm(*_ _)m
というわけで、安倍晴明神社から歩いて1分
阿部王子神社です
凄く立派な石柱、第二王子!? 熊野権現!?
実はルート組みの当初、安倍晴明神社をマークしたつもりなのに何故かこちらの阿部王子神社になっていて、ならば近いから一緒に参拝しようと一旦はルートに入れたのですがその後の時間が厳しいからと外してあったのです
安倍晴明神社を参拝した時もこちらへは来ず駅へ戻るつもりだったのですが、まぁ授与品目当てとはいえ、こうして結局参拝する事になるという不思議
ちょっと考えるとたまたまじゃん、と言えるのですが参拝を数多くして来たからこそ分かる違和感(良い意味)
お寺に隣接した参道には左右に御神木が並びます
なんと四本全てに木霊の神の名があります
いやー、素晴らしいですね(*^^*)
こちらが御社殿
仁徳天皇の勅命による創建とのことなので西暦400年という古社で、遷都以降に一旦衰退したものの826年に空海により再興されたそうです
また阿倍野は安倍氏が居た地で氏寺として阿部寺があったようでこちらもその氏神を祀った神社ではないかという説もあるそうです
神職様が初詣準備をされておりましてちょっと控えめなご挨拶になったので特に何があるということも無く、まぁそもそも晴明公の授与品目当てという ついで参拝 になっていたこともあるかもしれません
ちょっと申し訳無い気持ちもあって拝殿へ先にご挨拶させて頂いたのですが、なんでしょう、拝殿ではなくその周りから感じる違和感(良い意味)
本殿前には向かい合って二社の境内社、左手がこちら
朱鳥居だけどお稲荷さんにしては雰囲気が鎮まり過ぎているというか、、、と思って近づいてみると、、、!!!
神額には社名ではなく神名で 高龗神 罔象女神 闇龗神
なんと前日に貴船さんでご挨拶した龗神と水神様でいらっしゃる罔象女神!!
いやね、神社多しといえども龗神と罔象女神はそう頻繁に祀られているわけではありませんのでこうして立て続けにご挨拶出来るというのは嬉しい限りです
対面は大きなお社、こちらは一変、物凄く雄大な氣です
こちらもお社名ではなく祭神名の神額
天照皇大神、豊受大神、住吉大神、春日大神、金刀比羅大神、恵比寿大神、天満大神、高良大神、由賀大神
高良大神とされる高良玉垂命については諸説あるようで一時は武内宿禰説が強かったようですが今はまた定まっていないようです
由賀大神については彦狭知命を祀る岡山の由賀神社から勘定されたのでしょうか
こうして記事にしてみるとただ単に太陽が当たってるのと当たっていないのとの差じゃないか、と単純なのですがその場においてはクッキリと陰陽の図式でクッキリと陰陽別れた雰囲気でした
うーん、、、多分ですけど、両方に陽が当たっていても同じ感覚になったんじゃないかなぁって思いますね
夜とかで両方ともが暗闇に包まれていたらまた違うかな
さて、御社殿の右隣にも境内社が二社並んd、、、えっ
えええええっ!!!
か、カラスが祀られている!!
あっ、そうか、熊野だ!!!
ゴミを漁ったり巣の近くで襲ってきたりと嫌われがちな鴉ですが私は昔から結構好きでして、神社巡りを初めてからはさらに好きな動物です
鴉って物凄く頭が良くて(それが嫌われる理由にも繋がる)、一度見ただけで人や物をしっかりと覚えているらしく、敵認定したら襲う味方認定したら守るといったその後に繋がるんだそうです
一説には、番犬ならぬ番鴉として手懐けたら最強という呼び声高い動物です(野鳥保護条例で飼えませんけど)
場所をとったりコレクションになってしまいそうな授与品は出来るだけいただかないようにしているのですが、神鴉様の目を見ていたらさすがに頂いちゃいましたよね(*>ᴗ<*)
この時は 熊野 といえば 八咫烏 程度にしか考えていませんでしたが調べてみると驚きです
一説ではありますが、仁徳天皇の夢に熊野三山の使いとされる三本足の鴉を見たので探させたところ阿部島で発見したので神社を創建した、それがここ、阿部王子神社だというのです!!( * °ロ °)!!
確かに、仁徳天皇が勅命で創建を命じたってなんでだろうって思ったんですが、この説があったとすると凄く納得です
いやー、スルーせずに参拝して良かったー(*^^*)
だがしかし、この参拝は八咫烏様にご挨拶する為に呼ばれただけではなかったのである
お隣はもう間違いなくお稲荷さんですねー
葛之、、、葉、、、稲荷大みょ、、、ああああああ!!
葛之葉稲荷大神を中心とした9柱の稲荷神様が祀られています
そうです、葛之葉は晴明公の母(狐)!!
なんと晴明神社ではなくこちらにいらっしゃったか!
いやぁ、祀られてないのが不思議で仕方なかったのですがまさかこちらだったとは
殿内はやはり The 稲荷 という雰囲気がありまして、どちらかというと荼枳尼天様のいらっしゃるような御堂と似た雰囲気もありましたが神霊狐たる葛之葉が中心に祀られているとなればその霊威の高さ故、と考えると凄く納得です
あ、思い込み全開も入った感覚ですからw
ちなみに信太森神社というところが葛之葉が住んでいたと伝わる地だそうなので機会が設けられたら是非参拝してみたいですね(*^^*)b
社務所前の壁面には素敵な手水舎がありました
ということは
こちら側は正面参道でしたっと(´▽`*)アハハ
天王寺蕪の石碑なんかもありましたね
というわけで、いやいや、素晴らしい神社でございました
予定通りスルーしなくて本当に良かった ε-(´o`)ホッ
まぁ安倍晴明ファンが晴明神社を参拝したならば同じように張り紙を見て阿部王子神社にも行くでしょうが、阿倍王子神社の方を参拝された場合は是非、目と鼻の先と言って良い距離ですので晴明神社もご参拝されてはと思います
あれ? 時間の見積もりが安全過ぎたのか、急遽御霊神社と阿部王子神社を追加したのに元の予定よりも時間に余裕があるのは何故だろう(・∀・)タスカル
さぁ、再度阪堺線に乗って次の神社へ~☆