どうも、ひのきですm(*_ _)m
タイトルでお分かりでしょう、2023年最初の参拝予定から急遽2022年内最終参拝へと変更されたその地は奈良!!
奈良最初の参拝はこちら、三輪惠比寿神社です
三日連チャンとなった始発スタートでしたがなんとか起きることが出来まして、一路奈良を目指します
夜が明けていく美しさ
美しい二両編成の影が海原電鉄を思い起こさせる
とのんびり車窓を眺めていたら駅に停車したまま動かなくなる。。。ん?停車時間やたら長くね??
暫くして動き出したものの、車内放送で この先の一部区間で運転を見合わせています だと!?!?
あと少しなのにこのまま動かないと今来た線を暫く戻って行ってそこからグルッと迂回して行かなければならないじゃないか!!(超時間掛かる)
初日、京都に続いて、、、あっ、そうか! トラブルに遮られるかのように見えてきっと今回もちゃんと辿り着けるんだよね!! (謎の確信)(というか願い)
SNSを活用して情報を集めてみるとどうやら沿線火災が発生したらしい、、、まずい、まずいぞ、規模によっては結構長くなるやつじゃないか( ̄▽ ̄;)
いや、でもきっと、、、お導きがっ(。>人<)
果たして、乗り換え駅にしてその先が運行中止になっていた加茂駅に到着するとすぐに沿線火災による線路トラブルが解消されたという放送!!
乗るはずだった電車は当然来ていないけれど逆に動けず詰まっていた1~2本前の二編成が連続で到着、〇番線が先、いやすみません、〇番線が先にっ!と駅員さんもドタバタ乗客もドタバタした末に無事、ほぼ予定通りで到着することが出来ました!!(๑ᵒ ᗜ ᵒ)y✧ヤッホ---ィ☆
というわけでやって来たぞ!!三輪駅!!
オワカリイタダケタダロウカ
駅に着いて空を見上げるや否やいきなりの彩雲!!
冬は雲が低く彩雲の出現率は上がる、、、ものの、こんなに雲が少ないのにこれだけ綺麗に出てくれるともうこれは三輪さんからの歓迎のサインって思っても良いでしょう!! トラブルも乗り越えたしね!!
さて、普通はこのまま三輪山へと向かうのでしょうが私はちょっと違います( ノ∀`)
逆方向の住宅地の中を抜けていき、三輪惠比寿神社!
日本最古とされる三輪さんの参拝ですらいつもの様にほぼ下調べ無しなのですが、さすがに駅周りだけは調べてありまして、これが私にとっての最適ルートだったのです
正面に回ります、うん、素敵な神社さんですね
そして、まさかの事態なんですが
通常、数分で消えてしまう彩雲がここまでずっと出続けているんです
駅からここまで徒歩数分ではあるのですが駅前で暫く虹撮影会をしていたので10分以上経ってるんですよね
しかも輝きが増してさらにアーチ状にまで発達しています
いや、マジか、、、すげぇな、、、
あ、彩雲の記事じゃないってね(´>∀<`)ゝ
はい、こちらが拝殿
もうとにかく寒すぎず身は締まるという調度良い気温、広がる青空、暖かな太陽、そして出続ける彩雲、ほぼ無風だったのに参拝の時はさーっと風が私を包み込む
最高でしかありません!!
奈良時代より前、日本で最初の市場とされる海石榴市(つばいち)が開かれたのが初瀬川のほとり、その守護神として祀られていたのが創始といいます
926年の氾濫によって被害を受け、市場と共に守護神も三輪へと移って三輪惠比寿神社になったそうです
凄いえびす様だったんですね!!
御祭神は八重事代主命、八尋熊鰐命、加夜奈流美命
事代主は コトシロ 言を知る ということで託宣を司る神、言霊の神として崇敬を集めています
クマワニは船の帆柱を造るなど神功皇后の元で活躍していたとされていますが、ヤヒロクマワニは事代主が摂津国で玉櫛姫に会うために名乗っていた御名のようです
カヤナルミは余り記録が無いながらオオモノヌシ、アジスキタカヒコネ、コトシロヌシと共に皇室を守護する神とされているそうで明日香村にその神名を冠した神社があるようです
勝手な結びつけかもしれませんが、市場を繁栄させる商売の神を招いたというよりもこの地に縁のある神様が商売にも通づる神だった、そして事代主が見守る市場が繁盛したことから 商売=事代主=えびす様 となったとも考えられるでしょうか
勿論、恵比寿様 の正体については 事代主命 蛭子命 山幸彦 といった複数の由来が存在していますが、御祭神の呼び名というよりは 福をもたらす という恵比寿が適用されているといった感じですね
拝殿横には恵比寿様と大黒様がいらっしゃいます
オキヅキイタダケタダロウカ
これに気付いた方は 通 ですね、はい
この時はどことなく気になった程度で違和感というまでの感覚には届きませんでしたが写真を見返していて大きな違和感を感じました
大黒様と恵比寿様は並び祀られるのが常と言っても過言ではないと思いますが、その並びは基本的に向かって右に大黒様、左に恵比寿様とされています
そう、逆ですよね?!
ただ、これには諸説あるようでまず基本的に向かって右が上位となりますので父神である大黒様が右に座られるのが通常です
では逆の場合とは?
恵比寿様として蛭子命を祀っている場合、大国主の親神は素戔嗚尊ですが蛭子命はさらにその親神である諾冉の子なので恵比寿様の方が上位となります
でもこちらの神社は事代主を祀っているのに右に居る
恐らく、主祭神だから、でしょうかね(*´ω`*)←超適当
この後、三輪さんが控えているのにスタートから物凄~くのんびりしております
とっても良い気分だからです(*^^*)
さて、その更に隣には境内社、琴比羅神社です
御祭神は大物主命、ダイコクとして、、、えっ!?
そう、大物主は三輪山に祀られる神でいらっしゃいますがその由緒には諸説ありまして、大国主の荒御魂であるという説、そして別の神であるという説
同じ神という説からすると、大国主=大黒様=大物主ということになりますので特におかしいわけでもありませんが、古事記で別の神っぽく書かれていて後の日本書紀で同神と修正されている所からも政治的勢力的意図があるような気もしますね
となると、大物主=大黒様=大物主となるとやはり大黒様上位になるのですが、大国主 ≠ 大物主 < 事代主 という可能性もあるということでしょうか
なんてあれこれ書いておきながら、単純に 右に事代主の主殿、左に大物主の境内社ということでその並びになっているだけでしょうね(結局ー!!w)
考察遊びにお付き合い頂きましてありがとうございます
┏○ ペコッ
彩雲は出続けております
さて、拝殿右手側に立派な御神木があります
物凄く立派な虚ですね
こちらの欅は樹齢600年と言われており夫婦欅として触れて願えば願いが叶うと崇敬を集めているそうです
ちなみに夫婦〇と言われる多くは根元がひとつで幹が二つに別れているもの、もしくは二本セットで生えているものをさしますがこちらは一本の欅で根元が二つに割れているという珍しい形ですね
個人的には、元は他人だったのがひとつになる、という意味で凄く縁起が良い感じがします
誰ですか、洞が広がって二つに別れただけだろうなんて言う人は!!
ふと気付きました
この根元にだけ撒かれている沢山の白い石
立て札を読んでみると、この中から一石を選びその石に祈りを込めるように御神木へ願い事をすると叶うと言われているそうです
五大力石、おもかる石、そして夫婦欅の叶え石
今回の参拝旅は石にもご縁があるようです
三輪のえべっさん、由緒あるとっても素晴らしい神社でした
こちらを参拝したことで大国主、大物主、事代主について少し理解が深まり、それがこの後にも影響することでしょう(理解したは記事を書く時やないかーぃ)
では、、、いよいよ、大神巡りに参ります!!
それにしても、、、
駅に着いてからえべっさんの参拝を終えるまでずーっと消えなかったな、、、凄いなぁ、間違い無く人生で一番長く見れている彩雲(虹)だったなぁ
あとがき
いつかは参拝したい神社
呼ばれなければ参拝出来ない神社
そう、大神神社には特別な何かがある
スケジュールを組んでいた時
ちょうど近々に鹿島香取両神宮を参拝していたこともあり、ならば春日さんへ行くのはどうか、と思ったのです
そしてマップで奈良を開いた時、橿原市 が目に入った
橿原神宮!! 神武天皇が祀られており、穴八幡宮で遥拝所に立った時の不思議な感覚が思い返された
これは行くべきなのだろうか
と経路を調べようとして気付いたのが私の憧れる神社のひとつ、大神神社
暫し悩んだ末、大神さんに決めたのであった
キーワードは 山
調べてみると、三輪山登山口はコロナ禍以降閉じられており神聖なる山に入ることは出来ない
再び悩んだのですが、いや、行こう、行くべきだ
今回しっかり参拝出来ていれば次は登拝にしっかりと時間が掛けられますしね(*^^*)b
その選択は間違っていませんでした
駅を降りた瞬間から再び駅に戻ってくるその時までのずっとが素晴らしい体験の連続となりました
いや、この年末年始、京都に降り立った時から東京の自宅に帰るまでの全てが本当に素晴らしい参拝の連続でした
次回! 大神神社 序篇!!