日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

諏訪大社 下社 秋宮



どうも、ひのきですm(*_ _)m



本日はこちら、諏訪大社下社 秋宮!!


京都大阪奈良名古屋から突然の諏訪!?


これは 鹿島香取諏訪 が東国三武神と呼ばれているらしいというのを聞きつけたからです(*^^*)b


これより諏訪大社四宮に加えその途中に参拝した神社と暫く続きますので、まず、前置きを書かせて頂くことにしました


さて、さすがに四宮もあるのでちょっとだけ調べました

下社として下諏訪駅に秋宮、春宮、そして上社として茅野駅(ちょっと距離がある)に前宮、本宮があります

そして四宮とも御祭神は同じで建御名方神八坂刀売神が祀られており、前宮を除き本殿は無く守屋山を御神体とする

四宮全てに 御柱 と呼ばれる柱が四隅に立てられており御神域を守る、大神の依代とする、といった伝承があります

四宮は 秋、春、前、本 の順に参拝するもの


以上が事前に調べたこと

そしてここからは記事を書き始めた今知ったばかりのことですが諏訪大社の神を蛇・龍とする信仰があり諏訪大神が蛇や龍に化身して姿を現す伝承が数多くあるのだそうです

またしても蛇と龍!!

勿論、古来日本には各地で蛇信仰龍信仰がありますから別に珍しいものでもありませんが今回参拝してきた神社には過去に無いほど蛇・龍の色濃い神社が偏ったものなぁ、と驚いております

また、御神体を守屋山として宮社を造らないのは大和国三輪の神陵に傚ってのことだという、、、三輪山!!

勿論諸説はあるようですが、由緒を全く考えぬままに鹿島、香取、三輪、そして諏訪と国譲りに関連した神社を一気に巡ったことになりました

え? きっかけは東国三武神って言ってたじゃないかって? いや、それぞれが武神なだけで関連性があるなんて知らなかったんですよw


ちなみに 何故 秋 春 前 本 の順なのかという由来も調べてみたら実際はその順番である必要は無く、前宮を本宮の前にご挨拶した方が良いという話はあるものの四宮どちらでご挨拶しても同じなのでどこか一箇所だけでも良いのだそうです

まさかの都市伝説!!(爆笑)

まぁこの順番の元になったのは、バスツアーなどがその順番で組んでいたからというのが発祥かもしれませんw


でも参拝巡りをしている私としては四宮全てご挨拶したかったですし巡るのに目安となったので良しとします♪


上社と下社については後々に(。-_-。)b



では、、、いざ、秋宮へ!!


下諏訪駅へ降り立ち、住宅地の中を抜けて行くとこちら

なんと神社の御手洗横に温泉!? 温かい~!! そういえば駅前にもお湯に触れられる温泉がありました、諏訪すげぇ!!

隣接ですが境外社ということになるでしょうか、最初にお会いしたこちらからご挨拶していきます


二社鎮座されておりまして、右手は秋宮恵比寿神社

末社というには立派な規模でまず驚きます

朝日を受けなんと美しい境内でしょう、御祭神は大国主大神と事代主大神

さぞ寒かろう、、、と覚悟してきたのですが所々に雪は残るものの風も弱く太陽がしっかりと出ているので丁度身が引き締まるのに良い気候

最高に素晴らしい気持ちになれる恵比寿様から参拝をスタートできました(*^^*)

こちらは1948年に出雲大社美保神社から御分霊を勧請されたといいますから新しい部類に入りますが素晴らしい御神域です


左手は八幡社、御祭神は誉田別尊息長足姫尊、比売大神

こちらは付近が八幡森、八幡坂など 八幡 という名が見えることから昔から鎮座していた可能性があり、天満宮貴船社、御室社が合祀されているという話もあるようです


それでは秋宮へ

交通の便などの理由もあって上社は本宮、下社は秋宮に参拝客が集中するらしく、その通り沢山の参拝客が初詣に来ていました

境内に入っていきなり物凄い存在感の御神木

それはまるで、私に挨拶せずして神前へ向かうこと勿れ とでも言わんばかりです(空想です)

勿論、怖いという感じではなく、威厳があってとても素晴らしい御神木

こちらは根入りの杉、境内には欅ばかりで杉は珍しい上に伝承がとても面白く、夜中になると枝先を下げて寝入ってしまい大いびきが聞こえるんだとか

なかなか御神木の御由緒としては聞かない長閑さですw


そしてどどーーーん!! と凄い迫力の社殿

こちらは神楽殿、巨大な注連縄がとても目を惹きますがなんとこちら、それこそ巨大で有名な出雲大社の注連縄と同じ業者さんによって付けられているんだそうです

さすが大国主大神の子、建御名方神を祀る諏訪大社ですね


楽殿の背後が弊拝殿

上述のように本殿は無く、秋宮では 一位の木 を御神体依代となる御神木 として祀っているそうです

よく見えませんでしたが、非常に清々しい気持ちで参拝出来ました(*^^*)


境内左手の境内社、左一社が鹿島社、武甕槌命が祀られます

なんと、国譲りにおいて腕くらべで建御名方神を負かした神が祀られている!?

諏訪から出ませんから、、、という建御名方神を見張っているということに???

間を挟んだ右三社のうち左は建御名方神の母神 高志沼河姫命を祀る子安社で鹿島社との間を入ると裏側に底の抜けた柄杓を奉納し安産を願う場所になっていました


三社の中央は賀茂上下社で賀茂別雷神、その母神 玉依姫命、祖父にあたる建角身命が祀られます

右手の八坂社には素戔嗚尊と八柱御子神、そして奇稲田姫命が祀られています

八柱御子神八島士奴美神五十猛神、大屋比売神、抓津比売神大年神、宇迦之御魂神、大屋毘古神須勢理毘売命です


境内右手にも境内社

中央、若宮社には建御名方神の神子神十三柱、建御名方彦神別命、伊豆早雄命、妻科比売命、池生神、須波若彦神、片倉辺命、蓼科神、八杵命、内縣神、大縣神、意岐萩命、妻岐萩命が祀られています

手稲荷社は倉稲魂命、大宮賣神、佐田彦神

左手は皇大神宮社で天照大神豊受大神が祀られます


そしてこの手前、一之御柱

左隣には昭和天皇がご覧になったという天覧の白松、木肌の白い松はとても珍しいそうです

二之御柱は左手側

その背後、壁越しに見えるのが三之御柱

皇大神宮社のあたりから見えるのが四之御柱です


さすが信濃の神社、やっぱり空気が良い事もあって清々しさが素晴らしいですね(*^^*)


こちらは さざれ石、とても大きくて立派です

初めて さざれ石 を見た時は、おぉ、これが国歌の元になった凄い石なのか!!! と感動したものですが、神社巡りをしていくうちに 特定の石 がモデルになった訳では無い事を知って少しガッカリしたをの思い出しましたw

でも勿論、どちらの神社にあるのも形成されるまでに長い年月を経た素晴らしい石ですよ!!


いやー、秋宮、素晴らしかったなー(≧∀≦)

お? ものすっごい湯気が、、、あっ

すごーーーい、御神湯!! 温泉!!

贅沢に掛け流しの諏訪温泉、、、あっぢぃ!!!泣笑

冷えた手にはかなり熱いけれど慣れると凄く温かくて気持ちが良い、お肌すべすべになる気分ですw


お、微かに見えるのは諏訪湖でしょうか


正面へ戻り左てからぐるりと、この時は閉鎖されていましたがこちらにも参道があるようです

ここからぐるんと回ると藤棚

別にぐるんと回らなくても正面側から行けたんですねw

凍っている千尋

なんでも池底が浜松の海まで繋がっているという伝説から千尋という名がつけられたといいます

この池の畔に鎮座する千尋

御祭神は不明ですが祀られ方からして水神、龍神でしょうか、鶴の像があちらこちらに居ます(*^^*)



さて、次は春宮へと向かいます!!



が、途中で予定に無い出会いがありました(*^^*)




あとがき


実は年末の笠間稲荷、鹿島神宮香取神宮から関西での移動も含めて青春18切符を活用しており、名古屋からの帰京が最後の使用だったのです

さぁどこを参拝して帰ろうか、と東京名古屋間を見ながら考えていたのですが、そこで思いついたのが諏訪大社だったのです


調べてみると四宮もあり途中移動が必要な上に結構歩く、さらに電車の本数も限られていて、、、始発からこの旅はなかなかに大変そうだとは思ったのですが年末からの大社巡りを考えたら行くべきだ!!と考えました


果たして、この後も続きます諏訪巡りはとても素晴らしい参拝となったのです(*^^*)



四宮あるというのも知らなかったのですが、これが中々に濃い歴史があるようです


諏訪大社もまた歴史が古く800年頃には御柱祭の記録があり927年の延喜式神名帳にも 南方刀美神社 として記され信濃国一之宮とされていた他、最古としては691年に 信濃須波の神を祀るという記載もあるようです

この 須波の神 というのがまた難しく、元々龍蛇信仰として祀られていたところに 諏訪から出ない となった建御名方神を祭神とするようになったという説が強いようです

また武甕槌命に追われ敗北宣言をした建御名方神はこの地の豪族と戦って諏訪を治めたともされています

上社下社の関係性も諸説あり非常に奥が深い諏訪大社


この後の春、前、本宮と調べていきどこまで理解出来ることか、、、(怖)