※ 2023年秋に参拝し下書きで眠らせてしまっていた記事です
どうも、ひのきですm(*_ _)m
東京大神宮で新年の御札を頂いてからの巡拝も駒込富士神社でゴールを迎え、さぁ帰ろうぞ~と思ったのですが駅までの途中に神社があるのです
知ってはいたけどまぁスルーでいいかな、ってルートには入れてなかったのですがすぐ近くを通るのに寄らないというのもやっぱりどうにも気持ちが悪い、まだ陽も落ちていないし
いやぁ、これがまたアレでしてねw
ナビ通りに歩いたのに全然参道が無いんですよ!! ほんでぐるっと区画を回ればあるかなと思ったらやっぱり無いんですよ!!w
何の事はない、ナビを無視して(いや、知らないのに出来ないんですけども)真っ直ぐ進んでカクッと曲がればすぐだったのに坂を降りて裏へ回り込んでまた降りた分だけ階段を上がってという運動をしたのでしたw
1600年頃に赤坂日枝神社から勧請されたと伝わっているようで東がひらけた美しい景色だったことから朝日山王宮と呼ばれていたそうです
確かに高台になっていて今では高い建物が多いですが当時はさぞ遠くまで見渡せたことでしょう
境内はこんな感じで綺麗なのですが右も左も駐車場になっています
多分ですが、あれなんですよね、境内を駐車場にすることで社殿維持に活用しているんだと思います
再建社でよく見かけるコンクリート造の社殿ですが、私はこういう御社殿、結構好きです(*´ω`*)
勿論、昔ながらの木造の歴史ある社殿は素晴らしいのですがコンクリート造の社殿って物凄くセンスが問われません?
彫りや装飾など凝った造りにしづらいからこそ直球での美しさが出るというか、その中ではこちらのデザイン結構好きです(*´ω`*)
御祭神は大山咋神、そして素戔嗚尊、大己貴尊、少彦名尊が合祀されています
うん、良き、良き、さすが高台というとても良い空気が流れていますが何か迫力のある気が流れてくるような、、、とふと神前で脇に目をやると、、、そこかっ!!
手水舎の後ろに見えていた境内社がこちら、日吉稲荷神社です
日吉、、、あれ? 日枝? あれ? ここ日吉さんだっけ? と見返してしまいましたがw 日枝神社境内の日吉稲荷で間違いありません(ちょっとややこしいw)
さて、そうなんです、ここが凄かった
なんと美しい、神狐さんに挟まれた参道には椿かな?のややピンクに色付いた白い花びらが散っていてその先には岩で組まれた祠があるという息を飲む美しさ
鳥居を潜るとぎゅっと濃密な空気感へと変わり、参道右手の恐らく普通の石ですら何か特別なものではないかと惹き付けられる
こ、ここは一体、、、
凄い覇気に畏れ多くしゃがんでご挨拶
なんだろう、やはりギュッと濃縮されたような気圧まで変わっているかのような、そしてそれは集中してこの場所、、、私のところへと、、、ってえっ?!
気付かないところだった、脇の石も掘られて神狐さんが!!
そしてこの祠、もはや磐座ですが、を右手に回るとこちらにも祠が祀られお狐様がたくさん
おわかりになるでしょうか、左の祠にはやはり裏にも洞があって神狐さんが祀られています
詳細はわからないのですが、もしかしたら左手が宇迦之御魂神を祀る祠で右手は命婦さんや白狐さんを祀る祠なのかもしれないと感じました(両方ともお稲荷様かもしれませんが)
いずれにしてもこの小高い丘にあってこうした狐洞造りで祀られているというのはもともとこの地に神洞があって神狐さんが棲んでいたのを崇め祀ったのかもしれませんね
いやはや、ちょっと気が向いた参拝で一日の終わりにこんなパンチのあるお稲荷様とお会い出来るとは思っていませんでしたが
無理やり繋げると、参拝ルートにも入れず帰るつもりだったのに急遽参拝する気になり、でもスルーしようとしていたから真っ直ぐは来させて貰えずだったのかな、なんて(*´ω`*)
思えばこの日は御札が主目的だったのにお稲荷様に始まりお稲荷様で終わる、そしてどちらの神社も大小に関わらず凄い神社ばかりだったという最高の一日となりました(*´ω`*)
うん、年内最後の関東圏巡拝としてこれ以上無いラストだ♪
両方の祠にご挨拶すると先程までの空気の重さが急に和らいだ気がしたので正面の祠に戻ってしばし空気に浸っていたその時
神狐さんと目が合った
おやおや、こりゃまたもの凄いべっぴんさんだこと!! どれ、お前さんに相応しいお婿さんを探してやろうかね、、、っと、居た!!
花びらがよく見たら狐さんだったんです(*´ω`*)
お社の前に並べてきました(*´ω`*)
よし!! これにて年内巡拝終了!! あとは年末年始の帰省巡拝だぞぅっと!!
だが僅か数日後
急遽プチ巡拝をする事になったのであるw