日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

安房国一宮 安房神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

今回は安房神社です
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洲崎神社からバスに乗り終点の温泉へ、そこから30分弱歩きます

 

いやー、本当は安房神社から洲崎神社まで二時間ちょっと歩いてしまうつもりだったのですが雨予報だったから逆ルートのバス利用にしまして、結果的に雨は降らなかったのですが半島の先辺り以外は海がほとんど見えない道だったのでバスで大正解ですね(*´ω`*)

 

っと...ぬぁ!? 部分的だけど暈が出た?! 虹龍さん...マジで凄いわ、本当に見せてくれた...

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洲崎神社の記事で載せたような虹色はまぁ雲がプカプカ浮いて太陽に重なればまぁ大抵見えるものですが、暈においては太陽の角度と雲の位置によっては薄曇りであっても必ず見えるわけではなく、この日もこのタイミング以外は見えませんでした、いやぁ凄い、お見事

 

さて、、、といったところで地図を見て気付いた、昼食をとろうと決めていたお店が近い、先に神社へ行ってからだとまた戻って来て、さらにまた神社方面へ戻ることになる...でも参拝よりご飯を先にするのはどうしたものか

 

暫し迷った上で、食事だ!!  と決めましたがさすがにそれは後述にしましょうね(*^^*)

 

いやー長閑!! そしてさすがに徐々に雲が増えてきましたが綺麗な景色です(*´ω`*)
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というわけでやって参りました安房神社!!
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若干歩きづらい深い砂利の参道はいそいそ歩かずゆっくりと一歩一歩心を整えながら歩く道
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右手には池があるんですねー、え? 境内図見てきたんだろうって? いやー参拝にどのくらい時間掛かるかの目安にするだけで一応印刷してきているけれどいつも実際に到着すると自分で感じる方がメインになって全く見ないんですよねー(´>∀<`)ゝ

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こちらは御手洗池、洲崎神社の山は御手洗山だったのでお名前にも関連性がみられますね

 

平日ですがまばらながら参拝者がいらっしゃいます、さすが安房国一宮
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わーーー気持ちの良い境内!! 右手に手水舎、そして社殿は右奥に鎮座されているようです
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おや、クツワムシくんが水浴びをしている(*´ω`*)
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脇のこちらはなんだろう
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右手に社殿が並んでいます、そうか東向きですね
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それでは、真っ先に主殿へ御挨拶
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御祭神は天太玉命、天比理刀咩命と忌部五武神も併せ祀られます
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とても広く大きな氣に満ちた素晴らしい境内、こうしてお呼び頂き天気にも恵まれた感謝をお伝えしました

 

とっても素晴らしい拝殿で、そしてとっても素晴らしい山の氣と御神氣に満ちた境内ですがやっぱりなぜ今日この日に来なければならなかったのかがわからない、いや、そんな自分勝手な意識に囚われてはいけないとわかってはいるのですがやはり考えてしまう

 

と、ひと際強い氣がぶわぁーーーっと来るのは御本殿? 御神木?
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と思ったけれど違う、その後ろだ!! そこには
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神水!! 安房大神、水波能売神、吾谷山御神霊
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見えなくても圧を感じるというのはやっぱり水系の神様とは相性が良いのだろうか、こちらの山は吾谷山なんですね

 

残念ながら落石の危険ということで本殿裏には進めず、御神水は御祈祷を受けた方はお水取りに入ることが出来るようです
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いやー、しかし山の氣も凄いなーと思ったら左手側にも窟が
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崩落の跡のような感じにも見えるけれど窟はもともとあったのだろうか
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素晴らしい大銀杏ですね(*´ω`*)
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左手には長社が、こちらは御仮屋というのだそうです
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なるほど、大祭で神々(神輿)が鎮まられる場所ですね、中央には伊勢神宮遥拝所、右手から州宮神社、布良崎神社、相濱神社、熊野神社、犬石神社、八坂神社、日吉神社、下立松原神社、白浜神社と9社の神々が集うお祭り、それはそれは素晴らしいでしょう(*´ω`*)
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ふと宵闇の森の中、篝火に照らされる境内の姿が脳裏に浮かんできました(夜祭かどうかも知りませんがw)

境内社は右手、こちらは琴平神社大物主神が祀られます
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おや、御賽銭箱の上にカマキリさんが(*´ω`*) 拍手をしたらサッと隠れてしまいましたが覗いてる姿が可愛い(*´ω`*)
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こちらはちょっと珍しいですね、兼務社の遥拝所です
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社殿裏を右手から
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いやーすごいな、岩山だったんですね
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さらに先へ進むと槇の御神木
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その先にはこちら、ん? 勲一等安房座太神宮 御鎮座 ?
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こちらは下の宮、天富命天忍日命が祀られており主殿は上の宮と呼ばれているんですね
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いやー、気持ち良いなー
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そして気になっていたのが社殿前の巨石!! 上から撮ったこの写真だとその大きさがいまいち伝わりづらいですね
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降りてみると、厳島神社!!
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このような岩窟に祀られるのはやや珍しいのではないでしょうか、奥行はありませんが神前にしゃがむ(立つ高さは無い)と若干ですが外の音がスっと消えて深い岩窟の中に居るような感覚になります

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境内奥の大きな慰霊碑忠魂碑に手を合わせると、その前の大銀杏から物凄く長い乳が垂れていました、これは凄い
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そしてお昼時になりそれまでパラパラといらっしゃっていた参拝者も全くほぼ居なくなったので境内をの~んびりと散策
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さて、それではと参道を下り、最後に御手洗池を眺めようと覗き込んだその時、、、!??!

 

一瞬の出来事でしたがそれでも分かる今のは!! とスマホカメラをズームにすると...いたーーーーーー!!  わかります?
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やっぱスマホはズームにすると強烈に画質落ちるなぁ...でも可愛いカワセミたん(*´ω`*)  
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可愛いなーと暫く眺めていて、ずーっと居るので油断してふと目を離した隙に居なくなってしまいました、でもたっぷり見れたから良かった(*´ω`*)
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それでは御由緒について調べてみました

 

創建年については皇紀元年である前660年とされていますが、神武天皇より勅命を受けた天富命はまず四国の阿波国を開拓、その後に阿波忌部氏を連れて南房に上陸しているので僅か1年以内に四国開拓を終えて創建していれば、という感じのように思えます

 

当初は上陸地である布良浜男神山・女神山に祖神ふた柱を祀ったのが創始とされており、717年に吾谷山へ安房神社遷座、下の宮も造営され延喜式にも記載される名神大社として崇敬篤く現在でも地名が大神宮となっています

 

特に安房は祭司を担うなど全国八神郡のひとつとされるほどの規模を誇ったそうですが、八神郡は郡そのものが神領とされたもので伊勢の度会・多気、下総香取、常陸鹿島、出雲意宇、紀伊名草、筑前宗像と錚々たる地域ですね

 

それほどだとは思っておらず、私見であり言葉には表せないのですが、特に大きな神社神宮へ行った時独特の感覚に陥っていたのはまさにそういうことでした、そりゃぁこの日でなければならなかったお印などあるわけもない、むしろそんな事を求めるのではなく参る事が出来たそのこと自体が素晴らしい御利益なのですから

 

上陸地とされる布良海岸は安房神社の少し南、元鎮座地は海沿いの山ですね、そして忌部氏ですが大きく分けると天太玉命を祖とする忌部氏天日鷲命を祖とする阿波忌部氏天道根命を祖とする紀伊忌部(讃岐忌部)のみっつになるそうです

 

また相殿神である忌部五武神は出雲忌部の祖 櫛明玉命、阿波忌部の祖 天日鷲命紀伊忌部の祖 彦狭知命、讃岐忌部の祖 手置帆負命、筑紫・伊勢忌部の祖 天目一箇命と忌部大集合状態

 

さらになんと櫛明玉命はつまり玉祖命であるというのです

 

無礼を承知で言えば、一般的にはかなり地味な神々が祀られているよくわからない神社ですが、めちゃめちゃ物凄い神社じゃないですかっ!!

 

あの感覚はそういうことだったのか、、、というのは後付けの感想かもしれませんが、そう思わせるほどの不思議な氣が御神域を満たしていました

 

なかなか謎も多いようですが大神宮と呼ばれたのも伊勢の外宮に相殿として祀られる三神 瓊瓊杵尊天児屋根命天太玉命 のひと柱を祀る神社だからとされています

 

...待って、あの頃はまだ全然知らなかった...外宮ってこの三柱が相殿神として祀られてたのっ?!

 

安房ではアワビやハマグリを伊勢に献上するなど御食津神とされていたそうなので外宮に祀られる理由かもしれませんが、他ふた柱を考えるとどうしてもホツマツタヱが頭を過ぎってしまいますね

 

そして安房神社からは見えませんが洲崎神社の浜鳥居、そして布良崎神社の鳥居正面には富士山が、これは偶然なのか? 調べてみると、阿波においては阿波忌部氏が阿波富士とも呼ばれる高越山を霊山として崇拝していたという

 

阿波から関東へ移った忌部氏にとって姿の似た霊峰富士は特別な存在になったでしょう、中心になるよう鳥居を構えその霊力が社殿へと流れるよう配置したのかもしれません(後世にそうされた可能性はありますが)

 

 

いやー、なんとも不思議な、そして素晴らしい神社でした

 

これで予定は終了!! のはずだったのですが、洲崎神社からのバス車中だったか食事の後だったか、もう一社ご挨拶すべき神社を発見していたのでいってきまーす( *・ω・)ノ

 

 

さて、ちょっと後述

 

謎に思ったのが下の宮の相殿神 天忍日命

 

記紀によれば天孫降臨の先陣に立ち活躍した神とされており、系譜には触れられていないものの研究による推定としては高皇産霊神の子もしくは子孫だとされている、ホツマツタヱにおいてはあろうことかハタレの乱の中心に巻き込まれた神である

 

いずれにしても天富命と併せ祀られる理由がわからない、と思いもう少し調べてみたらいろいろ出てきたーっ!!

 

天太玉命の后 天比理刀咩命は天日鷲命の妹!! そして天忍日命天太玉命の弟だというのです、そ、そうだったのか!? 

 

...と、簡単には騙されないのが今の私(*´ω`*)  そう書かれているブログなどはあるけれどその出典がどこにも無い!! ではなぜ祀られているのか...それがわからんのだ(´・ω・`)

 

その謎に気付いたらしき方はいらっしゃるようだけれどその中身までは語られておらず、いつ相殿に祀られたかがわかればその確定に至りそうではあるのですが、まぁ天太玉命天日鷲命が義理の兄弟になっていたというのが分かっただけで大収穫です

 

ちなみに、この追加で調べていた時に出てきたのが三大金運神社とか?! ふむふむ...フトダマ様に加え 富 ということかー、って金劔宮も行ってるからあと一社で三大コンプじゃないか!! まぁ機会があれば行くけど意図しては行かないしタグも作りませんけどねw

 

だって金劔宮行ったけど宝くじ当たってな...あ、あれ? そういえば連番20枚買ってそれぞれで3300円当たってて600円のプラスだ!?と思ってたらバラ10枚も買ってて結局赤字じゃねーか(爆) なんてことはありましたなぁ...(悲)

 

あとはスピリチュアルですって、不思議体験をする人が多いパワースポットとして界隈では有名らしい、確かにそんなこととは露知らず不思議な感覚を受けたのでそれはそれでそうなのかもしれませんね

 

実際にそうなのかどうかはわかりませんが、そういうものこそ知ってていけばそんな気がする!!と思い込んでしまうので知らずに行って感じるか感じないかという無知参拝スタイルに私は拘るのです、勿論相性ってやつもありますからねー

 

 

それでは、飯テロコーナーです!!

 

時刻はまだ11時前ですが寝不足からの始発行動なので問題ありません!!w  あまりお店も無いので立地的にここ!と決めていた相浜亭へ

 

さて、一応聞いてみたのですが食べたかったウツボは期間外とのことで残っているメニュー(この時間で既に無いものが! というか良いのが揚がらなかったのかも)があり三種類、全てが気になるぅぅぅ

 

どれがオススメ?

ー全部よー、あっはっは、ちょっと待ってねー(厨房に確認)

ーごめんごめん、伊勢天もあるって! もう出ちゃったと思ってたわ!

伊勢天? あ、伊勢海老天丼? うん、じゃぁそれ(*´ω`*)

ーはーいありがとうございまーす

 

実は伊勢海老天丼は江ノ島や鴨川で食べたことがあって一番惹かれていなかったのだけれど伊勢海老は大好きだしね(*´ω`*)

 

この時は知る由もない、勿論アワビでもハマグリでも無くこじつけになってしまいますが、安房神社の伊勢との繋がりを考えたら伊勢海老は食べるべくして選ばれたと言っても過言では無い!!(いや過言かもしれないw)

 

はーいおまたせしましたー、、、って、ひゃー!?Σ(°∀° )
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今まで食べた伊勢海老天丼はミニサイズのが入っているだけだったのだけれど、これ、しっかりと身があって太い!? 2000円だよ?!

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って、ちょっと待って、と伊勢海老をどけてみると後ろには普通の天丼には居ないしっかりサイズの海老天がどーんと隠れていらっしゃる!!!!! うそでしょーーーーーーーーーっ
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恐らくお汁は元の味噌汁に捌いた頭を入れて軽く煮立てたのだろうか、それほど深い海老のコクは出ていなかったけれどそれでも海老味噌の油が浮いていてやっぱり美味しい(*´ω`*)
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そして伊勢海老!! 太くてぷりっぷりで、いや、ほんと、この金額でこの太さが入ってると思わへんやん!! しかも多分、通常の海老天丼の海老一本分を伊勢海老にバージョンアップしたんだろう、と調べてみたらまさにその通りでした

 

通常(ってか一般的より凄い)の海老もすごく美味しくてしっかりコクのある美味さ、それと食べ比べられるのは凄い贅沢で伊勢海老の方が瞬発的な濃厚さは負けるけれど染み出るコクは深い、何より歯ごたえが抜群に美味い

 

いやー...めちゃめちゃ腹いっぱい!!(*´ω`*)

 

レビューを見るとなかなか悪い言葉が多いのですが、恐らく併設の浜焼き側での男性店員に愛想が無いようで浜のかーちゃん達がやってる相浜亭は物凄くアットホームで懐かしい雰囲気(*´ω`*)

 

ただ衛生面がー!!っていう批難が大量だった理由は小綺麗な店内に食事が到着してからわかりました、美味しい匂いに誘われ大量のハエが群がるwww  あーーーこれか!!

 

漁港沿いですからねぇ。。。まぁ確かに良い気はしないけれどこちとらシュノーケリングやダイビングで伊豆の離島、八重山の離島に慣れてますからそんなもんはらいながらで十分、飲んでる味噌汁の海老の髭に留まってたりしますが可食部に入らなければ別にいいやー、それより髭が額に刺さるんじゃ←

 

というわけで実物は見れていないけれど海鮮丼もネタの鮮度が良さそうだし金目の煮付けも大きそうだし、それでいて全体的に安いって!

 

ハエに我慢出来ない人は遠慮してください...w おいらは次の機会があれば絶対にまた行きます(*´ω`*)