なるか?! 三度目の正直
どうも、ひのきですm(*_ _)m
というわけで、最終日の午後は翡翠探しでございます♪
おぉー、やっぱこういう作業車両見ると嬉しいw
魚津駅で電車を待っていると、、、ブォォォォン 独特の音で走ってくる貨物が、、、シルバー?! 510-510!! カシオペアカラーのまま虹と星が外されて貨物になっていたんですねー
まずあいの風とやま鉄道で泊まで移動、乗り換え列車が同じホームに停まるんですね!! 便利~( ´ω` )/
と思ったのですがやらかした、ウッカリ魚津からICカードで乗ってしまったのですが泊から先は使えなくなるということで折角同じホームの乗り換えだったのに階段昇り降りで足腰を鍛えつつ切符を買いに行ってまた戻るw
乗り換えるえちごトキめき鉄道は一両( ´ω` )/
デザインがかわいー(*´ω`*)
後ろにあいの風のテールライトが見えてるのがなんか良い(*´ω`*)
おっと、、、着いた時は一両だけだとは思わず、凄く乗客が少なかったから安心してのんびり切符買いに行ってたけど海側の席だけがひとりづつ座られてて全部埋まってしまったw
というわけでこの反対側から撮った写真が誕生したわけですが、うん、これはこれで素敵である(自画自賛)
本当は青海で降りたかったのですがロッカーが無いらしく、直射日光の浜をお土産やら鱒の寿し(しかも重い二段重ね)を背負って石探しなどは出来ないので一旦糸魚川まで来て荷物を涼しいロッカーへ置いて軽装で再出発!!
前みたいに歩くのはやめてバスに乗り向かった先は!!!
お昼ご飯!(`・∀・)ノ 日替わりのアジフライ定食!
いや、普通に須沢海岸へ直行しようと思ったのですが珍しく朝ごはんをしっかり食べたとはいえ夕~夜までというのはさすがに腹が減る、力が出なきゃ石も見つからん!!
というわけで車内で前回げんげと海鮮丼を食べた利休さんのすぐ近くにバス停がある事に気付いて直行しましたw
はぁーーー美味しかった!! よし、翡翠!!
黒姫山も綺麗に見える!! 三度目の正直だぁぁぁぁぁ!!
と最初に拾ったのはこちら、写真じゃ分かりづらいですがキラキラと光り輝いて翡翠じゃなくても美しい
次に拾ったのはこちら、うわーーーかわいい!!
おや、なんか虹色に光る部分がある石が...とアップで見たらもしかしてこれは黄鉄鉱、つまりパイライト?!
大きな母岩の中に僅かだったので置いてきました(´・ω・`)
...ってな具合で翡翠に拘らず面白い石を探していけばと楽しんでいたのですが、マッジで翡翠なんか見つからん!! もう石英か曹長岩だろうよって石ばっかりで...
あぁ、、、三度目の正直と思ったけれど疑わしい石にすら出会うことなく時間だけが過ぎてゆく
これで翡翠が見つけられなければさすがに探し方が悪いかよっぽど運が悪いんだ、もう今回を最後にしよう、、、と思いながらバスの時間まで、と探していると
砂岩でしょうかね、まるで笑っているかのような可愛い石
なんか表面が求肥っぽくてもしかして?!
違いそうだけどなんかそれっぽい可能性を感じる?!
なんか角っぽいしそれっぽい?!
などなど、疲れのせいか傾いた陽のせいか、翡翠に見えてしまう石を数粒ゲット
実は、、、結構ソレっぽい真っ白なやや大物の石も拾ったのだけれどさすがにそれは無いか、透明感も全然無いし、って投げてきてしまったのですが、、、今思うと透明感は無くともしっかり翡翠だった気がする...w
ただ重いだけなんだから疑ったならば持ち帰るべきだったな、と反省マン...写真だけ撮ってあるのだけどガチで翡翠だったら落ち込むので載せません(爆)
というわけで採取終了!! あとは帰って測って調べてその結果次第でこれが最後になるか次回があるか?!のジャッジ!!
収穫感はゼロなのですが、やっぱり海は良いね、太陽浴びて風を受けて波音を聴くというのはとても癒しになります
数日後、腕、剥けました(/ω\*)
というわけで、、、
ホーーータルーーーイカーーー!!
こちらも前回夕食でお世話になった駅前の源兵衛さん(*´ω`*)
実は都内でも普通にスーパーで買えるホタルイカは別に食べなくていっか、イカだけに(うるせぇw)、と思っていたのですがやっぱり今が旬なものを産地で食うのは大事だ、と注文
結果、、、、、、うっめぇぇぇぇぇぇぇええええ!! やっぱ新鮮な産地モノはボイルも軽くて旨味や歯ごたえが半端ねぇ!! 最高!!
そしてこちら!! ブラック焼きそば!!!
黒い!! 想像よりも黒い!!
ドキドキ...ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
.........げぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええっ?!
どちゃくそ美味い、めちゃめちゃ旨い、すっげーウマイ!!
真っ黒だけどしっかりとソースの香ばしさと旨味、これは目隠しして食べたら黒いなんて思えないほどしっかりとソース焼きそばだ!! しかも美味い!!
さらにたっぷり入っているイカにより完璧な美味しいイカ焼きそばでさらにさらにイカスミのコクがソースも魚介風味も低いパンチで底上げされている
ちょっと、めちゃめちゃうめぇじゃん、なにこれ
しかもね、口黒くなるからティッシュどーぞ、ってお母さんが持って来てくれてたんだけど、暫くがっついてから期待を込めて口を拭ってみると、、、?( ゚д゚)ハッ?! いや、確かに黒くはなるんだけどそんなの誤差だろ?って程度にほんのり黒くなっただけでひとふた拭いしただけで綺麗さっぱり
油のコーティングか!!
いや、これすげーわ、、、前回甘エビ天丼だったので今回はブラック焼きそばにして、次回(翡翠入ってろ!)があればまた違うものをと考えていたけれどこれは鉄板で毎回注文コースだ!
いやー、、、美味しかった...
というわけで、凄く凄く凄く凄く素晴らしかった、一生想い出に残る能登加賀越中の旅は終わりを迎えました
ちなみにこれまでの流れで言うと、糸魚川は702年に越中から越後へ編入されているので越中とも越後とも言える地域なんですね
自分土産は勿論こちら
新幹線で飲もうと思ったのですがさすがにお腹いっぱいだったのとお店でいっぱい引っ掛けたので持ち帰りになりました、私的トップスリーご当地ビールのひとつ 風味爽快ニシテ、そして前回白えびを買ったシリーズにげんげ塩バジルがあったので(*´ω`*)
いやー、やっぱこのビール、うめぇや(*´ω`*) そしてげんげも少しオシャレな香りがげんげの臭いを調度良い具合に残してうめぇ(*´ω`*)
さらに賞味期限守れよ勢からは怒られるかもしれませんが翌日の昼食にいたりあん!!
これねー、ほんとにねー、普通っちゃ普通なんですけど麺も美味しくてかなりお気に入りなんですよね、都内でも売ってくれたら普段から時々食べたいくらいです
では... 翡翠はあったのか無かったのか?! 結果次第ではこれが最後の糸魚川になるかもしれないという緊張感!!(無かったとしてもどうせ行くだろ、っていう意見は否定しませんが)
ではその他ラインナップから(*´ω`*)
まずは鉄板のこちら、私が大好きな姫川薬石ぃ♪ これ凄くない?
元来は石英を含みつつ茶系と白系が複雑な層になっているのが特徴ですが、こちらはなんと色が濃い! というか赤みがかっている!!
こんなの見たことない!! と調べてみると特に赤が目立つものは 赤虎 と呼ばれているらしく、明るさの関係で実際の色通り写すのが難しいのですが自採で一番茶色の濃いもの並べてみれば赤茶色なのが分かるかとおもいます
念の為測ってみるとちゃんと0.21μSvありました(*´ω`*)
前にも書いているので簡単にしますが姫川薬石は0.1~0.5μSvあたりの線量で通常に保管、保持しても危険は無く、砂岩や流紋岩で似た物も沢山落ちていますのでご注意(。-_-。)b
続いて可愛いこちらは梅花石や梅林石と呼ばれているそうです
キラキラしていたこちらは恐らく透緑閃石、つまりアクチノライトではないかなと思うのですが定かではありませんw
続いてこちら、口をとがらせた顔みたいで可愛かったので持ってきたのですがやっぱ可愛いw 何石か全然わかりまてんw
続いて流紋岩で良いのかな? ホワイト、ライトブルー、ライトグリーンと三色の筋がとっても気に入りました
こちらも謎石、層が可愛くて気に入りました(*´ω`*)
なんかねー、Googleレンズで検索するとほとんどの石が翡翠になってしまうのでワケワカメなんですが、どうも翡翠と一言で言っても難しいんですよね
ミュージアムの鑑定でも多くが ヒスイ輝石岩 とされているようでつまりは翡翠結晶の量によって、、、という感じらしい
さらに混成岩として翡翠混じりとかになってくると比重判定すら無駄になるのでもうわからんですね
いやー、検索で見ていると 翡翠です て個人だけでなくお店とかも言ってらっしゃる画像とほぼ一致する石、うちにもあんねん!! 比重ちゃうから!! と思っていたのですが比率が低いながら結晶が確認出来れば翡翠(輝石岩)と言っても間違いではないんですね
そう入ってもあたしゃぁ、うわーーー翡翠! 以外は綺麗な石として扱いますけどね!!
では透過系を(*´ω`*) 石英、瑪瑙、そのあたりだと思いますw
ただこれはなんか形がゴリゴリしていていったい何の石だろうって感じなのですが透過させなくても凄く綺麗です、瑪瑙かな? 比重は3を極わずかに下回るところ
続いて奥歯みたいな変な形をしたごりごりの石ですが、これがなんか不思議な魅力なんですよね、何の石が全くわかりませんが
続いて エメラルドかよ?! ってなくらい綺麗な緑ですがどうも普通に流紋岩にも綺麗な緑があるらしい、これはこれで嬉しい
翡翠じゃないと思うけど不思議な石だったので持ってきたやつ、やっぱり正体は不明だけどなんかこんなお菓子ありますよね、意外と比重は3いったのでロディンなんでしょうかね
こちらも蛇紋岩だろうと思いつつ持ってきたのですが
どうもネフライトである可能性があるっぽくてどちらも比重3前後
とりあえずわかりませんw
初めて Theロディン と言っても良いのではないか的な子を拾ってきましたw
...ロディン...だよね?
これは母岩の表面を覆う白くて綺麗な結晶質の層なのですが、いったいなんなのかわかりませんがキラキラして凄く綺麗
さぁ、求肥に包まれた感じでもしかしてと思ったこちら!!
以外と緑がかっていて翡翠かと思いたくなりますが比重も低く曹長岩か石英でしょうね、あぁそうでしょうね
こいつも全然だめでぃ
あ~ぁ、せめてもの ネフライトちっく が居てくれたし、まぁ他にも可愛いの拾えたし、赤虎とか地味に嬉しいし
でもやっぱ翡翠は無かったか...と言っても翡翠は難しくてヒスイ輝石の含有率によっては比重が必ずしも高いとも限らず、とはいえそんな低いってこともないでしょうからやっぱだーめかぁ( ᐛ )
そういえばこいつ、なんなんだろう
吸い込まれそうに真っ黒でどことなく緑混じりな気がするけれど恐ろしいほどツヤツヤスベスベ、でも比重は3に僅か届かず
ただ、こんな真っ黒の石なのに調べてもわからないのは何故だ
と調べていった結果、いや、結果と言っても 「かもしれない」の域を出ることはないのですがw
黒翡翠 である可能性!!!
と言っても上にも書きましたが、黒翡翠といっても実際はオンファス輝石のことで厳密には翡翠ではない、よくピンク翡翠と呼ばれるものが桃廉石か単斜灰簾石だといわれるように便宜上?で翡翠と呼ばれるものがあるように翡翠ってほんと難しいですよね
というわけで、オンファス輝石(黒翡翠)らしき石を見てみましょう
黒いでしょう? つやつやでしょう? 触ると驚くほどスベスベなんですよ
光を当てて角度を合わせると全体的に緑を噛んでいるのがわかります、これが不思議な深みを与えているんですね
とうわけで、今回の成果は赤虎、ネフライトっぽい石達、可愛い石達、そしてオンファス輝石(多分)!! ということになりました
では次回があるのかないのか?! といえば...
そうね、折角黒翡翠(と呼ばれるっぽいもの)を拾えたし、なんなら大きくて全体的に丸い翡翠らしからぬ形だったから投げてしまったアレはどう考えても翡翠だったのですよね(ヤラカシタ)
美麗で理想的なモノでは無かっただけであの大きさはオオモノ扱いだったはずなんですが自分を信じられなかったのが敗因ですね、えぇ...出会いとしては物凄く感動的で波を読みながら頑張って取ったのに暫し考えてロディンだろうよって捨ててしまうとはw 少し先に同じルートで歩いてったハンターさんが見逃したんだから違うんだなって思っちゃったんだよォォォ(´;ω;`)
というわけで、リベンジはするかも?!(オマエそれ絶対行くやろ)
いや、行くよ、うん、凄く美しいオンファス黒翡翠ゲットしてるし投げ捨てたのは片手の大きさの白翡翠で持ち帰らなかったけど三度目の正直で発見はしたんだもんね!(´◉ᾥ◉`)
実は今回、翡翠なんてみんな拾っちゃって無いだろうよ、と坊主を覚悟した上でさらにレアな苦土リーベック閃石を探し、奴奈川石や糸魚川石なんか見つけちゃったら飛び上がるぜぇ!!的な感じだったのですが、確か苦土リーベック閃石自体数個しか見当たらず当然みんな磨かれてそれらがあるような窪みの無いものしかありませんでした
というわけで、、、折角なので購入品ですが希少なこちらを貼って終わります!!
カット石ですが、大部分を占める乳白色な部分がぶどう石(プレナイト)
薄紫な部分がダイアスポア!!
ダイアスポアって和名も同じ(もしくはヂアスポア)なんですね、宝石質で特に素晴らしいカラーチェンジを呈するものはズルタナイトと呼ばれます
そして黒い部分が含ストロンチウム緑簾石
そしてそしてそしてそして!!
黄色い結晶こそが、新潟石(ニイガタアイト)!!
これぞ、新潟の希少鉱物の中で最も希少とされる鉱物です!!
発見当時に新潟石とするも一度は含ストロンチウム緑簾石と同類にされてしまいましたがその後に違いが明確にされたことで新潟石として復活、熱意の研究が実った鉱物ですね!!
ほんと、鉱物って奥が深いですよねー、生物でもそうですがそう考えるとゆっくりゆっくり地球が育てる鉱物も生き物ですからね(*´ω`*)
というわけで、翡翠チャレンジサード、閉幕!!