ジャ~ン♪
どんわなくろぉ~ずまぃあ~ぃず♪
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あんだぃっどぉ~んわなみっさっしぃ~ぃんっ♪
はぃ、どうもひのきですm(*_ _)m
今回は テクタイト です
テクタイトは隕石由来天然ガラスの総称です
はるか昔、巨大なクレーターが出来るほどの隕石が地球に衝突した際の爆発的なエネルギーによって巻き上げられた土砂が融解し飛散、それが宙を飛びながら冷え固まったもの(天然ガラス)だと言われています
まずは一番手頃なお値段で入手出来るテクタイトの原石タイプです
少し滑らかな表面には無数の穴があり、端の方が少し透けています
裏から光を当てると厚みの少ない部分が綺麗に透け、この個体では少し緑味の混じったような茶黄色ですね
中には大小様々な気泡があり、飛散しながら冷え固まった証とも言える楕円状に伸びた気泡も見ることができます
ちなみにこちらはタイで産出されたものでタイナイトとかインドシナイトと呼ばれているそうです
ちなみに他にはチャイナイト、フィリピナイト、マレーシアナイト、オーストラライト、ジョージアナイト、ベディアサイトなど色々あるそうです
ビーズのテクタイトはこんな感じで真っ黒くろすけ
物(生成地)により若干組成や見た目も異なるようですが、ビーズに加工されてしまうと最早単なる黒い塊で素人目には何なのか全くわかりません( ̄▽ ̄;)
強い光で透けると言われていますが、手元にある10mmビーズ4粒は穴付近ですら全く透ける気配がありません
とはいえ、ほぼ透けない個体もあると言われていますし、そりゃ隕石の落下点にあった岩石土砂類によって違いが出るのも当然ですよね
一応信用している店で購入したので本物だとは思いますが(思いたい)、どうなんでしょうね
加工面は特にガラスっぽいわけでもなく、ただ穴の中は所々に気泡があったっぽい穴があったり、表面も少し内包物(気泡)の跡が見られます
このような黒いタイプは10mmビーズでもかなりお安く手に入りますがこうして見ているとそれも納得です
正直、見た目的な魅力は少し弱いかな( ̄▽ ̄;)
でも原石はそれこそ表面がボコボコしてたりでそれなりの雰囲気が出ます
この見た目を知っていればビーズ加工されていても脳内で原石のイメージが追加されるので悪くない気もしますw
ちなみに偽物が作りやすそうな感じはしますが、そもそも安価なのでわざわざ手間を掛けるほどの儲けも期待出来ないことから偽物はあまり無いそうです(無くはない?!)
続いてリビアングラスです
リビアガラスとも呼ばれるようにリビア砂漠周辺が由来のテクタイトで、こちらは名前が ~イト になっていないパターンですね
仄かな黄色がかった透明感のある感じがとても美しいので何故こうも違うのかと思いますが、それもそのはず、黄色がかった白い砂漠の砂から出来ているんだもんね!
そして透けているので飛び散りながら冷え固まった証ともいえる横長の気泡が確認出来ます
歪な形の気泡は人工的な再現が難しいらしく真贋を見極める貴重な特徴なのですがどの個体にもあるわけではなく、また高価な機械を使えば再現出来なくもないような話も聞いたことがあるので絶対では無さそうですが、有力な目印ですね
リビアングラス固有の特徴としてはこのほわほわした感じの白い粒があげられるそうです
上手く写せなかったのですが、透けているのが気泡で白っぽいのがその白い粒で、クリストバライトというものだそうです
よく見ると気泡がうねって流れる様子や、希望のない所もうっすらと流れる模様のようになっていて龍紋っぽさを感じます
また、砂漠で産出されることから風と砂で自然研磨されて表面がとても滑らかになっている個体がほとんどだそうです
確かに、これもとってもすべすべです
ビーズになるとさらに美しくなります
勿論激しく個体差はありますが、気泡の数や形、クララストバライトの有無などがひとつひとつ違った雰囲気でたとえ濁っていても透明感ある薄い黄色の美しさを感じることができます
最後はやっぱりモルダバイトです
モルダバイトはモルダウ川流域由来のテクタイトで、この美しく深い緑と複雑な突起が特徴です
表面はザラザラとして細かく尖っていますがよく見ると綺麗に流れるような模様があり、見れば見るほど吸い込まれるような魅力があります
もうずっと見ていられる!!!
原石では見づらいのですが、ビーズになると気泡の美しさがよく分かり、稀に楕円の気泡を確認することが出来ます
そしてなんと言ってもこの龍紋と呼ばれるうねり模様! こちらも全ての個体に含まれるわけではありませんが、これぞモルダバイトといった感じでテンション上がります
原石でもザラザラした流れが龍紋だと言えるとは思いますが、それが内部に透けて見えるという美しさはビーズやカット宝石などでしか味わないのでかなりオススメです
こちらはかなり激しくうねってますw
イチオシのモルダバイトですが希少さ故にテクタイトの中でもかなり高価になっていてなかなか手が出しづらいのが辛いところ
ビーズでも8mmを超えてくると僅か1mm大きくなるだけで金額が倍以上に膨らんでいきます( ̄▽ ̄;)
既に政府により採掘が禁止されたリビアングラスも高価になっていますがそれどころではない高値が付いているのはやはりモルダバイトの持つ美しさが人を惹き付けるからでしょうね
つまり、偽物が多い!!! ということです
ちょっとネットで調べてみるとど素人の自分でさえもひと目見ただけで 嘘やん?っていう偽物が沢山あります( ̄▽ ̄;)
勿論、全て 絶対 とは言えませんが、、、
龍門も気泡も無く大きいのに綺麗な緑色をしたモルダバイトはほぼありえません
本物の中で余程美しいものであったとしても光にすかさず薄緑なんて個体が本物だったらもうとんでもないお値段だと思います
原石タイプになると見分けがとても難しくはなりますが、トゲトゲの端が全て丸くなっていたりすると型で作られた可能性が否定出来なくなります
私が初めて手に入れた思い出のミニモルダバイトですが、このような形だと真贋見極めるのがなかなか難しそうです
どちらも端々まで尖っているこういったタイプになると、左は凸凹が複雑すぎて型で作るのが難しそうなものの、右のは上手くやれば出来なくもなさそう?
さらには溶けたガラスを砂のようなものの上に流して固めることで似た形にするものまであるそうなのでそれがどこまで似ているかわかりませんね( ̄▽ ̄;)
とにかく、鮮やかなグリーン! 表面の凸凹が単純! デカいのに安い! といったどう見ても怪しいものなんかには引っ掛からないで下さい!
いいですか! モルダバイトの通常の見た目はコレです! パッと見では黒にも見えるほどの深い緑です!(茶色味のある個体もあります)
強い光を当てて初めて、この色になります
あと、テクタイトのように表面がボコボコなのにまん丸の球体、なんてモルダバイト、存在しませんからね!(多分)
某オークションサイトや海外通販サイト(アプリ)などで「モルダバイト」「安い順」の検索をすれば"悪い見本"が沢山見れると思いますw
そして、これ、大事
鑑定書に騙されないこと(。-_-。)b
宝石類に多いのですが、偽の団体名の鑑定書だったり実在の団体だけど偽造だったり、はたまたひとつだけ本物の鑑定を取っておいて他のは偽物だったり。。。(そうなるともう無理っ!)
お安い買い物ではないのでほんと、気を付けましょうね(自分にも言い聞かせる)
さぁ、長くなったついでにもうひとつ
こちら(´・ω・)つ✳
宝石カットされたものですが、分かります?
宝石好きな方ならご存知とは思うのですが、なぜ今回これを混ぜたかと言うと、実は宇宙由来の石だとも言われているからです(´◉ᾥ◉`)
ペリドットは地球のマントル層に含まれる成分で出来ているのですが、実は石鉄隕石の中にも同じ物質が含まれていることがあるそうなのです
まぁ、大半が地球の中から押し上げられてきたものでしょうが、中には本当に隕石から取り出したというペリドットもありますし(真贋は不明)、地中から産出したものが実は太古の昔に落ちた隕石から飛び散って埋まっていたものだった、なんて可能性まで無きにしも非ず!
なんて浪漫があるんでしょう!
…......というわけで!これ!
緑色ではありませんが、これこそが隕石に含まれていたカンラン石です!(多分)
これは260万年前に墜ちたと言われているイミラックパラサイト隕石の中から採取されたものだそうです(多分本物)(だと信じる)(お願い)←w
角度を変えると雲母のように光るなんだか不思議な石ですよね、うん(信じる!)
というわけで、宇宙由来ガラス(一部、石)特集でした~!
みなさんもエネルギーをいただきましょう!
効果があるかないかは?
あなた次第!!!(σ・ω・)σ
近日予告!
隕石
(!?!?!?)