どうも、ひのきですm(*_ _)m
飯田橋から若宮八幡宮、築土神社を経てこのエリアへと移動してきた目的地を目指していた時でした
ナビに出てくる社名はお稲荷さん
ずっと地図に名前が見えていたけれどどう見ても区画の真ん中で個人邸内稲荷っぽいんだよなぁと思ってスルーする気だったのです
が、、、うーん、まぁグルっと周りを一周して行けたら行く、行けそうになきゃスルーでいっか、と向かったわけです
ん...?! また少しだけ手首がビリビリするんだけどこれマンションの入口だな、、、確かにこの奥がそれっぽい雰囲気もあるけどちょっと入りづらいかなぁ、、、と通り過ぎる
そのまま区画をぐるりと回っていくのですがどう見ても辿り着けない感じが続く、やっぱさっきのマンションかなぁ、でもさすがに入りづらい雰囲気だったから諦めるかなー
とその区画一周を終えようとしたその時であった
...うそん?! Σ(゚д゚;)
こ、こんな立派な社号標があるだなんて?!
恐る恐るこの道を進んで行くとどんどん道が細くなり、民家、ビル、マンション、その最奥に鎮座されておりました
愛敬稲荷神社
手前の植木は檸檬で良いのでしょうかね、もうこれでもかっていうほどにこんもりと左右を包み込む緑が隠れがちな朱鳥居とお社の存在感を引き立てます
私有地なのかそうでないのかよくわからない場所ですが見た目の鬱蒼感ながらもお社周りは綺麗にお掃除されています
鳥居には、、、吒枳尼天ですと!?
いや、なんかわからなくも無いんですけど、荼枳尼天様っぽさがあるっちゃぁあるんですけどウカ様感の方がある気がしたんですけどねぇ、というかなんでしょう、どっちとも取れないこの雰囲気
あ、いや、勿論、しっかりお稲荷感はありますよ!! 当然ですけどこの真ん中にしっかりと狭いながらも境内を確保してこうして綺麗に塗り直しながら守られているお稲荷様ですから(*^^*)
特に、そのお宅にこそお力を発揮される邸内社などに比べてより大きな力さえ感じる街角稲荷さんのお力がしっかりとありますし、ちょっと失礼な言い方になりますがどちらかというと荼枳尼様といえば重厚感を感じることが多いのですがこちらはとっても慈愛のような優しい雰囲気を感じます
猫が丸まって日向ぼっこ的な雰囲気でお狐様が長閑にされているイメージですかね(*´ω`*)
そして気付きました、レモンの木から横を見ると、、、あっ、まさにさっき手首がビリビリした場所、マンションの入口でした
しかも道としては繋がっているけれど通り抜けを禁止する為でしょう、ロープが張られていたのです
なるほど、近くて空間が繋がっていてビリビリしたけど参道側に入る曲がり角でビリビリしなかったのは確かにちょっと距離が空いている、しかもあのまま入って来たとしてもロープで遮られていたし、、、多分来てしまっていたらロープを乗り越えちゃっていたでしょう、良くない良くない
あ、いや、そもそもロープ手前の位置から鳥居も社も見えなければ引き返してたか
さぁ、こちらのお稲荷さん、なぜ、この規模なのに単独記事なのでしょうか!!
そりゃそうでしょ!! 奥の奥の小社に不釣り合いな社号標
絶対何かある、無きゃおかしい!! と調べてみました
ほんと、毎度毎度有難いことに小さなお社であってもだいたいしっかり調べてくださってる先達がいらっしゃる、助かりますm(*_ _)m
この地にはお寺があり、茶ノ木稲荷から勧請された境内稲荷として鎮座されていたそうですが廃寺となってしまうも霊験あらたかなこの稲荷は残ったようです
私は開けませんでしたので気づきませんでしたが祠内には伏見稲荷と豊川稲荷の御札が並んでいるそうです、、、えぇっ!!Σ(゚д゚;)
なかなかそのパターンって見かけないし、それを知らずに参拝して当てずっぽうで感じ取っていたことが合っていてビックリです( ̄▽ ̄;)
まぁこれに調子こいてあれこれ感じる感じる言い出すときっと外しまくるんだろうと分かっているのでしっかり自粛しつつ思ったことは書き続けていきます(・ω・)ノ
きっと茶ノ木稲荷から勧請された稲荷と元から寺内に祀られていた荼枳尼稲荷さんが合祀されたのかもしれませんね
また、こちらにはちょっと可愛らしい伝承もあるようで、慎ましいのに良縁に恵まれなかった娘が当社に深く帰依したところ直ぐに良縁子宝に恵まれたとしてその娘の名から おたつ稲荷 とも呼ばれたといいます(*^^*)
いやぁ、こちらはビリビリ来たから参拝したというわけではないのですが、通過する気満々だったのに直前でやっぱ行こう!!と考えを変えることが出来たお陰で宇迦様荼枳尼様相祀られるお稲荷様へご挨拶することが出来ました(*^^*)
知らずに近くを通られている方もいらっしゃるのではないでしょうか、もしお近くに行かれたら、是非(*^^*)b