どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら、大佐倉麻賀多神社です
当初は予定していなかったのですが、成田で昼過ぎに予定が終わるので帰りに寄る所があるか、と地図を見てみれば麻賀多神社があるじゃないか、とさらにもう一社あったので途中下車したのが大佐倉駅
空には雲が多くなってきた...けれどとても太陽を隠すほどではなくさらに上がる気温が駅の待ち時間と短いけれど冷房の効いた車内で回復した体力をまた奪う... 体力 60 ⇒ 50
これがまぁ小さな事がいろいろあったのですがそれは後に
とってもローカルな駅で降りてちょっと住宅地を抜けていくとナビが通り過ぎる、あれ?まさかどう見ても奥まった住宅への私道的な道が実は、、、と覗いてみれば、ありました、参道!!
これは神社紹介としては載せなければ通り過ぎるんじゃないか、と戻ってスマホを構えると 何もそんなに控えめにならなくても と言いたくなるほどひっそりと表示がありましたw
ちなみに道を入っていかなければ外側からはまさか神社があるようには見えません
さぁ、予想以上の山だ...これは覚悟の時ですね...
全身にくまなくイカリジンを噴きまくる、この暑さとはいえ山の中に入ってしまえば蚊が動いているかもしれない...そして上りだ!!
では、、、いざ!!
ひぃっ、ふぅっ、はひっ、、、と一気に登っていく、途中で凄く気になる脇道があったけれど日陰に入った瞬間から一気に群がり始めたメマトイが直ぐに夥しい数になり、そんな余裕は無い
腕をぶんぶん振り回しながら高確率で複数匹を弾くのだけれど恐らく軽すぎてなんの致命傷も与えていないだろう、これを読んで行かれる方がいらっしゃったら冬にするか、私もまだ試していないハッカスプレーを持参すべし、マジで
先に言っておきますが、物凄く素晴らしい御神域で途中下車してでも参拝すべき神社です!! ただメマトイのせいでそれを全く満喫出来ませんw これほどの数に囲まれたのはカコイチです!!
腕をフリフリようやく山上へ到着、わーーー素晴らしい!!
とても質素ですがこの素晴らしい山中だからこそ、ほんと、メマトイさえ居なければ暫くここに留まっていたいと心から思うほどに素晴らしい
覆屋の中に本殿が祀られています、ご挨拶の間は目を閉じていましたがそれでも耳元に羽音が響いて 集中させてくれーーー と心の叫び
でも、そんな状況でも素晴らしさが凄く伝わってくるこの山は本当に凄い、神様は絶対に宿られてらっしゃる!!
社名が読めなかった境内社は記事を書きながら調べました、参道左手に子安神社、保存樹のスダジイが素敵ですね
右手には二社見えます
微かに読めました、三峯神社
まるで木々が守っているかのように神々しいこちらは妙見社
いや、見た目からの情報だけではありません、妖精さんか眷属さんがここにいらっしゃるんじゃないか?! と本気で思うほどに物凄い氣に包まれているのです
妙見さんといえば神仏習合においては天之御中主神が御祭神とされていますが起源は中央アジアでの北極星信仰だと言われており、それが仏教では菩薩として、神道では天之御中主神と習合されたと言われています
そして特に何があるということもないのですが本殿の後ろのスペースから妙に御神威を感じてこんなに広いのにいつものようにお背中からご挨拶と足を踏み入れることが出来ませんでした、なんだろう
社殿左手からぐるりと道があったので行ってみると何やら立て札がありまして、急過ぎるので利用を控えてください、と
おぅ、確かに急ではありますが手摺もあるし言うほど危険さは感じない、なんなら裏参道ではありますが線路沿いのこちらから来た方が分かりやすかった(ナビは案内してくれなかったけれど)
改めてマップを見てみたら神社の南西に鳥居、北北西に参道が表示されていました
ハッキリ書かれているので恐らくどなたかが転落して怪我をされたのでしょうね、他の方の写真を拝見すると以前は鳥居があったようですが撤去されたのか、その写真では細いしめ縄がまるで通行止めかのようにかなり低い位置まで下げて掛けられていました
子安神社の裏あたりという位置に山岳信仰の石碑が並んでいます
いやー、ほんと、物凄く素晴らしい御神域でした
こちらは情報がほとんど無く創建年代の推定もわからないようですがこの小高い山全体が御神域になっているらしく、メマトイの大群にも負けない(いや、結局最後にしばらく立ち止まろうとしたのも短めに諦めてしまいましたがw)ほどの御神氣を感じたのにも凄く納得です
メマトイ対策をするかヤツらの出てこない時期に是非もう一度参拝してみたいと感じる神社ですね、もしかしたら船形台方も再拝する機会があるんじゃないか、と思っていたりするのでその際にはこちらにも改めてご挨拶したいですね(*´ω`*)
ご由緒不明とは言っても台方からの勧請であることは確定、この地域全体で18社の麻賀多神社があるそうですが地図で検索しても全部は出て来ません
麻賀多神社、日本武尊が起源とされ式内社でもあり、由緒すら残らないこちらでもこれほど素晴らしいのになぜ限られた地域にしか祀られていないのだろう
そして各地に祀られる麻賀多神社は稚産霊神とされているので台方からの勧請が中心の様子、船形の頃に勧請された神社は無いのだろうか、それとも後に祭神名が変わってしまったところもあるのだろうか
ますます謎が深まる麻賀多神社でありました
お車やバイクのある方は18社巡るのも凄く良いのではないでしょうか(*´ω`*)
さて、次は大佐倉での途中下車を決めた神社へと向かいます!