けせら~せら~
どうも、ひのきですm(*_ _)m
今の時代、話題に登ることはほとんどなくなりました今日のお題
地方や採用された説によって様々ですが、私が知る限りは
まっくろくろすけの白いやつ
ふわふわと浮かぶように飛んでかわいい
出会ったら物凄く幸運
飼うことが出来るらしい
白粉を入れた桐の箱の中に入れておくと育つ
人に見せると幸運が逃げる
一族の守り神とする場合は年に一度だけ、家族(の長)のみ見ることが許される
なんて感じです
そんな話は知っていたしなんなら昔のテレビ番組などで取材されて特別に見せていただいた的な放送で見た事がある程度でした
もはやそんな存在すら忘れていた昨年か一昨年頃、風にのってふーわふーわと優雅に舞うものを発見したんです
けっ、ケサランパサラン!?
直径3~4cmほどで中心から放射状にふわふわとした真っ白な毛の生えた球体
おおおおお!? と振り返ったけれどもはやどこへ行ったのかわからず
初めて見たー!!
と感動した僅か数日後、再び遭遇して捕獲!!
まさか一度も見たことがなくちょと眉唾くらいに怪しんでいたものが実際に存在するとは!!
でも気付いたんです
これ、、、綿毛だよね?
確かに滅多には見ないしよく知るタンポポのそれとは形が違うながらも毛の具合は似ている
というケサランパサランですがやはりそう簡単には出会わず、ネットで調べて正体を知った後もなかなか出会うことがなかったのですがつい先日、遭遇しました!!
じゃん!!
まるで手で捕まるようにくっついて腕を移動します
強めの風に煽られて飛んでいきそうになっても意外とくっついて離れずまた戻るのです
可愛い(*´ω`*)
え? たくさん?
そうなんです、遂にケサランパサランの巣を発見したんですよ、それがこちら
めっちゃいますw
ケサランパサランと呼ばれていたものの正体は大きく分けてみっつ、植物性、動物性、鉱物性
こちらが植物性でアザミ類、オキナグサ、ブタナ、ガガイモなどの冠家、種毛です
たんぽぽと同じですね、真ん中にある茶色い粒が種で軽く柔らかい毛が風にのって遠くで繁殖出来るようになっています
またそれぞれが繊毛になっているのでぴったりとまとわりつくことで動物などに付着して様々な場所へ移動出来るようになっているんですね
この繊毛によりゆるりとしたまとわりついて移動する様から生きていると思われたのでしょう
ただの種 というのが正体ですが、一年のうちその時期しか見られませんし近辺に咲いていなければ種が飛ぶ事もないので場所により当たり前、場所により珍しいと大きく別れそうですね
動物性はウサギなどの毛玉だったりするようです
鉱物性というのはこれですね
オケナイト、オーケン石と呼ばれる鉱物です
状態の良いものは綺麗な球体をしていて同じく放射状に多量の針が伸びているのでまさにケサランパサラン
キラキラしていてもっふもふに見えますが
鉱物ですから当然硬いです
そっとであれば持つことも出来ますがグッと掴むと針が折れてしまいます
余程の条件が揃わなければ 刺さる ということもなく先に折れてしまうと思いますが、見た目だけならばとってももふもふして可愛いです
これの小さくてころころと丸いやつが母岩にぽつぽつ沢山ついているものなんて正に まっしろしろすけ でめちゃくちゃ可愛い鉱物です
ただご想像の通り、アスベストなどと同じで折れた毛を吸い込んでしまうと身体にはとっても良くないので少しだけ注意が必要ですがこの毛が空気中にふわふわ舞って吸い込んでしまうような状況はよっぽどじゃないとありません
というわけで、正体がわかってしまうとちょっと残念でもあり、それでも出会えると嬉しい存在のケサランパサラン
いつの頃からか人々の話題になり、語源はケセラセラとか袈裟羅婆娑羅だとか正体までも説様々ですが、、、もしかしたら、もしかしたら本物が存在する、、、かも?(°ㅁ° )