日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

渋谷区最古の神社 渋谷氷川神社

どうも、ひのきですm(*_ _)m


本日はこちら、氷川神社


渋谷駅から南へ、明治通り沿いから神社へと入る路地の手前にこちら

ここは昔から神社の参道 という文字が彫られた道の左右に残る大きな石は大鳥居の基礎石だったのでしょうか

神社の参道はとても渋谷駅近くとは思えないほどの森になっており、左手側は氷川の杜公園となっています


子供たちが遊んでいたので写真はありませんが、公園の一角に金王相撲の土俵がありました


普段石碑はあまり気にしない質なのですが妙に気になって写真を撮ったのがこちら

青々とした竹林と大きな石碑が美しいなーと思って撮ったのですが視力が低いのでこの時は文字まで読めず

今、写真を見て驚きました、前回の記事 金王八幡宮 で珍しいと書いた八年戦役記念碑がここにも! こちらも乃木将軍の揮毫

しかも左下に映る大きな石は 守武萬代石 だそうでここに常盤松が植えられていたそうです

常盤松は義経の実母 常盤御前が植えた説と世田谷城主の側室 常盤 が植えたとも


公園の北側からも参道があるようでこちらにも狛犬と鳥居がありました

こちらも凄い雰囲気があります


勿論、正面参道から感じていたことですがここに至って、これは凄い神社だぞ、と確信しました


ここから石段が続き、二の鳥居があります


この石段も一段一段、重みがあります


鳥居を潜ると更に神域感がずしり、左手に手水舎と御社殿があります


木々に囲まれた参道を進んできて一層御神域感の強い境内にあって清涼一点という清らかさを放つ手水舎

周り全てが重厚感に包まれているからか、ただの手水舎に非ずというほどの清浄感です


御社殿からも凄い気を感じますが、それを上回る力で右手の方から呼ばれている


こちらには境内社が並んでいますが、これまた凄い雰囲気で近付く前にひと呼吸したくらいです


水鉢は比較的新しそうに見えますが苔具合にとても重みがあり正面に一体だけ座する狛犬?が可愛いようで迫力があるようで存在感があります


右手が稲荷神社、創建年等は不詳です

そうなんです、あまりに気圧されて只管畏み畏んでいたので社殿単体の写真を撮り忘れていたようです

時代を感じさせる寺の御堂のような造りだけに留まらず、この御堂から、ひいては後ろに何かあるのか???というほどに背後の森から何かを感じます

御堂の左右脇から覗いてみたのですが特に何も見えず、ただ、なんというのでしょう、雰囲気として言うならば 波動 とでも言えば良いのでしょうか

あやとり の 箒 のような感じで背後から御堂へと入り、御堂から放射状にお狐様達に向かって広がるような感じで何か目に見えない力のようなものが広がっている、そんな感じです

稲荷神社なので宇迦之御魂神様か豊受大神様か、はたまた荼枳尼天様か、、、? と言った不思議な感じです

そして沢山並ぶお狐様はどれもが強い力を放っています

形状の異なる三対のお狐様

さらになんとお狐様とお狐様の隙間にもいらっしゃるのです


水鉢の前にいらっしゃる単体のミニ狛犬さんから全てに眷属様が宿られている感じです

勿論、御堂とお狐様の内側は凄すぎてこれらの写真は手前から撮りました

いやぁ、凄い

調べてみるとWikipediaにはどこからの情報かわかりませんが 宇迦之御魂神外四柱 と書かれているのですが四まで特定してくれるなら御名まで書いていただきたかったところ(すみません、他力本願なのでw)


左手は厳島神社市杵島姫命が祀られています

不思議ですね、水の気は特に無く隣の稲荷様よりも木が迫っているのですがどこか涼しげな雰囲気で、でもやはり少しの緊張感があります


こちらも狛犬さんが二対、どちらも素敵です


単なる思いつきですが、特に遮蔽物も無く正殿に対し向かい合って鎮座している境内社って珍しいような気がします

思い返しても、横を向いているか真正面から少し逸れて同じ方向を向いているか、正殿と真逆を向いていても境内の橋やズレた位置に鎮座しているのがほとんどではないでしょうか


水鉢やや向かいのこちらの木、素晴らしい!


と御社殿右手にも境内社

大きな石碑には 本殿御敷地舊跡 とあります


.....読めました?


まぁ想像はつくでしょうが 旧跡 で 旧 の旧字体だそうです


右に鎮座するのが火産霊神を祀る秋葉神社

左に鎮座するのが品陀和気命を祀る八幡神社

こちらは右手の狛犬が崩れてしまっていますが 澁 の一字が残っているのは後から彫られたものでしょうか


狛犬、狛狐は石ですから年月を経れば破損してしまいますので修繕されて大切にされる事が多いのですが、割れたまま、欠けたまま置かれていることもよく見かけます

考え方は様々ですが、繋ぎで修繕するよりはそのままのお姿で居ていただく、崩れても眷属様が宿られているので撤去、交換はしないというのも大事だと思います

管理する側のお気持ちが沿っていないものは見た目からも 放置されている のが伝わります


何よりもこれ程大きな 百度石 は初めて見たのですけども!!

ここでは近すぎるのでどちらかに奉納されていたものでしょうね、、、ってもしかして明治通り沿いとか一の鳥居の辺りでしょうか


場所的に太陽が当たっている、そして元本殿の鎮座地前ということもあってかこちらはとっても陽の雰囲気があります

稲荷厳島二社の方は陰という感じ、でも陰とは悪い意味ではなく陽と対を成すとっても大切な力ですから、参道から入って来るものをしっかりと見定め、そして神前へ向かう者を照らすといった感じ


なんて素晴らしいんでしょう(勝手に思っているだけなので全然そんな意味じゃない可能性の方が高いですけどね!!w)


お待たせ致ししました、荘厳な御社殿です

境内に入ってひと目で真っ先にご挨拶をと思ったのですが、私はまず境内を守る神々にご挨拶するべきだったようです

言葉は必要無いですね、素晴らしい拝殿からは最初に感じたよりも柔らかく大きく包み込むような雰囲気を感じるようになっていました

主祭神素戔嗚尊稲田姫命、大己貴尊、相殿に天照皇大神が祀られています

1780年頃?の火災により資料が失われたそうで創建は不詳なのですが1605年に別当法泉寺(氷川神社東側)の住職が残した記録に 日本武尊東征の際に当地へ素戔嗚尊を勧請 とあることからその通りであれば西暦71年~130年頃の創建となり渋谷区最古どころではない古社となります

もしかしたら資料を喪失したので大宮氷川と同じにしてしまったのかとも考えましたが火災より前に書かれた記録ですし大宮氷川さんは孝昭天皇3年 紀元前188年創建とされてらっしゃるので当社が景行天皇の御代創建というのは正しいように思えます

この情報を知らずに参拝してその凄さを身に感じた私にはこれを疑う余地がありません


とにかく、凄かったです


渋谷駅からほど近くにあってこれほどの神聖な杜、是非ともご参拝ください(*^^*)