どうも、ひのきですm(*_ _)m
香取神宮、後篇でございます
果たして最後までをここに収めきることが出来るのでしょうか←
後篇は素晴らしい本殿の東側からスタートです
鹿島新宮
境外社として近くはなかったので遥拝所からしかご挨拶出来ていませんが鹿島神宮にも沼尾神社として経津主神が祀られていたのと同じ感じですね
新宮 としているのは同名で祀るには失礼にあたるということからでしょうか
やはり、少しピシッとした空間に感じるのは先入観の仕業なのだろうか(* 'ω' *)
お水取りが出来る御神水のすぐ近くにはこちらの御神木、なんと樹齢は千年を超えるそうです
御手洗に寄ったら立派な祈祷殿がありました
祈祷は拝殿内で行われるかと思ったのですが専用の建物があったんですね
境内といいますか、垣内最後のお社になります、こちらは諏訪神社、建御名方神を祀ります
関より東方における三大武神として鹿島香取諏訪とも言われるそうですね(*^^*)
続いては少し道が分かりづらい二社
御手洗、諏訪さん、納札所のところから階段を下りて弓道場の方へ道を下ると右手、神徳館の敷地へと入ることが出来ます
その右側、手前
璽神社(おしでじんじゃ)です
手探りで歩いたのですがよく迷わずに来れたな、という道ですw
さて、隠されたように鎮座するこちらの謎の神社ですが、調べてみるとどうやら古くなった印璽を祀っているそうです
意味合い的には 塚 でしょうが大切なものなので神格化され祀られているのでしょう
璽神社に入ってきた道、この右手側なのですが
植栽が途切れているだけかと思いきや道でした
カーブしながら上がってきたところ
どちらも外からは見えず、ですがGoogleマップにも載っているし公式の境内マップにも載っています
何より、この敷地は燃えるような紅葉がめちゃめちゃ美しかったです
さて、ここへ来た坂道をさらに降りていきます
遠目に見て、あ、、、立ち入り禁止になってしまっているのかな、と思ったのですが滑り転倒注意でした
いやはや、これ、雨降ってたらかなり危なくて断念したかもしれません
ただ、この先には別の舗装路側からも回っていけるので足元に自信の無い方はそちらを迂回しましょう
個人的には、この参道、物凄く良い氣が溜まっている場所だと感じるほどに素晴らしかったです
鳥居が見えてきました
うわっ、、、思わず声が出ました
とんでもない御神域に来てしまった、と喜びに震えました
そして来た道を振り返ると息を飲む絶景
鹿島-香取参拝の締めくくりとして絶対的に相応しい場所だと確信しました
何も調べず何も考えてなかったのですが、最適ルートでしたね(自己満)
狐坐山神社、御祭神は命婦神
狐 坐する 山 ですからお狐様が祀られているのかと思いましたが、みょうぶ神とは
あ、いや、この時点では調べていませんので先へ進みましょう
そうそう、安全な道から回ってくると横からこの鳥居の前に出られます(。-_-。)b
木が、草が、土が、石が、倒木が、岩が、ありとあらゆるものが話しかけてくるかのような
自然に包まれている充足感が物凄く強い
やはり、登るw こちらは手摺が設置されています
石段が終わるとこれまた雨だと滑りそうな斜面を上がります
こーれはやばいっ!!!
木漏れ日に照らされる鳥居
ちょうど木陰になっていますが鳥居から横向きになっていたお社はちょうど傾いた太陽の方角
もはや異次元、異空間です
言葉になりません
さて、調べてみました
命婦とは宮中の官位であり、宮中を自由に出入り出来るよう官位を与えられた白狐が祀られたのが命婦神だそうです
ちなみに官位として男性は命夫とされたといいますから神狐様は女性(雌)だったのでしょう
一言で 命婦 とはいっても 〇〇命婦、△□命婦といった具合に役割によって様々な命婦職があったそうです
もうね、これは勝手な解釈ですが(いつもだろ)
命婦神になられた(る)神狐様は恐らく神官、巫女としての命婦職が与えられたのでしょう
参道と鎮座場所の御神域感はそれほどのものでした
いやー、、、ほんと、凄かった
予定の電車を諦めて良かった! ← 1時間に1本
戻る道ですが、ほら、雨降ったらヤバいでしょ?
自信のある人でも荒天時はこれを考えた上で参拝してくださいね(。-_-。)b
これ滑り落ちてったらその後、あの石階段ですから
さて、電車1本分の時間が出来たので追加で1時間の散策をして帰りますか!!
というわけでこちら、御手洗池です
水は透き通っているのですが積もった紅葉に土がのってグレーになっています
特に素晴らしい氣があるというよりは、元は素晴らしかった場所という雰囲気でした
その入口には道祖神が祀られています
しっかり下から階段になっているのが神々しい
この辺りは道祖神信仰が根強かったのでしょう、あちらこちらで道祖神様を見かけます
この後、再び中心まで戻って要石と押手神社の間に立ってみましたが今度は特に背中が暖かくなる感じはありませんでした
やっぱり気の所為だったのかなー
そして諦め切れずマップを見ながら、絶対この中にあるんだけど道が無い!!
とりあえず駐車場側から写真を撮ったのがこちら
うっわ、横からの西陽が入り込んで凄いw
ん?
何か見える気が。。。?
立ち位置を変えつつ覗き込んでいると(傍目に見たら変な人)、、、見えたーーーっ!!
やっぱりお社あったっ!!
正面を向いている側に参道があるはず!!
。。。まさか?
何の表示も無く絶対に人の家の入口だと思い、何度か入ってみようかとは思いつつも万が一迷惑になってはならぬと思っていたここ
あっ、ダメだっ、となったらすぐ引き返そうの精神で小さく すみませーん、お邪魔しますよーっ と入って行きます
そして、、、あったーーーーー!!
遠慮せずにズケズケと行けば最初の日神社もこちらも直ぐに発見出来ていたんですね
まぁそんなズケズケ感、身に付けたくないですけれども(っていうか下調べすれば間違いないんだけどねw)
こちらが裂々神社
どなたが祀られているかわかりませんが、最後の最後にやっと辿り着けました、香取の地、素晴らしかったです、ありがとうございました
感謝に満ちた最高の気分でした(*^^*)
サクサクじんじゃ しかも文字が 裂
もしかしたら 裂け裂け神社かもしれない
なんて思いながら素晴らしいお社で気持ちよく参拝したのですが、はい、中篇をお読み頂いた方はもうお分かりでしょう
御祭神は磐裂神、根裂神
しっかりと三代に渡って祀られていました
そしてこうして調べていて知ったのですが、実は日神社と対になる月神社がどこかにあり、月讀命が祀られているそうなのです!!
ですがどう調べても名前も住所も出て来ず、Wikipediaにさらっと書かれているだけだったのです
今はもう無いのか、実は存在しないのか、はたまた合祀されているのか
希望的には日神社に合祀されていたらいいなーなんて思いますが、もしそうだったら日月神社になっているかもしれませんものね
いやー、、、香取さん、ここまで凄く相性が良いとは思わなかったなー、ほんと凄かった
と駅に向かっているとやはり道祖神様
そしてさらに...!?
こちらもグレーになっていますが金魚が泳いでいて水自体は透き通っている感じです
調べてみると 大坂の井 という湧水だそうですが特に記載がありません
鳥居があるというのは大きいものですね、御手洗池よりも神聖な雰囲気があります
と、いうわけで!!
特大ボリュームの香取さんもこれにて終了!!
ご挨拶出来なかったお社がまだまだあったのでしょうが一日で、しかも電車と徒歩だけで回ったにしては物凄い実り多き参拝となりました
やはり神代より祀られし杜は凄いですね
さて、まだ20分ほどの時間がありそうなのですが川沿いの津宮鳥居まで往復するにはギリギリ過ぎるのでこれにて香取神宮関連は終了!!
その代わり、いくつか回れるところを回りたいと思います(*^^*) ← まだいくんかぃっ