どうも、ひのきですm(*_ _)m
大國魂神社から東南へ向かうと日吉町となります
そう、日吉神社です
北方向、左手から右手へと坂道になっていてその途中でお社は見えていましたので社号碑も鳥居もありませんがここが参道だとわかりました
が
何故か呼ばれるのはあと少しだけ下って競馬場通りに面した方
いやいや、そっちは競馬場があるだけで、、、え?
この時の感覚は不思議なもので、呼ばれたら行く!頭で考えたのではなく、『ん? そっち?』と感じると共に自然と歩き出していました
木で影になっていて見えなかったのですが写真の位置から僅か数メートル進むとお社というかお堂が並んでいるのが目に入りました
どうやらお寺系っぽい気がするので、と頭で考えながら足は勝手に進んでゆく
まず朱鳥居のお稲荷様はやはりピリリとして荼枳尼天様でしょうか、そして朱のお堂には、、、
お社に御札ですが妙顕大善神が祀られています、そして左の石板にはさらに馬頭観音と妙讚霊神と彫られています
写真で伝わるでしょうか、御札や石板の文字を見る前、お堂を覗き込んだその瞬間から物凄く鎮まった重い空気(と言っても悪い気は一切ありません)
ここは何か、、、お寺とかではなく大聖堂、それも信者さん達の想いが詰まった静かな木造大聖堂のような、、、と感じたその瞬間に石板裏から何故か子を抱くマリア様?が見えたのですが^^;
⋯調べてみたら十字架から降ろされたイエスを抱くマリア様の像でしたm(*_ _)m
なぜだろう?
お堂の右手にはお墓?
と思ったら門扉に馬の装飾、その先には馬頭観音像
目の前は競馬場!!!!!←気付くのが遅い
ということはこの右手の大きな建物は...馬霊塔でした!
なるほど、馬達の霊を鎮め静かに祈る場所、、、だからあのお堂の雰囲気だったんですね
競馬はやらないのであまり意識していなかったのですが、どうやら善明寺でも馬頭観音様に惹かれたのもこちらにお呼ばれしたのも私が午年だからではなかったようです
では、戻って参りました日吉神社です、なかなかしっかりした山ですねぇ
石段を登りきったところに鳥居、そしてお社が見えました
ここで違和感に気付きました
下の馬頭観音、妙顕大善神、お稲荷さん、そしてこちらの日吉神社と全てお賽銭箱が無いのです!! いや、箱が無くてもお社の扉にお賽銭用の穴があったりお堂でもお皿などがあったりするのですが全くそれが無いのです
お堂や馬霊塔は恐らく競馬場が管理されているでしょうけど日吉神社までお賽銭を受け付けていないとは珍しい
なんでしょう、とても静かでこの山自体がとっても落ち着いている
スピ系の方ならばおわかりになるでしょうか、わからない私でもこの山に居たらとてもグラウディングの力があるんじゃないかと感じました
さて、、、とマップを見ると一度下に降りたからでしょうか、最初は山上側の道から東へ向かうルートだったので下へ降りる気は無く馬霊堂にも気付くことは無かったでしょう、でも今度は降りて競馬場通りを行けと変わっています
ただ降りて馬霊塔の前を通って東へ向かえば良かったのですがここでもなぜか、さっきご挨拶したんだから折角なら違う道を行こうと考えたのです
そして歩き始めてすぐのこと
嘘やん、こっちにもお社があった( °_° )
どなたか書かれていなくて分からないなぁ、、、とご挨拶、こちら側が物凄く心地好い(反対側も居心地は最高でしたよ)と感じるのは太陽が降り注いでいるからだけでしょうか
なんとまた穏やかな、と思ったのですがこちらだけお社が北向きですね? 陽を背負った穏やかさなのかな(*^^*)
こちらにも賽銭箱は無いので拍手はせず礼だけして、とよく見ると、、、、、、、、、梅の木?! 天神様?!
マップを開きグイっとアップにすると、、、天神社って書いてある! しかもこの目の前の坂は天神坂、さらにこの山自体が天神山!!
なんてことだ!!
でも待てよ? やっぱり気になる北向き天神社、天神山なのに日吉神社の方が大きい、、、これは如何に!!
久々に調べました!! 出ました!!
どちらも創建年は不明で名前の由来からしても天神社が先に天神山に祀られており後から日吉神社が勧請されたのかとも思ったのですがどうにも違うっぽい
その答えは意外なことに大國魂神社にありました!!
綺麗にはされているもののお世辞にもしっかりしているとは言えない素朴で小さなお社が大國魂神社境外末社ですって!!
ここ、天神山はもと倍以上の大きさがありなんと国造の古墳跡である可能性もあるのだとか、、、うわぁ、そりゃいろいろ感じたわけだ!!(古墳ではないかもしれないんですけどね)
そして北向きに祀られている理由!!
こちら、天神社の御祭神は少彦名命なのです
そう、オオクニヌシと義兄弟になり国土をまわった神であり、大國魂神社本殿もまた北向きなのです!!
そして日吉神社はというと大國魂神社との関連は特に無い模様なのですが日吉大社では御祭神を境内に祀る全ての神とされており、その他の日吉神社においては大山咋神や大己貴命が御祭神として祀られています
オオナムチ! オオクニヌシ!! 背中合わせにスクナヒコナ!!
いろいろとあるかもしれませんが、小さく質素ながら大國魂神社摂社であり地名に名が残る天神社に比べお社も境内も多くなってはいますが日吉神社はやはり後から少彦名命に合わせて祀られたのかもしれませんね
いずれにしろ、この山全体から感じた重く静かな落ち着きと天神社前で感じたおおらかで安らぎの感覚はとても凄い
いやぁ、、、凄い神社に参拝してしまった、という感覚を久々に強く受けることが出来ました
いや、待って
何かツカエが取れない
なにか、、、どこかで、、、似たようなもやもやを感じた記憶が、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、天神社、、、スクナヒコナ、、、
布田天神!!!
スクナヒコナを祀る神社として創建され後に道真公が配祀されたのに天神社、後から名前が変わったでなく元から天神社、、、
調べてやっと繋がりました
私は、私は、とんでもない思い違いを犯していました
天神社と呼ばれる神社の中に、そもそも天神宮と呼ばれた造化三神を祀る神社がありその天神とはアマツカミを意味する
天神=天津神であれば相当する御祭神は多く、スクナヒコナがアマツカミと呼ばれていても不思議は無いし古墳を天神山として祀りそこに神社を建てるのに大國魂神社と対になるよう少彦名命を祀ったのかもしれない、または造化三神が祀られた祠だったのが国府に合わせて少彦名命を祀ることにしたのかもしれない
そういう意味では、道真公は天津神ではなく国津神であろう、そのお方を天神とするのは御霊信仰、天神信仰により怒りを収めご利益を頂く為に天に上がって貰おうとしたのではないでしょうか
天神=道真公 となったのは怨霊を恐れる心と賢人を敬う心が天満様、天神様として広く認識を広げたこと、学校などでしっかりと教育されてきたこと、さらに通りゃんせに見られるように童歌になったり合格祈願など人生で大切な節目にその存在があったことがあげられるでしょう
ということは、、、これまで参拝してきた小さな境内社などでも天満宮は道真公だけど天神社、天神宮とあったらそれこそかなり福るから祀られてきた造化三神や少彦名命などだったという可能性が大!!
いやぁ、、、二ヶ月ぶりの参拝巡り、のっけからなんかすげーぞ!
さぁ、次の目的地へ! と歩いて行くと競馬場の入口脇に光り輝く黄金の馬!!
さすが競馬場だねぇ、と一旦は通り過ぎたのですがどうも気になって少し戻り見上げてきました、馬頭観音や馬霊塔に呼ばれていたからですかね
アハルテケ???
折角なので調べてみると品種名なんですね、黄金に輝くような毛色で世界に3500頭しかいない希少種なんですね~
あ、、、そういえばいつも大國魂神社で目を見て会釈だけで通り過ぎている神馬舎ですが完全無意識にもこの日はちゃんとお賽銭を入れてご挨拶してきたんだったのをたった今思い出しました!!
勿論競馬場エリアだし馬関連が多いというのも当然ですが今まで府中界隈を参拝巡りしても全然当たっていなかったので神馬さんが導いてくれたのかなぁ、なんて(*´ω`*)
さて、さてさてさてさて!!
やって来ました地域の美味しいものを紹介する飯テロコーナー!
じゃん!! たま屋食堂さんのもつ煮定食!!
競馬場の南、中央自動車道の高架脇にありますたま屋食堂さん
肉卸しの庄内ミートさんが経営されている食堂なので肉の質も処理も調理も抜群!! というか金額が抜群!!
鉄の平鍋にグツグツの状態で提供されるもつ煮は皿一面にたっぷり、柔らかいもつ、味濃いめだけど濃過ぎることはなくご飯が進む進む味付け!! 玉こんにゃくに豆腐、うずらがまた美味い
テーブルに置かれているピリ辛鶏そぼろがまた抜群に美味しいので単体でもご飯が進むしもつ煮に混ぜて食べると麻婆風になってこれまた最高に美味い
ご飯はついつい大盛りにしてしまいましたがてんこ盛りw 大盛りより多めを頼むとマンガ盛りになるそうですw
これでスープと大根サラダも付いていて650円は意味不明!! ちょっと前までは500円だったってんだからもう価格破壊ですよ
そう、気付きました???
35度の炎天下の中を歩き回り、体力回復の昼休憩でグツグツのもつ煮に結構スパイシーな鶏そぼろを併せ、クーラーなんかなんのその頭からつたって目に入るかってくらいに汗を流しながらハフハフ食べたもつ煮定食でした
完全無欠のミスチョイス!!(爆)
いや、最高に気持ち良かったです!! 塩分ミネラルを片っ端から失いながらもガッツリと吸収もしていく循環浄化スペシャル!
メニューにはもつ煮カレーともつトマト煮もあって、、、あぁ、また行きたいけど場所的に結構めんどくさいぃぃぃ!!
と思ったら分倍河原駅から徒歩10分の所にもあるんですね!! うーん、それもまたちょっと微妙な位置だけどw 本店よりは格段に行きやすそうだ(*´ω`*)
たま屋食堂のもつ煮 は15年ほど前に当時の上司からイチオシされたものの場所が場所だけになかなか行けないままだったのです
今回、実は稲城を始点に神社を巡るルートを決めていて自然とたま屋食堂まで伸びましてw で、昼食に良い時間を考えたら逆ルートだ!!と今回の府中出発となったわけですw
店内も席数は少なめなので暫く待つのは覚悟の上で、車だと駐車場も限られている上に普通歩いて来る人は居ない(w)ので駐車場待ちも必要になるかもなのでご注意を~
平日でも昼間はしっかり並びます!!