どうも、ひのきですm(*_ _)m
島守神社から西へ行くと道が堤防の高さまで上がり多摩川が見えて来ました
うーん、めちゃ暑いけどやはり川風が気持ち良い(*´ω`*)
とマップに 天満天神社 という表示があるけれど見た感じ、個人邸内社かなんかで参拝出来なさそうな雰囲気だなぁ
と歩いていたらお社が見えまして、ちゃんと階段から参拝出来るようになっていました
こちら、堤防すぐ下で畑の一角に鎮座される天満天神社です
横は梨園でしょうかねー、背後には立派な栗の木にまだ青い毬栗坊主がたくさん成っていました
傾いた橙の陽に照らされた境内はとても綺麗に整備されています
大きな神額が掛けられているお社
こちらもご由緒等不明、このエリアで天神社は天津神社ばかりでしたがこちらはさすがに天満が付いているので道真公ですね
堂内には石碑に神額が立てかけられて御神体のようになっていますが、手前の小さな石升にはお賽銭とお酒や可愛らしい雪だるまが供えられています
この様子を見ればとっても大切にされているのが伝わってきます
境内もまた、とっても穏やかな空気に満ちていて時間がゆっくりゆっくりと過ぎている感じがします
なんと穏やかなことか、、、道真公の雰囲気は勿論好きなのですがこれほど穏やかな雰囲気であることがまた凄い
周りを見渡せば曼珠沙華がニョキニョキと頭を出していました
あと1週間もすればお堂の左右を赤く美しく彩っていたことでしょう
調べてみるとこちら、稲荷天神社とか波除天神社とも呼ばれているそうで倉稲魂命も祀られており、恐らく多摩川の氾濫を鎮める為に祀られたのではないかと言われているそうです
お稲荷様も天神様も万能な神様として何か困った事があればお祀りして助けていただくという庶民の味方なんです(*´ω`*)
うん、ここはなかなかの隠れスポットですね
さて、さすがに深掘り出来るほど情報が出てこなかったので続けてもう一社いきましょう
階段を戻ってそのままアカシア通りを西へ進むとすぐ脇にお社がありました、多度神社です
多度 をご存知の方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか、名古屋出身の私にとってはもう年末年始が近付くと決まって何度も流れる神社のCMが熱田神宮、多度大社なんですw
といっても社名を凄く知っておきながら参拝した記憶は無いのですが。。。
素敵な木製の御由緒がありました
御祭神は多度神、一目連神、美御前神、一挙神、どちらも初めて目にする神名です
天明4年といいますから1784年の御鎮座とのこと、美御前神は市杵島姫命だと書かれています
信仰篤いという通り美しく保たれている境内はとっても良い気持ちです
それではご挨拶(*^^*)
お社の大きさはこの境内であれば特段小さくも大きくもない感じですがとっても存在感があります
こちらではなんでしょう、まぁハッキリ言えば立地的な心地良さが凄すぎて御神域としての特別感は感じられなかったのですが、それでも素晴らしい神社だということだけは十分に伝わりました
ということは多度大社と御祭神について調べるべきですね(*^^*)b
三重県桑名市に鎮座する全国多度神社の総本社である多度大社は雄略天皇の御代に創建されたとありますので470年頃ということになりますが御神体が多度山ということで古代からの祭祀があったと思われます
主祭神は天津彦根命でアマテラス-スサノオの誓約で産まれた神で様々な氏族の祖とされています
また、相殿に面足命と惶根命が祀られており、この二柱は神代七代の六代目にあたることから第六天魔王と習合されて祀られることの多い神で、次代がイザナギイザナミということになります
相殿となるとどこかから合祀というイメージになりがちですがそれ以前から祀られていた神を相殿として含める場合がよくありますので古来祭祀の御祭神であった可能性もありますね
別宮一目連神社に祀られるのが天津彦根命の御子神である天之麻比止都禰命、摂社美御前社(うつくしみまえしゃ)には市杵島姫命が、摂一挙社(ひとこぶししゃ)に一言主命が祀られています
こちらの多度神社では社名を神名として書かれていたのですね
境内社でお見かけすることもあまりない多度神社がこの地に単独で勧請されているのは三重から移住された方がいらっしゃったのでしょうか
以降こうして崇敬され続けているのは素晴らしいですね(*´ω`*)
さぁ、まだまだ巡りますよ!!