どうも、ひのきですm(*_ _)m
川越神社巡りも残すところ三分の一!!(めっちゃ多い)
その中でも随一の人気を誇っていたのがこちら
川越氷川神社です
いやー、すごい人気ですね、境内はそれほど広いというほどでも無いのですが平日であっても凄い人手で外国人観光客が半数以上という人気の高さでした
先に言ってしまうと、観光スポット化、映えスポット化してしまっているので落ち着いてしっかりとした参拝をされたい方は朝イチで行かれてください(時期によってはそれでも混んでいるかも…?)
さて、この巨大な大鳥居ですが、扁額の文字はなんと勝海舟の手書きによるものだそうです!! よく「揮毫」という説明がされていますが「手書き」「直筆」の方が分かりやすいですね
いやしかしこの巨大な鳥居、さすが埼玉が誇る(?)氷川さんが大宮にあるからかなぁ、なんてこの時は思っておりました
手水舎は拝殿前にありまして、龍さんが生きている! とっても味のある素敵な水鉢です
そして奇跡的に?無人状態での拝殿を撮影出来ました
主祭神は素戔嗚尊、さらに奇稲田姫命とその父母神である脚摩乳命、手摩乳命、そしてスサノオの子とも言われる大己貴命が祀られています
このアシナヅチ・テナヅチには様々な推察がされていて神話が好きな方にはとても面白い存在、蛇神、アラハバキなどの考察に絡むのですがヤマタノオロチ伝承が出雲なのに主として祀られている神社が諏訪だったりと深堀れば深堀るほど色々出てきそうです
大鳥居から見た突き当たりには美しい舞殿があります
舞殿の前には三つの盥があり赤、赤緑、白ピンク薄緑と多彩な鯛みくじを釣ることが出来ます、これが大人気で大賑わい
舞殿の華麗さとこの賑わいに隠れるように隅に目立たぬ神社が鎮座されていたので見てみるとなんと柿本人麻呂神社!?
初めて見たかも? いや、どこかで、、、と調べてみたら神田神社の合祀殿に祀られていたくらいでやはり単独神社としては初めてお会いしました
子孫である綾部氏が川越に住んだ頃から氏神として祀られているようです
さて、皆さん映えスポットである拝殿脇にある絵馬の道へと進まれますが、さらにその外側となる境内奥の細道を進んでいくととんでもない世界が広がっています
あまりに凄いので写真をまとめて、そして社名と御祭神名を連ねて書かせて頂きます
凄くないですか( ̄▽ ̄;) 何も知らずにフラッと入り込んでこの境内社の数々、しかも凄い存在感のお社も多くビックリしました
絵馬のトンネルを出たら左手へ行くとこちらに来ることが出来ます
どのお社も立札で社名と御祭神名が書かれているのですが、参拝後にこの境内社専用ミニパンフレットが授与所にあるのを発見しました
物凄く丁寧!! 境内社さんも出来る限りしっかりとご挨拶したい民にとってこちらの丁寧さには頭が下がるばかりです
では、裏手の境内社をズラっと左手前から時計回りに
稲荷神社:豊受姫命
菅原神社:菅原道真公
稲荷神社:豊受姫命
厳島神社:市杵嶋姫命
水神社:弥都波能売神
雷電神社:大雷神
蛇霊神社:蛇子天
そして愕然としました
なんと、主拝殿から絵馬トンネルを挟んだ隣には八坂神社が鎮座されておりました、本殿は江戸城二の丸東照宮として建てられたお社なのだそうです
そういえば、、、朱色の建物があったような気がしますが何故見過ごしてしまったのか、それはすぐに思い当たりました
正面はおみくじを引いた人達が集まっていて拝殿には見えず、裏でもちょうど本殿お背中前(少しスペースが広い)に数組が溜まって居たので近づかなかったんです
再訪した時にもこれまた見事なまでに同じ状態(むしろ初訪の時の倍近く混んでいた)だったので完全に気付きませんでした(>_<)
朱色で目立つはずの美しい本殿を見逃していたのはちょっと残念ですが御祭神は主殿と同じですのでご挨拶が漏れてしまったわけではないから良しとします(*^^*)
主本殿裏にも参道がありましてこちらは木に注連縄が掛けられており、当然ながら人も居なくて少し落ち着ける場所でした
こちらが氷川神社本殿のお背中
彫刻がとっても美しいです
本殿東側の御神木は樹齢600年を超えるという欅
鉄の鳥居?から入って二本の欅を周ることが出来ます
初訪の際は自然と八の字に歩いていましたが再訪時は思い当たって茅の輪潜りと同じように左の欅をもう一度周るように歩いてみました(*^^*)
二本の中央から上を見上げるととっても素敵です
拝殿横からは灯篭が美しい廊下が結婚式場などに使われる氷川会館へと繋がっており、すぐ手前には川越市護国神社が鎮座されています
道路側には清らかな小川があり皆さん人形流しをされていました
小川を渡った先にはお社、間違いなく水神様だとご挨拶したのですがやはり弥都波能売神が祀られていました
いろんな角度から見て うーん? と思い形が全然わからなかったのですがこの写真を見るとまさに右を向いた犬ですね!!
同じ角度で見ていたのに気付かなかったとは( ̄▽ ̄;)
戌岩の花咲には滾々と清らかな水が湧き出す井があります
柄杓で掬って手に掛けてみると、、、とっても冷たい!! あれ?てっきり上水かと思っていたけどこれ違うぞ? と思い調べてみると地下水脈から汲み上げられている御神水でした!
そして本殿を正面に見る鳥居です
いやー、凄かった!!
余りに観光客も多く、大鳥居から入って綺麗に整えられた境内に思いっきり油断してました
あれだけ沢山の人が居て、しかも観光客が大半でワイワイキャーキャー、映え写真映え写真と騒がれている中でありながらこれほどまでに心乱されることなくご挨拶出来たのは初めてです
まぁ八坂さんにご挨拶出来なかったというのはありますが、いうもならば「神様に尻を向けて拝殿前を完全に塞いでいて気にも掛けないとは何事か!! 観光地なれど御神域ぞ!!」って頭に来る性格なんですがねぇ
拝殿前でポーズを決めて写真撮影~全然どかないから参拝出来ない~というのも微笑ましく待っていましたしね、どうした自分w しかも初訪時に増して再訪時の方が若者も外国人も凄かったのにその時も一切イラつかなかったんです
神社巡りを通して少しは成長出来たのかな(*^^*)
。。。。。。。( ゚д゚)ハッ! 主人、妻、義父、義母、息子、、、家族円満だ! この境内に溢れる朗らかさは家族の温かさだ!!
と、このまま締めてしまいそうになりましたが御由緒を調べていませんでした( ̄▽ ̄;)
創建は541年とされており、1457年の川越城築城に際し城下守護神・藩領総鎮守とされ崇敬を集めてきたそうです
こ、これほどの古社なのに御由緒が短い( ̄▽ ̄;)
つまりはよく分からなかったのですが、大混雑、創建年以外の由緒不明という状態にも関わらずこれほど素晴らしいと思えた神社ですからやはり多くの人々を惹き寄せる魅力があるということです
こちらは最強の縁結びスポットと言われていたりもするようですし、実際に大きな御利益を頂ける凄い神社だと思います
御神水と奥の水神様、裏手の境内社群、そして御神木がとっても素晴らしいです、特に数多い境内社はビビッとお呼ばれするお社とそうでないお社と、自分との相性やその日の相性が凄く分かりやすいかと思います
ただし、上述のように二度とも5月前半の平日午後だったのですがかなりの混み具合でしたので落ち着いて参拝されたい方は平日であっても午前中など時間帯を考慮されることをオススメします