日々是"吉"日

ゆるゆるなスピリチュアルでパワースポットやパワーストーン、原石、お香などを楽しんでいる日々の日記です。

相模国一之宮 八方除 寒川神社

 

 

どうも、ひのきですm(*_ _)m

 

やってまいりました、寒川神社!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240221140943j:image

 

結構前からいつかご挨拶したいと思っていた神社のひとつですが御縁あって参拝することが出来ました(*^^*)

 

海老名で乗り換え、相鉄と間違えそうになりつつJR相模線に、むかーし乗った事があるのですが乗降ボタンが導入されているのが懐かしくて(*´ω`*)

 

東北北陸の在来線では当たり前ですが関東では八高線と相模線くらいかな? 東海地区や関西でも路線によってはあるようです

 

まぁ通勤圏だと乗降者が多すぎてアレかもしれませんが、もうね、この手動ボタンは全車に付けてもいいじゃないかって思いますよね、冬は寒くないし夏も冷気が逃げないしエコですよエコ(´◉ᾥ◉`)

 

乗り降りして後ろに人が居ないとちゃんと閉めて行く人や気にしつつも閉まるタイミングを見計らって押さない人なんかを見ると お主、デキるな! と勝手に心の中で思ったりしていますw

 

さて、丹沢山系を眺めつつ降りたのは宮山駅、とっても長閑で良いところ(*´ω`*) ですが、、、乗っていた半分以上が降りた!

 

そう、今回は珍しくもしっかり調べてから参りました

 

初詣には40万人が訪れ年間では180万人!! その理由とは全国唯一とされる八方除・方位除の守護神 寒川比古命寒川比女命を守護神と祀ることにあります

 

雄略天皇の御代 460年前後には既に朝廷からの奉幣の記録があり、勅祭も行われる名神大社であったことから創建はかなり古いとされています

 

それ故に謎御祭神の寒川比古命寒川比女命についても謎が多く様々な考察がされていますがその辺は後述と致します

 

さぁ今回は敢えて、私の参拝セオリーである 知らずの参拝により何を感じるか と真逆に公式の動画なんかまで見た上での各種考察までを含めしっかりとした下調べをしての参拝、さらに多くの人で賑わうという最も何も感じない可能性が高い状況において私はいったい何を感じる事が出来るのか?!

 

こちらは神池橋、なかなかの角度がある石の太鼓橋なので履物にはご注意ください
f:id:hinoki_kaonashi:20240221143308j:image

 

っと、さすがに渡るとグッと氣が濃密に、そしてよくある素晴らしい参道(日本語おかしいw)なのですがこちらの鳥居、物凄い結界感が強い! まさにこの先は御神域という境界になっています
f:id:hinoki_kaonashi:20240221143859j:image

 

朝か前夜が雨だったのか全体的に湿った参道は素晴らしい御神氣に包まれており 清浄 の文字がぴったりである
f:id:hinoki_kaonashi:20240221144126j:image

 

それもそのはず、名神大社であり一之宮で本殿以外の摂社末社が一切無いのです、まさに境内全体が寒川大明神のみを祀る杜
f:id:hinoki_kaonashi:20240221144302j:image

 

ふっ、と気になって目を向けた先は愛子様誕生記念の植樹、なぜ通り過ぎてから惹かれ振り向いたのかと思ったら招霊木ですね!
f:id:hinoki_kaonashi:20240221144242j:image

 

オガタマノキは精霊を呼ぶ幸運の木とされており、天鈿女命が手に持って舞を踊ったとも言われています

 

参道を進むとさらに多くの人が居ました、日曜午前中です
f:id:hinoki_kaonashi:20240221145104j:image

 

多いけれど微妙な天候とあってやや少なめと言っても良いのかもしれません、八方除は春までに受けた方が良いということで3月まではかなりの人で賑わいます

 

ちなみに本殿裏には元禁足地だった最強パワースポットとされる神嶽山神苑があり祈祷を受けた方のみが立ち入れるのですが12月半ばから3月上旬までは人が多過ぎるので入れません

 

手水は御神水ではないと思うのですがそれでも鳥居を超えて俗世から持ち込んでしまった穢れが落とされるように清らかです
f:id:hinoki_kaonashi:20240221145958j:image

 

素晴らしい神門には美しい迎春ねぶたが!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240221150115j:image

 

第1回から干支を、13回からは記紀神話をテーマに作製されているそうで、今年は 甲辰~八大龍王~ 、左が難陀竜王、右は弟の跋難陀竜王だそうで2月下旬まで設置されているそうです

 

いやー、素晴らしいですね
f:id:hinoki_kaonashi:20240221150728j:image

 

神門手前の狛犬も忘れちゃいけません、人力車と比べてこの大きさ
f:id:hinoki_kaonashi:20240221150820j:image

 

いざ、神門を潜る、、、いやー素晴らしいですね、境内中央には記念撮影をされる新郎新婦さんが(*´ω`*) お幸せに(*^^*)
f:id:hinoki_kaonashi:20240221151119j:image

 

そして東西翼殿が立派で美しい社殿は総檜造りで1997年に再建されておりとても美しい御姿です

f:id:hinoki_kaonashi:20240221151645j:image

 

そう、なんと言ってもこちらの素晴らしい大注連縄! 2~3年毎に新調されるそうで社殿と併せてのその美しさは見惚れます
f:id:hinoki_kaonashi:20240221151936j:image

殿内では常に祈祷が行われており、なんと最大で216人も同時に着席出来るんだそうです

 

社殿右手には四方を龍が支える渾天儀の大きなレプリカ
f:id:hinoki_kaonashi:20240221152335j:image

 

うん、家族が多くこれ賑わっていてこの清浄さ、素晴らしい!!

 

神門前へ戻りました、こちらは彬姫櫻、こちらは三笠宮彬子女王陛下の手植えで、陛下が好まれた音戸山桜という薄紅色が美しい新種だそうです
f:id:hinoki_kaonashi:20240221152713j:image

 

神門左手にはこちら神馬舎、白馬の前にはお猿さんが居ます^^

f:id:hinoki_kaonashi:20240221153557j:image

 

境内右、社務所の脇には納札殿
f:id:hinoki_kaonashi:20240221153805j:image

 

では、、、並びますか!!

 

そう、今回は人生初の昇殿祈祷を受けるのです!!(付き添い昇殿は経験ありますが)

 

寒川神社は2位以下を大きく突き放すほどの年間昇殿祈祷件数を誇り、その数なんと30万件! つまり参拝者のうち6人に1人が昇殿祈祷を受けていることになるんですね! さらに昇殿無しの祈祷や郵送を含めると結構な人数になりそう(ちなみに2位は3万人だそうです)

 

いやー凄いですね、恐らくこの日は少ない方だと思うのですがそれでも常に150人程が並び、受付を済ませた地下にも多くの人が待機、呼ばれると社殿の東翼殿へ進みます

 

東翼殿は祓処となっており、そこで清め祓いを受けると前の祈祷が終わるまで待ち、大きな戸が開くと昇殿、奥から座るよう椅子へと進みます

 

そして素晴らしい殿内に着席すると御祈禱が始まりますが、この大量の住所生年月日氏名祈願を読み上げるのどうするんだろうと思っていたらご神職様がおふたり出ていらして三名体制で同時進行で読み上げられる

 

それがまた高音、中音、低音と綺麗に別れていて素晴らしい音楽のような美しさ、自分の名前は聞き取れませんでしたが物凄く耳馴染みが良くて素晴らしかったです

 

いやー、これはね、ちょっと語弊を覚悟で言うと、本当にもう素晴らしいアトラクションですよ!!!(某テーマパークにある流れとそっくり)

 

というのはさておき

 

今回も人が多く賑わっており、下調べもあってか凄く涼やかな氣は強く感じるものの特に何ということは無いままに参拝が済み、祈祷へ

 

祈祷、、、と言っても普段から滅多にお願い事をしていないし今回も特にコレということもないので普通に諸難取り除かれ全体的に運気が上がりますように八方除けをお願いをしました

 

それは祓殿に入って暫くしてからのことでした

 

ん? 気付くと右手首がぎゅぅ、としている、いつもなら左手首なのに珍しく右?! 続いて左手首もびりびりしはじめたけれど弱い、右がぐっと強い、、、珍しい?!

 

拝殿(祈祷殿)に入るとびりびりは静まったけれど神様の懐に抱かれているような心地良さで玉串を奉納する時、大きな御心鏡を見上げるとまるで社紋の三つ巴のように流れているような気がしました

 

そういえばこちらの三つ巴は細い、調べてみると三つ巴紋の中でも尾長巴と呼ばれるもので縄文にも見られるとても古い形のようです

 

御祈禱を終えて本殿前へと戻ってきました、雲は多いままながら川のように割れ目が流れている
f:id:hinoki_kaonashi:20240221173447j:image

 

うん、なんだか何がってことも無いのは特定のお願いをしていないからだろう、特に何か憑いていた感じがあったわけでもありませんが全体的に洗われた感じがします
f:id:hinoki_kaonashi:20240221173626j:image

 

他社での付き添い祈祷でも拝殿へと入らせていただき、神社によっては御垣内に入らせて頂きご挨拶出来て物凄く素晴らしい御神氣分けを頂けたのですがやっぱり自分で受けるとまた違うものですね(*´ω`*)

 

ちょっと俗な話ですが、3000円からお受け出来るのであれば特別何かが無くとも健康であったり家族がいらっしゃる方は皆の幸せを祈祷されるのも良いかと思います

 

さらに俗な事を言えば、殿内へ入らせていただき特別な参拝が出来てさらに御札、御守等々まで頂けて、3000円からというのはとってもお得な気がします(*´ω`*)

 

じゃぁいざまた、となると地味にハードルが高い気もしますが神嶽山神苑も気になっているのでいずれまた(*^^*)

 

カード守りを頂くつもりだったのですが御守りは御祈禱で頂いているし、と神棚用に大祓守をお受けしました
f:id:hinoki_kaonashi:20240221175026j:image

 

さて、2月半ばだったのですが参道東側には正月のように沢山の出店が並んでいまして(*´ω`*) そりゃそうか、この二ヶ月でかなり多くの祈祷参拝者が来ますもんね

 

というわけで急な飯テロ!! 鶏皮焼き!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240221174650j:image

 

ずっしりとくるこのボリューム!! さらにキムチどーん!! ぷりっぷりの鶏皮は絶妙なタレで焼かれていて美味、キムチとマヨなんて併せて食べたらもう最高(*´﹃`*)

 

底に敷かれてタレと油を吸ったキャベツがまた美味しくて朝ごはんを食べてなかったのでご飯の欲しいこと欲しいことw

 

素敵な参道を下っていると神池の畔にこちらの像
f:id:hinoki_kaonashi:20240221175750j:image

 

1970年から終戦記念日に英霊戦没者御霊をお慰めする相模薪能が奉納されているんだそうです

 

そういえば来る時に気になっていたのですが、こちら、境外から見ると全体的に杜なのですが古くから鎮座されているにしては御神木というような高木があまり目立たず(位置の問題かもしれませんが)、一番高く見えるのが松というのが印象深かったです
f:id:hinoki_kaonashi:20240221180149j:image

 

というわけで鶏皮だけというわけにもいかないので乗り換えの海老名で昼食~⸜(*˙꒳˙*)⸝  つけ肉そば!!
f:id:hinoki_kaonashi:20240221200915j:image

 

これがまた肉しっかり、お蕎麦も美味しい、ネギたっぷり(これ大事)、そしてつゆはつけだからこそ結構濃いめですがかなり美味い!! ラー油を多めに垂らしたらまた最高でした☺

 

 

さて、神社の歴史について調べていたところ凄い説を発見しました

 

とはいえ 説 なのでその実態は謎のままですが各種伝承や口伝、文書に描かれる富士王朝の存在が絡んでいるというもの

 

かなり都市伝説の類にはなりますが、富士王朝大山祇神が治めていたとされており、そこには中国から来た徐福の一団も加わって一大勢力を誇っていたというのが各説の唱えるところ

 

徐福は日本一の山から各地を見渡し、大量に連れてきた一族を各地へと派遣したという、それが秦氏だと言われている

 

つまり、富士王朝には秦氏の祖が居たことになる、そして富士の大噴火により富士王朝は壊滅的打撃を受け居住地を移転した、それが秦野だというのです

 

ただしこの辺りは結構微妙で、日本書紀においては283年に渡来した弓月君の子孫が秦氏とされているけれど秦氏を招いたとされる葛城襲津彦はこの年代よりも後の人物ともされている

 

都合良く結び付けるのであれば弓月君は富士へ降り立ち、そこから葛城襲津彦が連れて行った人々が秦氏となった、月というところからツクヨミの氏族であった可能性まで含まれる、これが都市伝説たる所以でしょうか

 

実際に富士南東山麓からこの辺りには徐福や秦氏にまつわる民間伝承も多く残っているそうですがその伝承がいつ頃から広まったか、それは隠されていた話が表に出たのかはたまた都付けの噂だったのか

 

さて、王朝だったかどうかもわかりませんが富士を治める氏族が祭祀を行っていた拝所(神社)、それが寒川神社だというのです

 

富士王朝の祭祀と秦氏の神社が融合したもの、それはつまり地主神または富士山を御神体とした信仰が神社になったものであるがために祭神の正体が分からない、寒川は炎を吐き荒れ狂う富士を鎮める清らかな川ということで相模川のことなのでは無いでしょうか

 

浅間神社の御祭神とされている木花咲耶姫大山祇神の娘であり水神でもあります

 

本来であれば山神である大山祇神こそが富士を鎮めるに相応しい、いや、元々そうであったと思われますが水の神を祀山の怒りを鎮めようとしたと言われています

 

浅間  について不思議にお思いになったことはないでしょうか

 

なぜ 富士 ではなく 浅間 なのか、どうしても浅間山の方を想像してしまいますよね

 

これが実はまた諸説あるのですが、浅間山も活火山です

 

元々は活火山を崇め鎮める山岳信仰浅間山で行われていた、富士山の噴火を鎮める祭祀が浅間山で行われていた、やがて噴火が収まると富士山の麓や山頂に祀られていった

 

 

話が逸れました、つまり富士王朝御神体でもあったと思われる山の噴火によって滅びた、、、これにもまた伝説がありました

 

古代より噴火を繰り返した富士山ですが最近の三大噴火とされるのは延暦宝永貞観の三回、中でも800年に発生した延暦大噴火が富士王朝を滅ぼしたとされているのですがその時に東北遠征へと向かっていた将軍 坂上田村麻呂が噴火を目撃していた可能性があるというのです

 

桓武天皇は噴火を鎮める祭祀を行うよう勅令を出したとされており人々や神社を避難させた、寒川神社もそうであると言われており、地図を見ると相模川対岸には 田村 という地名が残り坂上田村麻呂が滞在した事がその名の由来だとされています

 

元が富士で祀られるほどの神社であったとするならば、噴火から守った事もその後の延喜式にも名を連ねるほどだったことにも繋がる、その後も勅祭社であったことを考えると噴火前から朝廷とも深い繋がりがあったと考えるられる

 

桓武天皇は朝鮮渡来(経由?)だとも言われていることとも関係があるのかもしれません

 

つまり、謎多き寒川大明神とは霊峰富士を祀る祭祀場で日本一の高さから(八方除の?)祭祀を司っていたと考えるのはそれほど荒唐無稽ではないように感じます

 

そもそも 比古 比女 の対神として祀られているのもその歴史を物語っているのではないでしょうか

 

一説では富士王朝は隠された、封印されたと言われていますが富士王朝大山祇神であるならば記紀にも登場していますし天皇の系譜にも多大な影響を与えている

 

延暦前に起きた富士山の大噴火(大地震説もあり)は2300年前頃だと言われておりこの噴火では山体崩壊が起きて御殿場、足柄、三島まで泥流が覆ったとされています

 

荒地となっていたところへとある氏族が降り立ち国を作り、祀る神は月読命大山祇神だったという説がある、とすれば寒川大明神二神はそのふた柱だということになる

 

オオヤマツミの系譜以外は存在が謎である富士王朝三貴神であるにも関わらず御名以外は謎であるツクヨミ、、、その富士王朝天皇家、つまりアマテラスと密接な関係にあり陰陽の陰として陰ながら支え続けていたとしたら?(勝手な妄想です)

 

ちなみに遷座前の寒川神社には460年頃に朝廷から奉幣があったとされているのでその頃既に朝廷との結びつきがあった

 

さらに約350年前には草薙剣事件が発生しており、その場所は記紀で相模説と駿河説に別れますがどちらも騙し討ちとされており征伐対象地域ではなかった様子

 

そして神山とされる神嶽山神苑に 嶽 の文字が使われていることも無関係ではないような?

 

これはやはり、神嶽山神苑に入れる時にまた御祈禱を受けなければ

 

と思いっきり都市伝説に振れてしまったのでまさかのひと記事で三度目の飯テロ!! 崎陽軒の横浜チャーハン♪
f:id:hinoki_kaonashi:20240221201401j:image

持ち帰りで夜食べたので(ちゃんと期限内)チャーハンはちょっとギュッとしてしまっていましたがそのパラパラさはしっかりと伝わってくる、昔ながらの焼き飯って感じですね、美味しい

 

ひっさしぶりに食べたけど小さくても肉肉しいしうまいは流石だし調度良い味のタケノコも美味い、そして地味にチリソース唐揚げが嬉しい(*´ω`*)

 

またこの箱が良いじゃないですか(*´ω`*)
f:id:hinoki_kaonashi:20240221214351j:image

 

旅行とかだと朝イチでは多すぎるし帰ってきて買うには、って感じでなかなか食べる機会もなかったので久々に食べられて良かったです(*´ω`*)