さぁ、始まりました
始まりましたよ！(しつこい)
どうも、ひのきですm(*_ _)m
暫くは旧年中の参拝記事となりますが本年も皆様の笑顔を願って巡拝して参ります、よろしくお願い致しますm(*_ _)m
では、長岡巡拝の旅！
高龍神社の参拝を終え美味しいへぎそばで力を付けて時は13時、目指す最後の神社まで4時間で辿り着くことが出来るか！
一応ザラっと検索したところ３時間程度で着くらしいんですわ←
ただ、途中途中にある神社にご挨拶しつつ後半はナビよりも遠回りをするので若干不安ではあるけど、まぁいけるっしょぉ(*´ω`*)
この時は知らなかったのですが高龍神社から太田川沿いに下る道がドラゴンロードと呼ばれているんだそうですが調べても公式には出てこないのでどなたかが付けたネーミングのようですね
というわけで順調に最初の神社に到着ゥ、思ったより近いぃ
最初の神社がこちら、蔵王宮
境内に由緒無く、わかっちゃいましたがネットでも情報が皆無だったので何もわかりません、まぁそれは想定内です
おそらくこの先に参拝するほとんど(全て？)がそうでしょう
社名からすると、金剛蔵王大権現が祀られ神仏分離で素戔嗚尊を主祭神とされている感じでしょうか
境内右手は池というか小さな貯留池といいますか、とても清らかで全体的に思っていたよりも広いですね
お社はお堂タイプで境内の左右には、うん、石塔とお地蔵様がいらっしゃるので権現信仰の神社さんですね、廿三夜講の石碑もありますね
落ち葉や枯れ枝等もなくとても綺麗にされていてとても落ち着く境内、とっても素晴らしい
山だからというだけではなくこのエリアは全体的に物凄く気が良かったのですがやっぱり神社となるとその境内はより濃くその気を感じることが出来ます(出来るような気がしますw)
すーーー、、、はーーー、、、うん、気持ち良い(*^^*)
高龍神社大鳥居を超え川沿いに歩いていくのですが水音がとっても心地よい、特になんてことは無い景色なのですが撮影
ここから僅か10分、、、川が突然濁った！！ まさに濁沢！！
もしかして蓬平温泉とも言うし温泉が混じっているからか？と温泉画像を探してみたけれど濁っている様子は無い、うーん、不思議だ
ナビを頼りに知らなければ絶対に歩けない道を進んで行くと階段を発見、これこそ絶対に素通りするやつですね
そもそも住民以外の普通の人がここを通る事は無いでしょうが通ったとしても石碑と石段上に微かに見える鳥居に気付けるか
うーん、なかなかな坂だな(￣▽￣;)
そう、何度も言いますが私の背には糸魚川から拾ってきた石達、そして数え切れないスクワットと砂浜ダッシュの影響あるままに高龍神社の階段一気昇りで結構なダメージなのである
えいっ、えいっ、えいっ、えいっ、と太もも内側や膝裏、ふくらはぎの筋肉痛を無視して昇り、これ以上上が無く安堵、あぁ素晴らしい(*´ω｀*)
一瞬、あ、、、蚊が居そう、、、と思ったのですが全肯定を通して蚊には全く襲われませんでした
こちらも奥行があって広い境内です、そしてやっぱりとても綺麗にお手入れされている
写真じゃ見えませんが鳥居右側に太い糸の蜘蛛の巣が斜めに大きく掛かっていましたが恐らく左側をみなさん通られているのでしょう
大体写真では伝わらないのですがこれは絶対伝わりますよね！
この境内、物凄く素晴らしい氣に満ちているのです、それこそ暫く苔絨毯の上に寝転んでこの青空を見上げていたいくらいに
こちらは諏訪さんなので建御名方神が祀られているでしょう
来るまで知らなかったのでなぜこんなに参拝経路に諏訪神社が大量にあるのだろうと思っていたのですが、糸魚川でそうであったように沼河比売の子であるタケミナカタが諏訪へと逃れた際にこの辺りを通っていった、もしくは純粋に生誕地(？)と鎮座地に近いということかもしれません
そして暫く歩いていくと、、、いつものような腕のピリピリではありませんでしたが何かがぞわぞわとするというか、普通ではない感覚になりました
ん？ なんだろうこの感覚は、と思った矢先、目に真っ直ぐ飛び込んできたのがこちら
な、な、なんだなんだなんだなんだここは
あの岩、絶対に普通じゃない、というかこの場所、絶対に普通じゃない、なのに地図には何も書かれていない
立て札のようなものが見えましたがこうして写真で見ると辛うじて推測で読めるのですがこの時はなんと書いてあるのかは読めず
とにかくこの巨石、決して石だからなんでも良いというわけではないのですがただの石とは思えない
なんでしょう、凄い力とかそういうのではなく、凄く鎮まったというかなんというか、言葉に出来ない感情になるというか、とにかくよくわからないのにも関わらず無視しては行けない
柵なども無いし、無礼かもしれないけれど近付いて手を触れる
なんだかよくわからない感情になり、目を閉じて無になる
そう、文字通り、無になりました
その答えはすぐ隣にありました
中央、台座に据えられていた巨石の裏側、というかこちらが表
新潟県中越大震災 受難と慰霊の碑
そうだ、高龍神社にも復興碑がありましたが、2004年に甚大被害を出した最大震度７を記録した中越地震の震源はここから僅か10kmほど南、そして大きな揺れで山崩れや土石流が川とその周りを流れていった
あぁ、そうか、巨石はあれど神社でもないこの場所を無視しては行けなかったこの場所、何も知らずとも目を閉じて無になった場所
祈りを捧げたわけではなかったけれど、目を閉じ無になってこの場所の全てに同調していた
この小さな広場の右手には岩とも土石ともつかぬ上に大きく枝葉を美しく広げる樹があった
山崩れの跡なのだろうか、土石流に削られた跡なのだろうか、今もこうしてしっかりと樹が残っている
自然はとても偉大で美しい、けれど驚異でもある、つまり自然の力は凄いのである
その中で生かされている我々
こちら側には看板が残っていました、余所者がお邪魔をしました、出会わせてくれてありがとうございました
地震大国日本、いつどこで何をしている時に大地震が発生するともしれない
川沿いを歩きながら中越大震災、阪神大震災、東日本大震災などを想う
もし大地震に遭遇した時、自分ならば目の前の人を助けるという行為が出来るのだろうか
目の前のひとりの命を救う為に自分の命を投げ出す勇気があるのだろうか
その対象がひとりではなく数人、数十人だったら
瞬時に 助けられる 助けられない を判断出来るのだろうか
それとも自分の命を優先してしまうのだろうか
決して他人事ではない
いつもしっかり考えているつもりなのだけれどふとした時に忘れてしまっている時があるような気がする
今、この時を大切にして生きていかなければ、と川を見ながら歩く
濁沢はこの辺りで急に濁ったのが由来なのだろうか、それともたまたまどこかで護岸工事とかやっていたのだろうか、正面の土手を流れ落ちている水は濁っていないようだ
次の神社を目指し歩いていると大通りに合流したところで町案内の看板があり、そこには白山神社が
えええっ？！ 地図を見るも出てこない、白山神社は蔵王宮近くに一社あったのですが濁沢白山神社が出てこない、看板にまで書かれているのに？
白山宮で検索してみても出なかったし時間も無くそのまま進んだ事を思い出したので検索してみると確かに存在する、住所で地図検索したけれど出てこない
こういう時は すっとりぃ～とびゅぅ☆ で見てみるとありましたありました！！ まぁトンネル側を通ってしまったのでそもそも見えるわけも無かったわけですが、いや、残念
