どうも、ひのきですm(*_ _)m
箱根二日目のスタートはこちら!!
箱根神社 元宮
ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃー♪(有名な宿屋の音楽)
いやぁ、朝からほんのり彩雲も出て最高の箱根二日目スタートです
早朝に人の居ない両部鳥居撮りに行って龍神水も貰いにお散歩しようと思っていたのですが前夜二回も温泉入って二回ともサウナで汗を流したからか思いっきり爆睡しまして、朝食ぴったりの時間に起きました(´>∀<`)ゝ
さて、本日はぐるりと北へ回って山側を観光して帰路へ、、、の予定だったのですが急遽元宮と九頭龍神社へ向かうことに
というわけで駒ヶ岳山頂へ向かうケーブルカーの駅へやって来ました、秋だけど暑いくらいなので風鈴が涼しげ(*´ω`*)
いやー、ケーブルカーって久しぶりでいいですね、そしてこの天気
ふーっとナ〇キみたいな煙を吐き出す富士山も凄く美しい
日本人たるもの、やっぱり富士山と桜が大好きですよね(*´ω`*)
そういえば、朝から ドーン ドドーン と断続的に地鳴りが響いていて、な、な、な、なんか爆発してない? にしてはアレだから何か発破工事…なわけはないかと調べてみると自衛隊の東富士演習場からの音のようです
すげぃな、こんな聞こえるんだ、あの平たい辺りがそれっぽい
左を見れば、、、うっ、うわわわわ!!
あれぜったい利島だ! 横は新島じゃん、ってことはその間が鵜渡根島で、、、おぉ!我が青春の式根島も見えてるぅ!!(平た過ぎて分かりやすい) ちょっと霞んでるけど大島も勿論見える、すげぇ!
式根島は10年ほど通った島でシュノーケリングを習得した地、それが後の沖縄好き&ダイビングへの礎となった大切な島です
と、あっという間に山頂駅に到着、おぉ、僅かだけど涼しい
そして駅を出た瞬間に唖然としました
私だけかもしれません、社殿の真上にやや正面からこちら(社殿の方?)を見据える龍神様と目が合ったのです
え、待って、待って待って、でかい、っていうか、えっ?
いや、たまたま雲がそう見えるだけだというのはいつもわかってはいるんです
見たいと思っているからそう見えるということも分かっているんです、でも高龍神社の記事にも書きましたが、それっぽい雲とそうとしか思えない雲では決定的に違うんです
それっぽい雲こそ、龍神様居ないかな~と探す気持ちがある時に見えるもので、そう言われればそう見える、見れば見るほどそう見える、というもの
でもこの時は龍神様を探す気もなく、そう、そもそもここは箱根大権現の元宮であって九頭龍神社ではないので探そうとしていたわけでもないのにロープウェイ駅を出た瞬間に目が会ったのです
えっ、やばっ、えっ、まじか、とひとりで変なテンションのワタシ
いや、多分ね、他の人にはそう言われて見ればまぁそうと見えなくもないねーって感じかもしれませんが、無意識なままいきなりこの眼とバチーッと合って驚いたわけです
右側へと参道を歩いていきながらも私の目は龍神雲に釘付け
では参道を、ってすげーな!! めちゃめちゃ最高、富士山見えるし
だだっ広いので遠く見えますが直ぐに到着します、鳥居の中に社殿の屋根が見えます、、、なんという神聖さか
左の石祠に惹かれますがまずは拝殿へ
威風堂々とはこのことか、駒ヶ岳山頂に鎮座される素晴らしき社殿
紀元前450年頃、聖占仙人により神山に鎮まる山神の威徳を仰ぎこの山頂に神仙宮を開いたのがはじまりとされ、神山を天津神籬、駒ヶ岳を天津磐境として利行丈人と玄利老人が祭祀を行ったのがはじまりで歴代天皇の崇敬も受けていたとされています
757年、万巻上人が箱根大神の霊夢を受け山麓に社殿を造営し里宮としたのが現箱根神社で、こちらは1964年に奥宮として再建されたそうです
つまり、この山頂こそが箱根大権現を祀る創始の場
空は高い、でも近い、周りが見渡せてそれほど高い山というわけではないのですが山々の神を少し近く感じます、とにかくもう、なんというか、完全無欠のパワースポット!!(語彙力…w)
こちらも神社としての御祭神は瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、そして彦火火出見尊の三柱でございます
もうね、ほんとにね、とにかく太陽と空と大地と海、全ての力が集約されているような素晴らしい御神域でございます
元の予定には無かったけれど、導かれるべくして導かれた、そしてこの場所に立つことが出来た事は間違い無く、今後の人生の何かに影響を及ぼすことでしょう(ちょっと大袈裟ですけど)
美しき権現造りの社殿
あっ、そうか、そういうことか! 物凄く今更ですけど権現造りってそういうことだったのか!? と調べてみると全然違いましてw 久能山東照宮が発祥のようです(北野天満宮とも言われる?)
奥に屋根が見えるのはこちら、近付くことは出来ませんが少し低い位置なので旧殿などではなさそう、祭祀用の建物かとも思ったのですがどうも廃墟になっている様子
その背後の山が神山とされる箱根山の主峰です
そして社殿左手がこちら!! ふーじーさんっ!! 最高!!
神山に箱根大権現を祀るこの駒ヶ岳からは日本の霊峰富士山をも望むことが出来るこれ以上無い場所ですね
巨石がごろごろと残るこの場所は元の祭祀場だったのでしょうか
またナ〇キ雲が出来ていますね、富士山の近くで出来やすいのでしょうか
嗚呼美しき哉
振り返ればこの絶景!!
遠く房総半島までもが見えます
360度、どちらを向いても最高しかありません
こちらの岩には白馬の乗った神が降臨されたといい、蹄跡の窪みには溜まった水が枯れることはないと言われているそうです(下からでは見えませんかね)
そして真っ先に惹かれていたこちらの石祠、大権現様だしまさかとは思いましたがそのまさかのお稲荷様?! なんと祠内に神狐様が一体納まってらっしゃいます
え? でも、、、え? とよーーーく見ると、、、どこかう雰囲気が違うし惹かれはしたけれどお稲荷様の空気ではない、、、でもあのお姿は神狐、、、
ちょっと失礼して、と明るさを調整して撮影させて頂くとなんど明暗差で肉眼には見えなかった扁額が納められていました
駒形大、、、大神か大明神でしょう、こうして見るとやっぱり手前で守ってらっしゃるのは狐様のようです、巻物も咥えていますしね(*´ω`*)
つまりは、、、この馬降石こそが古代山岳信仰以来の磐座!!
そして先程の祭祀場の切り出された岩ならまだしもこの岩を山頂まで運ぶ事は困難、しかも御神石として持ち込むなどもってのほか、となればこの岩はもしかしたら古代の噴火で火山弾として飛来したものかもしれない、なんて考えてみたり
あぁぁぁぁぁぁ、気持ち良ぃぃぃぃいい! ずっと居られる!!
先へ進むとこちらにもひとつ大きな巨石が、そして周りに集められた石も古代祭祀に使われていたものでしょうか
社殿造営で退けたものかもしれませんけど...
なんかみんなやるよね~な積み石
積み石といえば罪石として早くに亡くなった子供達が賽の河原で延々と積まされる苦役であり、現世に残った親家族が少しでもその苦役が早く終わりますようにと積むもの、というあまり良くないイメージを持つ方が多いと思います
実は積み石には山神に対するお供えという説もあるのですが、やっぱり寺社どちらにおいても石を積むことで穢れを置いてくるものだとも言われていて総合的には、あまり意味の分からないままにはやりたくはない行為ですかね
仮に後者の意味になってしまった場合、御神域に自らの穢れを置き去って神様に対する無礼に繋がってしまう恐れがありますので無闇矢鱈とあちこちに硬貨を置いてくるのもやめましょうね
そして道の先に駒ヶ岳山頂がありました!!
ほんと、この場所に来られた事に心から感謝します
こちらは伊豆半島から御前崎が見えます、私の好きな沼津はあの辺かな(*´ω`*)
箱根大権現御手洗池たる芦ノ湖が一望出来ます、最高に美しい!
あそこが箱根神社ですね~(*´ω`*)
降りてくると眺望図がありました、、、えっ
ほんとだっ!!! ギリギリだけど御蔵島と神津島も見えてる!
それに肉眼ではわかって無かったけどこうして見ると三宅島も見えてたっ!
なんて素晴らしい天気に恵まれた事でしょう、、、山の神に感謝
龍神様のお姿はもうありませんが、あの時目の合った龍神様を私はずっと忘れないでしょう
そういえばこの記事が上がるのは来年のこと(参拝は10月下旬で書いているのは11月上旬)、、、辰年!! 物凄く無意識でしたが、高龍神社に妙龍神社、そして九頭龍様と龍神様へ立て続けにご挨拶していたんですね
そう、最初にこちらは龍神様ではないと書きましたが、目の前の御手洗池を守護されている龍神様は箱根山も守護されているはずですよね(*´ω`*)
というわけで、3~40分ほどの参拝を終えて下山!!
箱根観光においては見るべきところが多くなかなか移動にも時間を使うのでなかなか来られないかもしれませんが、神社がお好きな方、お力を授かりたい方は是非とも元宮、ご参拝ください!!
ほんと、凄いです!!
参拝後にネットで写真を見たところ、雲に包まれている元宮もまたとっても神々しくて素晴らしかった(*´ω`*)