どうも、ひのきですm(*_ _)m
本日はこちら三輪茂呂神社です
いやー・・・天気予報どうした?!って思わず再確認しちゃいましたよね、それでも曇雷マークのままでしたが諏訪さんでご挨拶している間に晴れた空はさらに雲を減らしていきガンガンの直射日光に照らされながら40分歩きました
途中、午前中にも関わらず早くも流山市の熱中症警戒アラートが流れ、更には到着直前に道路拡張工事のせいで表示も無く突然歩道が消える事態に遭遇して道を戻ったりもして結構限界に近い状態での到着でしたw
そのせいもあったかもしれませんが、、、いや、そんなことはない、こうして見てもそう見える!! 信号を待っている間、玉垣の向こうにこんな暑い中でじーっと座っているおばあちゃん?が見えたんです
わかります? いやいや、この暑さで直射日光下、ばーちゃん〇んじゃうって!! なんなら今のおいらがそこに暫く座ってたら倒れる自信がある!!
こりゃいかん、信号渡ったら様子を伺ってアレそうなら声を掛けよう、でもあれだ、水分持ってない! 自販機がありそうなところはさらに信号渡ってどこにあるか探さにゃならんな...と境内に入ってみると...普通に声が出た
あんたかーーーーーいっ!!!(大黒様に失礼)
なんでだろ、なんでベンチに座ってるおばあちゃんに見えたんだろう??? ともう一度外から見てみたけど...うん、見えるわ(色がすっげー石だけどワイの視力が…な)
というわけで安心して、いざ参拝!!
大黒様脇の板はもしかしたら由緒が書かれていたかもしれないけれど見た目はちょっと汚れたまっさらの板、実はこちらは大物主命について調べて知った神社でここを目指したのが今回の巡拝だったのですが情報が少ないので境内の由緒書きを求めていたのですがそれは叶わず
代わりにヂンガラ餅行事の看板はありました
そう、こちらは式内社とされており、県内にほか二社の茂呂神社があるのですが当社が最もそれらしいとされておりますが実は延喜式神明帳に記載があること以外は由緒がほとんど分かっていません
社名に三輪と付くのはこちらが三輪山と呼ばれているから、周りが流山開発の波が押し寄せていますが杜はこうしてしっかりと守られています、このまま末永く残りますように
産道が思いのほか長く、地図に表示され唯一しっていたこの両部鳥居までも少し距離があったので間違えたのかと思うほどでした
建て直しなのか塗り直しなのか、いずれにしてもそれほど古くはないとおもいますが不思議な事にこれだけ綺麗に光っているのに物凄く古いものに感じました、それほどにこの杜には力があるということでしょうか
背後は都市軸道路、左は松戸野田線と大通りに挟まれながらも全くそんな気配を感じないくらいに神聖な杜、木々が直射日光を遮ってくれるお陰でその素晴らしい御神氣がしっかりと感じられます
参道に一社鎮座されていましたが真っ直ぐ主殿へと向かいます
普通の水道蛇口が付いた小さな手水舎ですが脇の切り株が凄い! なんの木だったのかわかりませんが、思わず杉の下に湧き出る泉を連想してしまいました
手口を清め...神様、ごめんなさい、お行儀悪いのは重々承知しておりますが倒れる訳にはいかない、清めさせてください!!
蛇口から出る冷たい水を掌に貯めて水盤へ飛ばぬよう左の肩から腕、手に掛ける...はぁぁぁぁぁぁ♪ そして右腕、さらに首、いや、もう、頭ぁぁぁぁぁぁ!!
いーーーきーーーかーーーえーーーるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
ほんと、ごめんなさい、と本気で謝りながらも凄く清々しい笑顔になっていた自分をハッキリと覚えています、そして水盤には水が溜まっていたのに水を流し身を清め始めたら気持ち良さそうに飛んで来た二匹の蜂さん達に あっついもんなぁ! と話し掛けていたことも
手水舎から離れ、髪から滴る水をパッパッと切り手を拭き身を整え社殿前だけ開けた空を見上げる...あぁ、最高だ、なんて素晴らしいんだ
予報は雷、その実は警戒レベルの快晴、そりゃぁ誰も来ませんからそれはそれは静寂な中を贅沢にも独り占めで御神氣を頂ける、なんと贅沢な事か!!
そういえばここまでもこの後も、自分が参拝している間に他の人が来る事はほとんどなく、あっても一人か二人で自分の挨拶には全く差し障り無かったなぁ(*´ω`*)
心身を整えて、、、それでは、ご挨拶!!
御祭神は大物主神、静かな神前に立ち、蝉などの虫の声を聴きながら気持ちを伝える
宇都宮からの流れでこちらを知りました、まだまだ急がずに時期を見てご挨拶しようと思っていました、でも早く来いと呼ばれたような気がして参りました、お陰様でまだまだ途中ですが本当に救われた素晴らしい巡拝が出来ています、本当にありがとうございます
驚きますよね、こんなに暑い日なのに日陰の森側ではなく、そして道のある真後ろではなく左やや後方からサーッと冷たい風が来たんです、肌を濡らしたからではなく、それ自体が冷たい風が
最後に、ほんとごめんなさい、大物主様の目の前、御神域で無礼にも首や頭に水なんて掛けて、でもほんと(身体が)助かりました、ともう一度謝る
今思えば、おすわさんで整った心身がここで完全に仕上がりました
では、、、杜を感じつつ社殿を一周(*´ω`*)
素晴らしいお背中です
そして右手側へ回ったところでヒラヒラっと舞うもの
あっ、あああっっっ!!
暫く頑張ったけれど、失礼します!! と少しだけ杜に入らせていただく、厚く積み重なった枝葉のなんと柔らかなことか、そしてちゃんと撮れたのがこの一枚だけ(*´ω`*)
この姿だけで何か分かる人は相当な蝶マニアです、私は羽ばたく時の羽根表が見えなければ分からなかったかもしれません、表側は黒字に目の覚めるような青が美しいムラサキツバメです
いやぁ、、、久しぶりに会えたなぁ、凄く嬉しい(*´ω`*)
なんとか表を撮影出来るまで粘りたかったのですがさすがに日陰では留まったまま羽根を開くことは無いだろうし、そんなに長くメマトイには耐えられない( `-´ ) 地主さんよりは少なかったケドね
いやぁ...来て良かった、本当に、来て良かった
いつ誰が建てたのかわからないけれど、ただ自然があるだけではない、物凄く御神域の宿る杜であることを確信しました
参道途中に祀られていたお社は三峰神社でした、比較的新しそうですが最近建てられた(移された)のか建て直しでしょうか
三峰さん、ほんと巡拝初期に知りいつかいつかのまま参拝出来ていませんが、これまでのようにきっと、ご挨拶すべき時が来たら自然と呼んでいいたけると信じています
呼ばれなかったら、、、まぁそれはそれで、参拝すべき特別な御縁や理由は他にあるんだということで(*´ω`*)
というわけで、随分ありましたが始発から行ったお陰でまだまだ午前中です(なのにこの暑さかよっ?!)、もうほんと、丸一日巡拝したかのような充実感ですが、まだまだ先があります
暑さが怖いけれど...でも夕方までは掛からないのできっと大丈夫でしょう(*´ω`*)
さて、上にも書きましたが事前に軽く調べた中でも由緒がほとんど見当たらず
観光協会によると、社名を名付けたのは豊城入彦命で860年に三輪神社となり、1919年に茂呂神社に改称されたとある(ちょっと誤植?もあるようで意味がわからない)
創建が三輪神社としての860年なのか、それともさらに500年ほど前に豊城入彦命によって茂呂神社として建てられ後に三輪神社となり1919年に元の名称へ戻されたということなのかもしれません
延喜式がまとめられたのは927年ですから、860年創建としても60余年あれば記載されるほどであっても不思議はありませんがもしかしたら、本当に豊城入彦命がこの地に勧請されたのかもしれませんね
ヂンガラ神事もいつからどういう由来で行われているか不明だというのでもはやヒントとなるようなものは無い...ただ、こちらの境内は周りが大きく開発される中で三輪山として残っていることからも浪漫を求め、創建1800年弱という古社であると思いたいですね
凄くどうでも良いのですが、モロというと私はスペースチャンネル5を思い出します(ほんとどうでもいい)
独特の世界観が可愛くて楽しいリズムゲーム(古い)なんですが、そこに出て来るのがモロ星人でしてそのデザイナーさんが茂呂さんだからネーミングされたというの社名を見て思い出しました
ん...? 茂呂さん? と調べてみると中臣鎌足が天智天皇より賜った事に始まり下総国結城郡茂呂村がルーツだといい、三河にも見られる名前だという、、、ありゃ、また中臣に三河と北関東が繋がった?
いや、さすがに偶然か、そもそも日本全国、前を辿れば多くは繋がっていくものですからね(でももしかしたら?)
ここでふと、そういえばここまでの無人社は駒木諏訪神社の兼務社になっていたな、と調べてみるとありました!!
そちらの説明では、諸説あるとしながらも周辺の発掘状況などからも当社が式内社である可能性が高いとし、さらにここから南へ1kmの場所で発掘された祭祀遺跡は当社の拝所だった可能性もあるという、拝所が設けられるほどの神社であるとは?!いや、境内の御神威を考えればその可能性は十分にある
さらに、景行天皇の御代に豊城入彦の三世孫である御諸別王の子孫が当地へ住み三輪山に似たこの地へ大物主命を祀ったという伝えがあるという、もうまさにじゃないですか!!
いや、私はそれ、信じます
その説であれば宇都宮二荒山神社と同時期である350年頃というかなりの古社になりますが、時代的にも流れ的にも地理的にも整合性があるし何より、茂呂神社を知ったのはいろいろ調べてみたからではありますが同じように急ぎ呼ばれて感じた御神威はそれだけの凄さがありました
大物主を中心に記紀とホツマツタヱを読み解きましたが、実は暫く巡拝をしないつもりだったのでそのままホツマツタヱ全文の読み解きを始めたところでした
この巡拝で一旦ストップしていますが、なんか全体的に凄く繋がっていて本当に凄い
この繋がりが向かう先が...まだ何も始まらぬうちから早々に決めた年末の巡拝だとするならば、、、この先に何が待っているんだろう
(特に何も無かったとしてもこの過程は全て私の大きな経験となるので問題なし♪)
深く感謝して境内を出る、そして再度、境外から大黒様を見て やっぱおばあちゃんに見えるわw とひとりで笑い、次の巡拝地へと向かいます