どうも~、ひのきですm(*_ _)m
今回は"呼ばれた"中でも指折りの強いパワーを頂いた神社さんです(感じ方や相性には個人差がありますw)
北野神社を参拝した後、ふらふら~っと散歩がてら歩いていた時のこと、ふと路地を曲がると神社の幟が見えました
おや?こんなところに神社?
するとそこは小石川諏訪神社さん
どこぞで見たような注連縄…と思ったらそれもそのはず、ついさっきまで居た北野神社と同じ形式ですね
そういえば北野神社で兼務社があるんだねーって話してた時に見た名前でした
こちらの御祭神は建御名方命と八坂刀売命です
12月とは思えぬ穏やかな夕方、風も無く西陽に照らされ、安らかな気持ちでご挨拶出来ました
そしてこの境内、ど真ん中にズドンと立つ銀杏がとにかく立派! ほんと素晴らしいです
そして境内右奥にはこちら
とても雰囲気のある空間です
ふたりの時はいつも並んで一緒に参拝しているのですが、この雰囲気からゆっくり話せるようひとりづつご挨拶することを提案されました
私がウカ様に呼ばれがちなのを知っていますから
思の森稲荷大明神
いつも鳥居は神聖な気持ちで潜っていますが、これはちょっと凄い、本当に異世界へ繋がっているような、先が見えているのにとても遠いような感覚
ゆっくりと歩を進めると、心做しか少しひんやりしていく感じがしました(まぁ日が翳るしね)
立ち並ぶ真っ赤な鳥居とは正反対に、灯篭?は赤いもののお狐様も社もとても控えめ
シュッとしたお狐様の間に立ち、一礼、そして歩を進めてウカ様へご挨拶をします
(現在の私は、一礼-挨拶-一礼-お賽銭-二礼二拍手一礼方式なのですが、この頃はまだ二礼二拍手-挨拶-一礼方式を採用していました)
二礼……パン!パン! 目を閉じる……その瞬間
遠く背後から、それは正面鳥居よりも外の境内外からぐぁーっと何かが近付いてくる感覚を感じ取りました
でもそれは恐怖や圧という感じなどでは無く、ただ「あ、こっちに来る」といったなんとも言えない穏やかな、ちょっと嬉しい気持ち
そしてそれは鳥居の中をすーっと駆け抜けて後ろから私を包み込みます
そうです、風なんですけどね(〃ω〃)
こんな風に風を感じたのは初めてです
不思議と、狐が走ってきて自分の前へ回り、ぐるりと周りを回って横にちょこんと座った、そんな感覚になりました
うーん、我ながら神聖な妄想もここまで来たか
そして目を閉じたままウカ様へご挨拶し、改めて社や土台の岩、お狐様の表情などを観察、写真を撮り、鳥居を戻りました
風がスーッときて気持ちよかったよー
とにこやかに話すとその状況をお稲荷さん正面にあるベンチから見守っていた彼女がこう言いました
右側の狐さんが尻尾を振ってたように見えた
勿論、石のお狐様ですから動くはずはありませんが、それを聴いてさっきの風から感じたのは本当かもしれないな、なんて思ったりしました
そしてもうこの時から三ヶ月近く経とうとしていますが、あの時の風の感覚は今でもハッキリと思い出すことが出来ます
何なら、その走ってくる風の視覚が私にあったのです
始まりはぼんやりですが、こう、俯瞰気味に付近の家の上を見下ろしながらぐるっとカーブを描きつつ降りてきて正面鳥居の下へと潜り込み、境内を抜けて大銀杏の右側を回って一気に並ぶ鳥居の中を抜けてくる、そんな視覚化された感覚があの時、閉じた瞼の裏で見えていたのです
そんな訳あるかい、強くそう思ったのは自分ですw が、帰りつつ周りを見上げながら確認すると、確かに見下ろしてた風景がそれっぽいんですよね
ま、この道を歩いて来ているので無意識にイメージがハッキリ頭に入っていたんでしょう
あとは大通りが近いけど静かな住宅地の中にある神社なので、きっと遠くから近付いてくる風の足音が聞こえたのがイメージに繋がったのかもしれませんねー
ただ、思の森稲荷、という名前からも何か特別な感じがするような、そんな気になりますね(´﹀`)
うわっ、なんかめっちゃスピリチュアルなこと言ってるっ!? でも私には、神様もオーラも霊的な何かも全く見えないんですけどね(*≧▽≦)
ちなみに、思の森、の由来はこんな感じ
おい、ここに清らかな地はあるかね?
-寺の西南に杉と松が茂ったところがございます
ふむ、ならば儂はそこへ行くぞ、お主ら守り、お前の思いを満足させてやろう
そう言い遺してスパッと消えたそうです
そして大風吹き荒れ雷鳴轟き、収まったところで見に行くと一本の大木に白幣がたなびいていたのだそうです
白幣とは何の事かと調べてみると、この石祠の中に奉られている串(木)に挟まれた折白紙の事のようです(別の神社さんで撮った写真です)
注連縄から下げられているのが紙垂(しで)、これを割り箸のよな木(串)で挟み込んだものが"御幣"なんですね
恥ずかしながら今まで御神璽のようなものかと思っていたのですが、実は神様への捧げ物だったようです
いやぁ、お告げの後に空が荒れ、止んだと思ったら木の上に御幣が引っ掛かっていた、なんてことあったるそりゃもうびっくりですよね!
この後、住職の思いは満足したのか?
その答えは、今に至るまでとても穏やかに美しく保たれているこの境内を見れば明らかですね
うん、とってもとっても素敵な神社でした!