どうも、ひのきですm(*_ _)m
2021年大晦日、大須エリアを後にした私は初めて降りる駅、砂田橋へとやって来ました
思えば私が暮らしていた頃は名城線は丸く繋げようと工事をしている最中でございました
さて、今回の神社はこちら、名古屋晴明神社
なんと公園の名前になってますよ、と思いきやここ一体の地名が 晴明山 ですよ
しかも一丁目と二丁目があって更に晴明山公園も第二まであるんだぜ!!
さて、いつもなら後書きにするんですが今回ばかりは流れ通りに書いてしまいますよ!( `ㅂ´ )
はい、挑戦的で態度の悪い私ひのき、というか好意を持つ相手に対し愛情の余り距離感が近くなり過ぎるんですね
確かに大須で粉雪が降りましたよ、でも青空でした
それが一転、砂田橋で地上に出ると空は真っ白、風も冷たい
待って、これ、もしかして?
よぉーーーし、晴ぇーーー明ぇーーー!! あの時のように天荒れさせてみよ!!! そして社に着くや否やその雪を止ませ御力示されるがいい!!!
なんて少し真田広之さんの道満を摸した感じで心の中で叫んで見たんですよね(さすがにねーと思いつつ)
そう、あれは春のこと、ってそうか、まだ一年経ってないんですね
京都は一条戻り橋、晴明神社へ参拝した時のこと
雨予報を覆し朝からずっと太陽燦々に恵まれつつ京都神社巡りを進めた夕刻、晴明神社へ向かい始めた途端に空が真っ白に、近づくにつれて雨
さらに晴明神社前でバスを降りた直後にその雨は激しい雷鳴を伴う豪雨となり売店へ避難、暫しすると雷雨が嘘のように止んだばかりかまた青空となり嘘のような美しい空になったのでした
まぁね、さすがにね、でもこの天気だし大須でも粉雪は降ったから多少降ってきた...ところ...で偶ぜ...ん...って神社に近付けば近付くほど顔にバッシバシ吹き付けてくるやんか!!
そして晴明神社が見えた時にはこう
写真じゃ分かりづらいしそんなに凄いわけじゃないんだけど、小粒ながら大量に右から左へほぼ真横じゃないかってくらいに吹き付けてるんですよ!!w
もう楽しくて仕方ないよねーwww
というわけで、さすがに雨には負けるけど雪なら払えば落ちるので負けません(●︎´▽︎`●︎)
払えば、、、祓えば!?
と顔にビシバシ当たる雪を無視して神社正面へ
はい、こちらが名古屋晴明神社です
そうです、もうおわかりでしょう
正面に立って秒で雪止みました(風向きのせいじゃありません)
やや重たく真っ白だった空も薄く青空まで見えて来てるとかどないやねんって感じですよね、さすが晴明様(大好きです)
外から見た通り境内は狭いけどとても素敵
シンプルでいて美しく、そして威厳あり
中央手前に傘、というのがなんとも風流ですねぇ
階段の手前に黒い賽銭箱が置かれていますが上面に貼られている説明のとおりご挨拶は前へ
その際、男性は向かって左、女性は向かって右の狛犬に対し自分の気になる部位を撫でると効果があるとされているんだとか
基本的に向かって右が雄、左に雌となっているので逆性を撫でるという形のようですね
勿論、頭を撫でましたw あとコロナ対策で喉と胸!
京都に引き続き、訪問時は悪戯?をされるものの境内はなんとも心地よい風吹き、なんとも穏やかな気持ちになれる不思議な空間です
普段は社務所の空いている時間が短いらしくこの日も既に夕暮れだったのですが偶然ながら元旦の準備を進めてらっしゃる方々が残って居られ、とっても丁寧に親切で優しく、心温まる対応をしてくださいました
20種類近くあったでしょうか、とても沢山の陰陽護符(カード)が用意されていて御利益で選ぶだけでなく見た目で惹かれる選ぶのもまた良し
なんとなく目で見て惹かれたものというのは意外と自分に必要なものであるかもしれませんからね(*^^*)
あ、裏面にはちゃんとそれぞれ意味と説明が書かれていますのでご安心を
ちなみに「~を念じて封筒に入れたら~に埋める」など本気の陰陽道的な説明が書かれているけど一応本来の使い方を載せてるだけだからその通りにしなくても財布とかに入れといたらいいよーとご説明いただきましたw
ちなみに押し葉カードですが、この境内に植えられている紅葉はほとんどが七裂なのですがその中でも5裂のものを晴明桔梗ともいわれる五芒星に因んでカードにしているのだとか
勿論、数量限定です(*^^*)b
さて、何故名古屋に晴明神社があるのだろう? ということですよね
伝承によると987年から数年間この地に晴明が住んでいたのだそうです
その時にマムシ退治をしてくれたのだそうですが、後の1778年、再びマムシ被害に悩んだ村人が晴明神社を勧請し塚と祠を建てたらなんとマムシが居なくなったとか!
伝承的なものは真贋疑わしく感じてしまったりもしますが、さすがに京都晴明神社と同じような現象に出会しましたので私は信じます(*´ω`*)
ちょっと行きづらい場所ではありますが、晴明ファン必見の社、是非ご参拝ください☆
あ、そうそう、タイトルを見て ん? となった方、お待たせいたしました!!
そうなんです、名古屋晴明神社には(やんわりとした)七不思議が伝わっているそうなのです
★其の壱★
名古屋市内が雨でも晴明神社では降って居ないことがある
(私は近付いた時だけ横殴りの雪でしたがw)
★其の弐★
旧日本陸軍兵士が祠と塚を移そうとしたところ兵士が高熱を出し中止した
(やむなく移すにしてもしっかりとご挨拶しなければそりゃぁ怒られますよね)
★其の参★
平成十三年に神事を執り行った際に撮影した写真に炎が狐の形となって写った
(社務所脇に貼られていたようなのですが向かい側の正月用臨時授与所でお話して帰っちゃったので気付かなかった(>_<) 画像検索で見てみてくださいw 狐に見えるような見えないような?)
★其の肆★
戦後になり県営晴明山住宅建築のため祠を撤去しようとしたところ二度に渡り事故が起こり、この時からしっかりとした神社として整備された
(仮にもその地名(人名)をいただいて 晴明山住宅 として建設するのに祠を撤去しようとするなよっていうツッコミしかできませんw)
★其の伍★
手水はごく普通の名古屋市営上水道を使用しているのにカルキ臭さが無い
(名古屋市の水って都会な割になかなか悪くないからなーっていう気もしますけど、いつか目の前の公園の水と嗅ぎ較べてみたいですね)
★其の陸★
神職が健康を祈り毎日狛犬を撫でていたところ発症直前に心の臓の病が見つかり命を救われた
(詳細が無いのでのーこめんと)
★其の漆★
神職がバイク事故に遭い頭部を負傷、手術が必要と言われる怪我だったが狛犬の頭部を撫でていたら自然に治癒していた
(同じ神職様だったら驚きですが、別の方であればそれはそれで違う驚きのような気もしますがこちらも詳細が無いのでのーこめんと)
というわけで、こと陰陽師、こと安倍晴明というだけでも噂のネタになるヒーローですから様々な伝承が各地に残っていますね
別の場所では伝承が残っているものの、それって晴明を名乗った別人じゃないですかね?と言いたくなるようなものや、それが本当だったらなんと晴明の人間臭さよ、というものまでありますよね
かくいう私は 映画 陰陽師 で野村萬斎氏演じる安倍晴明の魅力にどハマりしたひとりですので噂、伝説が眉唾であったとしても信じてますよー(*^^*)
京都名古屋のダブル遥拝札でご利益アップだぜ!!