どうも、ひのきですm(*_ _)m
年末参拝巡りもこちらが最後でございました
上野天満宮です
名古屋晴明神社を参拝したあと、近くに有名な天神様がありまだ陽も落ちていないということで参拝することに
てくてくてくてく歩いて着いたのがこちら
真後ろから拝殿脇へ抜け境内へ入ったのでそのまま正面へ出ていき、改めて参拝w
...と、妙に気になる社殿
大抵こういう位置にあるのは神輿電とか宝物殿とかだと思うのですが、、、なぜか妙に気になる(目があまりよくない私にはこの位置じゃ神額の字は全く読めないのです)
鳥居を潜り手水舎に、、、と先程気になった社殿を見るとなんと、晴明殿ですと!?
そういえば晴明神社で、元旦の祭祀には上野さん(天満宮)から宮司が来るから、なんて会話を耳にしていたのですがこちらにもあるとは!!
しかも晴明桔梗がデザインされた水占い用の井まで用意されているじゃないですか!!
この後ちょうど中学生か高校生かの女子グループが御籤を水に浮かべてパヤパヤしていました
水みくじってわくわくするよね~(●︎´▽︎`●︎)
こちらの社殿は合祀殿となっています
晴明社(安倍晴明御霊神)
八坂社(建速素戔嗚命)
白山社(菊理姫命)
秋葉社(加具土命)
御嶽社(大己貴命)
琴比羅社(大物主命)
塩竃社(塩土老翁命)
猿田彦社(猿田彦命)
稲荷社(宇迦之御魂命)
なんと贅沢なんでしょう(*´ω`*)
なぜ晴明様の名を頂いて主に祀られているのかと思えば、こちら自体が安倍晴明の一族が平安中期に祀られた天神様だったのですねー
大分陽が傾いてきました、、、ではなく、わかりますかー?
そうです、蕃塀があるのです!!
こちらは名古屋で長く見守っていただいた白山社にもあったのですぐに目が行きました
さて、天神様といえば
ひーだりーのうーしーはいーしーだぞー♪
みーぎーのうーしーはせーいどーうだぞー♪
そうなんです、多くの天神様では臥牛像は一体のところが多いのですがこちらでは二体、しかも向かい合っていて素材が違うんです
どちらも撫でていってくださいねぇ(う´ω`し)
さて、美しい御社殿でございます
御祭神は菅原道真公、そしてなんと合殿に木花咲耶比賣と伊弉冉命が祀られています
合祀殿である晴明殿があったので本殿にも合祀神がいらっしゃるとは思っていませんでした
大晦日夕方の天神様には分散参拝によりかなり少ないとはいえ、それでも多くの人が参拝に訪れていました
皆、一年の無事を感謝し、また新たに迎える年を健やかに過ごせるよう、そして来たる受験に向け合格を祈願する子とその家族、、、境内は西陽と共にとっても柔らかな優しさで満たされておりました
それまでも天神様はいくつかご挨拶させて頂いておりましたが、グッと変わったのは京都の錦天満宮での参拝で、以来日に日に道真様が好きになっていきました
どこの天満宮へ行っても、いつも優しさに包まれていますよね(*^^*)
というわけで、本当に沢山の沢山の神社にご挨拶させていただいた2021年、こちら、上野天満宮さんで締め!!
ありがとうございました!!m(*_ _)m
2022年の参拝も勿論、名古屋スタートです!!
さて、自由な後書きは晴明と合祀についてです
名古屋晴明神社の由来では詳しく書かれていませんでしたが、上野天満宮さんの方で少し細かく書かれていました
どう調べても晴明が名古屋に住んだ理由がわからなかったのですが、もしかしたら旅でもしていたのでしょうか
後に晴明の一族がこの地へ移り住んだのは晴明が住んたことのある地だったからかもしれませんしどなたかが残ってらっしゃって一族を呼び寄せたのかもしれませんね
由緒には同じように京を追われた道真公を祀ったとありますが、陰陽師としては晴明公の後も末裔が活躍したそうなので、もしかしたら分家などで職を追われた方々がいらっしゃったのかもしれません
さらに天満宮を創建し祀った御利益が、その後一族は京へ戻ることが出来た(一部はこの地に残った)と書かれています
そういえば偶然ながら晴明桔梗とも言われる五芒星と天満宮の梅紋、似てますねー(*´ω`*)
さて、合祀殿についてです
合祀殿は基本的に大きな神社によく見られ、付近において衰退してしまったりお守りする方の居なくなったお社などを集め祀る場所です
神道においては神様は皆仲良し、悪しき者以外は来るもの拒まず時代の流れにもなかなかファジーな宗教です(根本が先祖崇拝ですからね)
なので様々な神様が合祀されていても皆様仲良くされているはずですし、ひとつのお社で沢山の神様にご挨拶出来るというのはとっても助かる反面、デメリットも感じています
あまりこういう言い方は相応しくないかもしれませんが、合祀殿というのはその名の通り、神様方が合してらっしゃるところへご挨拶させて頂くという感じなので、個々の神様とお話させて頂くのは少々気が引ける感じがするんですよねー
場所により異なりますが、なんて言うんですかね、物凄い勝手な感覚なんですけどね!!
神様方がズラっと居並ばれていらっしゃる雰囲気の合祀殿だと、個々の神様にご挨拶しやすかったりするし、(多少気にはなりますが)その中でも特に崇敬する神様へ話しかけさせて頂きやすかったりもします
ただ、こう神様方がぐるっと円座で和気藹々とされている雰囲気の合祀殿だとそうはいかないんですよね
楽しそうな皆様のお邪魔をせぬよう皆様へ向かってご挨拶だけさっとして、最後にその中でも崇敬する方へだけ目を向け どうも って感じで退出する感じ!!
伝わるかなーwww(>_<)
ただ、なんていうんでしょう、逆にそういった和気藹々タイプの方が好きなんですよね
お、お前さんのとこに挨拶に来た奴がいるぞ?
あぁ、彼はいつも来てくれてねぇ
あらそうなの、じゃぁうちに来た時も覚えておこうかしらねぇ
そういえばこの間うちに来てたなー彼
なんて感じで小さな神様方の話題になれそうなイメージですw
まさに、この上野天満宮の晴明殿がそんな感じだったんですよねー(*^^*)
それは勿論、個々の神様を祀られている各地の同じ〇〇神社でもそれぞれ雰囲気が違うのも同じことです
祀られている神様は同じですが、御魂分けされていることで少しづつ個性が違っている、そんなイメージですねー
あとはそのお社に付いてらっしゃる眷属様の個性も関わってくるかもしれませんね
と、まぁ勝手な妄想なのでお読み流しをm(*_ _)m
次は新年のご挨拶一拝目でございます!!