どうも、ひのきですm(*_ _)m
昨年末までの記事、北区王子神社から田端や小野照崎神社を経て吉原神社まで書いていましたとある日の神社巡り
実はそこまでが約半分だったという凡そ一日で巡る数としては意味不明級な日だったのですがw ここからはその残り半分を徐々に記事にしていきたいと思います(*^^*)
宝珠といえばお稲荷さん
狛狐さんが手にしていたり尻尾が宝珠になっていたりするほか稲荷神社の神紋にもよく使われています
吉原神社の参拝を終えた私はさらに次の神社へと歩いていたのですが、そこでパッと真横に現れた神社
それがこちら、寳珠稲荷神社です
大切に守られている町のお稲荷さんっていう感じがとっても伝わってきます
先は急ぐのですが偶然出会ったお稲荷さんとあっちゃ素通りはできません♪
御由緒によりますと天正17年(1598)には既に創建されていたと思われ、当初は浅草町の鎮守で幾度かの移転を経て今はこちらで浅草神社の兼務社となっているそうです
赤い鳥居がとても美しく凄い迫力です
手水舎は質素ながら素敵な岩があります
こちらが御社殿、祭神は倉稲魂神です
狛狐さんが白くて造形も美しくとても可愛いです
そして神額がふたつ...? と思ってよく見ると漢字が 寳 と 寶 の二種類になっています
あれれ? とあちこち見てみると両方混ざっていることに気付きました
旧字体と新字体、つまり 寳珠 と 宝珠 が併用されているのはよく見かけるのですが 寳珠 と 寶珠 が混ざっているのは初めてかもしれません
まぁ神様の名前も漢字がいろいろですからねー
うん、参拝の時にスーッと良い風もいただけて出会えてとっても良かったと思える神社さんですね(*^^*)
と背中を向けたその時でした
左後方からスーッと風が来たんですよね
ご挨拶してる時の風と全然違う方向です
あれ? 風だったのかな? 風だよね?
ともかく、? ? ? となってそっちを見るとお社と玉垣の間に人が一人通れる程度の隙間があります
そんなのはよくあるんですが、まぁなんか風が来たから、とお社の右側を覗いてみると...
想定外の迫力
立ち入り禁止になってて奥に小さなお社? 絶対強い方?がいらっしゃるよね
小さなお社ながら注連縄と白い紐が掛けられていてとっても神聖さが伝わってきます
近付けなくても凄い御神威を感じ、しっかりとご挨拶させて頂きました
するとどうでしょう、狭いのですが最初から心地よかった境内の空気がさらに柔らかく清らかさが増した気がします
まぁきっと気の所為でしょうが...
この時は先を考えこのまま次の神社へと向かったのですが、この記事を書きつつ御由緒を読んだら冒頭にちゃんと書かれていましたね
多分当日もサラッと目にはしたと思うのですがてっきり別の場所にあるものだと思ってスルーしてしまっていたようです
右奥に鎮座するのが奥の院ということでしょう、伏見稲荷から勧請された白狐稲荷だそうです
稲荷山でご挨拶したあの白狐様でしょうか(*^^*) 稲荷山にも 寳珠稲荷大善神として石神様を祀られてらっしゃるようです
稲荷山の写真を見返したら写っているかも?
ちなみに神仏分離時に 大日命 も合祀されていると書かれていますね
うん、素晴らしい神社さんに出会えました
こういった気づいていない神社さんに出会い、そしてそこが素晴らしいと本当に嬉しくなります(*^^*)
住宅地の中なので余り参拝する機会は無いかもしれませんが、行ける距離であれば是非お参りください(。-_-。)b